2005年02月28日
読書感想文「リアル鬼ごっこ」 山田悠介著 その3
さて、三回にも渡ってしまった「リアル鬼ごっこ」書評ですが、多分今回で
終わりです。ここまで自分がこの作品に入れ込むとは全く思っていません
でした。だけどなんとなく、この書評が面白く書けるかどうかに、このBlogの
社運（？）がかかっている気がするのです。
気のせいだと思いますが。
書き忘れてた（汗）。
※この書評は2002年10月5日に発行された第6刷を元に書かれています。
終わりです。ここまで自分がこの作品に入れ込むとは全く思っていません
でした。だけどなんとなく、この書評が面白く書けるかどうかに、このBlogの
社運（？）がかかっている気がするのです。
気のせいだと思いますが。
書き忘れてた（汗）。
※この書評は2002年10月5日に発行された第6刷を元に書かれています。
珍妙なストーリーと頭の悪いキャラは前回までで取り上げた通り。しかし、
「リアル鬼ごっこ」の真価はそこではありません。なんといっても「おかしな
日本語」に尽きるのです。
筆者の山田氏は、弱冠20歳であり、この「リアル鬼ごっこ」がデビュー作である
という事は一回目の書評で書いた通りです。さらに山田氏は、今まで小説を
あまり読んだ事がないという事実を告白しています。これがどれだけ奇妙な
事か、お分かりでしょうか。
今までボールをあまり蹴った事がなかったプロサッカー選手。
今まであまり甘いものを食べなかったプロのケーキ職人。
今まで寿司を食べた事がないプロの寿司職人。
と置き換えてみると非常に奇妙でしょう。サッカー選手やケーキ職人は「なろう！」と
思ってすぐなれるものではないのですが、自費出版というシステムのお陰で
「プロの作家」、いや、「プロの小説書き」には、お金さえ払えばなる事
ができてしまうのです。
「デビュー作」「小説をあまり読んだ事がない」「自費出版」という、
ヘレン・ケラー並の三重苦が「リアル鬼ごっこ」という作品を世に出して
しまった根源なのです。
では、山田氏の文章の特徴をいくつかに分類して紹介してみましょう。
山田誤字・山田脱字
この本には、本当に多くの誤字・脱字があります。普通ならば出版社側で潰される
ハズのそれらが、「自費出版」の為なのか全くと言っていい程校正というものが
為されていません。もちろん山田氏の語学力にも問題がありますが、ノーチェック
で本にしてしまった出版社にもかなりの責任があるでしょう。例を挙げると、
「ほんのタイムを縮めるために」
「居間の部屋」
「この日の午後十一時の間には」
「永遠と続く赤いじゅうたん」
「営々と逃げつづけた」
「ゴーグル探知機」
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
「最強の道具アイテム」
「鬼たちに目をとらわれていた」
「あの時の思い出が、繊細に蘇っていた」
まあ、
「油断が許されない」
「手掛かりが分かっていない」
くらいは許してもいいけど…。
…とまあ、誤字というか山田氏本人の誤解というのも含めて、とにかく沢山の
間違いがあります。まともな人が校正していれば、活字になる事は無かった様な
文章が「リアル鬼ごっこ」には多すぎるのです。
・山田文（構成力編）
上の誤字・脱字と似ていますが、こちらは文章構成力の問題です。これもしっかり
校正されていれば世に出る事はなかった文章が多いです。有名な所では「二人が
向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」辺りでしょうか。
「二人は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「二人が足を踏み入れたのは、地元で有名なスーパーだった」辺りが正しい文章
だと思いますが、こういう謎解きをしている間にストーリーを追う事ができなく
なってきてしまいます。
「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」
「角を曲がった途端に、自宅はすぐ目の前だ」
「そこは入り口とは反対側に小さな鉄のふたのようなものがある」
「言われた事を忠実にこなすところが王様から絶大な信頼を寄せられている証拠」
「じいは誰にも聞こえないくらいに呆れ混じりにささやく様にして言った」
「王子以外を除く佐藤姓は誰一人としていなくなった」
最後の一文は本の一番最後の一行なのですが、全く逆の意味になっちゃってるん
ですが（汗）。このように、違和感を拭い去れない文章がとことん続きます。
・山田文（表現編）
山田氏の表現には、時折妙なものが混ざっています。それは頭に浮かびにくい
ものだったり、稚拙な表現であったり、かえって読者を混乱させてしまうもの
だったりと色々です。
「耳を傾けていたそれぞれが、ズルッとこける様に肩が傾いた」
「翼の頭の中ではコントの様にズッコケていた」
「値段も安くみんなニコニコ顔だ」
「その鬼たちもヘロヘロだ」
「二人の心臓はバクバクと音を立て」
「右のポケットはもう、パンパンだ」
・山田効果音
上のものと少し似ていますが、山田氏のは何かと「音」で表現しがちです。
愛と廃屋に逃げ込むシーンなどを抜粋すると「ぼろくさびついた鉄の階段を
"カンカンカン"と音をたてながら上り、右に一旦振り向くとこれまた古びた
ドアに手を置いた。ノブを回すと"がっちゃ"、ドアを引くと"キキー"と、
さび付いた音をたてながらドアが開いたのだ」…とまあ、文章自体も長々と
書く必要のない事を書いていますが（笑）。
小説というものは音が聞こえません。それをどう表現するのかが書き手の
筆力のハズなのですが…。
「（前略）それを確認すると翼はピッとオンにした。同時にパチッと音がすると」
「ただ、ボーッとして」
「一呼吸を置いてから、"ガラガラガラ"と扉を開けた」
「カギの開く音が"カッチャ"と聞こえたのだ」
「人差し指をインターホンのボタンまで持っていった。押した。"ピンポーン"」
「"じゃりじゃり"と音を立てながら一人の少女が」
「"じりりりりりーん"いかにも超強力目覚ましの様に」
「"うぃぃぃぃん"遥か後ろで不意に警戒発信が鳴ったのだ」
…いくらなんでも多すぎる（汗）。悪ふざけかと思いました。
・山田リピート
山田氏は、同じ事を何度も繰り返して書く癖があるようです。某エル・カ○ターレの
文章を思い出させます。この繰り返しがなければ、本のページ数は3分の2くらい
になるのではないでしょうか。例えば六日目の鬼ごっこが終わった時の文章を
抜粋すると
「六日目の"リアル鬼ごっこ"も、とうとう終了し、残すところはラスト一日。
それで全ての日程が終了する。そう、王国中を大きく騒がせたこの計画も明日で
最後。明日、翼の運命が下されようとしていた。十二月二十三日土曜日、
"リアル鬼ごっこ"六日目…終了」
初日の所では
「翼はワザと輝彦を挑発した。しかし、それに対しても輝彦は肩を落として
ただ俯いているだけであった。(中略)そんな情けない輝彦に、おやじ…あんたも
老いたな、と翼は心でそう呟き、腰抜けた輝彦に背を向け、居間から出ようと
扉に手をかけて静かに目を瞑る。翼は輝彦に振りなおし今や腑抜け状態となった
輝彦に哀れんだ目線で」といった具合に「輝彦」がやたら連発されています。
こういう言い回しは良くないと英語の授業で習わなかったのでしょうか？
「しかし、洋の姿は何処にも見当たらなかった。何処を探しても、洋の姿は
見当たらない」
「翼には素質があると見込んで翼をスカウトした」
「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」
「愛の手を引っ張り引きずった」
「翼の頭は狂いかけていた。無数のシロアリに蝕まれる様に少しずつ、少しずつ…
そう、少しずつ翼の頭は狂い始めていた」
「この町では辛すぎる事が多すぎる」
「その驚くべき結果にじいは驚き」
「十四年間の間」
同じ意味の事が何度も繰り返されたり、同じ単語が何度も出てくる。それが山田
リピートです。アマゾンの書評で「文章を見落としても、同じ文章がまた出てくる
リピート機能つきなので安心です」と皮肉られていたのも理解できます。
・山田突っ込み
本の中には、筆者による突っ込みが実に多いです。よくマンガなんかで、欄外に
作者による突っ込みが入るものがありますが（最近は少ないけど）、まさに
それのノリです。それが本文中に出てくるので、ものすごくリズムが悪くなります。
「今度は違うウエイトレスだった。別にどうでもよいが…」
「これなら百メートル、九秒、いや、八秒で駆け抜けてやるぜ。これは言い過ぎたか…」
「料理を作っているのか？それしか思い浮かばないが…」
「こんな夜中にあんな猛スピードで駆け抜ける人間はそうはいないだろう。
いるかも知れないが…」
「一般市民も自分の命がやっぱり大事なんだなと翼は思う。当然だけど…」
「まるで、強盗犯に包丁を突き付けられたあの感じ。あの感じって、そんな経験
した事ないだろ！」
否定するなら最初から言わなきゃいいのに（笑）。
「リアル鬼ごっこ」は、これら全てが渾然となった文章が展開されています。
「日本は大丈夫なのか」という声が聞こえてくる理由もお分かりになるでしょう。
この本が売れて、将来的にこういう文体が主流になるのでは…と危惧している
方も少なからずいらっしゃいました。
長すぎて抜粋できなかった文章もあるので、実際はこの書評で取り上げたものより
ずっと奇妙です。
という訳で、本当にものすごい長い書評になってしまいました。これをまとめる
自信はなかなかないんですけど、一応まとめです。
世間の評価を色々見てみると、「小説好きは読むな」「大人は読むな」「子供
しか楽しめない」などという意見が多いです。ただ、ボクはそのいずれも
違うのではないか、と思います。確かに小説が好きな人やまともな言語力を持つ
方はこの文体に呆れ返り、読む気にはなれないでしょうが、だからといって
それを子供に読ませるのは間違いです。まだ読解力が未熟なうちにこの本を
読ませると、後にどんな悪影響を及ぼしてしまうか、それを想像するだけで
恐ろしくなります。「リアル鬼ごっこ」は「一般的な知識と日本語力を持つ人が
読み、突っ込みながら怒ったり笑ったりする」という本なのです。
「リアル鬼ごっこ」は、小説ではないのです。世の中には「面白い」エンター
テインメント、「怖い」エンターテインメント、「悲しい」エンターテインメント
等など色々ありますが、「リアル鬼ごっこ」は「読後に怒りたくなる」
「変なトコロを突っ込んで笑う」という、新しい形のエンターテインメントなの
です。小説のような形で出版されていますが、新しい形の本なのです。
ボクはこのジャンルを「ヤマダ」と名付けたい。グローバルな広がりを狙って
「Yamada」
としてもいいでしょう。「新作Yamada」「WEBYamada」「ホラーYamada」「長編
Yamada」などと使って下さい。新潮文庫のキャラクター、「Yonda?くん」に
対抗して「Yamada？」というキャラを作ってはどうでしょうか。
ボクらは「Yamada」という新形態のエンターテインメントの黎明期に
立ち会う事ができたのです。
少なくともボクは、この本をとても楽しみました。「小説ではない」と割り
切って読むと、本当に楽しめます。ただ、本職の小説家さんや、小説家を
目指して日々努力をしている人が読むととても辛い思いをするでしょうから、
星はひとつしかあげられませんけどね（笑）。
てつこ的オススメ度：☆
←購入はここで出来ますが、あくまで自己責任でお願いします（汗）。
その１へ その２へ
↓長い書評にお付き合いありがとうございました。
よろしければ、一言コメントなどを…。
※お願い
沢山の方にこの記事を紹介して頂き、有難く思っております。リンク、引用は
自由にして頂いて結構ですが、その際上のYamadaボタンからでも結構ですので一言
頂けると大変喜びます。…いきなりアクセスが急増しているとビビってしまう小心者なもので（汗）。
どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m てつこ拝
「リアル鬼ごっこ」の真価はそこではありません。なんといっても「おかしな
日本語」に尽きるのです。
筆者の山田氏は、弱冠20歳であり、この「リアル鬼ごっこ」がデビュー作である
という事は一回目の書評で書いた通りです。さらに山田氏は、今まで小説を
あまり読んだ事がないという事実を告白しています。これがどれだけ奇妙な
事か、お分かりでしょうか。
今までボールをあまり蹴った事がなかったプロサッカー選手。
今まであまり甘いものを食べなかったプロのケーキ職人。
今まで寿司を食べた事がないプロの寿司職人。
と置き換えてみると非常に奇妙でしょう。サッカー選手やケーキ職人は「なろう！」と
思ってすぐなれるものではないのですが、自費出版というシステムのお陰で
「プロの作家」、いや、「プロの小説書き」には、お金さえ払えばなる事
ができてしまうのです。
「デビュー作」「小説をあまり読んだ事がない」「自費出版」という、
ヘレン・ケラー並の三重苦が「リアル鬼ごっこ」という作品を世に出して
しまった根源なのです。
では、山田氏の文章の特徴をいくつかに分類して紹介してみましょう。
山田誤字・山田脱字
この本には、本当に多くの誤字・脱字があります。普通ならば出版社側で潰される
ハズのそれらが、「自費出版」の為なのか全くと言っていい程校正というものが
為されていません。もちろん山田氏の語学力にも問題がありますが、ノーチェック
で本にしてしまった出版社にもかなりの責任があるでしょう。例を挙げると、
「ほんのタイムを縮めるために」
「居間の部屋」
「この日の午後十一時の間には」
「永遠と続く赤いじゅうたん」
「営々と逃げつづけた」
「ゴーグル探知機」
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
「最強の道具アイテム」
「鬼たちに目をとらわれていた」
「あの時の思い出が、繊細に蘇っていた」
まあ、
「油断が許されない」
「手掛かりが分かっていない」
くらいは許してもいいけど…。
…とまあ、誤字というか山田氏本人の誤解というのも含めて、とにかく沢山の
間違いがあります。まともな人が校正していれば、活字になる事は無かった様な
文章が「リアル鬼ごっこ」には多すぎるのです。
・山田文（構成力編）
上の誤字・脱字と似ていますが、こちらは文章構成力の問題です。これもしっかり
校正されていれば世に出る事はなかった文章が多いです。有名な所では「二人が
向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」辺りでしょうか。
「二人は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「二人が足を踏み入れたのは、地元で有名なスーパーだった」辺りが正しい文章
だと思いますが、こういう謎解きをしている間にストーリーを追う事ができなく
なってきてしまいます。
「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」
「角を曲がった途端に、自宅はすぐ目の前だ」
「そこは入り口とは反対側に小さな鉄のふたのようなものがある」
「言われた事を忠実にこなすところが王様から絶大な信頼を寄せられている証拠」
「じいは誰にも聞こえないくらいに呆れ混じりにささやく様にして言った」
「王子以外を除く佐藤姓は誰一人としていなくなった」
最後の一文は本の一番最後の一行なのですが、全く逆の意味になっちゃってるん
