これでホントに最後ですー亀田騒動 / さんたな
ニュース・芸能 > 気の迷い
今朝のワイドショーは当然のことながら亀田興毅選手の謝罪会見を各局生中継で放映したらしい。特にTBSはせめてもの罪滅ぼしのつもりか、或いは責任転嫁か、通常は芸能ニュースネタは扱わない「はなまるマーケット」を中断して対応した。
会見の内容を見て、親爺が出てきて謝罪しないとケジメがつかないとか、全てを洗いざらい話すことが謝罪の第一歩だとの意見もあるが、あの親爺に社会常識を求めることが不可能だし、亀田興毅選手より社会経験のある大人や老舗、政治家のこのところ続く、釈明会見を見ていても一番まともだったんじゃないだろうか。
興毅選手のネクタイをしている姿を初めて見たような気がするし、敬語らしき（？）ものを話していたし、これまで謝った事がなかったのだから大変な進歩だろう。
芸能リポーターと同類のワイドショーのリポーターに囲まれて、一時間二十分の記者会見に耐えたのだから大したものだと思う。
亀田騒動当初の対応の誤りがここまで事態を深刻化させたのだが、張本人の史郎氏はボクシング界からの完全引退。興毅、大毅両兄弟も一年近く試合が出来ない状態に追い込まれたのだから、翼をもがれたに等しい鳥同然の親子をあまり追い込むのもどうかという気がする。
（TBSは頬かむりをしたまま逃げ切ろうとしてるのだから）
ここぞとばかり、人間の悪意の塊が剥き出しになって亀田親子に向かって吐き出されている感じがして、会見の様子を見ていて気持ちが悪くなった。
泣き顔を撮ろうとカメラのフラッシュが一斉にたかれるシーンなどは、そこまでやらなくともと気の毒になってしまった。
（ひょっとして、これが協栄ジムの狙いだったか）
当事者である、次の内藤大助チャンピオンのコメントが全てを物語っているように思える。
＜ボクシング＞王者の内藤、亀田興の会見に「立派だった」（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000105-mai-spo
『亀田大と対戦した王者の内藤大助は２６日、東京都内の宮田ジムで取材に応じた。亀田興の会見の模様を夕方のテレビニュースで見た内藤は「大毅君からもお父さん（史郎氏）からも謝罪を受けているし、僕の中では終わっている話」と語った。亀田興の会見での態度については「自分が言うのも変だが、立派だった。反則の指示も言い訳せずに認めていたし、思いが伝わってきた」と、１３歳年下の後輩をたたえた。
亀田大の練習再開に再度の謝罪会見が条件となったことには「もう謝ったのに誰に謝るのかな」と相手を気遣い、「特に興毅君には名誉回復のため、ぜひ日本人選手と戦ってほしい」と語った。』
やり直す機会を与えることが健全な社会なのだから、こうなりゃ、復帰戦は亀田を応援するか。
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会見の内容を見て、親爺が出てきて謝罪しないとケジメがつかないとか、全てを洗いざらい話すことが謝罪の第一歩だとの意見もあるが、あの親爺に社会常識を求めることが不可能だし、亀田興毅選手より社会経験のある大人や老舗、政治家のこのところ続く、釈明会見を見ていても一番まともだったんじゃないだろうか。
興毅選手のネクタイをしている姿を初めて見たような気がするし、敬語らしき（？）ものを話していたし、これまで謝った事がなかったのだから大変な進歩だろう。
芸能リポーターと同類のワイドショーのリポーターに囲まれて、一時間二十分の記者会見に耐えたのだから大したものだと思う。
亀田騒動当初の対応の誤りがここまで事態を深刻化させたのだが、張本人の史郎氏はボクシング界からの完全引退。興毅、大毅両兄弟も一年近く試合が出来ない状態に追い込まれたのだから、翼をもがれたに等しい鳥同然の親子をあまり追い込むのもどうかという気がする。
（TBSは頬かむりをしたまま逃げ切ろうとしてるのだから）
ここぞとばかり、人間の悪意の塊が剥き出しになって亀田親子に向かって吐き出されている感じがして、会見の様子を見ていて気持ちが悪くなった。
泣き顔を撮ろうとカメラのフラッシュが一斉にたかれるシーンなどは、そこまでやらなくともと気の毒になってしまった。
（ひょっとして、これが協栄ジムの狙いだったか）
当事者である、次の内藤大助チャンピオンのコメントが全てを物語っているように思える。
＜ボクシング＞王者の内藤、亀田興の会見に「立派だった」（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071026-00000105-mai-spo
『亀田大と対戦した王者の内藤大助は２６日、東京都内の宮田ジムで取材に応じた。亀田興の会見の模様を夕方のテレビニュースで見た内藤は「大毅君からもお父さん（史郎氏）からも謝罪を受けているし、僕の中では終わっている話」と語った。亀田興の会見での態度については「自分が言うのも変だが、立派だった。反則の指示も言い訳せずに認めていたし、思いが伝わってきた」と、１３歳年下の後輩をたたえた。
亀田大の練習再開に再度の謝罪会見が条件となったことには「もう謝ったのに誰に謝るのかな」と相手を気遣い、「特に興毅君には名誉回復のため、ぜひ日本人選手と戦ってほしい」と語った。』
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2007年10月26日(金) at 21:55 / コメント( 0 )/ トラックバック( 6 )
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山下劇場開幕！ー王座戦五番勝負第一局 / さんたな
ゲーム > 囲碁のランゲルハンス島
冬男というのだろうか、ここ数年恒例となった冬の山下劇場が本日の関西棋院の今村俊也九段を挑戦者に迎えた王座戦五番勝負を皮切りに開幕した。山下敬吾王座はこれより11月2日の天元戦五番勝負、来年の棋聖戦七番勝負と合わせて挑戦手合い十七番勝負を戦うことになる。
----------------------------------------------------------------------
王座戦第１局、山下王座の先勝・連覇に向け好発進（日経囲碁サイト）
http://hobby.nikkei.co.jp/igo/report/index.cfm?i=20071026h4011h4
『26日朝から東京都港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」で打たれていた第55期囲碁王座戦（日本経済新聞社主催）の五番勝負第１局は、午後５時51分、182手で白番の山下王座が黒番の今村九段に中押し勝ちした。持ち時間４時間のうち残り時間は山下王座が１分、今村九段が１分。第２局は11月15日、大阪市のリーガロイヤルホテルで打たれる。』
●第55期王座戦挑戦手合五番勝負（日本経済新聞社）
王座 山下敬吾九段 / 挑戦者 今村俊也九段
「第55期王座戦挑戦手合五番勝負」の日程は以下の通り
第一局−10月26日（金） / 東京都港区 / ザ・プリンス パークタワー東京
第二局−11月15日（木） / 大阪市北区 / リーガロイヤルホテル（大阪）
第三局−11月27日（火） / 神奈川県箱根町 / 龍宮殿本館
第四局−11月29日（木） / 神奈川県箱根町 / 龍宮殿本館
第五局−12月13日（木） / 神奈川県横浜市 / 横浜ロイヤルパークホテル
互先・先番6目半コミ出し
持ち時間各3時間
残り5分から秒読み
----------------------------------------------------------------------
今年の王座戦五番勝負の内容を見ると、持ち時間の短縮といい、第三局と第四局が一日おいて行われるなど、以前より王座戦は歴史の古い棋戦でありながら進取の気風に富むところがあったが、今期からますます国際棋戦を意識した挑戦手合いとなっている。
そして、今期より国際棋戦に準拠し、本戦、挑戦手合いともに持ち時間が三時間に短縮された王座戦はどちらかと言えば持ち時間の短い碁が苦手と云われ、国際棋戦での成績がもう一つの山下王座にどのような影響が与えるか注目されたのだが、その山下王座よりも時間を湯水の如く使う男がいた。通称「世界一厚い碁」関西棋院の今村俊也九段その人だ。
本局は序盤から見慣れぬ局面が続いたため、互いに少考を重ねた結果、午前中でわずかに22手しか進まなかった。二日制の番碁かと思われるほどのスローペースだ。
『持ち時間各３時間のうち、昼食休憩入り時点での消費時間は黒番の今村九段が1時間13分で、白番の山下王座が47分。対局は昼食休憩終了後、午後１時に再開する予定。（日経囲碁サイト）』
さらに、
