現在位置:asahi.com>ニュース特集>北朝鮮拉致事件> 記事 「数人帰国で進展になりうる」高村外相 拉致問題2007年10月25日21時51分 高村外相は25日の参院外交防衛委員会で、北朝鮮による拉致問題について「(拉致被害者)数人が日本に帰るということで解決というわけにはいかないが、進展にはなりうるかもしれない」と述べ、一部の拉致被害者の帰国が実現した場合に拉致問題の進展と受け止める可能性があるとの認識を示した。民主党の白真勲氏の質問に答えた。 高村氏の発言について町村官房長官は同日の記者会見で「何十人いるうちの数人か、数人が全員なのか、意味がよく分からないので、政府の方針かどうか直ちに言うのは難しい」と述べるにとどめた。 政府はこれまで「拉致問題の進展」の具体的な内容について言及は避けてきたが、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は先月、朝日新聞のインタビューに対し、数人では進展にならないとの考えを示していた。
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