ですが（汗）。このように、違和感を拭い去れない文章がとことん続きます。
・山田文（表現編）
山田氏の表現には、時折妙なものが混ざっています。それは頭に浮かびにくい
ものだったり、稚拙な表現であったり、かえって読者を混乱させてしまうもの
だったりと色々です。
「耳を傾けていたそれぞれが、ズルッとこける様に肩が傾いた」
「翼の頭の中ではコントの様にズッコケていた」
「値段も安くみんなニコニコ顔だ」
「その鬼たちもヘロヘロだ」
「二人の心臓はバクバクと音を立て」
「右のポケットはもう、パンパンだ」
・山田効果音
上のものと少し似ていますが、山田氏のは何かと「音」で表現しがちです。
愛と廃屋に逃げ込むシーンなどを抜粋すると「ぼろくさびついた鉄の階段を
"カンカンカン"と音をたてながら上り、右に一旦振り向くとこれまた古びた
ドアに手を置いた。ノブを回すと"がっちゃ"、ドアを引くと"キキー"と、
さび付いた音をたてながらドアが開いたのだ」…とまあ、文章自体も長々と
書く必要のない事を書いていますが（笑）。
小説というものは音が聞こえません。それをどう表現するのかが書き手の
筆力のハズなのですが…。
「（前略）それを確認すると翼はピッとオンにした。同時にパチッと音がすると」
「ただ、ボーッとして」
「一呼吸を置いてから、"ガラガラガラ"と扉を開けた」
「カギの開く音が"カッチャ"と聞こえたのだ」
「人差し指をインターホンのボタンまで持っていった。押した。"ピンポーン"」
「"じゃりじゃり"と音を立てながら一人の少女が」
「"じりりりりりーん"いかにも超強力目覚ましの様に」
「"うぃぃぃぃん"遥か後ろで不意に警戒発信が鳴ったのだ」
…いくらなんでも多すぎる（汗）。悪ふざけかと思いました。
・山田リピート
山田氏は、同じ事を何度も繰り返して書く癖があるようです。某エル・カ○ターレの
文章を思い出させます。この繰り返しがなければ、本のページ数は3分の2くらい
になるのではないでしょうか。例えば六日目の鬼ごっこが終わった時の文章を
抜粋すると
「六日目の"リアル鬼ごっこ"も、とうとう終了し、残すところはラスト一日。
それで全ての日程が終了する。そう、王国中を大きく騒がせたこの計画も明日で
最後。明日、翼の運命が下されようとしていた。十二月二十三日土曜日、
"リアル鬼ごっこ"六日目…終了」
初日の所では
「翼はワザと輝彦を挑発した。しかし、それに対しても輝彦は肩を落として
ただ俯いているだけであった。(中略)そんな情けない輝彦に、おやじ…あんたも
老いたな、と翼は心でそう呟き、腰抜けた輝彦に背を向け、居間から出ようと
扉に手をかけて静かに目を瞑る。翼は輝彦に振りなおし今や腑抜け状態となった
輝彦に哀れんだ目線で」といった具合に「輝彦」がやたら連発されています。
こういう言い回しは良くないと英語の授業で習わなかったのでしょうか？
「しかし、洋の姿は何処にも見当たらなかった。何処を探しても、洋の姿は
見当たらない」
「翼には素質があると見込んで翼をスカウトした」
「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」
「愛の手を引っ張り引きずった」
「翼の頭は狂いかけていた。無数のシロアリに蝕まれる様に少しずつ、少しずつ…
そう、少しずつ翼の頭は狂い始めていた」
「この町では辛すぎる事が多すぎる」
「その驚くべき結果にじいは驚き」
「十四年間の間」
同じ意味の事が何度も繰り返されたり、同じ単語が何度も出てくる。それが山田
リピートです。アマゾンの書評で「文章を見落としても、同じ文章がまた出てくる
リピート機能つきなので安心です」と皮肉られていたのも理解できます。
・山田突っ込み
本の中には、筆者による突っ込みが実に多いです。よくマンガなんかで、欄外に
作者による突っ込みが入るものがありますが（最近は少ないけど）、まさに
それのノリです。それが本文中に出てくるので、ものすごくリズムが悪くなります。
「今度は違うウエイトレスだった。別にどうでもよいが…」
「これなら百メートル、九秒、いや、八秒で駆け抜けてやるぜ。これは言い過ぎたか…」
「料理を作っているのか？それしか思い浮かばないが…」
「こんな夜中にあんな猛スピードで駆け抜ける人間はそうはいないだろう。
いるかも知れないが…」
「一般市民も自分の命がやっぱり大事なんだなと翼は思う。当然だけど…」
「まるで、強盗犯に包丁を突き付けられたあの感じ。あの感じって、そんな経験
した事ないだろ！」
否定するなら最初から言わなきゃいいのに（笑）。
「リアル鬼ごっこ」は、これら全てが渾然となった文章が展開されています。
「日本は大丈夫なのか」という声が聞こえてくる理由もお分かりになるでしょう。
この本が売れて、将来的にこういう文体が主流になるのでは…と危惧している
方も少なからずいらっしゃいました。
長すぎて抜粋できなかった文章もあるので、実際はこの書評で取り上げたものより
ずっと奇妙です。
という訳で、本当にものすごい長い書評になってしまいました。これをまとめる
自信はなかなかないんですけど、一応まとめです。
世間の評価を色々見てみると、「小説好きは読むな」「大人は読むな」「子供
しか楽しめない」などという意見が多いです。ただ、ボクはそのいずれも
違うのではないか、と思います。確かに小説が好きな人やまともな言語力を持つ
方はこの文体に呆れ返り、読む気にはなれないでしょうが、だからといって
それを子供に読ませるのは間違いです。まだ読解力が未熟なうちにこの本を
読ませると、後にどんな悪影響を及ぼしてしまうか、それを想像するだけで
恐ろしくなります。「リアル鬼ごっこ」は「一般的な知識と日本語力を持つ人が
読み、突っ込みながら怒ったり笑ったりする」という本なのです。
「リアル鬼ごっこ」は、小説ではないのです。世の中には「面白い」エンター
テインメント、「怖い」エンターテインメント、「悲しい」エンターテインメント
等など色々ありますが、「リアル鬼ごっこ」は「読後に怒りたくなる」
「変なトコロを突っ込んで笑う」という、新しい形のエンターテインメントなの
です。小説のような形で出版されていますが、新しい形の本なのです。
ボクはこのジャンルを「ヤマダ」と名付けたい。グローバルな広がりを狙って
「Yamada」
としてもいいでしょう。「新作Yamada」「WEBYamada」「ホラーYamada」「長編
Yamada」などと使って下さい。新潮文庫のキャラクター、「Yonda?くん」に
対抗して「Yamada？」というキャラを作ってはどうでしょうか。
ボクらは「Yamada」という新形態のエンターテインメントの黎明期に
立ち会う事ができたのです。
少なくともボクは、この本をとても楽しみました。「小説ではない」と割り
切って読むと、本当に楽しめます。ただ、本職の小説家さんや、小説家を
目指して日々努力をしている人が読むととても辛い思いをするでしょうから、
星はひとつしかあげられませんけどね（笑）。
てつこ的オススメ度：☆
←購入はここで出来ますが、あくまで自己責任でお願いします（汗）。
その１へ その２へ
↓長い書評にお付き合いありがとうございました。
よろしければ、一言コメントなどを…。
※お願い
沢山の方にこの記事を紹介して頂き、有難く思っております。リンク、引用は
自由にして頂いて結構ですが、その際上のYamadaボタンからでも結構ですので一言
頂けると大変喜びます。…いきなりアクセスが急増しているとビビってしまう小心者なもので（汗）。
どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m てつこ拝
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1. 14冊目「リアル鬼ごっこ」 [ ホントの読書 ] 2006年08月11日 10:10
友達に借りなかったらおそらく読まなかったであろう今日の1冊。
「リアル鬼ごっこ」（山田 悠介著 310ページ 幻冬舎文庫 定価533円）
この本はブレイクの仕方が普通の売れ方ではないそうでネットや口コミで広まったらしいが、内容は本屋で大ブレイクした「ハ...
この記事へのコメント
1. Posted by GOLD-P
2005年02月28日 06:38
も〜、、、
頭が痛くなりそうでこのＢｌｏｇ自体の半分までしか読んでませんが。
もし、見る機会があるとしても「やめておいた方がイイ」モノだと
言うのは伝わってきました。（−−；
てか、以前見た事のある
「部外者以外立ち入り禁止」
って張り紙を思い出したよ、、、。
コレも「Yamada」かな？（＾＾；
頭が痛くなりそうでこのＢｌｏｇ自体の半分までしか読んでませんが。
もし、見る機会があるとしても「やめておいた方がイイ」モノだと
言うのは伝わってきました。（−−；
てか、以前見た事のある
「部外者以外立ち入り禁止」
って張り紙を思い出したよ、、、。
コレも「Yamada」かな？（＾＾；
2. Posted by くろぴよ
2005年02月28日 19:53
これがうっかり世間に出てしまった事こそが
一番面白いのかもしれませんね。
文章力の低さは自分も思い当たるので
激しくのたうってしまいましたが・・・
一番面白いのかもしれませんね。
文章力の低さは自分も思い当たるので
激しくのたうってしまいましたが・・・
3. Posted by 龍雷牙
2005年02月28日 22:03
お邪魔いたします。
blogをずっと拝見していて件の本は「ヘヴォン」だと確信しました。
同人界ではなく一般でヘヴォンが堂々と出ている事にかなり衝撃を受けてます。
でもてつこ様の評論を読んでかえって問題作を読んでもみたくなりましたが（笑）
どこかに落ちてないでしょうかね？（←購入する気はゼロ）
blogをずっと拝見していて件の本は「ヘヴォン」だと確信しました。
同人界ではなく一般でヘヴォンが堂々と出ている事にかなり衝撃を受けてます。
でもてつこ様の評論を読んでかえって問題作を読んでもみたくなりましたが（笑）
どこかに落ちてないでしょうかね？（←購入する気はゼロ）
4. Posted by てつこ
2005年02月28日 23:53
>GOLD-Pさま
「頭が痛くなりそう」というのは山田氏の文章の抜粋が多いからなのか、
それともてつこの文章が長すぎるからなのか…？（汗）まあ多分
後者でしょうけどね（笑）。ボクは「この本は読んではいけない！」とは
言っていません。「買ってはダメだよ」遠まわしに言っているだけでｗ
でも、こういう本ってなかなか見られるものでもないから、読むと
結構楽しめると思うんだけどな〜…。
＞くろぴよさま
どういう偶然が重なったのか計り知れませんが、こういう珍現象も
あるんですよね。ただ、「自費出版からベストセラーが出た」という
事実は、全国の小説家志望の方に勇気を与える出来事な訳ですから、
いい前例を作ったという点では、ボクはこの本を高く評価しています
（一応フォロー）。
>龍雷牙さま
ヘヴォン…そんな専門用語があるとは知りませんでした（笑）。
韓流スターみたいだな…。ちゃんと出版されていても変な本が
ある、といういい例なんじゃないでしょうか。「小説が大好き！」という
訳でもない筆者が書いているのですから、ある意味同人より始末が
悪いかも…（汗）。
ええ、是非読んで見てください。私の書評では取り上げられなかった
変な部分が沢山ありますから…。古紙回収の時かなんかに、手に
入りませんかねえｗ
「頭が痛くなりそう」というのは山田氏の文章の抜粋が多いからなのか、
それともてつこの文章が長すぎるからなのか…？（汗）まあ多分
後者でしょうけどね（笑）。ボクは「この本は読んではいけない！」とは
言っていません。「買ってはダメだよ」遠まわしに言っているだけでｗ
でも、こういう本ってなかなか見られるものでもないから、読むと
結構楽しめると思うんだけどな〜…。
＞くろぴよさま
どういう偶然が重なったのか計り知れませんが、こういう珍現象も
あるんですよね。ただ、「自費出版からベストセラーが出た」という
事実は、全国の小説家志望の方に勇気を与える出来事な訳ですから、
いい前例を作ったという点では、ボクはこの本を高く評価しています
（一応フォロー）。
>龍雷牙さま
ヘヴォン…そんな専門用語があるとは知りませんでした（笑）。
韓流スターみたいだな…。ちゃんと出版されていても変な本が
ある、といういい例なんじゃないでしょうか。「小説が大好き！」という
訳でもない筆者が書いているのですから、ある意味同人より始末が
悪いかも…（汗）。
ええ、是非読んで見てください。私の書評では取り上げられなかった
変な部分が沢山ありますから…。古紙回収の時かなんかに、手に
入りませんかねえｗ
5. Posted by SilverMoon
2005年03月01日 00:47
この文章、小冊子とかにして売れませんかね（笑
アレを買った人たちには爆笑必至です。最高でした。
アレを買った人たちには爆笑必至です。最高でした。
6. Posted by
鍾馗
2005年03月01日 10:36
本当におつかれさまでした。
ここまで読まれたリア鬼も過去に
前例がないでしょうｗｗ
おそらく山田本人よりも読まれたのでは
ないでしょうか。
この文章が、多くのひとに読まれて頂きたい
ものです。
山田氏はほんとにてつこさんに感謝の
コメントでもしたほうが(･∀･)ｲｲ!!のでは
ないでしょうか。
これからも宜しくです！
ここまで読まれたリア鬼も過去に
前例がないでしょうｗｗ
おそらく山田本人よりも読まれたのでは
ないでしょうか。
この文章が、多くのひとに読まれて頂きたい
ものです。
山田氏はほんとにてつこさんに感謝の
コメントでもしたほうが(･∀･)ｲｲ!!のでは
ないでしょうか。
これからも宜しくです！
7. Posted by てつこ
2005年03月01日 14:32
>SilverMoonさま
あわわ、もったいないお言葉ありがとうございます（汗）。
アノ本を読まれた方がどれくらいいらっしゃるのか分かりませんが、
あまり沢山の方に見られるのも緊張するのでここだけに留めておきますｗ
>鍾馗さま
はい、疲れました（笑）。鬼ごっこも何度も読んだのですけど、
アマゾン書評や色んな方のBlogも見に行ったのでかなりの時間が
かかってしまいました（汗）。でも、これを機に鍾馗さまのBlogを始め、
色んな方のBlogを見る事ができたのでとても楽しかったです（笑）。
でも世の中には、私よりも遥かに多く「リア鬼」を読まれている
ヤマダラー（？）がいらっしゃるでしょうから、私なんてまだまだ
甘ちゃんですよ。きっと。
山田氏がもしここを見たら…。ど、どうしましょう（笑）。 こちらこそ、
宜しくお願いします〜。
あわわ、もったいないお言葉ありがとうございます（汗）。
アノ本を読まれた方がどれくらいいらっしゃるのか分かりませんが、
あまり沢山の方に見られるのも緊張するのでここだけに留めておきますｗ
>鍾馗さま
はい、疲れました（笑）。鬼ごっこも何度も読んだのですけど、
アマゾン書評や色んな方のBlogも見に行ったのでかなりの時間が
かかってしまいました（汗）。でも、これを機に鍾馗さまのBlogを始め、
色んな方のBlogを見る事ができたのでとても楽しかったです（笑）。
でも世の中には、私よりも遥かに多く「リア鬼」を読まれている
ヤマダラー（？）がいらっしゃるでしょうから、私なんてまだまだ
甘ちゃんですよ。きっと。
山田氏がもしここを見たら…。ど、どうしましょう（笑）。 こちらこそ、
宜しくお願いします〜。
8. Posted by Ｙｅｌｌｏｗ