『王座戦第1局が始まってから６時間以上経った91手時点で、黒番の今村九段の残り時間は５分となり、秒読みに入った。一方、白番の山下王座の残り時間は40分となっている。（同上）』
そして、
『王座戦第１局が始まってから７時間以上経った126手時点で、白番の山下王座の残り時間も５分となり、秒読みに入った。一方、黒番の今村九段の残り時間は121手時点で１分となっている。（同上）』
慣れているとはいえ、今村九段は山下王座を上回る長考派だった。幾らなんでも秒読みに入るのが早すぎると思うのはわたしだけだろうか。
山下王座は「見たことのない局面が続いたので、序盤から時間を使い過ぎました。２局目以降は考えないといけないですね。」とコメントし、次局以降の時間配分を見直す考えらしいが、今村九段の感想として「時間についてはいつも３時間制で打っているので、ペースとしてはいつもどおりだと思います。」とこんな恐ろしい（笑）コメントが紹介されていた。
今村九段は平然と今後もこのペースを続けるという。敢えて時間というもう一つの敵と戦っているような気がしないでもない。
この二人の戦い方を見ていると国際棋戦で勝てない日本棋士の姿がダブってしまった。昼食休憩までは互角または優勢の局面が、最後には必ずひっくり返されているという・・・。
国際棋戦に強い張栩九段のように序盤は時間を使わず、中盤以降の勝負どころに時間を取っておく戦い方をしなければ、時間に追われてミスを重ねるという同じ轍を踏むことにならないだろうか。
（素人考えで偉そうなこと言ってスミマセン）
さて、肝心の碁の内容については、パンダネットの首藤瞬五段の解説や関棋ネット・タイゼムのテキスト中継の過去ログを読み返した見たが、よく分らない（笑）。
リアル中継を見ていないと勝負の流れというものがよく分らない。
右下隅の「森野スペシャル」「信田スペシャル」と呼ばれるワカレ（初めて見た）で今村九段が遅れたらしいのだが、その後の敗着というものに言及されていなかったため中央の戦いの帰趨がよく分らない。
一日打ち切りの碁なのだからもう少しはっきりと断定してもらえるとファンとしては参考になるのだが・・・。ただ、プロの最高峰が戦っているのだから、詳しい検討もせずにどの手が悪かったとは判断がつかないのだろう。
この五番勝負は和服で臨み、前回の碁聖戦より雌伏十八年、関西棋院の期待を一身に背負っている今村俊也九段を応援しているのだが、本局では持ち味の「世界一厚い碁」が十分に発揮できなかったようだ。
第二局では、これでもか、これでもかというくらい今村九段らしい碁を見せて欲しいと願っている。
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王座戦第１局、山下王座の先勝・連覇に向け好発進（日経囲碁サイト）
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『26日朝から東京都港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」で打たれていた第55期囲碁王座戦（日本経済新聞社主催）の五番勝負第１局は、午後５時51分、182手で白番の山下王座が黒番の今村九段に中押し勝ちした。持ち時間４時間のうち残り時間は山下王座が１分、今村九段が１分。第２局は11月15日、大阪市のリーガロイヤルホテルで打たれる。』
●第55期王座戦挑戦手合五番勝負（日本経済新聞社）
王座 山下敬吾九段 / 挑戦者 今村俊也九段
「第55期王座戦挑戦手合五番勝負」の日程は以下の通り
第一局−10月26日（金） / 東京都港区 / ザ・プリンス パークタワー東京
第二局−11月15日（木） / 大阪市北区 / リーガロイヤルホテル（大阪）
第三局−11月27日（火） / 神奈川県箱根町 / 龍宮殿本館
第四局−11月29日（木） / 神奈川県箱根町 / 龍宮殿本館
第五局−12月13日（木） / 神奈川県横浜市 / 横浜ロイヤルパークホテル
互先・先番6目半コミ出し
持ち時間各3時間
残り5分から秒読み
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今年の王座戦五番勝負の内容を見ると、持ち時間の短縮といい、第三局と第四局が一日おいて行われるなど、以前より王座戦は歴史の古い棋戦でありながら進取の気風に富むところがあったが、今期からますます国際棋戦を意識した挑戦手合いとなっている。
そして、今期より国際棋戦に準拠し、本戦、挑戦手合いともに持ち時間が三時間に短縮された王座戦はどちらかと言えば持ち時間の短い碁が苦手と云われ、国際棋戦での成績がもう一つの山下王座にどのような影響が与えるか注目されたのだが、その山下王座よりも時間を湯水の如く使う男がいた。通称「世界一厚い碁」関西棋院の今村俊也九段その人だ。
本局は序盤から見慣れぬ局面が続いたため、互いに少考を重ねた結果、午前中でわずかに22手しか進まなかった。二日制の番碁かと思われるほどのスローペースだ。
『持ち時間各３時間のうち、昼食休憩入り時点での消費時間は黒番の今村九段が1時間13分で、白番の山下王座が47分。対局は昼食休憩終了後、午後１時に再開する予定。（日経囲碁サイト）』
さらに、
『王座戦第1局が始まってから６時間以上経った91手時点で、黒番の今村九段の残り時間は５分となり、秒読みに入った。一方、白番の山下王座の残り時間は40分となっている。（同上）』
そして、
『王座戦第１局が始まってから７時間以上経った126手時点で、白番の山下王座の残り時間も５分となり、秒読みに入った。一方、黒番の今村九段の残り時間は121手時点で１分となっている。（同上）』
慣れているとはいえ、今村九段は山下王座を上回る長考派だった。幾らなんでも秒読みに入るのが早すぎると思うのはわたしだけだろうか。
山下王座は「見たことのない局面が続いたので、序盤から時間を使い過ぎました。２局目以降は考えないといけないですね。」とコメントし、次局以降の時間配分を見直す考えらしいが、今村九段の感想として「時間についてはいつも３時間制で打っているので、ペースとしてはいつもどおりだと思います。」とこんな恐ろしい（笑）コメントが紹介されていた。
今村九段は平然と今後もこのペースを続けるという。敢えて時間というもう一つの敵と戦っているような気がしないでもない。
この二人の戦い方を見ていると国際棋戦で勝てない日本棋士の姿がダブってしまった。昼食休憩までは互角または優勢の局面が、最後には必ずひっくり返されているという・・・。
国際棋戦に強い張栩九段のように序盤は時間を使わず、中盤以降の勝負どころに時間を取っておく戦い方をしなければ、時間に追われてミスを重ねるという同じ轍を踏むことにならないだろうか。
（素人考えで偉そうなこと言ってスミマセン）
さて、肝心の碁の内容については、パンダネットの首藤瞬五段の解説や関棋ネット・タイゼムのテキスト中継の過去ログを読み返した見たが、よく分らない（笑）。
リアル中継を見ていないと勝負の流れというものがよく分らない。
右下隅の「森野スペシャル」「信田スペシャル」と呼ばれるワカレ（初めて見た）で今村九段が遅れたらしいのだが、その後の敗着というものに言及されていなかったため中央の戦いの帰趨がよく分らない。
一日打ち切りの碁なのだからもう少しはっきりと断定してもらえるとファンとしては参考になるのだが・・・。ただ、プロの最高峰が戦っているのだから、詳しい検討もせずにどの手が悪かったとは判断がつかないのだろう。
この五番勝負は和服で臨み、前回の碁聖戦より雌伏十八年、関西棋院の期待を一身に背負っている今村俊也九段を応援しているのだが、本局では持ち味の「世界一厚い碁」が十分に発揮できなかったようだ。
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2007年10月26日(金) at 20:11 / コメント( 0 )/ トラックバック( 2 )
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東の空は燃えているか？ / さんたな
ゲーム > 囲碁のランゲルハンス島
おそらく、関西地方以西でしか興味がないと思われる山陽新聞杯 第51期関西棋院第一位決定戦三番勝負が始まった。（失礼なことを書いてスミマセン、関西棋院さん）
今年からタイトルホルダー待機制へとシステムが変更された第51期関西棋院第一位決定戦三番勝負の第1局が10月25日、結城聡関西棋院第一位と坂井秀至九段の間で行われ、坂井九段が290手まで白番三目半勝ちを収め、二度目の第一位へ向けて幸先よい一勝を飾った。
