
昨年酔客に襲われたパンダ、15歳少年の足を噛む 北京
2007.10.23
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19:15
JST
- CNN/AP
北京──中国・北京動物園が飼育するパンダ「古古(グーグー、オス8歳」が22日午後、15歳少年の足を噛みちぎった。地元紙などが23日、伝えた。グーグーは昨年、酔っ払い男性に噛みつかれて話題になったパンダ。
動物園によると15歳少年は、グーグーや他のパンダが運動用野外飼育場でエサを食べている最中に、周囲にある高さ約140センチの囲いを飛び越えて、中に入ったという。
グーグーは、突然やってきた見知らぬ人間に驚き、少年の足に噛みついた。少年はすぐに病院に搬送されたが、食いちぎられた肉片が落ちていたという。
パンダの公開は事故後、再開された。飼育場の囲いは、パンダがよく見えるように、あまり高いものではない。
グーグーは昨年秋、酔っ払って檻に入り込んだ男性客と格闘して足に噛みつき、話題になっていた。
酔っ払った男性は、テレビで見たパンダは人懐っこい様子だったので、握手してみたかったと話していた。