2005年03月01日 19:05
お、終わった？
なげ〜よぅ…。
ひょっとすると３部あわせて、リア鬼本編よりも長く読んだかも。
（まぁ、確かに、「」でくくられたセリフしか読んでないですけどｗ）
てっつんがリストアップした突っ込みどころ。
ボクには理解できないところがチラホラあって困ってます。
ぜひ”この文はこうすればまともになる”的な解説を。
（いや、こっそり教えてください…。）
重箱を隅を分解してつつく作業、お疲れ様でしたｗ
なげ〜よぅ…。
ひょっとすると３部あわせて、リア鬼本編よりも長く読んだかも。
（まぁ、確かに、「」でくくられたセリフしか読んでないですけどｗ）
てっつんがリストアップした突っ込みどころ。
ボクには理解できないところがチラホラあって困ってます。
ぜひ”この文はこうすればまともになる”的な解説を。
（いや、こっそり教えてください…。）
重箱を隅を分解してつつく作業、お疲れ様でしたｗ
9. Posted by shell shock
2005年03月02日 14:50
これは出版社からのイヤミなのか？
自費出版らしいがなぜそんな金持ってたんだ？
本当に原稿ノーチェックなのか？まともに校正するよりも一から書き直した方が早いと、編集者があきらめてそのまま出版したんじゃないのか？
著者はあまり本を読まないそうだが、まさか新聞すら読まないのか？
本当に日本は大丈夫なのか？
疑問はつきません。これの存在自体が、真面目に作家を目指している人への冒涜のような気がしてきます。
それにしてもこの本によくここまでつきあいましたね。本当に、本当にお疲れ様です。
なんかもう「Ｙｍａｄａァァアッ！！」と叫んで無○乱舞を全段ＨＩＴさせたい気分ですよ・・・・
自費出版らしいがなぜそんな金持ってたんだ？
本当に原稿ノーチェックなのか？まともに校正するよりも一から書き直した方が早いと、編集者があきらめてそのまま出版したんじゃないのか？
著者はあまり本を読まないそうだが、まさか新聞すら読まないのか？
本当に日本は大丈夫なのか？
疑問はつきません。これの存在自体が、真面目に作家を目指している人への冒涜のような気がしてきます。
それにしてもこの本によくここまでつきあいましたね。本当に、本当にお疲れ様です。
なんかもう「Ｙｍａｄａァァアッ！！」と叫んで無○乱舞を全段ＨＩＴさせたい気分ですよ・・・・
10. Posted by てつこ
2005年03月02日 23:49
>shell shockさま
こんばんは！レスありがとうございます！
あ、それ書かなかったけどかなり気になっていました。
山本氏のサイトの掲示板で取り上げられていましたが、文芸社の
「共同出版（まあ要するに筆者が全て負担する自費出版）」は
初版1000部で100〜150万くらいかかるんだそうです。…例え
本気で自費出版をしたがっている小説家志望の方でも、カンタンには
出せない金額ですよね。山田氏はどうやって工面したんだろう…？
本当に謎の多い本です。それ故、私もここまで惹きつけられてしまった
のでしょうか（笑）。
山田氏はマンガや映画好きだったそうです。本を読まずに、漫画や
映画を沢山見ている人が書く小説…というと、なんとなく理解できる
気もします。いや、少しだけですけど。
こんばんは！レスありがとうございます！
あ、それ書かなかったけどかなり気になっていました。
山本氏のサイトの掲示板で取り上げられていましたが、文芸社の
「共同出版（まあ要するに筆者が全て負担する自費出版）」は
初版1000部で100〜150万くらいかかるんだそうです。…例え
本気で自費出版をしたがっている小説家志望の方でも、カンタンには
出せない金額ですよね。山田氏はどうやって工面したんだろう…？
本当に謎の多い本です。それ故、私もここまで惹きつけられてしまった
のでしょうか（笑）。
山田氏はマンガや映画好きだったそうです。本を読まずに、漫画や
映画を沢山見ている人が書く小説…というと、なんとなく理解できる
気もします。いや、少しだけですけど。
11. Posted by てつこ
2005年03月02日 23:52
>Yellowさま
あ、すみません。これで終わりです（笑）。本当は後日談なんて
記事を書こうとしたんですが、もういい加減みんな見飽きているだろうと
思ってやめました（笑）。
分かりにくかった突っ込み所は、昨日メッセでお話した通りです。
ちょっと分かりにくかった部分もありましたね。すみません。
「ゴーグル探知機」だとゴーグルを探す機械になっちゃうだろ、とか
突っ込みを書いておいた方がよかったですかね（笑）。
あ、すみません。これで終わりです（笑）。本当は後日談なんて
記事を書こうとしたんですが、もういい加減みんな見飽きているだろうと
思ってやめました（笑）。
分かりにくかった突っ込み所は、昨日メッセでお話した通りです。
ちょっと分かりにくかった部分もありましたね。すみません。
「ゴーグル探知機」だとゴーグルを探す機械になっちゃうだろ、とか
突っ込みを書いておいた方がよかったですかね（笑）。
12. Posted by てつこ
2005年03月09日 16:26
↓なんか面白かったので、ほとぼりが覚めてからこっそり投稿。
そんな事より１よ、ちょいと少し聞いてくれよ。この話はスレとあんま関係ない話なんだけどさ。
このあいだ、自分で自費出版する人を応援する会社の文芸社行ったんです。文芸社の会社。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいですごいいっぱい人がいて原稿書けないんです。人がいっぱいで。
で、よく見たら見てみるとなんか垂れ幕が垂れ下がってて、2人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた、
とか書いてある垂れ幕なんです。
もうね、完全理解不能アホかと。翼には理解できない馬鹿かと。
お前らな、俺の本の文章がめちゃくちゃに凄く酷いくらいで普通に普段買わない文芸社の本買ってんじゃねーよ、ボケナスが
（翼はナスが大好きだった。別にどうでもいいが・・・）。
文芸社だよ、自分で自費出版する人を応援する会社の文芸社。
なんか子供を連れた親子連れとかもいるし。一家４人で一家団欒のリア鬼鑑賞会か。豪華でおめでてーな。
よーしパパすべてが“豪華”これ以上これ以上の単語が見当たらない程”豪華”な朝食食べちゃうぞー、とか叫んで言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、正しく校正して直された文庫版（もの凄い売れ行きだ）やるから騒々しく騒ぐなと。
リア鬼読むときってのはな、もっと営々としてるべきなんだよ。
豪華な王様がアホな命令（リアル鬼ごっこだ）を出して30世紀（科学技術や医療技術が今とは比べ物にならないくらい発達している）の
ある王を君主とした王国でいつ鬼ごっこを開始し始めても少しもおかしいところはない、おかしくない、
妹を守るか王様をピストルで殺すか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。そんな雰囲気が。
一般読者は、すっこんでろ。
で、やっと原稿（用紙は400字詰めだ）書けるかと思ったら、横にいた隣の奴が、キノコスパゲティー、とか言ってるんです。
「ぶち切れてください！」彼女はそう言って翼をぶち切れさせた。
そこでまたぶち切れですよ。翼はそういってぶち切れた。
あのな、レストラン（もちろんウエイトレスもいる）を書く描写に3ページも消費して使うなんてきょうび（30世紀だ）流行んねーんだよ。ボケナスが
（実は翼はナスは好きだが焼きナスはどうしても食えなかった。別にどうでもいいが・・・）。
得意そうに得意げな顔して何が、キノコスパゲティー、だ。
お前は本当にキノコスパゲティーを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。問い詰めたいと翼は思った。
お前、ウエイトレスにリモコンの様な物をピッと押してもらいたいだけちゃうんかと俺は問いたい。問い詰めたいと翼は思った。
リア鬼に詳しいリア鬼通の俺から言わせてもらえば今現在、リア鬼通の間とともに長く受け継がれてゆく最新流行はやっぱり、
もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた、これだね。
ありえない現実には絶対不可能な描写。これが通の読み方。
リア鬼ってのはこういう変なおかしい文章がそう少なくなく、多めに入ってる。そん代わり表紙は豪華。これ。
そして、遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた。これ最強。
しかしこのリア鬼を読むと次から普通の文章まで奇妙なことに変に感じるという危険も合わせ伴う、諸刃の剣。
一般読者にはお薦め出来ない。決してお勧めはできなかった。
「まあお前らこのスレの住人は、もう手遅れってこった。」言った。
そんな事より１よ、ちょいと少し聞いてくれよ。この話はスレとあんま関係ない話なんだけどさ。
このあいだ、自分で自費出版する人を応援する会社の文芸社行ったんです。文芸社の会社。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいですごいいっぱい人がいて原稿書けないんです。人がいっぱいで。
で、よく見たら見てみるとなんか垂れ幕が垂れ下がってて、2人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた、
とか書いてある垂れ幕なんです。
もうね、完全理解不能アホかと。翼には理解できない馬鹿かと。
お前らな、俺の本の文章がめちゃくちゃに凄く酷いくらいで普通に普段買わない文芸社の本買ってんじゃねーよ、ボケナスが
（翼はナスが大好きだった。別にどうでもいいが・・・）。
文芸社だよ、自分で自費出版する人を応援する会社の文芸社。
なんか子供を連れた親子連れとかもいるし。一家４人で一家団欒のリア鬼鑑賞会か。豪華でおめでてーな。
よーしパパすべてが“豪華”これ以上これ以上の単語が見当たらない程”豪華”な朝食食べちゃうぞー、とか叫んで言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、正しく校正して直された文庫版（もの凄い売れ行きだ）やるから騒々しく騒ぐなと。
リア鬼読むときってのはな、もっと営々としてるべきなんだよ。
豪華な王様がアホな命令（リアル鬼ごっこだ）を出して30世紀（科学技術や医療技術が今とは比べ物にならないくらい発達している）の
ある王を君主とした王国でいつ鬼ごっこを開始し始めても少しもおかしいところはない、おかしくない、
妹を守るか王様をピストルで殺すか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。そんな雰囲気が。
一般読者は、すっこんでろ。
で、やっと原稿（用紙は400字詰めだ）書けるかと思ったら、横にいた隣の奴が、キノコスパゲティー、とか言ってるんです。
「ぶち切れてください！」彼女はそう言って翼をぶち切れさせた。
そこでまたぶち切れですよ。翼はそういってぶち切れた。
あのな、レストラン（もちろんウエイトレスもいる）を書く描写に3ページも消費して使うなんてきょうび（30世紀だ）流行んねーんだよ。ボケナスが
（実は翼はナスは好きだが焼きナスはどうしても食えなかった。別にどうでもいいが・・・）。
得意そうに得意げな顔して何が、キノコスパゲティー、だ。
お前は本当にキノコスパゲティーを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小１時間問い詰めたい。問い詰めたいと翼は思った。
お前、ウエイトレスにリモコンの様な物をピッと押してもらいたいだけちゃうんかと俺は問いたい。問い詰めたいと翼は思った。
リア鬼に詳しいリア鬼通の俺から言わせてもらえば今現在、リア鬼通の間とともに長く受け継がれてゆく最新流行はやっぱり、
もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた、これだね。
ありえない現実には絶対不可能な描写。これが通の読み方。
リア鬼ってのはこういう変なおかしい文章がそう少なくなく、多めに入ってる。そん代わり表紙は豪華。これ。
そして、遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた。これ最強。
しかしこのリア鬼を読むと次から普通の文章まで奇妙なことに変に感じるという危険も合わせ伴う、諸刃の剣。
一般読者にはお薦め出来ない。決してお勧めはできなかった。
「まあお前らこのスレの住人は、もう手遅れってこった。」言った。
13. Posted by yuna
2005年03月29日 11:14
こんにちは、初めまして！
友達のBlogに文字リンクがあったのでそこから飛んできたのですが
リア鬼読んだことなくても
いかに衝撃的であったか
書評読んだだけで伝わりました（´Д｀;;）
っていうかむしろ
中盤から本の内容とかどうでもよくなってて
ひたすらてつこさんの突っ込みに爆笑してましたｗ
翼君が少女の傷口に塩塗りつけてるあたりを突っ込んでるとことか
笑いが止まりませんでしたｗ
酷すぎｗ
同感ですｗ
そんなわけで書き込みしてる間も笑いとまらないので
ここら辺にしておきます（笑）
ではでは、笑いをありがとう。てつこさんに感謝感謝。
何よりも
山田さんに感謝しますｗ
あーワロタ
友達のBlogに文字リンクがあったのでそこから飛んできたのですが
リア鬼読んだことなくても
いかに衝撃的であったか
書評読んだだけで伝わりました（´Д｀;;）
っていうかむしろ
中盤から本の内容とかどうでもよくなってて
ひたすらてつこさんの突っ込みに爆笑してましたｗ
翼君が少女の傷口に塩塗りつけてるあたりを突っ込んでるとことか
笑いが止まりませんでしたｗ
酷すぎｗ
同感ですｗ
そんなわけで書き込みしてる間も笑いとまらないので
ここら辺にしておきます（笑）
ではでは、笑いをありがとう。てつこさんに感謝感謝。
何よりも
山田さんに感謝しますｗ
あーワロタ
14. Posted by てつこ
2005年03月29日 23:50
>yunaさま
あわわ（汗）。初めまして！コメントありがとうございます！
結構こういうの書くとお叱りを頂く事もあるので、コメントがつくと
緊張してしまうんですが…（汗）。楽しんで頂いたようでよかったです。
結構前に書いた書評なんですけど、まだ見て下さる方がいるとは、
嬉しかったり恥ずかしかったりです。あらためて読み返してみると
誤字が…（汗）。今後の為にできるだけ潰しておこう（汗）。
あのやりとり、ボクの同僚は「天丼（お笑い用語）」だと評して
おりました。関西人である洋は、「お前が言うんかい！」と
突っ込まなければいけない所ですよね（笑）。
もしかしたらもう一本だけリア鬼ネタを書くかも知れません。その時は
また、よろしくです！
あわわ（汗）。初めまして！コメントありがとうございます！
結構こういうの書くとお叱りを頂く事もあるので、コメントがつくと
緊張してしまうんですが…（汗）。楽しんで頂いたようでよかったです。
結構前に書いた書評なんですけど、まだ見て下さる方がいるとは、
嬉しかったり恥ずかしかったりです。あらためて読み返してみると
誤字が…（汗）。今後の為にできるだけ潰しておこう（汗）。
あのやりとり、ボクの同僚は「天丼（お笑い用語）」だと評して
おりました。関西人である洋は、「お前が言うんかい！」と
