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安倍晋三首相が退陣を表明し入院した。病院では医師団が安倍総理は精神的なストレス等による「機能性胃腸障害」が悪化した状態だと発表した。しかし、民放の報道番組全般を見ると、未だに安倍首相の揚げ足取りをした報道が多い。放送局は放送法に則った不偏不党の報道を行うべきである。捏造問題をきっかけに総務省が放送局に再発防止計画の提出を含めた放送法の改正などの審議をしているが、公権力の介入を許さないためにも、BPOはこのような報道姿勢に対して見解を出すべきである。
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安倍総理の退陣に伴い自民党総裁選が今日(14日)告示された。昼前からのワイド番組では言葉では改革々々と言いながら小泉人気を煽るような映像を放送していた。しかし、景気対策として税負担の軽減措置として導入した「定率減税」が1月に廃止されたのに続き、6月には住民税(地方税)の「定率減税」が全廃された。国民の税負担、特に高齢者の公的年金等の控除の縮小や介護保険料を年金から引き落とすなど、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と保障されている生存権すら脅かされている現状を放送は問い質すべきである。
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夜10時の報道番組の情報の正確性に疑問を持つ。慰安婦問題で安倍総理が言った「証拠はない」という言葉は、「強制的に慰安婦達を連れてきた事に対しての軍の介入」についての「証拠がない」ということで、慰安婦を強制的に働かせていた「証拠はない」という事ではない。にもかかわらず、あたかも「慰安婦を強制的に働かせていた証拠はない」と受け取れるような編集を行った上で放送するのは間違っているのではないか。以前にも明らかに事実と違う事を事実のように編集して放送した事があり、情報の正確性というものに対してとても疑問を感じている。以前、株の操作で問題となった人物が何かの賞の受賞会場で「話が上下した方が皆さん楽しいでしょう」と話していたにもかかわらず、「株価が上下したほうが楽しいでしょう」と言った事になっていた。明らかに故意に情報操作している。これは、他局の放送を見てわかったことだ。テレビ局は、感情で情報を歪曲して放送するという事が稀にあるが、「これは明らかに放送倫理に反している」と局に注意しても表面的に謝るだけで何の改善も見られない。むしろ騙し方が巧妙になった。この局の報道に対する放送倫理について問題がないか調べて欲しい。
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昼からの情報ワイドで年金問題について舛添大臣不在のまま、一方的に民主党長妻議員の考えのみを放送したと問題になっているが、これと同様の不公平・不公正な報道はどこの放送局でもいっぱいあるのではないか。政治と金の問題にしても、政治資金規正法に違反している閣僚の訂正問題を大きく取り上げているが、民主党の議員の中にも規正法違反をしている議員はいる筈と思う。たまたま政権を取っておらず、閣僚でもないので追及されていないだけなのではないか。有権者の一人として、次回の選挙のときに、候補者の政治的適性を見抜く大切な情報なのだから、もっとバランスの取れた情報の提供をして欲しい。
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日曜夕方の報道番組のスタッフが杉村泰蔵議員の投票を盗撮して放映した件を抗議した視聴者に対して、以下のような発言をしたようだ。「杉村議員の投票をさらしたことは正しい行為。 他の議員も分かり次第公表する予定。あの位置にカメラがあることは分かっているはずだから映される方がいけない。公人(政治家)の投票行動は公的に報道されるべき範囲であり、総裁投票は無記名であっても公開されないようであり法的には違法ではない。 今後もこういう行為は堂々と継続していく」。まるでナチスの監視国家並みの言い分だと思う。これでは総裁選が無記名である意味がまったくない。盗撮してまで各議員の投票の秘密を暴くなど、正しい民主主義国家の報道のあり得るべき姿だろうか?
