2007年 10月 25日 |
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天満屋、倉敷駅前出店へ大きな一歩
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おととし5月三越倉敷店が撤退した倉敷駅前の東ビルの後継テナント問題です。25日、岡山市の天満屋が東ビルの管理会社などと、今年度中の出店などを盛り込んだ仮契約の調印を行いました。調印式には、天満屋の国末義典常務、東ビル管理組合法人の和田太郎理事長、倉敷市開発公社の高橋昌巳理事長が出席しました。今年度中に東ビルへの出店を目指す事を盛り込んだ協定書に調印しました。三越倉敷店が撤退した東ビルを巡っては、倉敷市などが天満屋と出店交渉をしてきました。これまでの交渉でビルの地権者のほとんどが、天満屋誘致に賛成したことから、調印に踏み切ったものです。天満屋は来年3月のオープンに向け、今後、ビルの改修工事などを行っていく予定で、新しい店では年商120億円を目指すということです。
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チボリ協議対象は市民公園化のみ
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チボリ公園の運営をめぐる倉敷市との交渉について岡山県の石井知事は、「市民公園化を前提としたケースについてのみ協議対象としたい」という考えを示しました。この問題では、25日、倉敷市の古市市長が、市民公園化や民営化など具体的な案を来月中にまとめたいと記者会見で話しました。これに対し石井知事は、次のように答えました。民営化については「今の仕組みではありえない」という考えを示しました。また、倉敷チボリ公園の土地を買い取る案については、年間6億円の土地代は地主のクラボウにとって大きな収入源になっており、県の幹部との協議でもクラボウ側は売却に否定的だったと話しました。
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備前市のJR山陽本線で置き石か
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25日夕方、備前市のJR山陽本線で列車が異常な音を感知し緊急停車しました。列車の車輪に石を砕いたような跡が見つかり警察では置き石の可能性もあるとみて調べを進めています。25日午後4時前、JR山陽本線の吉永駅と三石駅の間で岡山発相生行きの上り普通電車の運転士が異常な音に気づき非常ブレーキをかけました。運転士が調べたところ列車の車輪に石を砕いたような跡が見つかったということです。列車には約200人の乗客がいましたがけがをした人はいませんでした。警察では置き石の可能性もあると見て調べを進めています。
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JR倉敷駅南で大規模再開発始動
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JR倉敷駅の南側で行われる大規模な市街地再開発を東京の不動産会社が手がけることになりました。再開発が計画されているのは、JR倉敷駅南側の倉敷市阿知3丁目、約1.6ヘクタールです。計画では、総事業費・約130億円かけて19階建ての分譲マンションと9階建ての高齢者向けマンション、商業施設などを建設するもので、今年4月に、倉敷市で都市計画決定されています。地権者などで作る再開発準備組合は25日、臨時総会を開き、マンションの開発を担当するディベロッパーに、全国でライオンズマンションなどを手がける東京の不動産会社大京を選びました。77人の地権者のうち11人からは、まだ計画に同意を得られておらず、組合では、来年秋までに全地権者の同意と、岡山県の事業認可を得て、さ年度中の着工を目指したいとしています。
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国保連医療費支給管理システム不具合
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岡山県国保連合会は、老人保健の受給者に本来支払われるべき償還金、約2500人分、1000万円余りがシステムの不具合で支払われていなかった事を明らかにしました。県国保連によりますと、2002年10月から今年8月にかけての診療のデータの一部がコンピューターに取り込まれていなかったということです。支給漏れがあったのは、マッサージなどを受けた老人保健の受給者岡山県内の2556人総額1056万円に上ります。市民からの問い合わせで判明したもので、2002年の制度改正時にシステムのチェックを十分にしていなかったのがミスの原因としています。県国保連では、来月中に正しいデータを各市町村に提出することにしてます。
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ムコ多糖症の患者と家族が国に要望書提出
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20歳まで生きられないケースが多いといわれる難病と闘う6歳の男の子が、総社市にいます。治療薬の早期承認と開発推進を求めて25日、父親などが、厚生労働省に要望書を提出しました。厚生労働省を訪れたのは総社市のムコ多糖症患者秋山裕斗ちゃん6歳の父親・武之さんなど患者と家族10人です。ムコ多糖症は体内のたんぱく質を分解する酵素が生まれつき不足し、運動障害などが日々進行する難病で20歳まで生きられないケースが多いといわれています。ムコ多糖症は、不足する酵素の種類によって7つのタイプに分けられこのうち3つのタイプの治療薬はすでに開発されています。裕斗ちゃんのタイプの治療薬は開発されていますが、まだ国内で承認されていません。
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大正時代の電車解体へ
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大正時代に製造され、香川県のことでんで活躍した電車がまもなく姿を消します。ことでん65号。高松市のことでん仏生山工場で最後の仕事を待つこの車両は1913年6月に製造され、東京の京浜急行で活躍した後、ことでんにやって来ました。長尾線を中心に約半世紀、運行していましたが、冷房がついていないことなどを理由に今年8月に現役を引退しました。ことでんでは去年11月に、94年間活躍してきたこの車両を現在、使われている中で「世界で一番古い電車」としてギネスブックに登録してもらえるよう発行元であるイギリスのギネス社に申請しましたが、認められませんでした。このため、ことでんではギネスブックへの登録は断念。来月、ことでん65号を解体することにしたのです。ことでん65号は来月4日に、琴平線でラストランを行い、94年の歴史に幕を下ろします。
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妻を殺害の夫、心神喪失で不起訴
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今年7月、倉敷市で81歳の女性が87歳の夫に殺害された事件で、岡山地方検察庁は犯行時、夫は心神喪失状態にあり刑事責任は問えないとして25日、不起訴処分としました。岡山地検によりますと夫を鑑定した医師の意見を踏まえた上で、証拠を詳しく検討した結果犯行時、夫には刑事責任能力がなかったと判断したということです。
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中学生を家出させた男を送検
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14歳の女子中学生を家出させ、約4ヵ月間、岡山市の自宅に泊めていたとして岡山県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された男が岡山地方検察庁に身柄を送られました。送検されたのは岡山市柳町の風俗店アルバイト片岡宏幸容疑者(25)です。警察の調べによりますと片岡容疑者は今年4月、携帯電話の出会い系サイトで知り合った岡山市に住む中学3年の14歳の少女に18歳未満であることを知りながら「仕事を紹介する、うちにくればいい」とメールを送り、家出させた疑いです。片岡容疑者はこの女子中学生を約4ヵ月間にわたり自宅に泊めていました。女子中学生は先月8日警察によって保護されましたが片岡容疑者は「マンションには住まわせたが仕事を紹介するとは言っていない」と供述しているということです。
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岡山中央郵便局に年賀はがき到着
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来年のお年玉つき年賀はがきが岡山市の岡山中央郵便局に到着しました。岡山中央郵便局には25日、午前9時前年賀はがき1180万4000枚を積んだトラックが到着しました。今月1日に日本郵政公社が民営化され、今年は年賀はがきの種類が増えています。若者の年賀状離れに歯止めをかけようとディズニーキャラクターがプリントされたものが販売されるほか、販売価格が普通のものより5円安い民間企業の広告つき年賀はがきも用意されています。全国の年賀はがきの発行枚数は去年に比べて1億1600万枚あまり増やしているということです。年賀はがきの販売は来月1日から始まります。
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