突っ込まなければいけない所ですよね（笑）。
もしかしたらもう一本だけリア鬼ネタを書くかも知れません。その時は
また、よろしくです！
15. Posted by ＠kane
2005年04月04日 15:46
その１から３まで、一気に読みました。
正直、山田さんの本、特に「リアル鬼ごっこ」は大好きだったので、こうも辛口批評されると何だか悲しくなってしまいました。
しかし、文章のおかしさは何となく私も気づいていたので、改めて箇条書きにされたものを見てみるとちょっと笑えました。
でも、このちょっと間違った日本語のおかげで、同じように間違った日本語を使う若者に支持されたのかなあ、なんて思いました。
正直、山田さんの本、特に「リアル鬼ごっこ」は大好きだったので、こうも辛口批評されると何だか悲しくなってしまいました。
しかし、文章のおかしさは何となく私も気づいていたので、改めて箇条書きにされたものを見てみるとちょっと笑えました。
でも、このちょっと間違った日本語のおかげで、同じように間違った日本語を使う若者に支持されたのかなあ、なんて思いました。
16. Posted by てつこ
2005年04月04日 16:17
>@kaneさま
う、スミマセン…。
私はもちろん、「リア鬼」が好きだという人がかなりいらっしゃる
という事も知っておりますし、そういう方がこの文章を読むと
不愉快な思いをされるだろうな、という事が分かった上でこの書評を
書いています。できるだけ頭ごなしな否定はしないように心がけ
ましたが、配慮が足りませんでした。お詫び申し上げます。
同じ日本語を使うものとして、おかしな日本語に突っ込んだり
する権利は有していると思うのですが、他の人が「好きだ」という
気持ちだけは否定してはいけないと思っています。@kaneさまも、
「こういう見方もあるんだ」くらいの気持ちで読んで下さると
嬉しいです。
コメントありがとうございました。
う、スミマセン…。
私はもちろん、「リア鬼」が好きだという人がかなりいらっしゃる
という事も知っておりますし、そういう方がこの文章を読むと
不愉快な思いをされるだろうな、という事が分かった上でこの書評を
書いています。できるだけ頭ごなしな否定はしないように心がけ
ましたが、配慮が足りませんでした。お詫び申し上げます。
同じ日本語を使うものとして、おかしな日本語に突っ込んだり
する権利は有していると思うのですが、他の人が「好きだ」という
気持ちだけは否定してはいけないと思っています。@kaneさまも、
「こういう見方もあるんだ」くらいの気持ちで読んで下さると
嬉しいです。
コメントありがとうございました。
17. Posted by ベック
2005年08月29日 15:57
ってかそんな批判をしているけど、お前らはこの「リアル鬼ごっこ」という作品より売れる本を書けるのか？
自分で本を書いてみたことはあるのか？
いかに本を書くことが難しいことかわかっているのか？
山田氏は全く小説などを読まないで、この本を書いたというのだからすごいではないか。他人にはない独自のやり方・考え方で本を書いているではないか。お前らには山田氏をつぶすようなことは言えないはずだ。
いくら日本語が下手だといっても、別に意味は理解できる。そんな細かいことをいちいち指摘している人間にろくな人間はいない。
失礼なことを言っていることはわかっている。でも山田氏は自分のやり方でやったことで、お前らに怒られるために書いたわけではない。こんな批判をするなら、読まなくてもいいのでは？
自分で本を書いてみたことはあるのか？
いかに本を書くことが難しいことかわかっているのか？
山田氏は全く小説などを読まないで、この本を書いたというのだからすごいではないか。他人にはない独自のやり方・考え方で本を書いているではないか。お前らには山田氏をつぶすようなことは言えないはずだ。
いくら日本語が下手だといっても、別に意味は理解できる。そんな細かいことをいちいち指摘している人間にろくな人間はいない。
失礼なことを言っていることはわかっている。でも山田氏は自分のやり方でやったことで、お前らに怒られるために書いたわけではない。こんな批判をするなら、読まなくてもいいのでは？
18. Posted by miko
2005年08月29日 17:11
面白い！！どっちかというとてつこ様的にはこの作品をあまりおもしろくないと思っているのかもしれませんが、てつこ様の紹介の仕方が良かったのか、とてもおもしろい作品のような印象を受けました！（＾＾）
その昔友達が「●●って本凄くおもしろくない！」っと言って、どういう内容なのか聞いたら割と面白そうな内容だったので思わず借りて読んだのですが、やっぱり面白くなかった。（笑）不思議なものです。
19. Posted by てつこ
2005年08月30日 10:30
>ベックさま
コメントありがとうございます。
とりあえず最初に2〜3気になった事を…。
「お前ら」という言葉はお止め下さい。ここは私のBlogであり、コメントを
下さっている方々は私の大事なお客様です。非難は管理人である私に全て
向けて欲しいです。あと、「批判」ではなく「感想文」です。感想文を書く
権利は、本を読んだら得られるものだと思います。批判じみた内容になってしまった
のは、私の拙い読解力と文章力に因るものであり、この作品を好きな方にとって
不快なものになってしまった事はお詫び申し上げます。「こんな批判を
するなら読むな」との事ですが、私はこの本をネタにするためにわざわざ
探して買ってきたのであり、その理屈は全く逆です。だから私は、この本を
読んで怒ったという事はありません。
コメントありがとうございます。
とりあえず最初に2〜3気になった事を…。
「お前ら」という言葉はお止め下さい。ここは私のBlogであり、コメントを
下さっている方々は私の大事なお客様です。非難は管理人である私に全て
向けて欲しいです。あと、「批判」ではなく「感想文」です。感想文を書く
権利は、本を読んだら得られるものだと思います。批判じみた内容になってしまった
のは、私の拙い読解力と文章力に因るものであり、この作品を好きな方にとって
不快なものになってしまった事はお詫び申し上げます。「こんな批判を
するなら読むな」との事ですが、私はこの本をネタにするためにわざわざ
探して買ってきたのであり、その理屈は全く逆です。だから私は、この本を
読んで怒ったという事はありません。
20. Posted by てつこ
2005年08月30日 10:31
（続き）
この作品の感想文を書くに当たっては、読んだ方が不愉快に思われないように
配慮をしたつもりでしたが、未熟故それが出来ていなかったようです。
重ね重ねお詫び申し上げます。
この作品の感想文を書くに当たっては、読んだ方が不愉快に思われないように
配慮をしたつもりでしたが、未熟故それが出来ていなかったようです。
重ね重ねお詫び申し上げます。
21. Posted by てつこ
2005年08月30日 10:36
>mikoさま
いらっしゃいませ！コメントありがとうございます。
ボクの感想文を読んで頂き、リア鬼を読みたくなったとは…。
これもなかなか新しいアプローチですね（汗）。
ボクはこの作品を読んで「面白くなかった」という感想は持ちませんでしたが、
ボクが感じた面白さというのは恐らく作者の意図とは違う部分だったので、
本の感想としては間違っているのかも知れませんが…（汗）。
mikoさんも是非読んでみて下さい。感想などありましたらまた
お聞かせ下さいね。
いらっしゃいませ！コメントありがとうございます。
ボクの感想文を読んで頂き、リア鬼を読みたくなったとは…。
これもなかなか新しいアプローチですね（汗）。
ボクはこの作品を読んで「面白くなかった」という感想は持ちませんでしたが、
ボクが感じた面白さというのは恐らく作者の意図とは違う部分だったので、
本の感想としては間違っているのかも知れませんが…（汗）。
mikoさんも是非読んでみて下さい。感想などありましたらまた
お聞かせ下さいね。
22. Posted by ねこ鬼
2005年09月09日 02:57
楽しく拝読しました。批判ではなく、配慮のされた文体に感心しながら、笑いながら読みました〜。
ブログ自体、殆ど初めてです。リア鬼っていうんだあ。校正もしてくれない出版社だとは思いませんでした。文芸社に持込をしている知人がいて、リアル鬼ごっこ大ヒットのハナシで勇気付けられていたんです。アマゾンのレビューも読みました。縦読み・・・面白いものを教えていただきました（＾＾）やっぱり、調査は必要ですね。ありがとうございました。こちらのレビューは五つ☆あげちゃう。ところで、漫画家さんなの？これから、ＨＰ読み直します。
23. Posted by てつこ
2005年09月09日 14:28
>ねこ鬼さま
レスありがとうございます！
い、いえ、こちらを読んで怒ってらっしゃる方も随分
いらっしゃるので配慮はまだ足りないと思っています（笑）。
ボクも文芸社の共同出版のシステムはあまり把握できて
いませんが、要するに自費出版なので一切校正ナシなんで
しょうか？？それにしても知人の方が持ち込みされているとは
なかなか凄いですね。是非大ヒットを目指して欲しいと
思います。
え！？いえボクは漫画家さんでもなんでもないただの
しがないおっさんですよ（笑）。
レスありがとうございます！
い、いえ、こちらを読んで怒ってらっしゃる方も随分
いらっしゃるので配慮はまだ足りないと思っています（笑）。
ボクも文芸社の共同出版のシステムはあまり把握できて
いませんが、要するに自費出版なので一切校正ナシなんで
しょうか？？それにしても知人の方が持ち込みされているとは
なかなか凄いですね。是非大ヒットを目指して欲しいと
思います。
え！？いえボクは漫画家さんでもなんでもないただの
しがないおっさんですよ（笑）。
24. Posted by 木更樹鋭士
2005年09月10日 05:28
どうも
最近友人に薦められて文庫本のほうを思いっきり縦読みさせて頂いたのですが・・・
最後の最後まで無感動でしたね^_^；
自分も小説のほんの端っこをかじってる人間ですが、リアルなのにリアルじゃないアンリアルワールドに浸かりきってふやけてしまったような作品に感じました。
今度は是非とも初版を入手して、ツッコミのあった部分に受験生よろしく蛍光マーカーでマーキングした後に友人に貸してこのブログと共に大笑いしたいと思います。
最近友人に薦められて文庫本のほうを思いっきり縦読みさせて頂いたのですが・・・
最後の最後まで無感動でしたね^_^；
自分も小説のほんの端っこをかじってる人間ですが、リアルなのにリアルじゃないアンリアルワールドに浸かりきってふやけてしまったような作品に感じました。
今度は是非とも初版を入手して、ツッコミのあった部分に受験生よろしく蛍光マーカーでマーキングした後に友人に貸してこのブログと共に大笑いしたいと思います。
25. Posted by Ani
2005年09月12日 14:58
こんにちは。
私は"トンデモ本の世界"でリア鬼を知り、読み始めたのですが途中で投げ出した派です（笑
とりあえず捨ててはいないのでこのblogを参考にまた読み進めてみようかと思います。
蛍光マーカー片手に。
そして、
アマゾンの書評262件全てに目を通したり、リア鬼を隅々まで読んだりと、blogを書くためにこれだけ苦労している人も居るのに、山田氏は漢和辞典や国語辞典さえ目を通さなかったのだろうかと少し考えてみたり…。
私は"トンデモ本の世界"でリア鬼を知り、読み始めたのですが途中で投げ出した派です（笑
とりあえず捨ててはいないのでこのblogを参考にまた読み進めてみようかと思います。
蛍光マーカー片手に。
そして、
アマゾンの書評262件全てに目を通したり、リア鬼を隅々まで読んだりと、blogを書くためにこれだけ苦労している人も居るのに、山田氏は漢和辞典や国語辞典さえ目を通さなかったのだろうかと少し考えてみたり…。
26. Posted by
てつこ
2005年09月12日 17:10
>木更樹鋭士さま
コメントありがとうございます〜。
文庫本の方は…私も買いましたが（笑）ああやって修正されて
しまうと、リア鬼本来の面白さが損なわれてしまう気もしますね。
実は文庫本と初版の読み比べでもう一本ネタを書こうと
思っていたのですが、あまりの突っ込み所の多さに付箋が
なくなってしまい、頓挫しています（笑）。木更樹鋭士さんも、
蛍光マーカーは複数本用意される事をオススメしておきます。
>Aniさま
コメントありがとうございます！
「トンデモ本」は私も大変面白く読ませて頂きました。さすが
山本先生です。
このBlogを書くのは確かに苦労しました…。でも、面白かった
です。こういう風にネタにして楽しむのが「リア鬼」の本来の
楽しみではないかと思うんですけど（笑）。
そしてやはり蛍光マーカーは複数本用意される事を
オススメしておきます（笑）。
コメントありがとうございます〜。
文庫本の方は…私も買いましたが（笑）ああやって修正されて
しまうと、リア鬼本来の面白さが損なわれてしまう気もしますね。
実は文庫本と初版の読み比べでもう一本ネタを書こうと
思っていたのですが、あまりの突っ込み所の多さに付箋が
なくなってしまい、頓挫しています（笑）。木更樹鋭士さんも、
蛍光マーカーは複数本用意される事をオススメしておきます。
>Aniさま
コメントありがとうございます！
「トンデモ本」は私も大変面白く読ませて頂きました。さすが
山本先生です。
このBlogを書くのは確かに苦労しました…。でも、面白かった
です。こういう風にネタにして楽しむのが「リア鬼」の本来の
楽しみではないかと思うんですけど（笑）。
そしてやはり蛍光マーカーは複数本用意される事を
オススメしておきます（笑）。
27. Posted by オルタフォース
2005年09月14日 22:03
http://www.accessup.org/anime_j/Real%2520Oni%2520Gokko%2560book.html
もはや完膚なきまでに叩きつくされているこの本。
ここで評価してより完璧なものへ･･･
もはや完膚なきまでに叩きつくされているこの本。
ここで評価してより完璧なものへ･･･
28. Posted by こんち
2005年09月15日 18:41
ググってみてやってきました。
またぞろ楽しませてもらってます。ていうか、殆ど偉業です。もちろんもの凄く暗黒な意味で。
ここの記事にも笑わせてもらいました。かなりうまく案内できてると思いますよ〜
こんな奇本が出るというのはちょっとない気もしますが、とりあえず、GJ
29. Posted by
てつこ
2005年09月16日 11:31
>オルタフォースさま
こんにちは。サイトの方拝見させて頂きました。
評価が別れているものなんですねえ…。でも
五段階評価だと、どう評価していいものかかなり
ボクも悩みます。楽しんだのは確かなんだし…（笑）。
>こんちさま
コメントありがとうございます。以前、この本が売れた現象を
「負の連鎖」と呼んだ事がありますけど、「つまらない」と評価された
本を敢えて読みたがる人が世の中には結構いるという事ですね（笑）。
もちろん私もそうですけど…。そう考えるとリア鬼が売れたという
現象自体が壮大なエンターテインメントだったのではないかと
思えて来ます…。
読んで楽しんで頂けたようで良かったです。
こんにちは。サイトの方拝見させて頂きました。
評価が別れているものなんですねえ…。でも
五段階評価だと、どう評価していいものかかなり