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毎週土曜日の報道番組で自民党総裁選挙の中継録画を放送したが、杉村太蔵議員が誰に投票したかということから、望遠レンズで手元を写した映像が流れた。問題だと思い局に電話したら、応対者は責任者ではなかったが「放送準備段階で違法ではないという結論である」という返事であった。憲法15条4号「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。・・・」に反するのではないかと思い、自民党に電話したら「倫理上の問題」という返事だった。やはり行過ぎた報道だと思う。インターネットでも話題になっている。
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ミャンマー情勢が毎日報道され、軍事政権に対する批判もされているが、僧侶が社会において大きな意味を持ち、その社会を軍事的に弾圧している事件といえば、中国のチベットへの弾圧なども思い浮かぶが、マスコミはどうしてそれに対しては問題視してこなかったのか。中国のチベットに対して行ったことは、僧侶を含んだ民衆と軍部が衝突したというレベルではなくもっと残虐な拷問などが行われ圧倒的な軍事力を背景に民族浄化が行われているのだろう。同じ軍事力を背景に民衆を弾圧していてもそれが大国をバックにしているかどうかなどで報道のニュアンスが変わるようでは、マスコミなど単なる権力の走狗であり存在価値などないのではないか。
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台風報道は、何時上陸するのかより何時暴風域に入るのかに重点を置かないと被害を予防する為の時間が確保できなくなる。沖縄の局以外は伝えるべき情報を間違えて報道している。また、台風時に海岸付近や屋外で実況中継をする事は禁止になったのではないのか。最近危険な映像取材が増えている。各局に注意喚起してほしい。
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京都で起きた16歳少女の父親殺害事件の報道の中に、同級生と思われる人へのインタビューがあった。しかし、捜査も初期の段階で未成年者にインタビューすることは、放送として適切とは思えない。放送では事件があるとすぐに同級生の子供達に平気でインタビューをするが、子供の心理を考えていないのだろうか。しかも放送されるのは答えの部分だけで、インタビュアーのどのような質問に対する答えなのかも分からない。普段の人となりを聞くにしても、「殺人の容疑者となっているが普段はどんな人ですか?」と聞くのと、「父親の首を斧で切って殺したのだけれど、どんな人ですか?」と聞くのでは、未成年者だけに心の動きも違ってくると思う。モザイクがかかっているので表情すら分からない。放送では、どんな質問による答えなのかを分かるようにすべきである。また番組内では、斧を使っての殺害方法をこと細かく説明していたが、子供達も見ている時間に放送する事ではない。放送に携わる人は、一般の人が、ましてや未成年者が、突然マイクとカメラを向けられた時の色々な心理状況をもっと考えなくてはいけないと思う。
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重大事件の裁判などで被告が“広汎性発達障害”と判明した場合の報道についてのお願い。一般の人々には“広汎性発達障害”の特性はまだよく理解されておらず、またこの障害を持つ被告の関わる事件では、発生時に被告自身や犯行の特異性や不可解さがセンセーショナルに報道されることが多いので、裁判などの報道の際にこの障害の特性を正確に解説して「この障害が事件の直接の要因であるわけではない」と説明しても、一般の人々にはあたかもこの障害の特性自体が特異な事件を引き起こしたような印象を受ける恐れがある。裁判などの報道で被告の“広汎性発達障害”について触れる場合には、事件におけるこの障害の特性が関わった部分と被告の意思による犯行の部分がはっきり区別され、被告の特異性よりも事件の要因や背景を詳しく伝える正確で冷静な報道が必要だと思う。また、番組のコメンテーターなどがこの障害がまるで事件の要因であるかのような発言をすることがないように、番組の出演者にも放送前にこの障害について正確な情報を伝えたほうがよいと思う。
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深夜の報道番組で、健康保険の保険料が高いことを取り上げていた。その中で、年収が200万円で生活が苦しいので保険料を払っていないという人が取材対象となっていたが、これはおかしい。日本では「国民皆保険」の制度となっているのだから、年収200万円で、苦しいけれど保険料を払っているという人を取材し、生活費の中で保険料が占める割合からこの問題を検討していくというなら分かるが、生活が苦しいので払っていないという立場からでは問題の解決の道は見えてこないと思う。苦しいからといって、国民皆保険制度を遵守していない人をテレビが正当化してしまったら、「払わなくてもいいんだ」と誤解する人が増えることになると思う。また、保険料が高いことの原因をすべて政府の財政支出の額にあるとし、財政支出を削減すれば解決するというストーリーは単純すぎて話にならない。何事も政府叩きをすればいいという考え方が、この番組には多すぎると感じている。
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日曜夕方の報道番組で生活保護費を減額された男性を特集していたが、受給額の減額と言う一点にポイントを絞りすぎ、一方的に男性側に立った内容に終始していたが、遡って男性がどのような人生をたどり、どういった経緯で生活保護を受給することになったかはほとんど触れていなかった。現在、年金保険料を払わず、いざとなったら生活保護に頼ろうとの受給予備軍が沢山いると聞く。件の男性も実は保険料を不払いだった点を最後に申し訳程度に触れていたが、それでは全く同情する気も起こらない。一つの事件を報道するときには少なくとも裏と表の両面からしっかり取材をするという基本を守って欲しい。
