中国 GDPの高い伸び続く
中国の国家統計局の発表によりますと、中国のことし7月から9月の第3四半期のGDP=国内総生産は、前の年の同じ時期に比べ11.5%の伸び率となりました。これは、11.9%に達した第2四半期よりは伸び率がいくぶん下がりました。しかし、1月から9月までのGDPでも11.5%の伸び率になっており、中国は、ことしも含めて5年連続で2けた成長を記録するのはほぼ確実で、非常に高い経済成長が続いています。また、インフレへの懸念から注目されている先月の消費者物価指数は6.2%の伸び率だったと発表され、8月よりはやや下がったものの、2か月続けて6%を超える物価上昇を記録しています。こうしたことから、さきの共産党大会でも議論された「過熱した経済をどう安定的なものにするか」という課題に対し、中国政府が具体策を打ち出せるかが焦点になりそうです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|