この碁は小目の総ガカリでスタートし（名人戦や阿含・桐山杯の決勝でもそうだったが、プロの間では小目が流行っているのかしらん）、二間高ガカリ定石（？）が二箇所に出来るなど、一筋縄ではゆかない激しい戦いが予想された。右上の戦いは結城九段が羽根直樹棋聖に挑戦した第29期棋聖戦第1局と同じ形だが、ここでの戦いでポイントを上げた坂井九段がそのまま最後まで押し切った格好だ。
さてさて、ここからいつもは対局者ネタに入るのだが、今日は運営に対する不満などを少し書こうかと思う。
まず、記事を書くにも参照できるページが容易に見つからない（或いは本当に存在しないのかも）。対局場所も分らなければ第二局以降の日程さえも分らない。
関西棋院のホームページにも、関棋ネットのホームページにも詳細が書かれていない。スポンサーであるはずの山陽新聞のホームページにも……。
関西棋院のホームページの「ライブ中継」はいまだに“第32期 碁聖戦挑戦手合五番勝負 第三局（8/9）張栩碁聖 対 横田茂昭九段”のまま変更されていない。
「トピックス」欄にも「第55期王座戦挑戦手合五番勝負」の日程は掲載されているが、関西棋院第一位決定戦の日程については掲載されていない。
これでは折角ネット中継を行っても宝の持ち腐れである。
「関西棋院！やる気があるのかっ」と塩川正十郎理事長を小一時間ほど問い詰めたい気分だが、もう少しまめな更新を心掛けないとホームページを持っている意味がない。この辺りは最近の日本棋院の爪の垢を煎じて飲んでもらわなければならないだろう。
もっと気合を入れてみんなで盛り上げないと・・・特に足元から。
こんな事を書くのは本当に切なくてやるせない。
しっかりしてよ、関西棋院さん。
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今年からタイトルホルダー待機制へとシステムが変更された第51期関西棋院第一位決定戦三番勝負の第1局が10月25日、結城聡関西棋院第一位と坂井秀至九段の間で行われ、坂井九段が290手まで白番三目半勝ちを収め、二度目の第一位へ向けて幸先よい一勝を飾った。
この碁は小目の総ガカリでスタートし（名人戦や阿含・桐山杯の決勝でもそうだったが、プロの間では小目が流行っているのかしらん）、二間高ガカリ定石（？）が二箇所に出来るなど、一筋縄ではゆかない激しい戦いが予想された。右上の戦いは結城九段が羽根直樹棋聖に挑戦した第29期棋聖戦第1局と同じ形だが、ここでの戦いでポイントを上げた坂井九段がそのまま最後まで押し切った格好だ。
さてさて、ここからいつもは対局者ネタに入るのだが、今日は運営に対する不満などを少し書こうかと思う。
まず、記事を書くにも参照できるページが容易に見つからない（或いは本当に存在しないのかも）。対局場所も分らなければ第二局以降の日程さえも分らない。
関西棋院のホームページにも、関棋ネットのホームページにも詳細が書かれていない。スポンサーであるはずの山陽新聞のホームページにも……。
関西棋院のホームページの「ライブ中継」はいまだに“第32期 碁聖戦挑戦手合五番勝負 第三局（8/9）張栩碁聖 対 横田茂昭九段”のまま変更されていない。
「トピックス」欄にも「第55期王座戦挑戦手合五番勝負」の日程は掲載されているが、関西棋院第一位決定戦の日程については掲載されていない。
これでは折角ネット中継を行っても宝の持ち腐れである。
「関西棋院！やる気があるのかっ」と塩川正十郎理事長を小一時間ほど問い詰めたい気分だが、もう少しまめな更新を心掛けないとホームページを持っている意味がない。この辺りは最近の日本棋院の爪の垢を煎じて飲んでもらわなければならないだろう。
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2007年10月25日(木) at 23:01 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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亀田家全面降伏へ / さんたな
ニュース・芸能 > 気の迷い
久しぶりの亀田ネタ。10月18日に亀田騒動も収束へというエントリを上げたが、そこでは大きな進展がなければこの話題については触れないと書いた。あれから一週間、その亀田家にここへ来て大きな動きが出てきたようだ。
亀田大毅選手が内藤大助チャンピオンに直接謝罪したことから、この騒動も流石に下火になるだろうと思っていたのだが、この予想は大きく外れてしまい（笑）、まだまだ世間を騒がせ続けている。ただ、世間といってもその中心はマスゴミであり、ネタとして執拗に追求している気がしないでもない。(反省なき者は徹底的に叩く、それが社会正義の実現である？）
新聞のワイドショーの番組欄を見ても連日の如く亀田の文字が踊っていた。
新事実発覚、亀田史郎氏はトレーナーの資格を持っていなかった、亀田戦のリングが小さかった、亀田史郎氏がジムの移籍を画策していた等々。
当事者の一つであるTBSはその後、この問題に触れることはなく、これからのボクシング中継を見直すという方針を示したに過ぎない。また、週刊誌等で亀田一家を利用したプロデューサーについて取り上げられている程度である。
この一週間の経緯としては、マスコミの注目は東日本ボクシング連盟から協栄ジム独自の処分を求められた金平桂一郎会長への動向へと移り、金平会長と史郎氏との確執として面白おかしく報じられていたようだが、力関係が逆転している亀田家側に反論の余地は残っていなかったようだ。
亀田一家「再び謝罪会見」 興毅が出席、ジムの処分受け入れも（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071025-00000936-san-spo
『ボクシングの協栄ジム・金平桂一郎会長（４１）は２５日、「亀田３兄弟」の父・史郎氏（４２）と会談、２６日に謝罪会見を再び行うことを決めた。会見には亀田家を代表して長男・興毅選手（２０）が出席。またジムとしての処分も２６日に発表する予定で、金平会長によると、史郎氏は「相当な覚悟はできている。いかなる処分も受け入れる」と話しているという。
二男・大毅選手（１８）と内藤大助選手（３３）＝宮田＝との世界戦から始まった亀田一家を巡る一連の騒動は、亀田一家が２度にわたって謝罪会見を開くという異例の事態となった。
金平会長は同日午後、史郎氏と会談。その後、東京・新宿の協栄ジムで開かれた記者会見で金平会長は「亀田一家は明日午前９時、会見を開く。兄の興毅が出席する。史郎氏は十分に反省しているという雰囲気だった。ジムとしての処分は今晩考え、明日発表する」とした。
（中略）
金平会長は「（謝罪会見は）ほとんどの方々が謝罪と見ていない。この業界で将来もやっていくなら、けじめをつけないと。謝罪会見をやるか、（ボクシング界から）身を引くか、です」と話し、謝罪会見のやり直しを求めていた。』
（この会見の模様にしても、各社夕方のニュース枠で生中継で放映していたー亀田祭りの終りはまだまだ見えない）
明日正式にジムとしての処分が発表されるとの事だが、この会見の様子では協栄ジム側の要望を亀田家側がすべて受け入れる形で謝罪を行うように思える。
史郎氏が出席しないことに不満が残る面はあるが、前回の会見を見ていてもあの親爺が世間を納得させる謝罪が出来るとも思えず、会見を欠席した長男の興毅選手を亀田家の代表として出席させるあたりが落としどころかもしれない。
史郎氏に関しては巷間云われているように「無期限の謹慎」、実質的なボクシング界からの引退。興毅選手に関しても半年程度の謹慎処分が下されるのではないだろうか。現状を鑑みれば、試合を組むことは難しいのだがら実害はほとんどないとも云えるのだし・・・。
ジムの移籍などは契約の関係上容易ではない様で、亀田家に残された道は協栄ジムに残ってボクシングを続けるという選択肢しか残されていなかったということだ。
テレビ局の力を背景に独自の路線を貫いてきた亀田ブランドも大きな後ろ盾を失っては協栄ジムに頼らざるを得ない。至極当たり前のことだけれど、彼らには最初からボクシングしかなかったのであり、最後に頼るものもボクシングしかない。遅すぎた感はあるが、ようやくその事に気付いたのかもしれない。
紆余曲折を経た亀田家騒動もようやく世間の常識の範囲内に収まりそうである。「諸悪の根源」TBSの責任を除いては・・・。
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亀田大毅選手が内藤大助チャンピオンに直接謝罪したことから、この騒動も流石に下火になるだろうと思っていたのだが、この予想は大きく外れてしまい（笑）、まだまだ世間を騒がせ続けている。ただ、世間といってもその中心はマスゴミであり、ネタとして執拗に追求している気がしないでもない。(反省なき者は徹底的に叩く、それが社会正義の実現である？）