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こんな詐欺の話が紹介された。@Aさんが実印と印鑑登録証の入った財布を落とした。Aこれを拾った男が実印と印鑑登録証を使ってAさんの戸籍と住所を移し、借金を重ねて会社を設立、そして倒産。BAさんのもとへ借金の請求が殺到した―この話を受けたトークの中で、ゲストの弁護士が「戸籍謄本と住民票については、不受理届けを出せば第三者が受理することが出来ない、そういう制度がある」と話していた。戸籍謄本などを悪用されるのが嫌だから早速、不受理届けを出しに市役所へ行った。ところが職員に「そんな不受理制度などはない」と言われ受付を拒否されたのである。弁護士は間違ったことを言ったのか。局に電話で確認しようとしたが火曜日夜9時の経済についての番組の担当者がつかまらず埒が明かない。どちらが正しいのだろう。誤った放送をしたのであれば訂正放送をすべきだ。
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日曜夕方の報道番組で38歳無職の男が入手容易な薬品を使いTATPなる爆発物を作り、電車の爆破計画を立てていたという報道があった。薬品の一部は伏せていたが爆発物製作の再現をしており、放送でそこまでする必要があるのか疑問であった。これまで必ずと言ってよいほどマスコミの犯罪報道を模倣する者が出ているのに、未だにこの様な内容の放送があるのには呆れる。
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昼前の情報ワイドで畠山鈴香被告初公判のニュースの際、畠山被告を鈴香被告と呼んでいたが、おかしいのではないか。ニュースの中などで当事者をファーストネームで呼ぶのは特殊なケースだと思う。何故なのかを局に聞いたら「子供と区別するため」と意味不明瞭な返事であった。この被告の呼び方については事件発生後に議論があったように思うが、民放としてはなにか統一見解のようなものはないのか。
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時津風部屋の元力士の父の記者会見の生放送を最初から見た。お悔やみを述べる記者は誰もいなかった。遺族が真剣に応じているのに対して、記者の態度は大変見苦しく無礼だと思った。優しさを感じられない記者会見だった。まだ立件されていない事件に対しては先に質問事項を書面で提出して、それに応答する方法にしてはいかがか。記者は挙手して自分の名前を紹介し質疑をするべきだと思う。今後、善処願いたいと思う。
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NHKを除くメディアには放送倫理というものはないのか?この際、徹底議論されるべきと思う。@朝青龍問題について、なぜモンゴルまで追いかける必要があるのか?全く下品極まりない。A政治報道について、目の前の現象ばかりを追った報道。公平性・慎重さを欠く偏向報道。これらは、国民の関心を物事の本質から遠ざけるものであり非常に危険である。これらに何の疑問も感じないメディアに携わる人間の倫理観は如何にして形成されるのか?これは大いに分析の対象となる。朝青龍の横綱としての資格を云々する前に、まず己に対して「国民に対しニュースを報道する資格があるのか?」を十分問いかけてみた方がよろしいのではないか?
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最近の民放のテレビ番組はテレビ創成期に比べ質が落ちたとつくづく思う。特に報道番組やワイドショーにおいては犯罪を実際以上にセンセーショナルに伝えたり、興味本位にプライバシーを暴いたりすることにばかり労力を使い、報道内容そのものに関してはどこの局も変わり映えがしない。他局と競うのであれば多様性のある報道を目指し、世界の話題から地域のニュースまでカバーできるような報道体制を築き、ユニークでありながら興味本位に走らない報道番組を育ててはどうか。
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最近のマスコミは度が過ぎていると思う。正直不愉快だ。安倍政権を支持していなかったが、ここ最近の報道は不愉快で仕方ない。「早く辞めろ」と叫び、辞めると「無責任だ」と中傷に似た批判を展開する。かつて椿事件というものがテレビ業界であったらしい。そろそろ本気で限度を越えた放送には制裁が必要だと思う。今の報道は子どもの世界で行われている“いじめ”と同レベル、もしくはそれ以下だ。もう揚げ足取りの幼稚な報道はやめてもらいたい。政治報道を遊び道具にしないでください。
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ニュース報道の中で“独占密着”や“緊急会見”などの大げさな表現が多すぎる!自分達ではたいした取材もせず新聞などの記事を読んでるだけではないか!芸能報道で芸能人やタレントなどの熱愛や結婚などギャーギャー騒いでいるが、もっとやらなければならないことがたくさんあるだろうが。
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番組制作に関連した不祥事に伴うキー局の役員等の処分があったことを知った。普段、一般企業や役所の不祥事を厳しく追及し、頭を下げる当事者達を容赦なく問い詰めたりフラッシュを無慈悲に浴びせているマスコミ大手が、自分達の不祥事だけはひっそりと封印するように終息させるらしい。今回のことを反省し、視聴者からの批判を真摯に受け止めているのならば、これまで追及してきた他企業と同じように自分達の謝罪会見をし、自らのニュース番組で放送すべきだった。
