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2007-10-25 20:00:00

R35

テーマ:日々感じたこと

 今年、ヒットしているCDに「R35」 というのがあります。「もう一度妻を口説こう」という副題で、1990年代前半のヒット曲を並べたオムニバスです。来年1月に35歳になる私は丁度購買層にバシッとはまるので買ってみました。


 1991年大学入学ですので、大学生時代に流行った曲ばかりです。大学時代は(そして今も)モテない男の典型でしたので、こういう曲にあまり深い思い入れがないのがちょっと残念です。大学1年のクリスマスの日、大学の目の前にある駅の階段で泥酔して通り行くカップルにくだを巻いていたくらいダメ男でした。


 聞いていて思ったのは「バブルの時代だったよな、この頃は」ということです。根拠はあまり示せないのですが、音楽全体に「バブル」の臭いを感じます。私の経験があるからそう聞こえるのかもしれませんね。今の若い人にはこのCDはどう聞こえるのかな、とても関心があります。


 この頃くらいから音楽に対する嗜好がとても多様化していったように思います。「ザ・ベストテン」が終わったのがたしか1989年です。ああいう番組や紅白歌合戦で音楽に対する嗜好がある程度統一的に把握できる時代が終わり、色々なタイプの音楽が正当にそれぞれの分野で評価されていくようになっていきます。音楽だけじゃなく、あらゆる分野で趣味や嗜好が多様化していき、中森明夫が命名したオタクが市民権を獲得していく時代でした。「R35」の中に、嗜好が多様化するプロセスの真っ只中である時代性を感じたりします。


 単に懐かしいというだけでなく、時代性をあれこれと考えさせられました。そういえば「愛が生まれた日」で藤谷美和子とデュエットした大内義昭さんはこの北九州市出身で、今も当地で活動していることも初めて知りました。

コメント

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■私は…

まだ27歳ですが『R-35』の様なCDは好きで買いたいと思うくらいです!!その時の音楽は何だか今と比べてもとても私は良いと思います!好きです。
大内義昭さんは確か、こちらで音楽専門学校の校長もされてますよ

■ちょっと無防備では?

>大学1年のクリスマスの日、大学の目の前にある駅の階段で泥酔して通り行くカップルにくだを巻いていたくらいダメ男でした。

91年に大学1年生って、まだ18歳の未成年ですよね。未成年の飲酒は法律違反でしょ?

若い頃のやんちゃだと軽く考えていますか?
そうだとしたら34歳の今でもまだまだ十分にダメ男ですね。

民主党から政治家を目指すというのなら、ブログで未成年だった頃の飲酒を無防備にさらけ出すなんて事はしない方がいいと思いますよ。

なんせ、法律には違反していない問題でも、”倫理上問題がある”だの”説明責任を果たしていない”だの”そんな説明ではかえって疑惑は深まるばかりだ”といって立場を異にする人達を徹底的に追及する人達の集まりですから。明確な法律違反にはもっと容赦がないかもしれないですよ。

きちんと説明責任を果たして下さる事を期待しています。政治家になった時のための練習にはちょうどいいでしょう。

一応、ウェブ魚拓をとっときますね。




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