藤本 玲子(ふじもと れいこ)/ 人間科学部 人間科学科
2007年9月入社
年内は学校のガイダンスが結構あって、履歴書の書き方や自己分析、筆記試験対策とかをやっていたと思います。私にとっては、自己分析がちょっと大変で…。学校から就職活動用のノートを頂いて、そこに小学校からこれまでの出来事を書いて振り返るっていうものだったんですけど、出来事から自分の長所短所を考えて的確な文章にするのが、難しかったんです。ありきたりな言葉しか浮かばなかったり、短い言葉になかなかまとまらなかったり…苦労しました。
企業研究としては、10月頃から就職ナビを見たりしていましたが、実際に説明会に足を運んだのは11月以降です。特に学校で行われる説明会に参加して、そこでたくさんの会社を見ました。
小さい頃から、航空のキャビンアテンダントのお仕事に憧れていました。色々な国の方と接することができるところが素敵だと感じていて、なりたいな〜って思っていたんです。実際に学校内の就職セミナーや外部の業界セミナーなどで航空会社の説明を聞いたこともあります。でも、就職活動を通じてその気持ちがだんだん変わっていきました。その理由の一つは、憧れだけで命を張るような仕事が自分に務まるんだろうか、と疑問をもったこと。もう一つは、航空会社、キャビンアテンダント以外にも外国の方と接する仕事があるってことがわかったこと。
そうした気持ちもあって、実際には航空会社以外にも様々な業界を回りました。様々な人と接することができて、自分の成長に繋がる仕事がいいと思っていたので、銀行、保険、ブライダル、語学サービスなどを見ていました。
説明会やイベントに参加するのは楽しかったし、わくわくしました!色々な学校のお友達もできるし、ためになるお話を聞けるし…。また、基本的に意見を出したり話をするのが好きなので、面接は最初の頃からあまり緊張しませんでした。
でも、私の場合、圧迫面接っぽい雰囲気を感じたときは、うまくこなせなかったですね。自分を作ってしまうというか、萎縮してしまうというか…。面接は、結局「場数」だと思うんです。面接官によって「自分を出せる」「出せない」が変わってしまうんじゃなくて、もっと色々な面接を経験して、どんな方に対しても自分を出せるようにならなきゃな、と思いました。
グループ面接やディスカッションは好きでした。のびのびできた、という印象ですね。でも、議論がなかなかまとまらないときは、私がまとめ役になるようにしたり、逆にみんなが積極的に発言するような回ではタイムキーパーをしたり、その時々で自分が求められている役割を担えるように、場の雰囲気がどうなのかってことは意識していたと思います。
あとは、個人面接や自己PRのときは、できるかぎり自分自身を出せるようにしていました。自分の考えや思うところを伝えて、「それでもダメなら合わないってことだから、仕方がない」って思ってたんです。
本当に、すごく嬉しかったです!NOVAが第一志望だったので(笑)。
最後の面接では、受かりたいっていう気持ちが先走ってしまって、全然うまく話せなかったんです。つまりつまりで、面接官の方にも深く質問をされて、「絶対ダメだ!」と落ち込んでいました。また、その面接が最終面接と思っていなかったので、本当にびっくりしました。
内定を伝えられてから、すぐに親に電話しました。母親も、「あら、もう終わったの」と拍子抜けしていました(笑)。
中学校の頃にNOVAの生徒だったので、実際の仕事内容は受験した会社の中で一番イメージがついていました。生徒だった頃から、NOVAの女性スタッフの方に憧れていたんですよ!女性がイキイキと働いていて、外国人の先生と対等にやりとりしている姿をみて「カッコいいな〜」って(笑)。生徒である自分に対してもいつも楽しませてくれて、NOVAに通うのがとても楽しかったんです。今から思えば、仕事だから忙しくて大変なこともたくさんあったと思うんですけど、いつも笑顔で働いていらっしゃいました。
そのイメージもあってNOVAの仕事に憧れていたのと、会社説明会や面接で「実力主義」ってことを感じ取っていたので、内定を頂いてすぐに就職活動を終了してNOVAに決めました。
まず、最初の一年は楽しい拠店をつくることを目標に頑張りたいと思っています。生徒さんが「早くNOVAに行きたい!」とか、お友達を連れてきてくれたりとか、そんな楽しいお店になるような雰囲気づくりを心がけたいですね。また、私自身、語学が本当に好きでこれまで頑張ってきたことなので、自分の経験をもとにお客様に語学や異文化の楽しさを伝えていきたいですね。語学を学ぶことで世界が広がるってことをお伝えしたいし、こどもさんであればなおさら。将来の可能性がどんどん広がりますよね!
そして、もっと長期的な目標としては、女性に憧れられるようなカッコいい女性を目指したいと思います。どんな仕事であっても、周りの人に頼られて信頼されるような、何でもできる!っていう女の人が目標です。
私は就職活動を通じて、本当にたくさんのことを学びました。たとえばこれまで淡々と考えていたことを深く突き詰めて考えるようになったり、たくさんの社会人の方のお話を聞くことで、これまでの自分の甘えや生ぬるい気持ちを省みることができたり。また、就職活動は実際すごく忙しくてしんどかったけど、その経験があるからこそ「あのとき頑張れたんだから」っていう自分の自信に繋がったと思うんです。
時間は戻せないので、みなさんにとって苦しいことがあったとしても、後悔しないように頑張って欲しいと思います。そのときやれるだけのことをやって、自分の就職活動に納得して頑張ってください!