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マスメディアの表現の自由は制限されるべきだ。表現の自由の権利を盾に書かれる記事は下品の極みをいくものばかり。ここで問われる品格とは「他人の心を察すること」であり、その観点からは記事にされた当事者でない第3者がみても到底看過することのできない内容ばかりである。このまま野放しにして良いのか?今のマスメディアに自浄作用のシステムはない。徹底して改革すべきと考える。心無い記事によって人が死んでいる。病気になっている。またそれを見る人の心も病んでいく。何度でも繰り返し言う。国民への教育的観点から下品なものは徹底して撲滅すべきある。
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情報番組を見ているとそこに出てくるコメンテーターという者は社会的な影響力などが大きい割には、たとえて言えば、井戸端会議とか隣人友人の集まりでちょっと気の利いた台詞を交えながら、まくしたてるように他人の悪口を言うことの出来る人が、座の中心にいるのと同じように、そういう形で脚光を浴びやすい人間ばかりがコメンテーターなんて肩書きで偉そうに意見を述べるけれど、深い考えで述べる者は一切ないことにあきれてしまいます。
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東京キー局のラジオ感覚のバラエティーと証する番組の中で朝青龍の体に安倍総理の顔をすげかえた絵で「安倍朝龍、美しい国を投げ出し」と揶揄。司会者を含めた全出演者がゲラゲラと手を叩きながら哂う。その絵は司会者の後ろに掲げて目立たせている。安倍総理を貶めるためには手段を選ばないという下品さに唖然とした。安倍総理さえ叩きのめせば、誰の人権も人格もどうでもいいのか。首をすげかえられた朝青龍も安倍総理と同じ病気、あるいは病気で志半ばでやりたいことを断念した方々を著しく傷つけている。そもそも、安倍総理も一人の人間だ。病人のガンクビ写真をコラージュして笑うなんて大問題。バラエティーだからといって調子に乗りすぎないほうがいい。
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夕方5時台のニュース番組では安倍総理辞任後の状況を、安倍総理と小泉元総理に扮した「ザ・ニュースペーパー」というコメディアンが会見風にしゃべる茶化したコーナーで、最後に麻生幹事長の別に取材した笑った顔が画面右下に挿入された。安倍総理辞任の経緯についての意見は出すべきだが、混迷を続ける政局に苛立ちを覚えている時、ニュースでの倫理観の無い放送内容に憤りを感じる。又麻生幹事長の関係ない映像を挿入した事は肖像権、人権の侵害であり、受取り方ではニュースの捏造ともいえる。
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9月17日午前11時からのワイド番組の放送でフリーアナの総合司会者が舛添厚生大臣に出演依頼をしたが断られた」と発言したが、翌日の放送で「昨日の放送の訂正ですが、舛添厚生大臣が出演を断ったのではなく番組から出演依頼をしていませんでした」と女性の局アナウンサーが訂正とお詫びを述べた。問題は、これは本人が謝罪すべきであることと、国民が選んだ大臣に関して虚偽の放送をしておいて、謝罪だけで済ませてもいいのかということだ。きちんとした謝罪・訂正をするべきだ。
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水曜日、“世界の映像祭り”と称した知らない世界を見せる番組で、北朝鮮レストランでタレントが雷魚の刺身を食べさせるシーンがありました。ちょっと知識がある人ならどれだけ危険な事なのか解るはずです。はっきりいって雷魚は寄生虫の巣です。ましてや生食はもっての他です。一番初歩の寄生虫専門書やネットで探したり、博物館に聞いてみたらすぐ解ると思います。タレントの体は大丈夫でしょうか。やらされているタレントの人権侵害です。潜伏期間は3〜4週間だそうです。一刻もはやく駆虫剤を投与した方が良いです。(顎口虫の類です。皮膚の下をはいずり回ります。)視聴者が真似をして食し、被害にあったらこの局はどう責任をとるのでしょうか。安易な番組制作をする同局の責任をぜひ追及してください。
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コメディアンが登場する動物番組で5匹のキタキツネを飼育する様子を見せていた。キタキツネは北海道で流行している「多包性エキノコックス症」を媒介する動物である。飼育していたのが野外で捕獲した生後半年以内の仔ギツネだとすると、その寄生虫に感染している時期であり大変危険である。番組中では、それについての注意を一切流していなかった。もし本州から北海道への旅行者がキタキツネを連れて帰ったら、本人や知人達がエキノコックス症感染の危険に曝されるだけではなく、本州で感染症が流行する危険性すらある。番組担当者は、これら人獣共通感染症のことを勉強して、番組が感染症の拡大に手を貸すことのないよう十分に注意すべきでる。タレントには「感染しないように注意はした」と言うが、具体的な内容は分かっていなかった。マスコミは感染症の恐ろしさを忘れている。北海道では毎年20人位の患者が発生しているが、潜伏期間は平均21年にもなる病気であり、肝臓部分摘出手術で克服が可能ではあるが、それはあくまでも病巣があまり大きくない時期だけのことで、手遅れになると確実に死に至る。本来、野生動物を人間がペットにして飼うようなことは、負傷した動物などへの緊急避難措置を除いてやるべきことではない。動物を扱う番組の基本的コンセプトをどう考えているのか。
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宝くじを当てた男の夢だとしてカンボジアのアンコールワットが見えるところへ木材や板を運んでツリーハウスをつくり世界遺産を眺めるというようなことをやっていたが、バカなことをするんじゃない。悪質で恥知らず、自然破壊そのものじゃないか。こんな倫理に反することをやる局にはきつい“お灸”をすえてくれ。