新聞のワイドショーの番組欄を見ても連日の如く亀田の文字が踊っていた。
新事実発覚、亀田史郎氏はトレーナーの資格を持っていなかった、亀田戦のリングが小さかった、亀田史郎氏がジムの移籍を画策していた等々。
当事者の一つであるTBSはその後、この問題に触れることはなく、これからのボクシング中継を見直すという方針を示したに過ぎない。また、週刊誌等で亀田一家を利用したプロデューサーについて取り上げられている程度である。
この一週間の経緯としては、マスコミの注目は東日本ボクシング連盟から協栄ジム独自の処分を求められた金平桂一郎会長への動向へと移り、金平会長と史郎氏との確執として面白おかしく報じられていたようだが、力関係が逆転している亀田家側に反論の余地は残っていなかったようだ。
亀田一家「再び謝罪会見」 興毅が出席、ジムの処分受け入れも（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071025-00000936-san-spo
『ボクシングの協栄ジム・金平桂一郎会長（４１）は２５日、「亀田３兄弟」の父・史郎氏（４２）と会談、２６日に謝罪会見を再び行うことを決めた。会見には亀田家を代表して長男・興毅選手（２０）が出席。またジムとしての処分も２６日に発表する予定で、金平会長によると、史郎氏は「相当な覚悟はできている。いかなる処分も受け入れる」と話しているという。
二男・大毅選手（１８）と内藤大助選手（３３）＝宮田＝との世界戦から始まった亀田一家を巡る一連の騒動は、亀田一家が２度にわたって謝罪会見を開くという異例の事態となった。
金平会長は同日午後、史郎氏と会談。その後、東京・新宿の協栄ジムで開かれた記者会見で金平会長は「亀田一家は明日午前９時、会見を開く。兄の興毅が出席する。史郎氏は十分に反省しているという雰囲気だった。ジムとしての処分は今晩考え、明日発表する」とした。
（中略）
金平会長は「（謝罪会見は）ほとんどの方々が謝罪と見ていない。この業界で将来もやっていくなら、けじめをつけないと。謝罪会見をやるか、（ボクシング界から）身を引くか、です」と話し、謝罪会見のやり直しを求めていた。』
（この会見の模様にしても、各社夕方のニュース枠で生中継で放映していたー亀田祭りの終りはまだまだ見えない）
明日正式にジムとしての処分が発表されるとの事だが、この会見の様子では協栄ジム側の要望を亀田家側がすべて受け入れる形で謝罪を行うように思える。
史郎氏が出席しないことに不満が残る面はあるが、前回の会見を見ていてもあの親爺が世間を納得させる謝罪が出来るとも思えず、会見を欠席した長男の興毅選手を亀田家の代表として出席させるあたりが落としどころかもしれない。
史郎氏に関しては巷間云われているように「無期限の謹慎」、実質的なボクシング界からの引退。興毅選手に関しても半年程度の謹慎処分が下されるのではないだろうか。現状を鑑みれば、試合を組むことは難しいのだがら実害はほとんどないとも云えるのだし・・・。
ジムの移籍などは契約の関係上容易ではない様で、亀田家に残された道は協栄ジムに残ってボクシングを続けるという選択肢しか残されていなかったということだ。
テレビ局の力を背景に独自の路線を貫いてきた亀田ブランドも大きな後ろ盾を失っては協栄ジムに頼らざるを得ない。至極当たり前のことだけれど、彼らには最初からボクシングしかなかったのであり、最後に頼るものもボクシングしかない。遅すぎた感はあるが、ようやくその事に気付いたのかもしれない。
紆余曲折を経た亀田家騒動もようやく世間の常識の範囲内に収まりそうである。「諸悪の根源」TBSの責任を除いては・・・。
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そろそろシャコバサボテンの季節 / さんたな
くらし > サボテンの憂鬱
10月になると園芸売場を一斉に賑わすチューリップや百合の球根、シクラメンなどと並んでシャコバサボテンも顔を揃える。花の色や形などの違うさまざまな品種が溢れている。
ほとんど草花感覚で扱われているが、ブラジル原産の立派なサボテン科の植物であり、クリスマスの頃に花を咲かせるのでクリスマスカクタスや品種改良が積極的に行われたデンマークに因んでデンマークカクタスとも呼ばれたりもする。
▲今年購入したシャコバサボテン。典型的な赤花種であるが品種名は不明。購入時に名札がなければ品種の特定は難しいだろう。温室栽培でなければ、この時期から花を付けることはない。
ついつい安さに惹かれてしまったが、葉の肉厚が薄く状態は良くない。時期を逸しているので気にはなったが、緊急措置として植え替えてみると、案の定根詰まりを起こしており、後は何とか持ち直してくれるのではと期待するしかないだろう。これからは日に日に気温が下がってゆく季節なのでこの先どうなることやら。花を楽しむだけ楽しんでお陀仏ということになるかもしれない。
▲一応、初花。記念にアップ。クリスマスまで二ヶ月もあるというのに・・・、早っ。
▲こちらはさし芽で三節くらいから育てている白花種の“ホワイトベル”。ほぼ三年くらい経っているが、間延びして姿形はあまり良くない
。
毎年花を付けてくれるが、普通にベランダで育てているとまだまだ蕾の片鱗すら見つけることは出来ない。来年の春に再びさし芽から育て直そうかと思っている。
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ほとんど草花感覚で扱われているが、ブラジル原産の立派なサボテン科の植物であり、クリスマスの頃に花を咲かせるのでクリスマスカクタスや品種改良が積極的に行われたデンマークに因んでデンマークカクタスとも呼ばれたりもする。
▲今年購入したシャコバサボテン。典型的な赤花種であるが品種名は不明。購入時に名札がなければ品種の特定は難しいだろう。温室栽培でなければ、この時期から花を付けることはない。
ついつい安さに惹かれてしまったが、葉の肉厚が薄く状態は良くない。時期を逸しているので気にはなったが、緊急措置として植え替えてみると、案の定根詰まりを起こしており、後は何とか持ち直してくれるのではと期待するしかないだろう。これからは日に日に気温が下がってゆく季節なのでこの先どうなることやら。花を楽しむだけ楽しんでお陀仏ということになるかもしれない。
▲一応、初花。記念にアップ。クリスマスまで二ヶ月もあるというのに・・・、早っ。
▲こちらはさし芽で三節くらいから育てている白花種の“ホワイトベル”。ほぼ三年くらい経っているが、間延びして姿形はあまり良くない
毎年花を付けてくれるが、普通にベランダで育てているとまだまだ蕾の片鱗すら見つけることは出来ない。来年の春に再びさし芽から育て直そうかと思っている。
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2007年10月24日(水) at 11:36 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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自民党もヤル気なしー新テロ特措法審議入り / さんたな
社会・政治 > キツネ目の男
昨年の姉歯一級建築士に端を発する耐震偽装問題や、今年に入ってからも次々と明らかになる老舗、大手食品メーカーの偽装など、日本列島が偽装列島と化した感もあり、お隣の中国のことを笑っていられなくなりつつある。
新テロ法案、審議入りも不透明さ増す（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000943-san-pol
『インド洋での海上自衛隊の補給活動を継続するための新テロ対策特別措置法案は２３日午後、衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。現行テロ特措法が１１月１日に期限切れするため、政府・与党は早期の活動再開を目指しているが、野党側は、防衛専門商社からのゴルフ接待が発覚した守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問や海自の給油量訂正問題の追及で攻勢をかける構えで、審議の行方は不透明さを増している。
本会議では、町村信孝官房長官が趣旨説明で新テロ法案について「補給活動は国際的テロの防止、根絶のための国際社会の取り組みに貢献している。活動を通じ、国際社会のテロ根絶に向けた取り組みに引き続き積極的、主体的に寄与することで我が国を含む国際社会の平和と安全の確保に資する」と語り、海自の活動の意義を強調した。
