イラク「聖戦士」に団結求める ビンラディン容疑者2007年10月23日10時22分 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは22日、国際テロ組織アルカイダを率いるオサマ・ビンラディン容疑者とみられる人物の音声テープを流した。イラクで反米武力闘争する「聖戦士」に対し、「分裂を避け、団結するべきである」と呼びかけている。テープの入手方法や録音日時、場所は明らかにされていない。 「イラクの人々へ」と題した声明で、イラク国内の各部族や武装組織に対し、「あなた方の一部は団結するという義務をないがしろにしている。今こそ過ちを修正し、占領者を打破するために団結して欲しい」と呼びかけた。また「イスラム共同体の利益は、個人や集団の利益より優先される」と述べ、部族を超えた反米闘争が重要だと訴えた。 イラクでは主にアルカイダ系のイスラム教スンニ派過激派組織が反米武装闘争にかかわるが、最近は同じスンニ派から、米軍に協力する一派も出ている。声明は、こうした状況に危機感を抱いた発言とみられる。 PR情報この記事の関連情報国際
|
ここから広告です 広告終わり どらく
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |