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お待たせしました…有名店そろえ弁当充実“東京駅ナカ”オープンへ
GRANSTA=グランスタあす開業
FujiSankei Business i. 2007/10/24

 
 東京駅の地下1階に今月25日に開業する駅ナカ施設「GRANSTA(グランスタ)」の内覧会が23日行われた。弁当、総菜店など47店舗が出店、ホテル同様の接客で対応するコンシェルジュなど“首都の玄関口”にふさわしいサービスも導入する。数多くのビジネスマンや旅行客でにぎわう東京駅の新たな人気スポットとなりそうだ。

 グランスタは、JR東日本が東京駅付近で進める再開発「東京ステーションシティ」の一環で建設した。東京駅の丸の内側と八重洲側が駅ナカ施設でつながることになる。

 商業店舗では、出張中のビジネスマンらを意識し、弁当・総菜店を充実。各店舗には厨房(ちゅうぼう)が完備されており、都内の有名店や有名シェフが提案した弁当や総菜ができたての状態で販売される。

 えりすぐりの駅弁を集めた「駅弁屋極」では、全国の隠れた名物駅弁や限定駅弁が用意され、おみやげにも便利な和菓子店、洋菓子店も多く出店する。日本酒の立ち飲みバーや焼き鳥店など、通勤途中にも気軽に立ち寄れる店舗をそろえた。

 また、外国人、旅行者のため、英会話や手話を学んだスタッフが乗り換えや駅施設以外の問い合わせに丁寧に対応する「ステーションコンシェルジュ東京」や、31通貨に対応した外貨両替所、荷物を預かるクロークを施設内に設置するなど、東京駅の国際的な窓口としての機能を強化した。

 待合いスポットとして有名な「銀の鈴」もグランスタの開業に合わせてリニューアルされる。

 グランスタを運営するJR東の子会社、鉄道会館では、年間で56億円の売り上げを見込んでいる。

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