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いつも楽しく見ているが、この日に放送された会話は結婚記念日を思い出そうとする夫が妻にその記念日を暗証番号にしているというカードを使わせようとして、財布からわざと金を抜き取ったり、「ATMで暗証番号を盗み見して思い出した」などと友達に得意気に語っており、しかも暗証番号を友達にも教えるという内容で唖然とした。いくら英語の教材とはいえ、ATMでのトラブルや振り込め詐欺などの多発するこのご時世を考えると、オンエアするのにはふさわしくなかったのではないか?この番組の講師は非常に人気もあり、英語を声に出して練習しようというコンセプトが強く共感するだけに、こういう非常識な会話が公共放送のラジオで放送されたのは非常に残念だ。この一件だけで、講師の交代や番組の中止を訴えるつもりはないが、幅広い世代のリスナーがいることをもう少し考えた番組作りをお願いしたい。
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関西のテレビ局の情報ワイドで具合の悪くなった妊娠3ヶ月の妊婦を受け入れる病院がなく流産した件で、コメンテーターが「38歳で初産というのがおかしい」という旨の発言をしていた。局に「発言が非常識だ」と苦情を入れたところ、不適切な発言であることは認めたものの「謝罪はしない」という返答であった。あの発言で不妊に苦しんでいる人、流産の悲しみに打ちひしがれている多くの人が深く傷ついたことだろう。どんな罪深い発言でも「終わったことで仕方がない」というような業界の態度は許せない。私は一企業人だが、お客様のクレームには誠心誠意謝罪し改善する努力を怠らない。これが普通だ。TV業界は異常だと思う。
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東京キー局の放送番組審議会において「信じてしまう視聴者もいるということを念頭に置きながら」と、信じてはいけない内容であることを述べているにも関わらず、相変わらず「カルマ」や「前世だ」等といい加減な内容をインチキ霊能者が告げている。特に今回は認知症という多くの患者がいる病気に関して何の資格も知識もないインチキ霊能者のいい加減な解釈を放送しており、同様の症状に苦しむ多くの家族をバカにしている。昨年の12月9日にはこの番組の影響で中学生が自殺しているにも関わらずいまだ番組が放送されており、番組はインチキ霊能者の宣伝に使用されている。この局にはモラルの欠片もない。一刻も早い打ち切りと、霊能者のインチキに関する検証番組の放送を望む。
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女性占い師の発言に非常に不適切なものが目立った。20代の若者は貯金もし堅実だという最近の世論調査の結果に対して、それを批判する占い師の好き勝手な持論や自慢話には呆れた。以前からの彼女の「最近の若い者は」という発言とも矛盾している。最近の若い人達は、一部の人が考えているより賢い部分があり、彼女の言っている事をまともに信じていたらそのせいで悪い社会になってしまう。発言も乱暴で、出演者にまで「馬鹿野郎」「あんた」と暴言を吐いているのに全くお咎めなしで番組が成り立っているのはどうしたことか。新人アナウンサーや若手芸人だったら最悪クビになるだろう。この女性占い師は、昨今の朝青龍問題でも日本相撲協会の意向を無視するように仕向けるなどしているようで、これも問題だ。公共の電波を私物化するようなことを放置すべきではない。
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かつて東京のテレビ局の番組で死者が出て以来、各局が自粛していた“大食い番組”がいつの間にか復活し、最近はその無節操ぶりが目に余る。9月に入りこれまでに、数えてみたらなんと3局で6件の“大食い”関連番組が放送された。世界には飢餓に苦しむ人が大勢いるのに、食べ物の無駄な消費を繰り返すテレビ局の無神経ぶりは許せない。
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私は、真面目に堅実に勤労しているサラリーマンだ。サラリーマン向けのこの番組のパロディーは、公共放送の電波にのせる内容ではないと思う。きっと脚本家は、真面目に勤労などしたこともない人なんだろう。大人の社会はこんなものではない。常識を逸脱した番組だ。NHKよ「汝は汝の道に帰れ」。
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今まで散々批判の対象となっている(専門家からもその因果関係は薄いとされている)少年犯罪と漫画やゲームを結びつける(というよりほぼ断定している)放送がなされています。しかも今回はほとんど共通点がないにもかかわらず放送中であったアニメが製作側の自粛によって放送中止となり、その原因の一端とされた番組ということです。私も表現者の端くれであり、こういう安易な責任の転嫁により表現規制につながってしまうのはとても許せません。当の放送局は他の事件事象についても、安易な推測やこじつけ報道をする傾向があり、私とは別分野の人達からも大変苦情が多く、しかも苦情が送られてもまったく改善する気配はありません。報道とは知識のない一般人にはとても大きな影響をもち、間違ったことは極力避けるのが正しい姿なはずなのに・・・。同時にこうしたことを罪に問えないことがとても残念なことです。
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最終的に人を必要悪かつ短絡的に殺害するゲーム・アニメです。将来、この話も入ったDVDも発売され年齢制限等もありません。買おうと思えば誰でも買って見てしまうものです。特に中高生あたりに深夜番組なのに人気があり、すごく悪影響だと思われます。これは人として惨いものです。
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関東・名古屋・大阪の局で放送される深夜放送のアニメですが、原作はアダルトゲームでそれをアニメ化したものです。学生の主人公が多数の同級生と性交渉を行う性描写も問題ですが、レイプや虐めなどを含めかなり激しい内容になっています。裸体などの描写さえなければいいという昔のアニメと比べると、最近のものは作り手のモラルまで低下していると思えます。インターネットなどの掲示板や動画掲示板などでも、アニメを見た視聴者が感化されて「死ね」と連呼したりするなど、誤った人間の価値観を広めるという影響はとても残念でなりません。こういった異常な性交渉を助長し他人に対して攻撃性を駆り立てるようなアニメはどうか規制していただきたいです。