与野党は本会議終了後に衆院テロ対策特別委員会の理事会で委員会審議の日程協議を行うことにしている。しかし、野党側は相次ぐ防衛省の不祥事を取り上げて審議時間を引き延ばす構えで、海自の活動期限の１１月１日までの成立は不可能な情勢だ。派遣部隊は１１月１日いっぱいで現行法に基づく活動を終え、日本に撤収する。（後略）』
この新テロ特措法のこれまでの経緯を考えれば、自民党も是が非でも成立させようとの意気込みは何処にも見えて来ない。11月1日で期限が切れることは以前より分っていたことであり、急に期限が短くなったわけではない。
その気があれば、参議院選挙後すぐに第二次安倍内閣を組閣して法案審議に入る選択肢もあったはずである。それを政治生命を賭けるとまで大風呂敷を広げながら、みんなで卒業旅行よろしく海外で夏休みを満喫。英気を十分養ったはずの臨時国会では所信表明をしただけで政権を投げ出す。
そして下らない自民党の総裁選挙のための政治空白。臨時国会の会期は最初から11月10日と決められていたが、衆参が捩れた国会の状況では当初から成立の見込みはなかった。
そこへ降って沸いたような（或いは降ることは規定路線か）新テロ特措法の所管官庁である防衛省をめぐるスキャンダル。守屋元次官の商社からの接待疑惑に海自の給油量訂正問題（隠蔽含む）と最も組織としての綱紀が求められる防衛省がこのような状態ではとても自衛隊を海外に派遣することなど出来はしまい。今世論調査を行えば再び反対が過半数を越えるのでないだろうか。
守屋氏喚問、持ち越し＝審議日程折り合わず−与野党
（時事通信）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000181-jij-pol
『与野党は23日、衆院テロ防止・イラク支援特別委員会の理事会を断続的に開き、防衛省の守屋武昌前事務次官（63）の証人喚問をめぐり協議した。与党側は、29日の喚問を提案したが、新テロ対策特別措置法案の審議日程で折り合いがつかず、結論を持ち越した。24日の理事会で改めて協議する。ただ、同法案の提案理由説明を24日に行うことは決めた。』
政府与党もここに及んでは守屋元次官の証人喚問を受け入れる方針だそうだが、東京地検の動き次第では防衛省を揺るがす贈収賄事件にまで発展する可能性すらある。法案成立の可否がはっきりしない状態で会期を延長することは、自らの首を絞める行為に等しいだろう。
政府は国際公約の上からも会期内の成立を目指すとしており、そう言い続けなければならないだろうが、本音を言えば一刻も早く国会を閉会したい気持ちにも思えてくる。
そこには衆議院で継続審議にしたまま、来年の通常国会での事態の好転（沈静化）を見守る姿勢がありありと見える。それにしたところで成立の見込みは不透明なままだが、このまま解散総選挙にもつれ込むよりはましなのだろう。
この防衛省の問題の他にも「諸悪の根源」厚生労働省の肝炎患者見殺し疑惑も浮上しており、その体質は薬害エイズの頃と何一つ変わっていない。いづれも政府与党としては弁解の余地のない不祥事であり、民主党の小沢党首への山田洋行からの献金問題すら霞んでしまう。
しかし、自公両党の足を引っ張るこれらの事態は、元を質せば公務員の天下りに問題があるのだから、公認の「高級官僚専用ハローワーク｣を作ろうとしている現政権の自業自得といえるのかもしれない。
ともかく、オウンゴールを続けている今の状態では折角の福田内閣の高支持率も急速に下降線を辿ることは火を見るよりも明らかだろう。
福田内閣や自公の与党は国際社会への貢献や国益を強調するが、これまでの態度を見ている限り国益よりも党の利益を優先しているようにしか見えない。政治の偽装もここに極まれりと言ったところか。
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新テロ法案、審議入りも不透明さ増す（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000943-san-pol
『インド洋での海上自衛隊の補給活動を継続するための新テロ対策特別措置法案は２３日午後、衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。現行テロ特措法が１１月１日に期限切れするため、政府・与党は早期の活動再開を目指しているが、野党側は、防衛専門商社からのゴルフ接待が発覚した守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問や海自の給油量訂正問題の追及で攻勢をかける構えで、審議の行方は不透明さを増している。
本会議では、町村信孝官房長官が趣旨説明で新テロ法案について「補給活動は国際的テロの防止、根絶のための国際社会の取り組みに貢献している。活動を通じ、国際社会のテロ根絶に向けた取り組みに引き続き積極的、主体的に寄与することで我が国を含む国際社会の平和と安全の確保に資する」と語り、海自の活動の意義を強調した。
与野党は本会議終了後に衆院テロ対策特別委員会の理事会で委員会審議の日程協議を行うことにしている。しかし、野党側は相次ぐ防衛省の不祥事を取り上げて審議時間を引き延ばす構えで、海自の活動期限の１１月１日までの成立は不可能な情勢だ。派遣部隊は１１月１日いっぱいで現行法に基づく活動を終え、日本に撤収する。（後略）』
この新テロ特措法のこれまでの経緯を考えれば、自民党も是が非でも成立させようとの意気込みは何処にも見えて来ない。11月1日で期限が切れることは以前より分っていたことであり、急に期限が短くなったわけではない。
その気があれば、参議院選挙後すぐに第二次安倍内閣を組閣して法案審議に入る選択肢もあったはずである。それを政治生命を賭けるとまで大風呂敷を広げながら、みんなで卒業旅行よろしく海外で夏休みを満喫。英気を十分養ったはずの臨時国会では所信表明をしただけで政権を投げ出す。
そして下らない自民党の総裁選挙のための政治空白。臨時国会の会期は最初から11月10日と決められていたが、衆参が捩れた国会の状況では当初から成立の見込みはなかった。
そこへ降って沸いたような（或いは降ることは規定路線か）新テロ特措法の所管官庁である防衛省をめぐるスキャンダル。守屋元次官の商社からの接待疑惑に海自の給油量訂正問題（隠蔽含む）と最も組織としての綱紀が求められる防衛省がこのような状態ではとても自衛隊を海外に派遣することなど出来はしまい。今世論調査を行えば再び反対が過半数を越えるのでないだろうか。
守屋氏喚問、持ち越し＝審議日程折り合わず−与野党
（時事通信）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000181-jij-pol
『与野党は23日、衆院テロ防止・イラク支援特別委員会の理事会を断続的に開き、防衛省の守屋武昌前事務次官（63）の証人喚問をめぐり協議した。与党側は、29日の喚問を提案したが、新テロ対策特別措置法案の審議日程で折り合いがつかず、結論を持ち越した。24日の理事会で改めて協議する。ただ、同法案の提案理由説明を24日に行うことは決めた。』
政府与党もここに及んでは守屋元次官の証人喚問を受け入れる方針だそうだが、東京地検の動き次第では防衛省を揺るがす贈収賄事件にまで発展する可能性すらある。法案成立の可否がはっきりしない状態で会期を延長することは、自らの首を絞める行為に等しいだろう。
政府は国際公約の上からも会期内の成立を目指すとしており、そう言い続けなければならないだろうが、本音を言えば一刻も早く国会を閉会したい気持ちにも思えてくる。
そこには衆議院で継続審議にしたまま、来年の通常国会での事態の好転（沈静化）を見守る姿勢がありありと見える。それにしたところで成立の見込みは不透明なままだが、このまま解散総選挙にもつれ込むよりはましなのだろう。
この防衛省の問題の他にも「諸悪の根源」厚生労働省の肝炎患者見殺し疑惑も浮上しており、その体質は薬害エイズの頃と何一つ変わっていない。いづれも政府与党としては弁解の余地のない不祥事であり、民主党の小沢党首への山田洋行からの献金問題すら霞んでしまう。
しかし、自公両党の足を引っ張るこれらの事態は、元を質せば公務員の天下りに問題があるのだから、公認の「高級官僚専用ハローワーク｣を作ろうとしている現政権の自業自得といえるのかもしれない。
ともかく、オウンゴールを続けている今の状態では折角の福田内閣の高支持率も急速に下降線を辿ることは火を見るよりも明らかだろう。
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2007年10月23日(火) at 21:02 / コメント( 0 )/ トラックバック( 2 )
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はじめてのSNS−goxi / さんたな
