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読書世論調査:8割が「日本語力不足」 毎日新聞

 「自らの日本語力に不足を感じることがある」人は約8割にのぼり、そのうちの4割が「文章を書く時、パソコンや携帯電話に頼っている」ことが原因だと考えていることが、25日まとめた毎日新聞の「第61回読書世論調査」で分かった。日本語力の不足を感じる項目を複数回答で聞くと「文章を書く力」が71%で最も多く、「漢字の知識」が62%で続いた。

 日本語力の不足を感じることが「ある」は79%に対し、「ない」は18%。四つの選択肢で聞いた02年調査では「ある」「時々ある」を合わせて、不足を感じる人は72%、「ない」「あまりない」は計25%だった。日本語力の不足を感じる人は30代と50代がともに86%で最も高く、40代の85%が続く。働き盛りの年代ほど、日本語力の不足を感じているようだ。

 不足を感じる項目は「文章力」「漢字の知識」のほか、「表現力」43%、「謙譲語、尊敬語の区別」41%、「人と話をする力」37%など。

 日本語力の不足を感じる理由(複数回答)は、最多は「文章をあまり書かないから」の58%で、次いで「文章を書く時、パソコンや携帯電話に頼っているから」42%。10代後半から30代までは「パソコンや携帯電話に頼っているから」が55~61%で最も多く、パソコンや携帯電話の普及が、とりわけ若い人たちの日本語力に影響していることが読み取れる。

 調査は9月7日から3日間、全国の16歳以上の男女4800人を対象に留め置き法で実施し、2685人から回答を得た。回収率は56%だった。【中山裕司】

毎日新聞 2007年10月25日 21時41分

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