イムノヘルスジャパン 会社概要お問合せ

会社概要

会社設立の目的


株式会社イムノヘルス ジャパン(ImmunoHealth, Japan)と米国のセンチュリン社(Essentialine, Inc.)は同時に設立されました。慶應義塾大学とジョージタウン大学の学際的研究協力を目指し運営を行っていきます。高度に進化した免疫システム(獲得免疫:Adaptive Immunity)と下等な生物がその短い寿命のなかで確実に生き延びるための生体防御作用(自然免疫:Innate Immunity)を結ぶもの(物質、方法)を利用し日常の健康維持や疾患からの回復に役立つ安全性の高いものを紹介、供給したいと考えております。ジョージタウン大学医学部長(現 外科部長)のザスロフ博士は下等な生物が外界からどのように身を守るかに興味を持ち日夜研究を続けています。そしてヒトとのつながりを探究しています。たとえば、赤ん坊の時代は母親からの受動免疫(母乳)により細菌やウイルスの感染から身を守っています。母乳には抗菌物質(デフェンシン)、免疫細胞、抗体、タウリン、ラクトフェリンなどさまざまな免疫に関するものが含まれています。高度な免疫システムを持つヒトでさえ生活の初期段階には母親からの贈り物で生命を維持しています。
ザスロフ博士は、1980年代に世界で最初にカエルより脊椎動物由来の抗菌ペプチドを発見しました。しかし、取り扱いの難しいペプチドであったことに加えて安価な合成抗生剤が主流である日本ではほとんど脚光を浴びませんでした。生物学的な世界観からすれば、彼の発見により全く新しい抗菌物質の時代がはじまっていたのです。これらの動物由来の抗菌物質は抗菌作用以外に創傷治癒効果、発癌抑制効果があり、そのうえ耐性菌を出現させないことが分かりました。この抗菌ペプチドはアメリカで医薬品として申請中です。
制癌の研究では血管新生の抑制効果に注目し、自然発癌のほとんどみられないサメを人工的に発癌物質の含まれたプールで15年以上長期飼育した結果、発癌は認められず肝臓からスコラミンを発見しました。この物質はアメリカで腎癌、脳腫瘍の抗腫瘍剤として放射線との併用療法に利用されています。日本では、有名なサメエキスであり食品として扱われています。
現在では副作用に食欲抑制などが知られています。さらに2005年、菌類の抗菌ペプチド(プラクタシン)を発見しました。
また、微生物が生体に侵入した際にどのような物質が免疫を増強するか詳細に調べました。既存のものとしては細菌の膜成分(LPS等)やウイルスの二重鎖RNAなどがあり、脂質、蛋白質、ペプチド、核酸などが主成分です。また、神経伝達物質の抗菌作用、光と自然免疫などについて報告しています。これらはワクチンや医薬品として利用されています。ザスロフ博士はそれらの他にアミノ酸の一種が強い抗菌作用を誘導していることを発見しました。そしてこれがToll-receptorに結合することも確認しました。つまり食物の成分がデフェンシンを誘導したことは、栄養素と異物(非自己)の境界を明らかにし、生体防御システムや免疫学の新たな研究に結び付けました。今後、十分研究された食品によって疾患は治癒できる可能性があると考えています。

株式会社 イムノヘルス ジャパンの事業内容

1.医薬品に関するコンサルト業務
2.医薬品原材料及び医薬品の製造、 販売及び輸出入
3.化学薬品の販売及び輸出入
4.工業品の販売及び輸出入
5.試薬品の販売並びに輸出入
6.食品の販売及び輸出入
7.食品の製造及び販売に関するコンサルタント業務
8.特許権の取得、保有、運用、共同研究・開発のコーディネート(研究協力)
9.医療機器類の販売並びに輸出入
10.邦人及び外国人、研究者に対する国内外での留学先紹介 
11.前各号に附帯する一切の業務

医学博士
筑波大学大学院(環境微生物)
東京大学医科学研究所(アレルギ−学研究部)
ハーバード大学 医学部(胃・大腸領域 研究所)
ジョ−ジタウン大学 薬学部、客員教授
現在
国立感染症研究所(感染病理客員研究員)
慶應義塾大学 医学部(微生物学・免疫学)准教授
総合医科学センター 自然免疫・予防衛生研究 責任者
日本大学大学院・大学 法学研究科・法学部
(知的財産)教授
代表取締役社長 森山雅美


医学博士、医師
コロンビア大学
ニューヨーク大学 医学部
ハ−バ−ド大学 医学部、小児病院
米国国立予防衛生研究所(ヒト遺伝子研究所)、室長
ペンシルバニア大学 医学部(小児遺伝子研究部)、教授
フィラデルフィア小児病院(遺伝子研究所)、病院長
現在
ジョ−ジタウン大学 医学部 医学部長
ジョ−ジタウン大学 外科教授
副社長 Michael, A. Zasloff


共同研究プロジェクト
 
●プロジェクトリーダー
・1997年-2001年
国際研究グラント
HIV潜伏感染細胞の完全除去を目的とした免疫誘導
シグナル伝達機構の研究(ヒューマンサイエンス振興財団)
・1987年-1996年
エイズ医薬品開発推進事業
ヒトインターフェロンのエイズ発症予防効果に関する
基礎および臨床研究(ヒューマンサイエンス振興財団)
●班研究 分担研究員
・1998年-2001年
創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業
受容体を介する刺激伝達機構と腎障害発生機序の解明
に関する研究(国立小児医療研究センター)
・1994年-1999年
ヒューマンサイエンス基礎研究事業
次世代バイオテクノロジーの確立と評価技術の開発
ウイルスの組織特異的遺伝子発現の制御機構の解析
技術の開発(国立予防衛生研究所エイズ研究センター)
・1990年-1993年
ヒューマンサイエンス基礎研究事業
糖鎖関連疾患の発症機構解明
ウイルス感染症の発症機構に及ぼす宿主およびウイルス糖蛋白の糖鎖構造・機能の解析
・2001年
創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業
可溶性ウイルス受容体等によるウイルス吸着阻止を利用した抗ウイルス剤の開発に関する研究
(国立精神神経センター)
・2002年
経済産業省(NEDO)抗菌ペプチドのバイオリアクター
・2003年
HIV-1およびインフルエンザのゲノムRNA核外輸送機構の解明に基づく創薬
(国立感染症研究所)
創薬等ヒューマンサイエンス研究
可溶性ウイルス受容体等を利用した抗ウイルス剤の開発
(国立感染症研究所)


〒160-8582 東京都新宿区信濃町35

[横浜事務所]
〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼1-5-18-201
TEL 045-290-3700
FAX 045-290-4844

【関係会社】
Innate Immunity研究会   (東京) http://www.innate-immunity.jp/
株式会社K.O ImmunoTec (東京) http://www.ko-immunotec.com/
Dermal Nurturing Technologies, Inc. (ペンシルバニア、米国)
自然免疫・予防衛生研究室(リサーチパーク8N5) (東京)

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