電動車椅子サッカーの選手の皆さん。私は5年ほど前に皆さんと知り合ってから、プレーを見るたびにいつも勇気をもらっていました。
今回、初めての世界大会です。日本代表に選ばれた選手たちは、沢山の仲間の代表であると言う事を忘れず、勝つためにベストを尽くしてください。何をやっても勝てばいいという意味では勿論ありませんし、負けたっていいのです。ただ、勝つためにベストをつくすのです。そうする事により、結果に関係なく自分に、パワーチェアサッカー全体に大きな遺産を残す事になります。そしてそれが、多くの人に元気と勇気を与える事になるのだから。
Vol.1岡田武史さん
電動車椅子サッカー
日本代表チーム
アドバイザー
元サッカー日本代表監督
世界にはじつに様々なスポーツが数え切れないくらい存在している。
が、そのなかで、電動車椅子サッカーは、最高にユニークなスポーツといえる。
このスポーツは、どんな障害を持つ人でも、ほとんどすべての人が「やる」ことができる。そして、ボールを奪い合 い、フェイントを駆使し、見事なスルーパスを決め、ゴールを目指すことによって、ワールドカップ・サッカーと同じ ようなスリルと興奮、喜びと悔しさを味わうことができるのだ。
スポーツの世界をこれほど押し広げたスポーツは、他にない。この素晴らしいスポーツに挑戦する選手たちに、 心からの拍手を贈りたい。世界中の電動車椅子サッカーの選手たちは、スポーツの世界を押し広げることによって、 世界の平和と幸福のエリアも大きく押し広げているのだ。
がんばれ!電動車椅子に乗った世界中のスポーツマン!そして、がんばれ!日本代表チーム!
Vol.2玉木正之さん
スポーツライター
音楽ライター
願いをこめて、一生懸命サッカーボールを追い続ける。
するとボールは世界中の人々の心をつないでくれる。
電動車椅子サッカー第一回ワールドカップ、 日本開催おめでとうございます。世界中からサッカーを愛する人たちが集まり、大きな輪を作る。素敵なことですね。 そこから、また新たな可能性が広がるのでしょう。
電動車椅子サッカーには無限の可能性があります。
応援します。世界の電動車椅子のプレーヤーたちを。
挑め! ボールに願いをこめて。
Vol.3羽中田昌さん
スポーツエッセイスト
サッカー解説者
最新著書 車椅子のサッカーコーチ「夢からはじまる」(集英社)
電動車椅子サッカーW杯開催、誠におめでとうございます。
将棋にもサッカーにも共通していること、それはお互いに力の限りに戦うこと。そしてそこには勝敗以上のものが存在することだと思います。
サッカーにあって将棋にないもの、それは仲間です。かけがえのない仲間たちと同じ目標に向かい走り続けることができることを私は羨ましく思います。
日本代表の皆さん、優勝目指して頑張ってください。私も是非応援に行きたいと思います。
Vol.4高橋 和(やまと)さん
女流棋士3段
14歳で最年少女流プロ棋士
2005年引退
ワールドカップという大会を日本で開催するなんて、素晴らしいですね! その素晴らしい大会で地元の日本代表が活躍すれば、「電動車椅子に乗っていたって、サッカーはできるんだ!」ということを、日本中に知ってもらえるいい機会になるでしょう。
日本代表選手の皆さん! 日の丸を背負って、そして、日本代表に誇りを持って、熱く、熱く、戦ってください。
そして、世界中からやってくる選手の皆さん! どこの国の人であっても、僕も、あなたたちも、サッカーを愛する気持ちは同じです!激しさの中にも、サッカーを愛する気持ちを持って戦えば、観ている人たちだって熱くなります。そして、その熱い心が、きっと大会を盛り上げることでしょう。
がんばってください!
Vol.5中山雅史さん
ジュビロ磐田所属
プロサッカー選手
日本を代表する炎のゴールハンター!
写真提供/ジュビロ磐田
電 動車椅子サッカーW杯の日本開催、おめでとうございます。
世界と交流するチャンスは得難いものです。あなた達が知らなかったことを一つでも多く知り、特に海外を理解するチャンスでもあります。日本代表には皆がなれるものではありません。選手の皆さんは、その誇りを持って戦ってほしいです。勿論、勝つことは大切ですが、全力を尽くして戦って、結果として素晴らしいものを得られたら良いのです。
自分が経験できなかった事をするのがチャレンジ。チャレンジ精神が無ければ試合の価値、自分や仲間の価値を見出すことはできないと思います。チャレンジ精神をもって、試合ができる楽しさや嬉しさを十分噛みしめてください。皆さんを応援しています!