ボクも悩みます。楽しんだのは確かなんだし…（笑）。
>こんちさま
コメントありがとうございます。以前、この本が売れた現象を
「負の連鎖」と呼んだ事がありますけど、「つまらない」と評価された
本を敢えて読みたがる人が世の中には結構いるという事ですね（笑）。
もちろん私もそうですけど…。そう考えるとリア鬼が売れたという
現象自体が壮大なエンターテインメントだったのではないかと
思えて来ます…。
読んで楽しんで頂けたようで良かったです。
30. Posted by 眠り猫
2005年11月04日 10:38
そう言えば、最近の芥川賞受賞作って、やたらひどくないですか？ より話題性のある作品、作者で、売り上げを稼ぎたいと言う出版社の思惑が露骨で醜悪とは感じられませんか？ 稚拙なものを、まるで新しいスタイルのように持て囃す傾向には歯止めをかけたいですね。さもなければ、日本文学のレベル自体が、諸外国から軽んじられる時が来るのではと危惧しています。
31. Posted by
てつこ
2005年11月04日 18:19
>眠り猫さま
コメントありがとうございます！
よ、読まれていないのですね…。このレビューの所為で
山田氏のイメージが悪くなる事がありませんように（汗）。
おっしゃる通り、最近の市場は（本に限らず）「売れれば勝ち」的な
流れがあって、内容よりもプロモーションの方が重要、とか
いうワケの分からない風潮がありますよね。
芥川賞作品は読んだ事がないのですが（汗）やたらと
最年少最年少にこだわって話題性を高めようという
傾向は確かに気になります。
外国の文学界には、山田さんのような人はいないのかなぁ…。
コメントありがとうございます！
よ、読まれていないのですね…。このレビューの所為で
山田氏のイメージが悪くなる事がありませんように（汗）。
おっしゃる通り、最近の市場は（本に限らず）「売れれば勝ち」的な
流れがあって、内容よりもプロモーションの方が重要、とか
いうワケの分からない風潮がありますよね。
芥川賞作品は読んだ事がないのですが（汗）やたらと
最年少最年少にこだわって話題性を高めようという
傾向は確かに気になります。
外国の文学界には、山田さんのような人はいないのかなぁ…。
32. Posted by 泣いた赤鬼
2005年12月01日 06:49
いやぁおもしろかったですね。この感想文が。
自分結構小説読むと入り込んでいってしまうタイプなんですけど、
この小説を読んでる時は若干の違和感を感じましたね。
やっぱりこの感想文を見ると自分が間違って無かったって
思えて少し嬉しくなりました。ｗ
それでまぁ飛ばし飛ばし読んだんですけど、
なんというか・・・ある程度改善して映像化したらそれなりになるんじゃないかなぁ・・・
なんて思ったりしましたね。
それこそ世にも奇妙な物語みたいな感じで。
自分結構小説読むと入り込んでいってしまうタイプなんですけど、
この小説を読んでる時は若干の違和感を感じましたね。
やっぱりこの感想文を見ると自分が間違って無かったって
思えて少し嬉しくなりました。ｗ
それでまぁ飛ばし飛ばし読んだんですけど、
なんというか・・・ある程度改善して映像化したらそれなりになるんじゃないかなぁ・・・
なんて思ったりしましたね。
それこそ世にも奇妙な物語みたいな感じで。
33. Posted by
てつこ
2005年12月01日 15:04
>泣いた赤鬼さま
こんにちは。レスありがとうございます。
ボクは設定から何からひっくるめて突っ込んでしまいました
が…。文章はともかく、この設定自体は面白いと言っている
方は多いですよね。確かに、捕まってしまうと殺されてしまう
鬼ごっこ、というシチュエーションはそれなりに面白くは
あるのかも知れません。…足りなかったのは山田氏の
筆力だった訳で（汗）。
山田氏は、明らかに映像を意識してこの作品を書いていると
思います。優秀なスタッフによって映画化するならば、
結構いい作品になる可能性はあると思いますね。…そうなると、
山田氏は「原案者」になってしまう気もしますけど（汗）。
こんにちは。レスありがとうございます。
ボクは設定から何からひっくるめて突っ込んでしまいました
が…。文章はともかく、この設定自体は面白いと言っている
方は多いですよね。確かに、捕まってしまうと殺されてしまう
鬼ごっこ、というシチュエーションはそれなりに面白くは
あるのかも知れません。…足りなかったのは山田氏の
筆力だった訳で（汗）。
山田氏は、明らかに映像を意識してこの作品を書いていると
思います。優秀なスタッフによって映画化するならば、
結構いい作品になる可能性はあると思いますね。…そうなると、
山田氏は「原案者」になってしまう気もしますけど（汗）。
34. Posted by
きほ
2006年02月11日 21:22
今日、『リア鬼』を読破して普通に『面白い』と思ってしまったんですが……
結構ショックでした。
前に山田さんの『親指さがし』を読んで
面白かったので借りてみたんですが……
やはり大人が見る目と子供が見る目は違うみたいですね。
確かに細かい設定は気になりました。
でも結末に感動してしまった私。
本好きの友達は
「『親指さがし』と『リア鬼』だったら『親指さがし』の方が面白いよ。
でも、乙一とかの方が迫力があっていいよ」
と。
でも私は乙一さんの本は好きだったけれど、これも中々の作品だったと思いました；
本好きのその友達がそういうくらいだから、
てつこさんが言うのも当然だと思います。
でも、本当感動したんですが……
だから私は『親指さがし』よりこっちの方が上に感じてしまいます；；
もう少し大人の考えにならないといけませんねぇ(--;;)
35. Posted by てつこ
2006年02月12日 23:21
>きほさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
ボクのこの書評には、リア鬼の悪口ともとれる事が
多く書いてあるので、ファンの方から見ると不快に思われる
かと思います。これは、ファンの方々に対するボクの
配慮が足りなかった為です。申し訳ありません。
「好きだ」という方の意見は尊重するつもりです。
好きか嫌いか、というのは、作品が優れているかそうでないか
というのとはまた違う次元の話ですので、好きな方は例え
ボクの書評に何が書いてあろうが気にせず、引き続き「好きだ」と
言い続けて頂いていいと思います。（続く）
こんにちは。コメントありがとうございます。
ボクのこの書評には、リア鬼の悪口ともとれる事が
多く書いてあるので、ファンの方から見ると不快に思われる
かと思います。これは、ファンの方々に対するボクの
配慮が足りなかった為です。申し訳ありません。
「好きだ」という方の意見は尊重するつもりです。
好きか嫌いか、というのは、作品が優れているかそうでないか
というのとはまた違う次元の話ですので、好きな方は例え
ボクの書評に何が書いてあろうが気にせず、引き続き「好きだ」と
言い続けて頂いていいと思います。（続く）
36. Posted by てつこ
2006年02月12日 23:39
書評にも書いた通りですが、「リアル鬼ごっこ」はストーリー的欠陥が多く、
日本語の間違いも多く、「小説」としてはとても褒められない
ものである事は疑いのない所です。ボクよりも遥かに
読書量の多い人からは、さらに過激な感想が聞かれたり
しますしね。ボクは読んでいて結構楽しんだので、それ程
酷評をする事はしたくなかったのですが、書評を書く上で若干の
客観的意見を導入しなければいけなかった為、こんな形になって
しまった事を重ねてお詫び申し上げます。
ところで乙一さんですが、ボクも彼の作品をそろそろ読んでみようと
思っています。その時はまた感想など書くと思いますので、
その時にでもまた遊びに来てやって下さいませ。
日本語の間違いも多く、「小説」としてはとても褒められない
ものである事は疑いのない所です。ボクよりも遥かに
読書量の多い人からは、さらに過激な感想が聞かれたり
しますしね。ボクは読んでいて結構楽しんだので、それ程
酷評をする事はしたくなかったのですが、書評を書く上で若干の
客観的意見を導入しなければいけなかった為、こんな形になって
しまった事を重ねてお詫び申し上げます。
ところで乙一さんですが、ボクも彼の作品をそろそろ読んでみようと
思っています。その時はまた感想など書くと思いますので、
その時にでもまた遊びに来てやって下さいませ。
37. Posted by ごん太
2006年05月24日 01:40
はじめまして。
あまりにすばらしい感想文だったので
その１〜３まで一気に読んじゃいました。
もっとも共感できたのは鬼からの逃げ方
「海外へ逃げろ」「海で泳いどけ」ってところ。
僕も読んでる最中まったく同じことを考えてました。
あと、その３の日本語がおかしい例を読んで思ったのですが、
おそらく僕が読んだのは校正後の文章だと思います。
さすがにそこまでおかしくはなかったはずです。
最後に、僕が「リアル鬼ごっこ」を読み終えて思ったこと。。。
山田によって創られたキャラクターみんなかわいそう・・・。
あまりにすばらしい感想文だったので
その１〜３まで一気に読んじゃいました。
もっとも共感できたのは鬼からの逃げ方
「海外へ逃げろ」「海で泳いどけ」ってところ。
僕も読んでる最中まったく同じことを考えてました。
あと、その３の日本語がおかしい例を読んで思ったのですが、
おそらく僕が読んだのは校正後の文章だと思います。
さすがにそこまでおかしくはなかったはずです。
最後に、僕が「リアル鬼ごっこ」を読み終えて思ったこと。。。
山田によって創られたキャラクターみんなかわいそう・・・。
38. Posted by Ococo
2006年07月17日 15:16
39. Posted by
ざれこ
2006年07月18日 12:07
はじめまして。トラックバックありがとうございました。
この本をネタでけなしたら、女子高生とかから「ひどいな〜、若者には人気有るんですよ」とか、「リアル鬼ごっこ大好きです！学校でものすごく流行っていて、クラスのみんなが読んでます！」とかのコメントを数件いただき、「もう若くないってこと？もう私たちの時代は終わってYamadaの時代がきたのか？」とか思ってへこんでましたが、こちらに来て霧がぱあっと晴れた気になりました。このくらい理路整然と書けばよかったのですね。なるほどです。
うちに反論にくる中高校生さんたちは、ひどい、とは言うものの、じゃあどこがどう面白いと感じたのか教えてくれなくて、私は逆にそこが知りたいと思いました。クラス中が読むような魅力をどこに感じているんでしょうね。皮肉じゃなくて、普通に知りたいのですけど。時代は変わったってことでしょうか？
この本をネタでけなしたら、女子高生とかから「ひどいな〜、若者には人気有るんですよ」とか、「リアル鬼ごっこ大好きです！学校でものすごく流行っていて、クラスのみんなが読んでます！」とかのコメントを数件いただき、「もう若くないってこと？もう私たちの時代は終わってYamadaの時代がきたのか？」とか思ってへこんでましたが、こちらに来て霧がぱあっと晴れた気になりました。このくらい理路整然と書けばよかったのですね。なるほどです。
うちに反論にくる中高校生さんたちは、ひどい、とは言うものの、じゃあどこがどう面白いと感じたのか教えてくれなくて、私は逆にそこが知りたいと思いました。クラス中が読むような魅力をどこに感じているんでしょうね。皮肉じゃなくて、普通に知りたいのですけど。時代は変わったってことでしょうか？
40. Posted by
翠芽
2006年07月28日 02:09
初めまして、友人に紹介されて来ました。
リアル鬼ごっこ…映画化してしまうんですね…。
聞くところによると、時代設定が西暦３０００年という著者ですら想像出来ない未来から、現代のパラレルワールドに変更になったりと手を加えられるようですね。
Amazonで立ち読みリンクがあったので読みましたが…酷いですね。買わなくて良かったです。
書評楽しかったです。
本編よりしっかりしている上に面白いなんて反則ですよ？(笑
リアル鬼ごっこ…映画化してしまうんですね…。
聞くところによると、時代設定が西暦３０００年という著者ですら想像出来ない未来から、現代のパラレルワールドに変更になったりと手を加えられるようですね。
Amazonで立ち読みリンクがあったので読みましたが…酷いですね。買わなくて良かったです。
書評楽しかったです。
本編よりしっかりしている上に面白いなんて反則ですよ？(笑
41. Posted by ヤマネコ
2006年08月14日 05:08
はじめましてー。
レビューってあんまり読まないんですが
面白くて１〜３まで全部読んでしまいましたよ〜。
正直、リアル鬼ごっこのことは気になってはいたんですが、レビューだけでおなかいっぱいです。
本当にありがとうございました。
でも、漫画と映画が好きな人間でも・・・。
もっとうまく書けるかもー。と思います
山田と一緒にすると・・・。って感じですなぁ。
正直山田の本読むよりラノベ読んだほうがマシ
ということはわかりました〜。
山田もラノベで勝負すればいいのにね。
無理だろうけど＾＾＾＾＾＾
レビューってあんまり読まないんですが
面白くて１〜３まで全部読んでしまいましたよ〜。
正直、リアル鬼ごっこのことは気になってはいたんですが、レビューだけでおなかいっぱいです。
本当にありがとうございました。
でも、漫画と映画が好きな人間でも・・・。
もっとうまく書けるかもー。と思います
山田と一緒にすると・・・。って感じですなぁ。
正直山田の本読むよりラノベ読んだほうがマシ
ということはわかりました〜。
山田もラノベで勝負すればいいのにね。
無理だろうけど＾＾＾＾＾＾
42. Posted by 策羅
2006年08月21日 15:25
書評でここまで笑わせていただいたのは初めてです（笑
リアル鬼ごっこ
僕も読んだのですが、てつこさんのツッコミが面白すぎでした
リアル鬼ごっこを読んだ時はあまり表現を気にせずに読んだんですけど
こうやってまとめてみるとスゴイことになってますね（笑
最後の「Ｙａｍａｄａ？」とかは
本当にできてしまいそうなジャンルです（笑
また読みに来ます。では
43. Posted by レイ
2006年10月30日 22:58
あと、もう一つ、この小説は先が見える。「あ、そうだったのか〜！！」とか「だまされた！！」というよりも「あ、やっぱりね・・・。」が多かった。
44. Posted by ヒハンカ
2006年11月08日 16:19
コメントに「傷口塩塗った上に蝋をたらしてる」という表現があったけど、今でも改まってませんよ、奴は・・・。
「いじめられっこ」という免罪符さえあれば何やってもゆるされる、という書き方になった分、むしろひどくなっている・・・。
「いじめられっこ」という免罪符さえあれば何やってもゆるされる、という書き方になった分、むしろひどくなっている・・・。
45. Posted by ナオ
2006年11月13日 14:49
このブログのあらすじだけのつもりが、あまりのツッコミの多さに全部読んでしまいました。笑
山田さんの作品は友人に薦められて読もうと思ったのですが。違う楽しみ方を教えられた気がします。
46. Posted by
Jaylen Clapp
2006年11月25日 04:00
Borat creator Sacha Baron Cohen reportedly signs a $42.5m (�22m) film deal starring his character Bruno...
