 | 民主年金法案 参院で審議入り 民主党が提出した「年金保険料流用禁止法案」は、年金の保険料を社会保険庁の事務費などに使うことを禁止し、年金の支給だけに充てることなどが盛り込まれています。25日の参議院厚生労働委員会では、法案の趣旨説明が行われて審議に入り、民主党の提案者は「これまでグリーンピアなどの施設に総額で6兆8000億円もの年金保険料が流用され、国民の公的年金制度への不信感をさらに強めた。信頼を回復するためには、保険料は年金の給付以外には一切使わないことを約束することが求められている」と述べました。これに先立って開かれた委員会の理事会では、民主党が、来週30日に法案を採決するよう求めました。与党側は「問題になった保険料の支出はすでにできないようになっており、運用にかかる事務経費は年金保険料から払うのが妥当だ」という立場で、理事会では慎重に審議すべきだと主張し、引き続き協議することになりました。民主党は、野党側が過半数を占める参議院に多くの法案を提出して可決を目指す戦略をとっており、これまで7本の法案を提出していますが、審議入りしたのはこの法案が初めてです。   | 10月25日 17時16分 |
|  |  | 民主年金法案 参院で審議入り 10月25日 17時16分
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