PC＆WEB > 機械虫の網膜
はじめてのSNSと書くと「今頃になってmixiかよーっ」と突っ込まれそうだが、今回参加したのはmixiならぬgoxiである。その名称から大阪弁でいうところのmixiの「パッチもん」ではないかと思われそうだが、目指すところはその通りでホームページから引用すると
『goxi は囲碁を愛する人たちのための SNS (Social Networking Service)です。1000万ユーザーの集う日本最大の SNS、mixi と機能、使い勝手ともにとてもよく似ています。「goxi とは、碁のmixi です」というとわかりやすいかもしれません。』
ということになる。囲碁に特化したSNSであり、それだけに参加人数は現在のところ1000人程度の小さなコミュニティである。
もともとブログを書きつつもmixiのようなSNSに参加していないのは、インターネットの世界で何故閉じて（会員制）いる必要があるのか、よく理解できないからだ。開かれているからこそここまで発展してきたシステムなのだから、匿名性の悪意に対してもある程度は止むを得ないと思っている。
もっとも、あれだけ参加人数が多くなってしまっては（公称1000万ということはほとんどのネットユーザーがIDを持っているのでは）会員制を謳う意味がないとは思うのだけれど。
また、頻繁にコメントを付け合うといったまったりとしたコミュニケーションが苦手というのもある。さらに、最近ネットで見かける「読み逃げ禁止」などというネタではないかとすら思われる独特のネチケットなど、付き合いきれないところもある。
では何故、SNSに参加したかといえば「mixi その他の SNS にはない goxi のユニークな機能として、日記やメッセージ、掲示板の投稿に、手順の再現や変化図の表示のできる碁盤を入れることができます。」という機能があるからだ。
このブログにも手順表示ができる棋譜を貼り付けることが出来ないかと思って色々試していたのだが、関西ドットこむのブログでは本文に使用できるタグがセキュリティの関係で制限されているし、もともとパソコンに関して大したスキルも持っていないので諦めていた。
goxiでは、その棋譜が貼り付けることが出来るという。対局よりもその後の検討の方が好きなくらいなので、ネット碁でもひとりで対局後によく検討をするのだが、それを記録しておく場がなかった。
というわけで、今回新しくSNSに参加することにした次第である。
goxiでもここと同じ「さんたな」というHNで書いているのだが、一つ困ったことは最近ほとんど碁を打っていないことだ（これだけブログを更新しているのに・・・）。折角、場所が用意できたのに載せるべき棋譜が手元にない
。
日記を書くためにも早く碁を打つ日常を取り戻さなければならないと考えている今日この頃である。
管理は囲碁きっずや旧関棋ネットの運営に携わっていたまたみつ氏。goxi内には旧関棋ネットでも使用していた懐かしい対局場が用意されていた。
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『goxi は囲碁を愛する人たちのための SNS (Social Networking Service)です。1000万ユーザーの集う日本最大の SNS、mixi と機能、使い勝手ともにとてもよく似ています。「goxi とは、碁のmixi です」というとわかりやすいかもしれません。』
ということになる。囲碁に特化したSNSであり、それだけに参加人数は現在のところ1000人程度の小さなコミュニティである。
もともとブログを書きつつもmixiのようなSNSに参加していないのは、インターネットの世界で何故閉じて（会員制）いる必要があるのか、よく理解できないからだ。開かれているからこそここまで発展してきたシステムなのだから、匿名性の悪意に対してもある程度は止むを得ないと思っている。
もっとも、あれだけ参加人数が多くなってしまっては（公称1000万ということはほとんどのネットユーザーがIDを持っているのでは）会員制を謳う意味がないとは思うのだけれど。
また、頻繁にコメントを付け合うといったまったりとしたコミュニケーションが苦手というのもある。さらに、最近ネットで見かける「読み逃げ禁止」などというネタではないかとすら思われる独特のネチケットなど、付き合いきれないところもある。
では何故、SNSに参加したかといえば「mixi その他の SNS にはない goxi のユニークな機能として、日記やメッセージ、掲示板の投稿に、手順の再現や変化図の表示のできる碁盤を入れることができます。」という機能があるからだ。
このブログにも手順表示ができる棋譜を貼り付けることが出来ないかと思って色々試していたのだが、関西ドットこむのブログでは本文に使用できるタグがセキュリティの関係で制限されているし、もともとパソコンに関して大したスキルも持っていないので諦めていた。
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というわけで、今回新しくSNSに参加することにした次第である。
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日記を書くためにも早く碁を打つ日常を取り戻さなければならないと考えている今日この頃である。
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2007年10月23日(火) at 00:25 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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結城聡のこれが世界の新感覚 / さんたな
ゲーム > 囲碁のランゲルハンス島
10月からNHK教育テレビで新しい囲碁講座が始まった。題して「結城聡のこれが世界の新感覚」。タイトルどおり講師は関西棋院の結城聡九段。聞き手はお馴染みの万波佳奈四段。結城九段のぎこちない笑顔は相変わらずで、そのあたりはご愛嬌である。
NHKオンラインの番組紹介から引用すると「日本を代表するトップトーナメントプロ、国際棋戦での活躍も目覚ましい結城聡九段を講師に迎え、自らの経験をふまえ、これまでにない最新の定石や布石、世界の最新情報を級位者にもわかりやすく解説します。日々進化する世界の囲碁の醍醐味をお楽しみ下さい。 」という番組内容である。
10月の放映内容は
(1)驚きの新手アラカルト
■10月7日
恐怖の肩ツキ（万波編）
■10月14日
華麗なる一手（陳耀��編）
■10月21日
王者の悪夢（イ・セドル編）
■10月28日
ワンポイントクリニック
これまでの三回を見てきた感想を書くと、内容が難しすぎて付いてゆけない
。
ただ、これは非難しているわけではなく、よくぞここまで踏み込んだと皆様のNHKに感心しているのである。
10月7日と14日の二回は定石後の打ち込みの変化。昨日は大ナダレ定石の最新型。いずれもアマの実戦には全くと言っていいほど役に立たない講座であり、無理をして覚えても使いこなすことは難しいだろう。特に大ナダレ定石などは途中の変化が多過ぎて、相手の協力がなければ新手を使いたい局面に辿り着くまでが大変である。
うろ覚えで実戦で使用すれば火傷をすることは火を見るよりも明らかであり、これらはあくまで観賞用の新手講座といえそうだ。
「世界の最新情報を級位者にもわかりやすく解説します。」という説明文は単なる絵空事に過ぎず、テキストを読みながらでも理解できる人はほんの一握りの高段者だけだと思う。
そういう意味（積極的評価）で毎週楽しみに見ている。これまでのようなまったりとした初中級者向けの講座では眠くて仕方がなかったが、それらの多数を切り捨て少数に目を向けた今期の企画に拍手を送るものである。数年に一度くらいこういう講座があってもいい
。
最も囲碁講座はそっちのけで、久方ぶりの万波佳奈四段を見るためだけにチャンネルを合わせている人も多いのかもしれないけれど・・・。
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NHKオンラインの番組紹介から引用すると「日本を代表するトップトーナメントプロ、国際棋戦での活躍も目覚ましい結城聡九段を講師に迎え、自らの経験をふまえ、これまでにない最新の定石や布石、世界の最新情報を級位者にもわかりやすく解説します。日々進化する世界の囲碁の醍醐味をお楽しみ下さい。 」という番組内容である。
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(1)驚きの新手アラカルト
