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2007年10月24日(水) 19:10 |
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全国学力調査、岡山は全国平均以下
今年4月に行われた小学校6年生と中学校3年生を対象にした全国共通の学力調査の結果がまとまりました。かつては教育県と言われた岡山県ですが、全ての科目で全国平均を下回りました。算数基礎は41位でした。
調査は今年4月24日に行われ、岡山県では小学校421校中学校162校が対象となりました。 結果は小学校の国語基礎が47都道府県中36位、国語応用が33位、算数基礎が41位、算数応用が30位、中学校では国語基礎が28位、国語応用が39位、数学基礎が29位、数学応用が38位でした。 もっとも正答率が低かった問題は、形の違う図形の面積を問う問題で、全国平均正答率17.9%に対し岡山県の正答率は14.4%。こうした問題を始めとして小中8科目全てで全国平均を下回りました。前回43年前の調査では全国平均を上回っていました。 調査結果は個人ごとには返却されますが、学校別の比較などは公表しないとしています。 結果を受け、岡山県では12月末までに各学校に授業改善プランを提出させるとしています。 今回の結果を子どもたちの授業にどのようにフィードバックしていくのか。ゆとり教育の見直し問題などともからみ、学校や自治体に課せられた宿題は想像以上に大きいと言えそうです。 一方香川県ですが、岡山県と逆に小中学校の国語・算数・数学の8科目全てで全国平均を上回っています。
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