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4時間枠での番組でバラエティー番組とはいえ著しく不快な気分にさせられました。内容はタレントにバンジージャンプをさせ、あたかもギネス記録更新をさせた様に思わせ、実はその後に番組プロデューサー自らがその記録を更新した。それをタレント本人にはギネス記録更新認定の表彰式の時に初めて告げ、そのタレントの努力が無駄だった落胆ぶりを見せるというドッキリ企画だったのだが、余りにも無神経な企画で単なる芸人「いじめ」にしか見えなかった。騙されたタレントの姿で笑いを取りたかったのかもしれませんが、視聴者には不快感しか残りません。何をやっても冗談で済ませばよし!の風潮ですむ問題では無いと思います。
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この番組は、一般家族の人達とゲームをして、クリアすれば100万円を差し上げるという番組です。しかし、この番組は「やらせ」です。例えば、“かくれんぼ”は、出演する家庭によって、事前にタレントにかくれている場所を教えて100万円を出すかどうかを決めているし、“1トン家族”では秤のメーターを演出家が操作している。一般人をあざ笑うかのような番組は許せません。どうにかしていただきたい。
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毎週木曜日の深夜のトーク番組に下品なタレントが女性のタレントの楽屋に忍び込み、その女性の使用している歯ブラシやリップクリームなどをペロペロ舐めるコーナーがあります。それを見ているスタジオのタレントは大笑いしています。全く低俗極まりない変態コーナーです。私は何度もこのコーナーを止めるようにメールをしましたが一向に止めません。テレビの影響力は多大であることをテレビ局は知っているのに、昨今のテレビは視聴率のためなら“なんでもあり”です。この番組は9月20日、夜7時から3時間スペシャルを放送します。またこのコーナーを流すことでしょう。是非、このコーナーを放送しないようBPOから指導してほしい。
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お笑い芸人がコントの中で「てめえ殺すぞ!」「ぶっ殺すぞ!」という言葉をよく使っている。これまでもひどい言葉遣いだと気になっていたが、京都の父親殺害事件の報道を見ていて、少女の心の中には、日頃何気なく見ているテレビのお笑い番組での「ぶっ殺すぞ!」という言葉が、すんなりと入り込んでしまっていたのではないかと思った。それくらい若者にとってテレビの影響力は大きいと思う。この番組の中だけでなく、テレビ全体から「ぶっ殺すぞ!」などという言葉を無くして欲しい。テレビ局だけでなく、プロダクションへも警笛を鳴らせないだろうか。「ぶっ殺すぞ!」などという言葉は、コントのギャグにもなっていないことに気付くべきだ。テレビ局にも電話をしたが、視聴者センターの反応は鈍すぎる。
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バラエティー・お笑い番組に裸同然の芸人が出演しているが放送倫理に反している。股間の振りを強調したタレントに続いて、褌姿の芸人が出たと思ったら、今度は「そんなの関係ねぇ〜」と海水パンツ姿の男が出演している。このような下品な芸人の出演を視聴者は望んでいない。各放送局は「民放連の放送基準を厳守する」と番組基準に掲げ、基本方針に「公共の福祉と文化の向上に寄与する」と謳っているが守られていないではないか。
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金曜日のエコダイエットのコーナー。今回の最終回は酷かった。まず計測が近いからと食事や水を取らない。途中で熱中症にかかって倒れるのは当然だ。一瞬「こんなダイエットをしてはダメですよ」と言っているのかと思った。こんなダイエット方法は過食・拒食病を招く原因になる。こんな無理なダイエットを真似する人がいたらどうするのか?なぜトレーナーを付けなかったのか?疑問ばかりだ。ダイエット企画というからには、きちんとした知識と指導の元でやっていただきたい。
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タクシーの運転手をしているのでラジオをよく聞いているが、この時間帯に公共放送機関で放送する内容ではなかった。最近のアイドルについて漫画家でコラムニストが「最近のアイドルは性が乱れている」と、元タレント娘の一人の名前をあげていた。この発言に続き作家が「アイドルはウンコもしない。おしっこもしない。オナニーもしないと思っていた」と発言した。番組担当の女性アナウンサーがいるにも関わらず訂正もなくそのまま放送していた。
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お笑いコンビが頻繁に出ているが、何かというと直ぐに相手の頭を叩いている。こんなものは芸でもなんでもない。テレビを見ている若者に悪影響を与えるだけだ。人を叩くことは暴力であり、いじめに繋がっていることをこの番組は考えていないのか。テレビを見ていると女性占い師もすぐに人を叩くし、出演タレントの服装の乱れは、下着同然のものまであり、行き着くところまで行った感がある。最近の若者の常識の無さがよく言われるが、この番組を見ていると、若者へのテレビの影響の重さを感じずにはいられない。もっとまともな番組を放送してほしい。
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民放におけるスポーツ中継は地に落ちている。過剰演出、実況の絶叫、稚拙な解説、おまけに無能タレントは視聴者のテンションをわざと下げているとしか思えない発言。世界陸上中継も例外ではなかった。残念で仕方がない。
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午前6時より女子マラソンがあるというから早起きをして見ようと待っていたのに、待てど暮らせどレースは始まらない。結局始まったのは午前7時からで、前日からの予告でもその日の朝6時からの放送でもそんなことは一言も言っていなかった。これはあまりにも不親切ではないか。視聴者の立場にたった放送とは言えない。開始時間をはっきりさせず放送を続けていれば、その間視聴者をテレビに縛り付けて視聴率は稼げるのかもしれないが、一人一人の国民がその間の時間を無駄に過ごせるほど暇なわけではない。今後このような視聴者の立場に立たない放送をするのであればこの大会の独占放送権等というものを持つのは止めて頂きたい。
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木曜夜9時のバラエティーのメイン出演者の局アナウンサーへのセクシャルハラスメント及びパワーハラスメント行為はひどいものだった。司会席の陰で相手が逃げられない事を計算した上での行為だと思う。以前から、この男の言動にはその手の内容が多かったが、本日の放送を見てじっとしていられずメールを出した。
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関西の落語家・タレントが司会をする番組で特攻隊で戦死した若者を扱った際、彼らを全て“強制的に特攻隊に入隊させられ・・・”としていたが実態は違う。当時の若者の中には志願し特攻隊に入隊した者もいたことは事実である。10時頃、局に電話をしたら、@話の途中で電話を切られた。A再度の電話ではつながったか一切応対なし。B番組内容よりも局の応対に抗議の電話をしたところそれには答えず、『番組は見ていないのでわからない』との応対で、再度話の途中で電話を切られた。C4回目の電話で『番組内容については公正な報道をすべきだ』と伝えたところ、『文句があるなら見なければよい』との回答。公共性の高い放送局の視聴者対応にあるまじきものだ。こんな対応をするから2チャンネルへの書き込みなどネットによる過激な情報が盛んになるのではないか。私自身も局の対応に怒りを抑えられずネットでこの局の対応の悪さを紹介しようと思った程だ。
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東京キー局の女性アナウンサーが「・・で〜す」や「・・しちゃいましたぁ〜」など、言葉尻をやたらに伸ばし、場をわきまえず必要以上に「キャー!」と大声ではしゃぐのがとても聞き苦しい。アナウンサーとしていかがなものかと思う。言葉のプロとしての自覚を持っていただきたい。改善を望む!
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民放のバラエティー番組のテロップ等で母音の「あ」や「お」に濁点をつけたものが頻繁に使用されているが、本来日本語にはない音である。驚愕の度合い等を感覚的に伝えようと言うのであれば、安易な発想であり非常に不快。テレビで見つける度に局に抗議しているが、一向に改まらない。
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テレビスタジオの温度の関係もあるのかもしれないが冬になっても女性がノースリーブ、半袖の服装で年々エスカレートしている。温暖化の問題もあるが、常識的に考えても大変違和感がある。アメリカではズボンのずり下げをやめさせるといったことがおきており、日本でもこうした風潮が出ていいはずだ。
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自民党総裁選の討論をしていた中で、一人の国会議員が「マスコミは誰と誰が密会していたとかそういうことばかり報道して、誰がどのような政策を推しているかと言うことをちっとも報道しない」と言うと、他の出演者が寄ってたかってその人物がまだ発言中なのに途中から割り込んで反論したことに唖然とした。この人の言いたかったことは、本来なら政治と国民の間をつなぐのがマスコミの役割なのに、マスコミがそれをしようとしない事への批判だったのだろう。それを「自民党は政策じゃなく国民に人気があるというだけで小泉さんを選んだ」や「あんたは自分のところの派閥が注目されないからその腹いせで言ってるんだろう」等、あきれるばかりの反論であった。自民党に責任がないとは言わないが、マスコミにそれだけ重要な役割があるのは事実だ。マスコミの報道の仕方で政局が大きく変わり、世の中が変わることもあり得る。その影響力の大きさを自覚しないで、反省するどころか指摘されたら他に責任転嫁するとは、マスコミ内部にはこんな意識の低い人ばかりなのか。
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年金問題について放送していたが民主党議員の主張のみを延々と垂れ流していた。スタジオには自民党をはじめ与党側の人間は一人もいない状態で、ただただ政権の中傷発言をしていた。これは明らかに放送としてバランスが取れてないのではないか?政治評論家が出ていたが「民主党は素晴しい」「自民党はもう駄目だ」的なコメントを連発していた。いくら今自民党など与党が不甲斐無いとはいえ限度を越えていないか?さらには紙芝居風に入院中の安倍総理を笑い者にした内容の話まで披露する始末で、あまりに低俗で呆れた。この番組は過去にも3、4回以上問題を起こしているのに全く反省の意識がないのは何故なのか?BPOが存在する意味があるのなら動いて欲しい。
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芸能人やタレントが、時にはキャスターや報道機関の解説委員までもが、何の知識もなく思いこみと独断と偏見だけで無責任な発言をし、間違っていた場合でも最後にお詫びの言葉を述べる位で特に責任を問われたということも聞いたことがない。他人の言動には揚げ足取りと思うくらい執拗に批判するくせに、自分たちテレビ局や出演者の間違いはなあなあで済まし、反省しようともしない態度は全く不愉快だ。“報道の自由”の名の下に何を言っても構わないというのは大きな勘違い。