Vol.6 奥寺康彦さん
横浜FC・代表取締役会
日本人初のプロサッカー選手として1977年「1FCケルン」でデビュー。
はじめの一歩!がないと先には進めませんが、何にしても初めての扉を開くのは簡単な事ではありません。世界中の人が愛しているサッカーを、電動車椅子でプレーする多くの選手の中から選ばれた皆さん、よく励んで来られましたね。私もサッカーが大好きなので、このワールドカップにはとても興味を持っています。国もキャリアも男女の垣根もなく、懸命にボールを追う皆さんの姿を早く拝見したいです。
今回の新たな出会いによって、互いの生き方や姿勢を知り、吸収しあう良い機会にもなるかも知れませんね。プレー以外でも、より多くの交流を持つことができたら素敵です。
ボランティアそしてスタッフの皆さん、毎日お疲れ様です。私もサポーターの一人として、選手の皆さんをはじめ、全ての方々の熱い思いを応援しています!
vol7.柴田果楠子さん
フリーアナウンサー
幼少の頃から大のサッカー好き。
現在は横浜FCのソシオ
車椅子でバスケットボールに打ち込む若い女性選手を取材したことがある。
彼女は交通事故で下半身麻痺となったが、職業を持ち、また余暇としてバスケットを楽しんでいた。パラリンピックにも出場している。
取材しているうちに気づいた。汗をかく爽快さ、チームメートとの交流、勝って喜び負けてくやしい……スポーツによって得るものは、健常者が味わうものと寸分、変わることはないのだと。
電動車椅子サッカーの第1回ワールドカップが日本で開かれるという。
出場者が味わうものはきっと同じことであろう。まずは自身が大いに楽しんでほしい。
その姿がまた何かを伝えるメッセージとなっていくだろう。
vol.8 後藤正治さん
ノンフィクション作家。著書に「ベラ・チャスラフスカ」、「牙」、「ラグビー・ロマン」など
このたびは電動車椅子サッカーの世界的祭典『第1回FIPFA ワールドカップ 2007』の日本開催、おめでとうございます。
正直、僕は電動車椅子サッカーという競技があることは知っていましたが、実際に目にする機会はありませんでした。しかし、今回、メッセージを贈らせていただくにあたり、電動車椅子サッカーの映像を拝見させていただいたところ、あまりの迫力にビックリ! スピードに乗った電動車椅子を巧みに操り、前に、後ろに、そして旋回しながら、ドリブルやパスを組み立て、ゴールを目指していく! 思わず吸い込まれるように見入っていました。
今回、6カ国ものプレーヤーたちが来日するそうですね。優勝を目指し、白熱した試合を見せてもらいたいのはもちろん、いちばん大切なのは、悔いを残さぬよう全力を尽くすこと。同じサッカーマンとして応援しています!
vol.9澤登正朗さん
元サッカー日本代表選手
現サッカー解説者 など
電動車椅子サッカーW杯!バンザイ!
見ているだけでなく、やりたい!と感じて、やってしまうことがすばらしい!
ボールを追っているその瞬間、その空気は、その時だけのものです!
これ以上ないくらい、思いきり楽しんでください♪
サッカーを愛して、夢中になれるあなたたちは、素敵です。
心からエールを送ります!フレーッフレーッ♪
あなたの熱い気持ちを、いつまでも大切にしてください。
そしてどうもありがとう。
vol.10 TARAKOさん
人気アニメ「ちびまる子」ちゃんの声でおなじみの、シンガーソングライター。
サッカーは人が考えるよりも知的なスポーツだと私は思います。
身体はあくまでも道具であり、それをどう使うかによって
サッカーの楽しみ方や勝負の行方は変わってきます。
車イスでも、自分の身体でもそれは同じだと思います。
相手のウラをつく喜び、相手のプレーを読む気持ちよさ、そして、ゴールを決めたときの感動。
ワールドカップという大舞台で、プレーすることを存分に楽しんでほしいとおもいます。
vol.11 西野 努さん
株式会社オプト・スポーツ・インターナショナル
代表取締役
元浦和レッドダイヤモンズ DF
日本での電動車椅子サッカーW杯開催おめでとうございます。
今回の大会で、フランス代表は優勝候補と聞いて、なるほどと頷きました。
僕はフランスをしばしば訪れることが多いのですが、スポーツが生活の中にとけ込んでいると感じるからです。
仕事の傍ら、僕はモンペリエという街のサッカーチームに入って、たまにボールを蹴っています。チームには、40代、50代の選手が多く年齢層は高いのですが、半分ほどは元プロ選手。
たまに元フランス代表の選手が現れることもあります。選手の息子たちが、試合を見に来ることもあり、彼らが子供の時から上手な選手を見ていることを、羨ましく思いました。
普通にスポーツを楽しんでいるというところに、フランスのサッカーの強さの秘密があると僕は睨んでいます。
日本でもスポーツがもっと身近な存在になり、電動車椅子サッカーW杯でも、常に優勝候補に挙げられる日を、楽しみにしています。
vol.12田崎健太さん
ノンフィクション作家。著書に『cuba ユーウツな楽園』(アミューズブックス)など。
この10月、日本で電動車椅子サッカーワールドカップが開かれることを、心よりお喜び申し上げます。
私が初めてサッカーチームの監督を務めたのが1995年、それから12年が経ちます。
これまで監督として培ってきた私の信念は「観客をワクワクさせるような、おもしろいサッカーを見せたい」。そのためには、選手自らが楽しんでプレーしないと、見ている人を楽しませることはできないでしょう。
電動車椅子サッカーでプレーする選手のみなさんも同じです。
まず自分たちが、楽しむこと。それがスタンドの観客を盛り上げ、熱い感動を呼び、記念すべき第1回ワールドカップの大成功に繋がると信じています。
そして私が選手たちに頻繁にかける言葉が「パスから!」。ともに戦う仲間を信じて、ひとつのボールを繋ぎながら、ゴールを目指す。かけがえのないチームメイトとともに最高の戦いを見せてくれることを期待しています。ガンバレ!ニッポン!!