47. Posted by タイヤ
2006年12月19日 12:49
日記の関連で本書評を一部お借りしました。
小生は「投げ出し」派です。
貴稿を拝見し、非常に安心しました。
小生は「投げ出し」派です。
貴稿を拝見し、非常に安心しました。
48. Posted by めろ
2007年01月09日 22:25
リアル鬼ごっこについて
誤字意味がおかしいところがたくさんあったけれど
内容自体はなかなか好きでした
ホラーというとこよりも
愛や洋のいきかたに感動しました
愛が料理をするところは
女子高生なのに家庭的すぎだろ！！
と思いましたが・・・・・
でも自分は感動がある（この本から見たら小説ではなく）読み物がすきなんで
やっぱり良かったと思います
誤字意味がおかしいところがたくさんあったけれど
内容自体はなかなか好きでした
ホラーというとこよりも
愛や洋のいきかたに感動しました
愛が料理をするところは
女子高生なのに家庭的すぎだろ！！
と思いましたが・・・・・
でも自分は感動がある（この本から見たら小説ではなく）読み物がすきなんで
やっぱり良かったと思います
49. Posted by ひろゆき
2007年02月01日 20:14
山田さんの小説は、読者を飽きさせない所にあるかと思われます。小説は、進行が遅いだの、おもしろくないだので挫折する方々がいると思います。自分もその一人なんですが・・・。この小説は、小説独特の文章の重さがあまり感じられず、一気に読める作品だと思います。まあ、中学生レベルの文章ですから。あと、擬音語や文章の繰り返し「しかし、洋の姿は何処にも見当たらなかった。何処を探しても、洋の姿は見当たらない」
このような文章表現でその場の緊迫した雰囲気を、翼くんの気持ちをありありと読者に分かるように伝えています。また、鬼が次から次に迫り来るスピード感を文章に与えてマンネリ化を回避しているところにこの小説を絶賛する所だと思います。他の小説にはなかなかない新鮮味ですので。ものすごく、よい作品だと思います。
このような文章表現でその場の緊迫した雰囲気を、翼くんの気持ちをありありと読者に分かるように伝えています。また、鬼が次から次に迫り来るスピード感を文章に与えてマンネリ化を回避しているところにこの小説を絶賛する所だと思います。他の小説にはなかなかない新鮮味ですので。ものすごく、よい作品だと思います。
50. Posted by 兎
2007年03月17日 21:25
はじめまして。「リアル鬼ごっこ」はかなり売れてるようなのにまともな書評を目にした事が無く、年寄りには理解出来ない程イッテしまっているのか単に駄目駄目なのか、ずっと気になっていたのですが、ようやく最近読んで仰天しました。読み飛ばそうにも日本語が気になって、それすら出来なかったのは初めての経験です。
これが支持されている事がどうにも信じられなかったので、こちらを読んでようやくほっとしました。ただ作者はこれが１作目ということで、今はもう少しまとまったものを書いている…と思いたいんですが…つっこみは置いといて、上記にも発言されてる方がいましたが、なぜこの話を面白いと思ったか、yamadaの読者さんに嫌みでなく聞いてみたいです。
それにしてもあの本をこれだけ読み込むなんて凄いことです。てつこさんの忍耐力に敬意を表します。いや、ほんと。
これが支持されている事がどうにも信じられなかったので、こちらを読んでようやくほっとしました。ただ作者はこれが１作目ということで、今はもう少しまとまったものを書いている…と思いたいんですが…つっこみは置いといて、上記にも発言されてる方がいましたが、なぜこの話を面白いと思ったか、yamadaの読者さんに嫌みでなく聞いてみたいです。
それにしてもあの本をこれだけ読み込むなんて凄いことです。てつこさんの忍耐力に敬意を表します。いや、ほんと。
51. Posted by なんだかな
2007年03月26日 17:33
＞筆者の山田氏は、若干20歳
人の日本語のおかしさを鬼の首でも取った様に言う時に、自分も間違ってるってなんなんですかねえ…。
若干→弱冠
でしょ。中国で二十歳になると冠をつけるようになることから出来た言い回しですよ。
人の日本語のおかしさを鬼の首でも取った様に言う時に、自分も間違ってるってなんなんですかねえ…。
若干→弱冠
でしょ。中国で二十歳になると冠をつけるようになることから出来た言い回しですよ。
52. Posted by kakashi
2007年04月08日 16:34
私は「絶賛派」ですけど、ついつい書評を全部読んでしまいました^^;すごくイイ本だと思いますけどね。
53. Posted by
晴眠雨読
2007年05月07日 02:13
知人からの紹介だったので読んでしまいましたが、
余りの酷さに顎が外れかけました。
文庫版だったので、誤字は多少改められていたので、
そちらはさほど気にならなかったのですが、
設定とストーリー展開が、もう何と言っていいのか。
清涼院流水の流水大説すら、
いろんな意味で楽しめた自分ですが、
これはもう、プロが書いた小説として認められるレベルじゃない。
あまりに酷い例として、当ブログでも紹介したいのですが、
再読する気にもなれず…
言いたいことは全部こちらで言ってもらえているので、
この作家についてはもう忘れることにします。
54. Posted by いけもり
2007年07月13日 13:22
最近めざましテレビでｙａｍａｄａさん
インタビューなるものを見てしまい、
いまだに作家やってるのと衝撃をうけました。
結構本出してるし映画化もされてるんですね。
ほんとうに日本はどうしてしまったんでしょう。
本屋でリアル鬼ごっこ絶賛POPにだまされそうに
なって以来(立ち読みして思いとどまりました)
本屋のお勧めは信用しないことにしていますが、
実はニュージャンルｙａｍａｄａに対する
絶賛POPだったのでしょうか・・・。
そう思うと一度よんで見たい気持ちになりました。
55. Posted by レイモンド
2007年07月21日 20:57
まぁ、悪いところはたくさんあるでしょうけど、
批判しすぎなのでは？ 見ていて非常に気分が悪くなりました。 これは感想文というよりあきらかに人を馬鹿にして楽しんでいるように思えます。
配慮が足りなかったなんてよく言えますね。
ハナっから、配慮なんて考えてなかったのでは？
それにコメントの後半の方は返事すら書いてないし。 何か事情があるなら書き込めばいいでしょう。このようなホームページをよく公表できたことですね。
よく物を考えて行動するべきですね。
批判しすぎなのでは？ 見ていて非常に気分が悪くなりました。 これは感想文というよりあきらかに人を馬鹿にして楽しんでいるように思えます。
配慮が足りなかったなんてよく言えますね。
ハナっから、配慮なんて考えてなかったのでは？
それにコメントの後半の方は返事すら書いてないし。 何か事情があるなら書き込めばいいでしょう。このようなホームページをよく公表できたことですね。
よく物を考えて行動するべきですね。
56. Posted by ザーメンパニック
2007年07月26日 01:36
ブログなんだから誤字脱字くらいあってもいいだろ！気にすんなよ。
「中国で二十歳になると冠をつけるようになることから出来た言い回しですよ。」だとか妙なトリビア出しやがって！
>>レイモンドさん
別に、いくら批判しようが構わないじゃないですか。
一個人のブログなのですから。
コメント書かなくなったっていいんですよ。ブログなんだもん。
いちいち気にすんな。
57. Posted by エクアドル
2007年08月22日 23:42
これは、中学生がする「陰口」と対して変わらないこと。
「中学生みたいな文章だ」って言ってるアンチの方がいますが、あなたたちもある意味中学生ですよ。
こんな所に批判の文書いて何になるんだか。
誤字・脱字を指摘していますが、人間には少しくらいのミスとか、決定的なミスがあって当然。この本が駄作なら、次に良い本を作ると思いますが。
山田さんは自分を省みる方だと思います。
つーか、本も読まずにすごい売れてる山田さんに侮辱するなっての。お前らにそんなこと出来ないだろーが。
てつこもさっさと消せば？アンチが書き込みして笑ってたりするなら、悪趣味だよ＾＾
>>56さんの真似したつもりですが何か
58. Posted by エクアドル
2007年08月22日 23:44
ちなみに山田さんはプロではありません。
しかし、それでも沢山売り上げることはすごいことです。
俺も失敗本だと思うが、次第に良い本を作り上げることを期待しています。
アンチばっかり。山田さんが可哀想。
しかし、それでも沢山売り上げることはすごいことです。
俺も失敗本だと思うが、次第に良い本を作り上げることを期待しています。
アンチばっかり。山田さんが可哀想。
59. Posted by 通りすがりの猫
2007年08月23日 14:40
感想文読ませて頂きました。
夏休みの感想文を何で書こうかなやんでいたので多少は参考になりました。
自分は絶賛派なんですけど、人によってとらえ方も違うんだな〜と割り切って読んだので案外面白かったです。
あと被害者って言っている方、何の被害にあったんでしょうか？ｗｗ仮に面白くなかったとしても、自分の読解力の向上にでもなったとか前向きに考えた方が人生楽しくなると思いますがｗ
夏休みの感想文を何で書こうかなやんでいたので多少は参考になりました。
自分は絶賛派なんですけど、人によってとらえ方も違うんだな〜と割り切って読んだので案外面白かったです。
あと被害者って言っている方、何の被害にあったんでしょうか？ｗｗ仮に面白くなかったとしても、自分の読解力の向上にでもなったとか前向きに考えた方が人生楽しくなると思いますがｗ
60. Posted by 既婚中間管理職（３２歳）
2007年08月27日 02:45
正直に告白しますが、私はこの本を読んで「荒削りだけど、アイデアは面白いな」と思いました。
その後、本書に関する様々な批評を見て、愕然としました。
なぜ、私は本書の致命的な欠陥に気付かずに読了してしまったのか！？
私の知的レベルや読解力の問題、といえば身も蓋もありませんが、これまた恥を承知で正直に告白すれば、私は学生時代に学年で首席を獲得した事もあり、常に学年５位以内で安定していた、いわゆる優等生でした。
また、現在もクリエイティブな業界で中間管理職をしている事から考えても、恥ずかしながら私自身の知的レベルはむしろ標準以上であろうと自負しています。
そんな私が本書を読了し、その後多くの批評を目にしてもなお、「本書は多くの絶望的な稚拙さを露呈させていながらも、小説が持つ本質の一つである『エンタテインメントとしての面白さ』を否定することはできない」と考えています。
その後、本書に関する様々な批評を見て、愕然としました。
なぜ、私は本書の致命的な欠陥に気付かずに読了してしまったのか！？
私の知的レベルや読解力の問題、といえば身も蓋もありませんが、これまた恥を承知で正直に告白すれば、私は学生時代に学年で首席を獲得した事もあり、常に学年５位以内で安定していた、いわゆる優等生でした。
また、現在もクリエイティブな業界で中間管理職をしている事から考えても、恥ずかしながら私自身の知的レベルはむしろ標準以上であろうと自負しています。
そんな私が本書を読了し、その後多くの批評を目にしてもなお、「本書は多くの絶望的な稚拙さを露呈させていながらも、小説が持つ本質の一つである『エンタテインメントとしての面白さ』を否定することはできない」と考えています。
61. Posted by 既婚中間管理職（３２歳）
2007年08月27日 02:45
では、私や若者たちの多くがなぜ支持をするのか？
その点に関して、私には一つの仮説があります。
それは、「小説の読み方」に起因するのではないかというものです。
簡潔にまとめると、「小説を文字のまま受け入れる」読み方と「小説を一旦映像化してから受け入れる」読み方の違いではないかと考えます。
「小説を脳内で一旦映像化してから理解する」読み方、つまり映像では、指摘されている問題点の多くは目立たなくなり、認識が困難になります。
まして、小説を能動的に読む場合、通常は否定的なスタンスではなく肯定的なスタンスで理解します。
以上の結果、小説を映像化して理解する「映像化世代（仮称）」が能動的、つまり肯定的スタンスで本書を読んだ場合、本書を支持したとしても、それは決して異常な事態ではないと言えます。
本書を支持している私が左利き、つまり右脳型思考である点とも符合しますが、果たしてこれは偶然でしょうか？
その点に関して、私には一つの仮説があります。
それは、「小説の読み方」に起因するのではないかというものです。
簡潔にまとめると、「小説を文字のまま受け入れる」読み方と「小説を一旦映像化してから受け入れる」読み方の違いではないかと考えます。
「小説を脳内で一旦映像化してから理解する」読み方、つまり映像では、指摘されている問題点の多くは目立たなくなり、認識が困難になります。
まして、小説を能動的に読む場合、通常は否定的なスタンスではなく肯定的なスタンスで理解します。
以上の結果、小説を映像化して理解する「映像化世代（仮称）」が能動的、つまり肯定的スタンスで本書を読んだ場合、本書を支持したとしても、それは決して異常な事態ではないと言えます。
本書を支持している私が左利き、つまり右脳型思考である点とも符合しますが、果たしてこれは偶然でしょうか？
62. Posted by masa
2007年08月29日 00:18
読書感想文「リアル鬼ごっこ」を書いた人間はただ山田さんを批判したいだけじゃないかなぁと思います。面白い、感動した、また読みたいこれだけではいけないんですか？一人の小説家批難するなんてとても悲しく思います。
63. Posted by kazu
2007年08月30日 23:48
62同感。
この小説をここまで馬鹿にする目的は何？
評論がんばってください（笑）
この小説をここまで馬鹿にする目的は何？
評論がんばってください（笑）
64. Posted by nekotumami
2007年09月01日 23:42
最近、山田好きの馬鹿がよく書き込みますね〜。
批判派は飽きちゃったのかな？
まあ絶賛派がなに言おうと、お前らは少数派だから。
普段から本を読んでないのがばれるからあまり口に出さないほうがいいよ。
批判派は飽きちゃったのかな？
まあ絶賛派がなに言おうと、お前らは少数派だから。
普段から本を読んでないのがばれるからあまり口に出さないほうがいいよ。
65. Posted by そら
2007年09月02日 21:43
この感想文を見るのは何度目になるかわからないのですが、何回見ても楽しめますね。
私はもともと、あまり感想文とかを見るのが好きじゃないのですが、これは一気に読めました。
ここまで沢山の感想をひきださせるyamada氏も大分すごいなぁ、と思いました。
私はもともと、あまり感想文とかを見るのが好きじゃないのですが、これは一気に読めました。
ここまで沢山の感想をひきださせるyamada氏も大分すごいなぁ、と思いました。
66. Posted by 黒い巨塔
2007年09月12日 13:45
私もだが。
批判なんてだれでもできるって。
批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くならみんな認めて納得すると思うけど、ただ批判するがけならなんかダサい。
まあ筆者にはすごい部分があるとは思うけど。小説に対する知識とか。
67. Posted by あんち
2007年09月26日 18:36
この小説や作者が好きな人たちがこの書評を読んで起こる気持ちは解る。誰だって自分が好きなものを貶されるのは嫌なもの。
己の感性を貶されるのと同じことだからね。
でもね。
もうちょっと深く考えてみよう。
これだけ多くの人間がこの小説を批判するその意味を。その理由を。
考えても解らないのであれば、その他の作者や様々なジャンルやの作品を読んでみよう。
『リアル鬼ごっこ』と読み比べるならば、高見高春の『バトルロワイヤル』が解りやすいかもしれない。
貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』もいいだろう。
是非、他の本当の意味で面白い作品を読んで欲しい。
その上でもう一度、この作品を読んでもらえれば、批判する人たちの気持ちも理解できるんじゃないだろうか。
己の感性を貶されるのと同じことだからね。
でもね。
もうちょっと深く考えてみよう。
これだけ多くの人間がこの小説を批判するその意味を。その理由を。
考えても解らないのであれば、その他の作者や様々なジャンルやの作品を読んでみよう。
『リアル鬼ごっこ』と読み比べるならば、高見高春の『バトルロワイヤル』が解りやすいかもしれない。
貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』もいいだろう。
是非、他の本当の意味で面白い作品を読んで欲しい。