■10月7日
恐怖の肩ツキ（万波編）
■10月14日
華麗なる一手（陳耀��編）
■10月21日
王者の悪夢（イ・セドル編）
■10月28日
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これまでの三回を見てきた感想を書くと、内容が難しすぎて付いてゆけない
ただ、これは非難しているわけではなく、よくぞここまで踏み込んだと皆様のNHKに感心しているのである。
10月7日と14日の二回は定石後の打ち込みの変化。昨日は大ナダレ定石の最新型。いずれもアマの実戦には全くと言っていいほど役に立たない講座であり、無理をして覚えても使いこなすことは難しいだろう。特に大ナダレ定石などは途中の変化が多過ぎて、相手の協力がなければ新手を使いたい局面に辿り着くまでが大変である。
うろ覚えで実戦で使用すれば火傷をすることは火を見るよりも明らかであり、これらはあくまで観賞用の新手講座といえそうだ。
「世界の最新情報を級位者にもわかりやすく解説します。」という説明文は単なる絵空事に過ぎず、テキストを読みながらでも理解できる人はほんの一握りの高段者だけだと思う。
そういう意味（積極的評価）で毎週楽しみに見ている。これまでのようなまったりとした初中級者向けの講座では眠くて仕方がなかったが、それらの多数を切り捨て少数に目を向けた今期の企画に拍手を送るものである。数年に一度くらいこういう講座があってもいい
最も囲碁講座はそっちのけで、久方ぶりの万波佳奈四段を見るためだけにチャンネルを合わせている人も多いのかもしれないけれど・・・。
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2007年10月22日(月) at 20:28 / コメント( 0 )/ トラックバック( 0 )
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Google AdSenseを断られるの巻 / さんたな
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関西どっとコムのブログにおいても9月から正式にアフィリエイトが認められ、この際だからとスケベ心を発揮して広告を貼り付けてみることにした。
最初に候補に思い浮かべたのが、やはりグーグルの広告戦略として世界的に有名なシステム「Google AdSense」である。
ワンクリックでいくらとか1000回表示でいくらとの規定くらいは知っているが実態はどういうものかよく知らないので実益（？）と勉強をかねて申し込んでみた。
……結果を待つこと一日。
以下のようなメールが届く（私信ではないビジネス定型文書であるので貼り付ける）。
『残念ながら、以下の理由によりお客様のお申し込みは承認されませんでした。
Google の記録によりますと、お客様のサイトでユーザーに対してクリックを助長する表記があります。Google AdSense プログラムでは、サイト運営者に有益となるようなクリックを助長する表記は一切認められません。今後もGoogle AdSense プログラムのご利用を希望する場合、クリックを助長、誘導、奨励すると考えられる表現を全て完全に削除ください。』
ん〜、知らなかった。
（今後申し込まれる方は気を付けて下さい）
グーグルの基準に合わないという事で、断られてしまった。
あまり約款もよく読まずに必要事項を記入しただけなので、ああそんなものかという程度。落胆するほどでもないのだが、問題となったのは「クリックを助長する表記」だそうだ。
たしかに、サイドバーに
「Please click here」と書いているし、
本文にも
「よろしければクリックお願いします。
↓
人気ブログランキング 」
と参加しているブログランキングへの「クリックを助長する表記」が存在する。
やはりクリック単価で商売しているだけに、こういうところには神経を使っているらしい（笑）。
まぁ、ブログで商売しようというわけでもないし、そんなに訪問者数が多い訳でもない。マイナーなテーマを自分の好き勝手に書いているのだから、そのためだけにそれらの表記を削除する気も起こらない。
というわけで、Google AdSenseは断念。
そこで、他のブログでよく見られる「amazon」のアフィリエイトを申し込んでみたが、これはあっさりとOKが出た。アマゾンのシステムではクリックしただけではダメで、実際に購入されないと金銭は何も発生しないので気楽といえば気楽である。その分、本気でアフェリエイトをやっている人には物足りないシステムだと思う。
早速サイドバーに貼り付けてみたが、勝手にブログの内容を判断してお勧め商品を表示するウィジェットを選んでみたが、思わぬ商品が乗っていたりして眺めるだけでも面白い。
ときどきアマゾンを利用するので自分で利用しても紹介料が入るのかしらん。
最後に懲りずに貼り付けてみた
。
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最初に候補に思い浮かべたのが、やはりグーグルの広告戦略として世界的に有名なシステム「Google AdSense」である。
ワンクリックでいくらとか1000回表示でいくらとの規定くらいは知っているが実態はどういうものかよく知らないので実益（？）と勉強をかねて申し込んでみた。
……結果を待つこと一日。
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この時期に何故？−守屋前次官の接待ゴルフ疑惑 / さんたな
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＜守屋前防衛次官＞ゴルフ交際の山田洋行、防衛省ＯＢ丸抱え（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000010-mai-soci
『 防衛省の守屋武昌・前事務次官（６３）とのゴルフ交際が明らかになった防衛専門商社「山田洋行」（東京都港区）の元専務（６９）が、同省幹部ＯＢの天下りを積極的に受け入れていたことが分かった。同社元幹部によると、多い時で８人前後に達し、同省幹部の家族の採用にも力を入れていた。民主党の東祥三・元衆議院議員（５６）も顧問として採用しており、高額の受注を維持してきた裏で行われた政官界対策の一端が浮かんだ。
同社元幹部によると、元専務は人事を含む実務の一切を取り仕切っており、１５０人程度の社員数（０５年当時）に対し、多い時には８人前後の同省ＯＢを顧問として受け入れていた。別の商社幹部は「規模に比べＯＢ採用数は多い」と言う。
（中略）
ＯＢ採用は、グループ会社でも行われ、元専務は同省幹部の家族ら親族の採用も指示。元社員は「お金を渡すと贈収賄になるが、身内の採用は問題ない。貸しを作っていたように見えた」と語る。一方、元専務は「受け入れはお付き合い。ＯＢには役所にあいさつに行く時、口添えしてもらう程度」と説明した。
東元議員は、政治家の紹介で１０年ほど前に顧問に就任。先月１２日、取材に「政治活動の報告や世界情勢の分析が私の仕事。将来、私が力を持てば便宜を図ってもらいたいという企業家心理はあると思う」と話した。
東元議員は元国連職員。９０年に公明党から衆院選（旧東京６区）に出馬・当選し、４期（４期目は自由党、後に民主党）を務めたが０３年、０５年の衆院選で落選した。』
先週末から急に浮上してきた防衛省の守屋前事務次官を巡る接待ゴルフ疑惑。日を追う毎に次から次へと新しい事実が明らかになってきている。この天下り問題にしても、官業の癒着が本当ならば、此れまでの例に漏れず当然天下りが行われていたと多くの人が思っていた筈である。
この他にも、新聞の見出しを並べてみても次のようなものがある。
＜守屋前防衛次官＞交際の山田洋行、防衛職員には贈答品攻勢（毎日新聞）
＜山田洋行＞小沢民主代表の２政治団体に計４００万円の寄付（毎日新聞）
守屋氏喚問「あり得る」＝公明・高木氏（時事通信）
守屋氏の接待問題、防衛省が山田洋行との契約再点検（読売新聞）
官業の癒着が民主党にまで飛び火しそうな勢いを見せている。
この問題の発端は検察側のリークによるものだとか、此れだけ（倫理規定違反）に終らず、防衛省を巡る背任事件に発展するなどさまざまな見方がされている。この守屋氏の首を切ったマダム・スシこと小池元防衛相もインタービューに応えて、そのような噂は当時から耳に入っていたとのことらしい。
では、そんな時限爆弾が何故、この時期にしかも政権側（検察）から漏れ出したのか。
現在の国会の状況を考えれば、テロ特措法の審議をめぐり、与野党がつばぜり合いと繰り広げている。特にアメリカ側からイラク作戦への給油の転用を否定しながらも、お金と同じく名前も書いていないものを厳密に分けることは出来ないという至極真っ当な回答が出るに及んで野党は勢いづいている。
