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金大中事件で“遺憾”伝達へ

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34年前、韓国のキム・デジュン氏が東京のホテルで拉致され、5日後にソウルで解放された「金大中事件」について、韓国政府が設置した委員会は、当時のKCIA=韓国中央情報部による組織的な犯行だったとする報告書を24日に発表し、韓国政府として事件への関与を初めて公式に認めました。このため、日本政府は「韓国政府による主権侵害が明らかになった」として、韓国政府に謝罪を求めていました。関係者によりますと、韓国政府は、日本側に「遺憾の意」を伝えることを決め、26日にもユ・ミョンファン駐日大使が外務省を訪れて伝えるということです。報告書について、韓国大統領府の報道官らは「こういう事件が起きたのは不幸であり、遺憾なことだ」という考えを示しており、韓国政府はこうした内容をユ・ミョンファン大使を通じて伝えることにしています。日韓両国の間では、来月、シンガポールで開かれる東アジアサミットでの首脳会談が控えており、韓国政府としてはこの問題をめぐって日本との関係が悪化することは避けたいと判断したものとみられます。
もどる10月26日 11時44分
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