現在位置:asahi.com>社会>災害・交通情報> 記事

地震でタービンの回転翼に傷 柏崎刈羽原発

2007年10月23日22時59分

 東京電力は23日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発6号機のタービンの回転翼に傷が見つかったと発表した。地震の揺れで羽根どうしが接触したらしい。中越沖地震でタービンの損傷が見つかったのは初めてで、今後、機器の安全性について詳しく調べる。

 6号機は地震発生時、定期検査中で停止していた。四つのタービンのうち低圧タービンと高圧タービンの計2基で、クロム鋼の羽根の数カ所に傷があった。動く羽根と動かない羽根のすき間は最小3ミリで、地震の揺れで接触したとみられる。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る