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民放各局のゴールデンタイムの番組は、自称お笑いタレントの雑談や、とても芸とは呼べない芸の垂れ流し状態だ。今の社会がそれを求めているのなら悪いとは言わないが、そんなことは無いはずである。他にもっと放送すべき内容のものがある筈である。
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昼の健康情報番組のコーナーで、心肺機能を強化する方法として、うつぶせ寝を勧めていた。しかし過去に乳児がうつぶせ寝により窒息死する事故があったため、現在は小児科医や保健所は乳児には勧めていない。番組ではその点に触れていなかったが、乳幼児には実施しないように注意を表示すべきだったと思う。この件を視聴者センターに申し入れたが、応対者は「コーナーの冒頭で言った可能性もある」とし、私がコーナーの最初の極く一部を見ていない事を理由に取り合ってくれなかった。
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戸籍の仕事に携わる者として許しがたい気持ちになった。戸籍の電算化で死亡者が“勝手に”除籍されるということが論旨であったが、電算化で消えるのではなく、現在でも昔でも戸籍に動きがあれば、規則を基にして死亡者だけでなく離婚や婚姻除籍者が消除されているのである。よって電算化だから消除されるのではない。番組の中で死亡者ばかりに注視させて、その他の事について語らないことは問題ではないのか。再婚したにもかかわらず離婚した人が同じ戸籍に載っていたら、虚偽で離婚させられた妻が虚偽の婚姻の妻と一緒に載っていたら等々を考えると、死亡者以外には消除されることを望む人は少なくない。番組中の街頭インタビューで、社会保険庁と同様に扱う発言が放送されたが、今回の番組を見る限り視聴者をミスリードしているとしか思えない。
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米卸販売会社による産地偽装表示事件の報道に関連して、コメの種別について誤った説明がされていた。「くず米は家畜の飼料になる」としていたが実際はほとんど加工食品用になり、飼料に廻るのは極く僅か。「酒の原料はくず米を主体としている」は誤りで、酒用に栽培された専用米を使用している。「未検査米とは検査されておらず品質保証が無い米」としていたが、実は農協の検査は受けていないが、農協以外による検査を受けた米を指す。これらの一般視聴者にはわかりにくい事柄を誤って伝える事でコメの印象が非常に悪くなることが心配。
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キー局の通販番組で、下腹部の脂肪を減量出来るベルトを販売しているが、これは科学的・医学的に実証された商品ではない。【簡単に巻くだけでシェイプアップ】と振動を与えて脂肪を燃焼させると謳っているが、あくまでもモニターの実体験によるもので、裏付けの資料は公表されていない。担当部署に確認したが「某大学で……」と応対。「大学教授の見解ですか?」と質問したが明快な返答は得られなかった。視聴者が放送局の通販部を通じて直接商品を購入する通販番組は、ある意味納豆ダイエット捏造問題よりも大きな問題を含んでいると思う。
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弁護士が「インターネットに規制は存在しない」「利用者を特定できない」等の虚偽の発言を行い、あたかもインターネットが法の手の届かない無法地帯であるかのように発言していた。これはインターネット技術者などインターネットに関与する人物全てに対する人権侵害だ。インターネット上であっても国内法は適用されており、インターネットはその仕組み上、利用者が特定できなければ運用出来ない。その利用者が国内だけでも8000万人という現状があるが故に犯罪数もそれなりに多くなっているだけであり、現実社会と全く同様の社会としてインターネットが存在しているという事実を無視した発言である。こういった事実を捏造し非科学的な報道を同局は繰り返しており、「バラエティー番組であれば事実を報道する義務はない」と明言するなど放送法違反の常連である。BPOとしても厳しい態度で臨むべきではないか?
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東京キー局の放送において、「日本チームのロスタイムでのトライシーン」を編集上カットして放送するということがありました。最も重要なシーンのカットであり、ワールドカップという世界的なイベントということを考えると大変重大な問題です。放送内でも「ラグビーの人気復権」、「子供たちへのラグビーの普及」を再三アナウンスしていたにもかかわらず、今回の全く逆の行為は、ラグビーファンの裾野を広げるという意味で重大な過失であり、また一般のスポーツファンを愚弄する行為です。その他、この放送において同様の重大な過失がありました。1、アナウンサーの知識不足・アナウンサーのオリジナルと思われる違和感のある用語の多様・ラグビーとサッカーの用語の混同。2、不適切な画面表示・ディレイ放送にもかかわらず「LIVE」と表示。3、理解不能な番組宣伝・カナダの攻撃シーンを多用し、日本チームが勝てない印象を与えた。
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テレビの機能が向上し、高品質な放送を送受信するインフラは整いつつあると感じている。しかし一方で何十年も前から全く進歩がないのがスポーツ番組の解説者だ。映像が十分に送受信できない時代ならいざしらず、高品質な映像といっしょに関連データーまで送受信できるこの時代に、ひっきりなしに解説者がしゃべる必要がどこにあるのか。観客席と一緒に応援する臨場感を味わいたいのに解説者がすべてを台無しにする。ラジオとテレビの放送の違いもわからない解説者は今の時代に不要だ。