名古屋市立5病院の看護師・助産師と市民団体3団体の合わせて約40人が25日、守山市民病院の機能縮小計画への反対を訴える座り込みを市役所前で約3時間行った。
市計画では同病院は東市民病院とグループ化され、サテライト病院に再編される。これに伴い、産科でのお産(分娩(ぶんべん))は来年3月末で廃止。10年度には現在の200床から95床に縮小される。
座り込みに参加したのは5病院の看護師・助産師約30人と、「地域医療を考え守山市民病院を守る会」「安心して守山市民病院でお産をしたいママの会」--など3団体のメンバー約10人。計画の見直しと看護師不足の解消を訴えた。同病院の助産師、川本睦子さん(45)は「地域の患者さんが不安がっている」と現状を訴えた。【影山哲也】
毎日新聞 2007年10月26日