その上でもう一度、この作品を読んでもらえれば、批判する人たちの気持ちも理解できるんじゃないだろうか。
68. Posted by name over
2007年09月27日 04:43
リアル鬼ごっこが[好きだ]じゃなく[素晴らしい]と思う方、お願いです。
本を好きになって、他の本を読んで下さい。
純文を読めとは言いません。
ライトノベルでも良い。
頼むから、将来日本文学を世界の最底辺に落とす様な事は、しないでくれ。
お願いだ
69. Posted by 上海人形（1８歳）
2007年10月08日 16:14
文章を読み、それを映像化して理解するのは小説を読む上ではほとんど誰もがしていることだと思っていたが…。
>>61に反論。
誤字や熟語の誤用、二重表現、文構成の誤りは文章を映像化する上での弊害になると思います。特に前者二つにおいては、自分の中で校正しなければ著者が本来伝えたかった情報を正しく捉えられません。また、弊害が入り込めば、正しく文章を読み取るために一瞬物語を映像化するを中断して表現の校正という別の作業をせざるを得ません。小説である以上物語の流れがあり、流れる映像を見ている時にそれを中断されれば物語に対する集中、物語へののめりこみが一旦途切れてしまいます。個人的に、これらは些細な問題ではないと思います。あと、右脳型思考の件については関係ないかと。自分も左利きですので。
>>61に反論。
誤字や熟語の誤用、二重表現、文構成の誤りは文章を映像化する上での弊害になると思います。特に前者二つにおいては、自分の中で校正しなければ著者が本来伝えたかった情報を正しく捉えられません。また、弊害が入り込めば、正しく文章を読み取るために一瞬物語を映像化するを中断して表現の校正という別の作業をせざるを得ません。小説である以上物語の流れがあり、流れる映像を見ている時にそれを中断されれば物語に対する集中、物語へののめりこみが一旦途切れてしまいます。個人的に、これらは些細な問題ではないと思います。あと、右脳型思考の件については関係ないかと。自分も左利きですので。
70. Posted by 上海人形（上と同じ）
2007年10月08日 16:28
>>57の意見の一部へ
この批評は第6刷での誤字、表現に対する指摘なのだからその意見には同意しかねる。
>>66へ
若い人の日本語が変だからといってその人たちが正しい日本語を読み取れないとは思わない。だが日本語を正しく使っている人たちは、その「変な日本語」を違和感無く理解しうるとは思えない。
そのあたりを批評者の方は感じているのだと思う。
二者に反論しましたが、個人的には他にもてつこさんが書かれているように登場人物の心の動きに対する違和感や伏線に関する不手際など、概ね同感です。
批評は作品著者でない者が読むことで著者と同じ失敗を防ぐためのものでもあると捉えています。
その点において、てつこさんの批評は有意義であったと思います。あと前回改行忘れスマン。
この批評は第6刷での誤字、表現に対する指摘なのだからその意見には同意しかねる。
>>66へ
若い人の日本語が変だからといってその人たちが正しい日本語を読み取れないとは思わない。だが日本語を正しく使っている人たちは、その「変な日本語」を違和感無く理解しうるとは思えない。
そのあたりを批評者の方は感じているのだと思う。
二者に反論しましたが、個人的には他にもてつこさんが書かれているように登場人物の心の動きに対する違和感や伏線に関する不手際など、概ね同感です。
批評は作品著者でない者が読むことで著者と同じ失敗を防ぐためのものでもあると捉えています。
その点において、てつこさんの批評は有意義であったと思います。あと前回改行忘れスマン。
71. Posted by 大学生
2007年10月23日 00:20
頭からっぽにして流し読みするにはいい作品。
文章をひとつひとつ噛み締めて読むもんではない。
これを見て感動したという人は今までどんな本を
読んできたんだろう。
しかし、ファンの方は気分を害するかもって注意
してんのにわざわざ読んで嫌味なコメ残していく人
は何なんだ。
好きなら勝手に好きでいればいい。批判が許せない性質ならレビューとか批評とか見るな。
文章をひとつひとつ噛み締めて読むもんではない。
これを見て感動したという人は今までどんな本を
読んできたんだろう。
しかし、ファンの方は気分を害するかもって注意
してんのにわざわざ読んで嫌味なコメ残していく人
は何なんだ。
好きなら勝手に好きでいればいい。批判が許せない性質ならレビューとか批評とか見るな。
72. Posted by 落ち着けよ･･･お前ら･･･
2007年10月23日 00:49
感想文、読みやすかったです。お疲れ様でした。
ちゃんと読んでおられたので、納得いく部分が多々ありました。
これからも頑張ってください。
73. Posted by 読書厨
2007年10月23日 11:53
この書評がw
これ、あまりにも評判がいいんで買って読んでみたんだけど
五分も経たないうちに途中で投げ出したわ
カフカの城以来二昨目なんだけど、その意味合いが全然違うのが笑える
三島や太宰と同じ国の人間とはとても思えない文章のオンパレードw
俺が王様なら誰よりも先に作者を処刑するだろうなw
74. Posted by
2007年10月23日 13:13
ここまで地雷満載なベストセラーっつーのも前代未聞じゃないでしょうかｗ
売れてるというので、本屋でちらっと見たことがありましたが、「なんじゃこりゃ」でしかなかったです。
売れてるというので、本屋でちらっと見たことがありましたが、「なんじゃこりゃ」でしかなかったです。
75. Posted by あふろ
2007年10月23日 17:08
本がつまらないならレビューを読めばいいじゃない
76. Posted by あるなぐ
2007年10月23日 17:08
大変に読みやすく、判りやすい書評でした。面白かったです。
僕が読んだときに表現しきれなかったモヤモヤを全部カタチにしてくれた、というか。（笑）
山田絶賛派（というかここの書評批判派）の方々の日本語自体がまたちょっとおかしくて、ここのコメも読み込んでしまいました。
てつこさん、めげないで。
山田絶賛派、山田以外の本も読んでみて。
本ってもっと面白いものだよ。
僕が読んだときに表現しきれなかったモヤモヤを全部カタチにしてくれた、というか。（笑）
山田絶賛派（というかここの書評批判派）の方々の日本語自体がまたちょっとおかしくて、ここのコメも読み込んでしまいました。
てつこさん、めげないで。
山田絶賛派、山田以外の本も読んでみて。
本ってもっと面白いものだよ。
77. Posted by
2007年10月23日 17:09
>66
>日本語なんてみんな（若い年齢とかとくに）結構へんじゃん！
そうですね。その通りです。それが何か?
｢皆へん」が「小説も適当に書いていい」
に直結する理由が分かりません。
>批判なんてだれでもできるって。
そうですね。貴方のそれも立派な「批判」です。
つまり、批判が良くない事だとは言えませんね?
>批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くなら〜
批判するのに「作品が書ける」必要はどこにもありません。
必要ないことをしなければ「ダサい」とは、なんとも珍妙なお話ですね?
>まあ筆者にはすごい部分があるとは思うけど。小説に対する知識とか。
批判は誰にでもできるのではなかったのですか?
>日本語なんてみんな（若い年齢とかとくに）結構へんじゃん！
そうですね。その通りです。それが何か?
｢皆へん」が「小説も適当に書いていい」
に直結する理由が分かりません。
>批判なんてだれでもできるって。
そうですね。貴方のそれも立派な「批判」です。
つまり、批判が良くない事だとは言えませんね?
>批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くなら〜
批判するのに「作品が書ける」必要はどこにもありません。
必要ないことをしなければ「ダサい」とは、なんとも珍妙なお話ですね?
>まあ筆者にはすごい部分があるとは思うけど。小説に対する知識とか。
批判は誰にでもできるのではなかったのですか?
78. Posted by
2007年10月23日 17:09
>66
>日本語なんてみんな（若い年齢とかとくに）結構へんじゃん！
そうですね。その通りです。それが何か?
｢皆へん」が「小説も適当に書いていい」
に直結する理由が分かりません。
>批判なんてだれでもできるって。
そうですね。貴方のそれも立派な「批判」です。
つまり、批判が良くない事だとは言えませんね?
>批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くなら〜
批判するのに「作品が書ける」必要はどこにもありません。
必要ないことをしなければ「ダサい」とは、なんとも珍妙なお話ですね?
>まあ筆者にはすごい部分があるとは思うけど。小説に対する知識とか。
批判は誰にでもできるのではなかったのですか?
>日本語なんてみんな（若い年齢とかとくに）結構へんじゃん！
そうですね。その通りです。それが何か?
｢皆へん」が「小説も適当に書いていい」
に直結する理由が分かりません。
>批判なんてだれでもできるって。
そうですね。貴方のそれも立派な「批判」です。
つまり、批判が良くない事だとは言えませんね?
>批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くなら〜
批判するのに「作品が書ける」必要はどこにもありません。
必要ないことをしなければ「ダサい」とは、なんとも珍妙なお話ですね?
>まあ筆者にはすごい部分があるとは思うけど。小説に対する知識とか。
批判は誰にでもできるのではなかったのですか?
79. Posted by
2007年10月23日 17:10
ああ、連続投稿してしまいました。
申し訳御座いません。
申し訳御座いません。
80. Posted by
2007年10月23日 18:43
山田氏の本を純粋に面白いと思う人は他にどんな本を読んでるのか、どんな本を面白いと思うのか、非常に気になります。それでは世の中に面白くない本なんてないのでは・・・
同ジャンルの本を読むとどう思うんでしょう。他の方のコメントにもありますが、バトロワやクリムゾンの迷宮（これ何故か知名度低い・・）、SFでも古典から似たアイデアの話はいくつもあります。
いや別にどっちが優れてるとか言い合っても不毛でしょうから、とにかくどんな本読んでるのかが気になります。
同ジャンルの本を読むとどう思うんでしょう。他の方のコメントにもありますが、バトロワやクリムゾンの迷宮（これ何故か知名度低い・・）、SFでも古典から似たアイデアの話はいくつもあります。
いや別にどっちが優れてるとか言い合っても不毛でしょうから、とにかくどんな本読んでるのかが気になります。
81. Posted by
2007年10月23日 18:47
作者がバカだと登場人物がかわいそうだな
俺はマトモな作者でありたい…
俺はマトモな作者でありたい…
82. Posted by
ドア男
2007年10月23日 19:30
評価は最高となっておりますが、
むろんこの記事に関してのみです。
本は一度拝読させていただきましたが
こういう類の物は初めてで、
頭痛を堪え文章を目で追っていくと
なんと数分で最後のページにワープしていました。
私のこの本に関しての知識は
「主人公が佐藤」
「王様が死んで弟が国王に」
「平和な国になりましたとさ」
この３点のみです。
なのにあなたは、よくこの本を隅々まで
お読みになられてこのような素晴らしい
書評までお書きになりました。
まことにすばらしゅうございます。
おかげでようやくこの本の内容がわかりました。
ほんとうにありがとうございます。
これを参考にして新たなるYamadaものを
探す所存でございます。
そして願うならばこの本の作者が
国語のお勉強をなさいますように。
83. Posted by
2007年10月23日 19:34
米80
多分本ていうか活字をほとんど読んでないのでは？
まともな小説や活字を読んでたら「？？？」になって内容を楽しむ所ではないんじゃないかとｗ
多分本ていうか活字をほとんど読んでないのでは？
まともな小説や活字を読んでたら「？？？」になって内容を楽しむ所ではないんじゃないかとｗ
84. Posted by nice Yamada
2007年10月23日 19:34
読み終えた
この記事書籍化決定ですね
しかし本よりもレビューの方が面白いなんて事があるとは…
この記事書籍化決定ですね
しかし本よりもレビューの方が面白いなんて事があるとは…
85. Posted by
2007年10月23日 19:40
ネット上に上がっている文体だけで頭が痛くなり、読むのをためらっていた作品でした。ここのレビューで大体の内容を掴めたので非常に助かりました。
86. Posted by ﾊﾟﾝﾀﾞ
2007年10月23日 19:51
書評、楽しく拝見させていただきました(笑)
実際に『リアル鬼ごっこ』を読んだことはないのですが、この書評を見る限りベストセラーになる作品とは思えないですね。
しかも、100万部とかベストセラーにつられて本を購入してたかもしれないと思うと恐ろしいです…。
実際に『リアル鬼ごっこ』を読んだことはないのですが、この書評を見る限りベストセラーになる作品とは思えないですね。
しかも、100万部とかベストセラーにつられて本を購入してたかもしれないと思うと恐ろしいです…。
87. Posted by 須磨
2007年10月23日 20:46
はじめまして。
まず、書評の方かなり面白く拝見しました。「てつこ」さんお疲れ様です。
きっと相当なご苦労が・・・（笑）
書評ってのは結局個人の感想なのですから、何を書こうが自由ですわな。
しかも所詮（ごめんなさい）、個人のブログ。
１個人のブログに書かれた感想文にいちいち目くじら立てる人の「狭さ」（色んな意味で）に驚きですわ。
ところで既婚中間管理職（３２歳） さんのコメントは良く分かります。
私も同じような感想を持っておりました。
「この本を褒める人は、
文章は流し読みしながらサっと映像化して味わう人なんだろうな」
と。
しかしその現象に対する捉え方、考え方は、
「上海人形」さんに近いようです。
つづく。
まず、書評の方かなり面白く拝見しました。「てつこ」さんお疲れ様です。
きっと相当なご苦労が・・・（笑）
書評ってのは結局個人の感想なのですから、何を書こうが自由ですわな。
しかも所詮（ごめんなさい）、個人のブログ。
１個人のブログに書かれた感想文にいちいち目くじら立てる人の「狭さ」（色んな意味で）に驚きですわ。
ところで既婚中間管理職（３２歳） さんのコメントは良く分かります。
私も同じような感想を持っておりました。
「この本を褒める人は、
文章は流し読みしながらサっと映像化して味わう人なんだろうな」
と。
しかしその現象に対する捉え方、考え方は、
「上海人形」さんに近いようです。
つづく。
88. Posted by 須磨
2007年10月23日 20:47
つづき。
まず、私はその読み方を「マンガ読み」と勝手に心の中で読んでいます。
マンガを読む感覚に近い形で小説を読んでいると思うからです。
マンガ、特に週刊のマンガ雑誌等を読む時は、
（よほど気に入った作品以外は）セリフや数々の書き込み、
もしくは絵そのものをあまり細かく見ませんよね。
何せ毎週々々、しかも沢山の作品が同時に話を進めていくわけですから、
全てをゆっくり味わうわけがない。
結果、
「ストーリーが分かればいいや」
という感じの読み方になります。
で、これを小説でもやるわけですね。
だから誤字脱字、表現の間違いや稚拙さが気にならない。
頭の中はマンガのように映像（コマ）がスイスイ進んでいく。
むしろ、婉曲的な表現をされても面倒なだけ。
最近、こういう読み方をする人、および
こういう読み方を前提とした文章を書く人が
増えた気がします。
まず、私はその読み方を「マンガ読み」と勝手に心の中で読んでいます。
マンガを読む感覚に近い形で小説を読んでいると思うからです。
マンガ、特に週刊のマンガ雑誌等を読む時は、
（よほど気に入った作品以外は）セリフや数々の書き込み、
もしくは絵そのものをあまり細かく見ませんよね。
何せ毎週々々、しかも沢山の作品が同時に話を進めていくわけですから、
全てをゆっくり味わうわけがない。
結果、
「ストーリーが分かればいいや」
という感じの読み方になります。
で、これを小説でもやるわけですね。
だから誤字脱字、表現の間違いや稚拙さが気にならない。
頭の中はマンガのように映像（コマ）がスイスイ進んでいく。
むしろ、婉曲的な表現をされても面倒なだけ。
最近、こういう読み方をする人、および
こういう読み方を前提とした文章を書く人が
増えた気がします。
89. Posted by ^ ^
2007年10月23日 20:55