これに補給艦「とわだ」の航泊日誌の破棄などの自衛隊としての組織の問題も加わり、23日以降に予定されている法案審議の先行きが見えない状態だ。
この時期にさらに国会を混乱させるような、テロ特措法の所轄官庁である防衛省絡みのスキャンダルが発覚したのである。民主党を含む野党は守屋前事務次官の証人喚問や疑惑が解明されない限り、新法案への審議入りを拒否している。
普通に考えれば、この法案が成立するまで政治の力をもってこのスキャンダルの発覚を抑えるはずである。それを自ら苦境に追い込んでしまうとは？
自民党は新しいテロ特措法においても民主党を含む野党との接点が見出せず、臨時国会における法案成立への見通しは立っていない。無理に延長をして法案が成立しなければ、一挙に解散総選挙へと政局が流動化しかねない。国民の四割以上が反対している現状では衆議院における三分の二条項も使いたくはない。自民党の一部には通常国会での継続審議を主張し、臨時国会に拘るべきでないという意見もあるらしい。
同じ与党の公明党にしても、春の統一地方選と夏の参議院選挙と大きな選挙が続いただけに支持母体の創価学会との関係から年内の衆議院選挙は避けたいところだろう。
しかも、両党とも未だに先の参議院選挙での敗北の原因となった年金問題や格差問題に具体的な実績を上げてはいない中での、このテロ特措法の賛否に限った選挙を行っても勝算があるとはとても思えない。
民主党にしても小沢党首がISAFへの参加を仄めかすなど、党内が一本化出来ておらず、独自の対案が出すことが出来ない状態だ。反対のための反対を繰り返せば国際貢献との絡みで世論の反感を招きかねない。
そんな中でのこの防衛省を巡る疑惑である。これを利用して対外的にも、予想外の国会の混乱によって法案審議がストップしてしまったとの言い訳を前提に時間稼ぎが出来る。
穿った見方だが、国際貢献だとか何とか言いながら、つまりは年内に総選挙はしたくないというお互いの思惑が一致した結果がこの防衛省を巡る騒動と見ることが出来ないだろうか。
こんな妄想をしてみる爽やかな秋の休日である。
追記ー給油量の誤り、03年から隠ぺい＝海自、防衛長官らに報告せず（時事通信）
『テロ対策特別措置法に基づくインド洋での2003年2月の海上自衛隊補給艦から米補給艦への給油量を防衛省が今年9月になって訂正した問題で、海上幕僚監部内で03年中に誤りに気付いたにもかかわらず、当時の石破茂防衛庁長官らに報告せずに隠ぺいしていたことが21日、分かった。防衛省首脳が同日、明らかにした。同省は関係者を厳しく処分する方針だ。』
↑都合の悪いことは隠蔽する。もう組織としてグダグダ。これで一年間も国会への報告なしに文民統制が担保できるのだろうか。
自民党
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000010-mai-soci
『 防衛省の守屋武昌・前事務次官（６３）とのゴルフ交際が明らかになった防衛専門商社「山田洋行」（東京都港区）の元専務（６９）が、同省幹部ＯＢの天下りを積極的に受け入れていたことが分かった。同社元幹部によると、多い時で８人前後に達し、同省幹部の家族の採用にも力を入れていた。民主党の東祥三・元衆議院議員（５６）も顧問として採用しており、高額の受注を維持してきた裏で行われた政官界対策の一端が浮かんだ。
同社元幹部によると、元専務は人事を含む実務の一切を取り仕切っており、１５０人程度の社員数（０５年当時）に対し、多い時には８人前後の同省ＯＢを顧問として受け入れていた。別の商社幹部は「規模に比べＯＢ採用数は多い」と言う。
（中略）
ＯＢ採用は、グループ会社でも行われ、元専務は同省幹部の家族ら親族の採用も指示。元社員は「お金を渡すと贈収賄になるが、身内の採用は問題ない。貸しを作っていたように見えた」と語る。一方、元専務は「受け入れはお付き合い。ＯＢには役所にあいさつに行く時、口添えしてもらう程度」と説明した。
東元議員は、政治家の紹介で１０年ほど前に顧問に就任。先月１２日、取材に「政治活動の報告や世界情勢の分析が私の仕事。将来、私が力を持てば便宜を図ってもらいたいという企業家心理はあると思う」と話した。
東元議員は元国連職員。９０年に公明党から衆院選（旧東京６区）に出馬・当選し、４期（４期目は自由党、後に民主党）を務めたが０３年、０５年の衆院選で落選した。』
先週末から急に浮上してきた防衛省の守屋前事務次官を巡る接待ゴルフ疑惑。日を追う毎に次から次へと新しい事実が明らかになってきている。この天下り問題にしても、官業の癒着が本当ならば、此れまでの例に漏れず当然天下りが行われていたと多くの人が思っていた筈である。
この他にも、新聞の見出しを並べてみても次のようなものがある。
＜守屋前防衛次官＞交際の山田洋行、防衛職員には贈答品攻勢（毎日新聞）
＜山田洋行＞小沢民主代表の２政治団体に計４００万円の寄付（毎日新聞）
守屋氏喚問「あり得る」＝公明・高木氏（時事通信）
守屋氏の接待問題、防衛省が山田洋行との契約再点検（読売新聞）
官業の癒着が民主党にまで飛び火しそうな勢いを見せている。
この問題の発端は検察側のリークによるものだとか、此れだけ（倫理規定違反）に終らず、防衛省を巡る背任事件に発展するなどさまざまな見方がされている。この守屋氏の首を切ったマダム・スシこと小池元防衛相もインタービューに応えて、そのような噂は当時から耳に入っていたとのことらしい。
では、そんな時限爆弾が何故、この時期にしかも政権側（検察）から漏れ出したのか。
現在の国会の状況を考えれば、テロ特措法の審議をめぐり、与野党がつばぜり合いと繰り広げている。特にアメリカ側からイラク作戦への給油の転用を否定しながらも、お金と同じく名前も書いていないものを厳密に分けることは出来ないという至極真っ当な回答が出るに及んで野党は勢いづいている。
これに補給艦「とわだ」の航泊日誌の破棄などの自衛隊としての組織の問題も加わり、23日以降に予定されている法案審議の先行きが見えない状態だ。
この時期にさらに国会を混乱させるような、テロ特措法の所轄官庁である防衛省絡みのスキャンダルが発覚したのである。民主党を含む野党は守屋前事務次官の証人喚問や疑惑が解明されない限り、新法案への審議入りを拒否している。
普通に考えれば、この法案が成立するまで政治の力をもってこのスキャンダルの発覚を抑えるはずである。それを自ら苦境に追い込んでしまうとは？
自民党は新しいテロ特措法においても民主党を含む野党との接点が見出せず、臨時国会における法案成立への見通しは立っていない。無理に延長をして法案が成立しなければ、一挙に解散総選挙へと政局が流動化しかねない。国民の四割以上が反対している現状では衆議院における三分の二条項も使いたくはない。自民党の一部には通常国会での継続審議を主張し、臨時国会に拘るべきでないという意見もあるらしい。
同じ与党の公明党にしても、春の統一地方選と夏の参議院選挙と大きな選挙が続いただけに支持母体の創価学会との関係から年内の衆議院選挙は避けたいところだろう。
しかも、両党とも未だに先の参議院選挙での敗北の原因となった年金問題や格差問題に具体的な実績を上げてはいない中での、このテロ特措法の賛否に限った選挙を行っても勝算があるとはとても思えない。
民主党にしても小沢党首がISAFへの参加を仄めかすなど、党内が一本化出来ておらず、独自の対案が出すことが出来ない状態だ。反対のための反対を繰り返せば国際貢献との絡みで世論の反感を招きかねない。
そんな中でのこの防衛省を巡る疑惑である。これを利用して対外的にも、予想外の国会の混乱によって法案審議がストップしてしまったとの言い訳を前提に時間稼ぎが出来る。
穿った見方だが、国際貢献だとか何とか言いながら、つまりは年内に総選挙はしたくないというお互いの思惑が一致した結果がこの防衛省を巡る騒動と見ることが出来ないだろうか。
こんな妄想をしてみる爽やかな秋の休日である。
追記ー給油量の誤り、03年から隠ぺい＝海自、防衛長官らに報告せず（時事通信）
『テロ対策特別措置法に基づくインド洋での2003年2月の海上自衛隊補給艦から米補給艦への給油量を防衛省が今年9月になって訂正した問題で、海上幕僚監部内で03年中に誤りに気付いたにもかかわらず、当時の石破茂防衛庁長官らに報告せずに隠ぺいしていたことが21日、分かった。防衛省首脳が同日、明らかにした。同省は関係者を厳しく処分する方針だ。』
↑都合の悪いことは隠蔽する。もう組織としてグダグダ。これで一年間も国会への報告なしに文民統制が担保できるのだろうか。
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