山田さんを手放し状態で絶賛している方には申し訳有りませんが、かなり的確なレビューだと個人的には思います。
楽しければ良いと言うのは確かにそうですが、やはり小説として媒介する立場上、読む人間への影響力を考慮して正しい文章構成することは大切ですよね。
90. Posted by 須磨
2007年10月23日 21:10
まだ続きでした。
この「マンガ読み」はある意味便利なのですが、
文章を全く味わえない
という難点があります。
小説を読む場合、多くの人は
�￣覗�化してストーリーを楽しむ
�∧絃呂砲茲詆集修筺�言葉の響きそのものを味わう
と言った２つの作業をしていると思うのですが・・・
言葉での表現の巧みさなどと言うものは「ストーリーを追う」上では
全く無用の長物です。
ですから、マンガ読みで行なわれる作業は前者のみ。
しかもその映像化作業においても、
映像は基本的に非常にシンプルなもののみです。
まさに「マンガのコマ」が流れていくような状態。
「影の暮らし」（登場人物や時代の背景、
要するに「全体的な世界観」）も不要。
ほう。西暦3000年。
へえ。新幹線で大阪まで2時間かけて行ってと。
で、大阪に行ってから何するんだろう？
こんな感じ。
この「マンガ読み」はある意味便利なのですが、
文章を全く味わえない
という難点があります。
小説を読む場合、多くの人は
�￣覗�化してストーリーを楽しむ
�∧絃呂砲茲詆集修筺�言葉の響きそのものを味わう
と言った２つの作業をしていると思うのですが・・・
言葉での表現の巧みさなどと言うものは「ストーリーを追う」上では
全く無用の長物です。
ですから、マンガ読みで行なわれる作業は前者のみ。
しかもその映像化作業においても、
映像は基本的に非常にシンプルなもののみです。
まさに「マンガのコマ」が流れていくような状態。
「影の暮らし」（登場人物や時代の背景、
要するに「全体的な世界観」）も不要。
ほう。西暦3000年。
へえ。新幹線で大阪まで2時間かけて行ってと。
で、大阪に行ってから何するんだろう？
こんな感じ。
91. Posted by
2007年10月23日 21:18
＞批判している人たちがそれを超えるすごい作品を書くなら
絶賛派の方はよくこんな言い方をされますが、
山田氏を越える作品なんてとてもじゃないです
が書けませんw
まあ、自費出版で出された作品との事ですから
リアル鬼ごっこについてはそんな酷評するのは
可哀想かな、と思うんですが、プロになってから
も文体に変化が無いって酷すぎるw
書評、大変興味深く拝読させていただきましたw
絶賛派の方はよくこんな言い方をされますが、
山田氏を越える作品なんてとてもじゃないです
が書けませんw
まあ、自費出版で出された作品との事ですから
リアル鬼ごっこについてはそんな酷評するのは
可哀想かな、と思うんですが、プロになってから
も文体に変化が無いって酷すぎるw
書評、大変興味深く拝読させていただきましたw
92. Posted by 須磨
2007年10月23日 21:19
これで最後。
ところが同じ文を見ても、
「んん？1000年後の世界で新幹線？」という疑問を
持つ人がいます。
こういう人たちは、「映像化」の段階で
1000年後の世界：「王国」の雰囲気や歴史背景みたいなものまでを
映像的（かつ一部は論理的？）に想像しようとしたのだと考えられます。
話が発散しましたが・・・
ということで、中間管理職さんのおっしゃる所の
「映像化して受け入れる読み方」
というのは、恐らく私の言う「マンガ読み」です。
そして、「小説を文字のまま受け入れる読み方」というのは、
上述��部分にあたるのだろうと推察します。
（微妙に違う気もしますが、広く解釈して。）
従って
「本の味わい方には2つある」という仮説は私も全く同じでしたが、
・多くの人は「両方やってる」だろう
・この本を絶賛する人の「映像化」は、部分的だと思う
という点が異なったということです。
長文申し訳なし。
ところが同じ文を見ても、
「んん？1000年後の世界で新幹線？」という疑問を
持つ人がいます。
こういう人たちは、「映像化」の段階で
1000年後の世界：「王国」の雰囲気や歴史背景みたいなものまでを
映像的（かつ一部は論理的？）に想像しようとしたのだと考えられます。
話が発散しましたが・・・
ということで、中間管理職さんのおっしゃる所の
「映像化して受け入れる読み方」
というのは、恐らく私の言う「マンガ読み」です。
そして、「小説を文字のまま受け入れる読み方」というのは、
上述��部分にあたるのだろうと推察します。
（微妙に違う気もしますが、広く解釈して。）
従って
「本の味わい方には2つある」という仮説は私も全く同じでしたが、
・多くの人は「両方やってる」だろう
・この本を絶賛する人の「映像化」は、部分的だと思う
という点が異なったということです。
長文申し訳なし。
93. Posted by てら
2007年10月23日 22:05
書評、大変楽しめました。言葉にできなかったことが全て網羅されてて、胸の支えが取れました。
全ての表現が（あくまで好意的に解釈してのことですが...）テレビ的という感じですか。
一文中の前後で構成が変化するところなど、3歩進んで2歩退がりながら、どんでん返しを期待して読み進めるうちに、突っ込み方を覚えました。おかしな文章は、朗読するとさらに面白くなりましたよ。
友人は、1ページ毎に込み上げる吐き気を抑えながら挑みましたが、読破には至りませんでした。無念です。
Yamada恐るべし
『親指さがし』についても書評してください。
全ての表現が（あくまで好意的に解釈してのことですが...）テレビ的という感じですか。
一文中の前後で構成が変化するところなど、3歩進んで2歩退がりながら、どんでん返しを期待して読み進めるうちに、突っ込み方を覚えました。おかしな文章は、朗読するとさらに面白くなりましたよ。
友人は、1ページ毎に込み上げる吐き気を抑えながら挑みましたが、読破には至りませんでした。無念です。
Yamada恐るべし
『親指さがし』についても書評してください。
94. Posted by ﾘｱﾙ鬼ごっこ（笑）
2007年10月23日 22:20
いやー、清々しい程に自分の『国語力のなさ』を露呈してらっしゃる山田氏、あっぱれです＼（＾〇＾）／
『小学生の作文かよ！』とツッコミを入れたくなるほどでした（´〜｀；）
こんな素晴らしいレビューを、本当にありがとうございます。
『小学生の作文かよ！』とツッコミを入れたくなるほどでした（´〜｀；）
こんな素晴らしいレビューを、本当にありがとうございます。
95. Posted by たち
2007年10月23日 23:48
小学生の作文は余計な事を書かないので、これよりまし。
96. Posted by tam
2007年10月24日 00:25
初めまして。
PCの前で爆笑しました。
この本はR-18に指定するべきですね。
子供が読んだらマズイでしょ…
PCの前で爆笑しました。
この本はR-18に指定するべきですね。
子供が読んだらマズイでしょ…
97. Posted by ﾘｱﾙ山田
2007年10月24日 01:23
この本は実に素晴らしい。どれほど素晴らしいのかと言うとペリーが日本に外国を運んできたように日本小説の文学に新しい何かを運んで持ってきたのだ。
それは素晴らしい以外の単語が見当たらないくらい素晴らしかった
文章読んでて自分の日本語がどうかしてるんじゃないかという気にさせられたのは初めてでした(；´ー`)
それは素晴らしい以外の単語が見当たらないくらい素晴らしかった
文章読んでて自分の日本語がどうかしてるんじゃないかという気にさせられたのは初めてでした(；´ー`)
98. Posted by _
2007年10月24日 02:10
（笑）や（汗）を多用する奴の文章も俺は大嫌いだけど
そっちは“アリ”なのか
そっちは“アリ”なのか
99. Posted by
2007年10月24日 02:44
これが100万部売れる時代
100. Posted by
2007年10月24日 02:52
痛いニュースからきました
新しいエンターテイメントとしてみても、個人差はありますし何ページほどか把握していないのですが、読むのにかかるであろう２〜３時間がとてつもなく無駄に思えるので不良品だと思います。
このレビューは凄く参考になりました。もうお腹いっぱいです。
日本語の問題だけでなく話の展開にも難を感じました。
私もこの本の事は耳にしていたのですが間違っても手に取らなくてよかったと思います。
新しいエンターテイメントとしてみても、個人差はありますし何ページほどか把握していないのですが、読むのにかかるであろう２〜３時間がとてつもなく無駄に思えるので不良品だと思います。
このレビューは凄く参考になりました。もうお腹いっぱいです。
日本語の問題だけでなく話の展開にも難を感じました。
私もこの本の事は耳にしていたのですが間違っても手に取らなくてよかったと思います。
101. Posted by ＣＯＭＹ
2007年10月24日 05:59
楽しく拝見しました。
困った事に本編が読みたくなりました。
どうしましょう(笑)
困った事に本編が読みたくなりました。
どうしましょう(笑)
102. Posted by
2007年10月24日 07:07
レビュー大変面白くて一気にその３まで読んでしまいました。
タイトルがインパクトあるからなのか、本屋の平積みされてる文庫版を見るにつけ読んでみようかな、と思いつつも実際は未体験のYamadaワールドでしたが、すっかり読んだ気分に。
もしもこの本読んでいたとしたら、てつこさんと同じようにツッコミいれまくりだったかもしれませんが、ここまでのレビュー書けなかったと思います。
大変素晴らしいものをありがとうございました。
Amazonのレビューもこれから全件見てきます(笑)
タイトルがインパクトあるからなのか、本屋の平積みされてる文庫版を見るにつけ読んでみようかな、と思いつつも実際は未体験のYamadaワールドでしたが、すっかり読んだ気分に。
もしもこの本読んでいたとしたら、てつこさんと同じようにツッコミいれまくりだったかもしれませんが、ここまでのレビュー書けなかったと思います。
大変素晴らしいものをありがとうございました。
Amazonのレビューもこれから全件見てきます(笑)
103. Posted by
2007年10月24日 09:20
学生の読書感想文用に最適?
感動(素か手抜き)か文章を把握しているか、がはっきり判る気がします。
感動(素か手抜き)か文章を把握しているか、がはっきり判る気がします。
104. Posted by ﾐﾕ
2007年10月24日 09:48
最高すぎます
105. Posted by 黒い捨て猫
2007年10月24日 10:07
友人から紹介されて参りました。
大変楽しく書評を拝見させていただきました。
日本語ってとても奥が深いと、皮肉ではなくそう思います(笑)
以前、同氏の他の作品を拝見する機会があり、その時は首を傾げながら読んだ記憶がありましたので、こちらの書評には大いに納得致しました。
日本語はとてもたくさんの表現方法がある言語だと思います。
同氏にも、様々な表現方法で綴られる文章の楽しさを知っていただけると、より面白い作品になるかもしれませんね(笑)
これだけの書評を書かれるのは大変なことだったと思います。
本当に、お疲れ様でした。
そして、楽しい書評をありがとうございました！
106. Posted by うん
2007年10月24日 11:05
あんた最高だよ
107. Posted by 今夜がYamada
2007年10月24日 11:28
丁度この本を読んで、私の頭が痛みとも言える頭痛がズキズキと痛み、それはまるで今まで眠っていた痛みという神経が一騎に頭痛に集まり、という程の形になり、頭の中で突然ズキンズキンとうなり始めたようだった、それは一般人が経験した事もない程の痛みだろう。そんなことないか・・・。
108. Posted by yamada
2007年10月24日 12:09
あなたのおかげで間違った買い物を買わなくてすみそうです
109. Posted by 大学４年女
2007年10月24日 12:24
痛いニュースから来ました。
ﾘｱﾙ鬼〜はブレイク全盛期に友人に面白いから見ろ（笑）と押しつけられて、台本にもならんと笑っていたのを覚えています。
レビューを読み進めるうちに、大学の課題が山田になっていないか、自分の文章力がすごく不安になってきました…。山田式リプレイは危険です
最近のケータイ小説ネタもあいまって私たちの間では「筋肉痛で筋肉が痛い」等が流行っているのですが、面白がって使っているうちに本当の言葉になってしまわないよう気を付けようと思います！
色々と参考になりました＾＾；
ﾘｱﾙ鬼〜はブレイク全盛期に友人に面白いから見ろ（笑）と押しつけられて、台本にもならんと笑っていたのを覚えています。
レビューを読み進めるうちに、大学の課題が山田になっていないか、自分の文章力がすごく不安になってきました…。山田式リプレイは危険です
最近のケータイ小説ネタもあいまって私たちの間では「筋肉痛で筋肉が痛い」等が流行っているのですが、面白がって使っているうちに本当の言葉になってしまわないよう気を付けようと思います！
色々と参考になりました＾＾；
110. Posted by シーラカンス
2007年10月24日 14:19
「大阪」に住んでいる「佐藤」といいます。
秀逸がすばらしい「小説」の紹介をイントロデュースしていただき、感謝の念が湧き出し堪えません。
佐藤姓を除く以外のその他の姓の人はこうした事態をどう思っているのでしょうか？
明日はわが身と思うのが普通だと思うんのですが。
また「佐藤姓」を捕らえた兵士にはどんな特典があるのでしょうか？
また現在の大阪にはほとんど森なる物が存在しませんが、環境問題はどうクリアされたのでしょうか。
とても気になります。
是非、続編（の感想文）を読んで見たいです。
本は絶対購入しませんが。
111. Posted by 匿名掲示板から
2007年10月24日 17:00
ただ本気のファンがいたらヤバスな予感がします。
暗い夜道では、背後にお気を付け下さい。
112. Posted by すいーつ
2007年10月24日 17:38
書評一気に読ませて頂きました。
とても面白くて感動して心が動いてしまいました。
こんなに上手に文章をまとめて作成出来る方がいるなんてとても驚きで驚愕させられました。
すみません、上手く落とせませんでした（泣
しかし貴方のお蔭で持ちﾈﾀが増えましたよ、心から有り難うと心底礼を言わせて貰います…矢張り落ちない。
とても面白くて感動して心が動いてしまいました。
こんなに上手に文章をまとめて作成出来る方がいるなんてとても驚きで驚愕させられました。
すみません、上手く落とせませんでした（泣
しかし貴方のお蔭で持ちﾈﾀが増えましたよ、心から有り難うと心底礼を言わせて貰います…矢張り落ちない。
113. Posted by もも
2007年10月24日 18:27
言いたいことがよく分からない(.＿・)
114. Posted by 123
2007年10月24日 18:53
115. Posted by 赤ペン
2007年10月25日 01:10
実は自分はこのすばらしい作品を読んだことが無く、｢映画化？きっと凄い面白いんだろうなぁ｣と思っていたら、案の定でした;;
管理人様のおかげで｢小説を買ってしまう手違い｣を犯すコトはなくなりました！ありがとうございます！
ではお大事にお体にお気をつけて下さい。
116. Posted by 微妙
2007年10月25日 11:56
ここに来て一気にコメントが増えたね。
一時期否定派が飽きてコメントしなくなったのか、擁護派の常軌を逸したコメントが増えたけど、また否定派が帰ってきたようだ。
擁護派はもっと読書を沢山読んだ方がいいね。
一時期否定派が飽きてコメントしなくなったのか、擁護派の常軌を逸したコメントが増えたけど、また否定派が帰ってきたようだ。
擁護派はもっと読書を沢山読んだ方がいいね。
117. Posted by 改変マイスター
2007年10月25日 19:43
自分も痛ニューからきますた。
「メビウスの輪」は「池波正太郎風」とか改変して遊び倒しましたが、「リアル鬼ごっこ」はどうしようもない。
冗長ながらも「お話」が先に進む「メビウス〜」に対し、「リアル〜」は反復ばかりでちっとも進まない。
5分ほどいじって投げ出しました。
「メビウスの輪」は「池波正太郎風」とか改変して遊び倒しましたが、「リアル鬼ごっこ」はどうしようもない。
冗長ながらも「お話」が先に進む「メビウス〜」に対し、「リアル〜」は反復ばかりでちっとも進まない。
5分ほどいじって投げ出しました。
118. Posted by 名無し
2007年10月26日 04:37
これと言い携帯小説と言い、一体どんな勉強をしてこんな文体になるのかサッパリ分からん
小説は漫画とは違うんだがねぇ…
小説は漫画とは違うんだがねぇ…