vol.13石崎信弘さん
柏レイソル 監督
写真提供:日立柏レイソル
現在サッカーの競技人口はあらゆるスポーツの中でも非常に多いです。
国際大会に関わらず、サッカー場には多くの方が車いすで観戦に駆けつけているのをよく目にします。
そして、フィールドに立って選手の立場で活躍されているという事は、
本当に素晴らしいと思います。
サッカーというスポーツは、努力こそが知名度や感動とを同時に高めるための良いスポーツです。
また、今回の日本でのワールドカップ開催は、会場に足を運んで直接応援し、
生で体感出来る良いチャンスですね。
私もぜひ体感するべく応援に駆けつけたいと思っています。
Jリーガーもぜひこの大会を観に来て欲しいですね。
vol.14 セルジオ越後さん
サッカー解説者
はじめての電動車椅子サッカーのワールドカップが日本で開催されることは
大変うれしいことですね。
電動車椅子サッカーを知ってもらう貴重な機会となるでしょう。
わたしは映像で試合の様子を見させていただき、高度な操縦をいとも簡単に行い、
それぞれが読みのいいプレーをしていることに、驚き、感動しました。
日本代表には、チーム一丸となって戦い、持てる力を存分に発揮していただきたいです。
そして勝敗も重要ですが、選手のみなさんにはサッカーを楽しんでもらいたい。
失敗してもいいから、自分が考えたとおりに思いっきりのいいプレーをしてください。
またこの大会で、日本の選手には、いろいろな国の選手と接することで、
見識を広めてもらいたいし、日本以外のチームにとっては、日本のよさを知ってもらい、
さらに好きになってもらう意味で、いい機会になると思います。
ガンバレ ニッポン!!
vol.15 原博実さん
FC東京 監督
電動車椅子サッカー ワールドカップ開催、おめでとうございます。
以前、電動車椅子サッカーの練習試合を見かけたことがあります。
車椅子操作の巧みさと、コート中にあふれるパワー、そして何よりとても楽しそうにプレーしている選手たちの姿が印象に残っています。
始めてのワールドカップを日本で行うことは、日本国内での電動車椅子サッカーの認知度を高めるとともに、競技普及にとって大きな力となることでしょう。
ワールドカップを自国で開催するには、関係者の多大なエネルギーが必要なことをお察しいたします。世界トップレベルの試合を目の前で見られるチャンスは多くありませんが、日本でワールドカップを開催することで、直接、会場に足を運び、目の前で競技を見てもらえる人が増えます。
選手の皆さんが真剣に勝負し、競い合うことによって、観戦に訪れてくれるお客さんへ、
電動車椅子サッカーの魅力が伝わると思います。
日頃の練習の成果を存分に発揮できるよう、のびのびと試合を楽しんでください。
ワールドカップの成功と選手の皆さんの活躍、応援しています!
vol.16 大日方邦子さん
トリノパラリンピック金メダリスト(アルペンスキー)
写真撮影 堀切 功
第1回FIPFAワールドカップ2007開催、おめでとうございます。
初めてのワールドカップが日本で開催されるなんてとても素晴らしいことですね。
僕も、世界を目指して戦っています。
ジェフでもそうだし、U-22日本代表ではオリンピックを目指して頑張っています。
電動車椅子サッカー日本代表の皆さん!
世界一を目指して、一緒に頑張りましょう。
それから、大会に参加する参加国のみなさん、ようこそ日本へ!
一人のサッカーマンとして、心から歓迎します。
たくさんの仲間を作って、日本での大会を楽しんでください。
また、大会の運営に携わる皆さんも頑張ってください。
全ての皆さんにとって素晴らしい大会になることを祈っています。
写真 ?JEFUNITED
vol.17 水本裕貴さん
ジェフユナイテッド市原・千葉
2007U-22代表、2007日本代表
日本代表として、世界と戦い、肌で感じたことがこれからの電動車椅子サッカー界にとっての大きな財産になっていく第一歩になると思います。
その大きな一歩となる初の世界大会、日本での開催の成功を心より願います。
vol.18 西野 朗さん
ガンバ大阪 西野 朗 監督
電 電動車椅子サッカーW杯の日本開催、おめでとうございます。
地元開催ということで、日本代表のみなさんも気合が入っていることでしょう。
みなさんの、大会での活躍を期待しています。
サッカーというスポーツは、1人でできるものではありません。チーム全員の心と体を1つにし、目標に向かって全力で戦ってください。
今回参加される全ての選手のプレー1つ1つが、子供たちに夢と希望を与え、
日本のサッカーの歴史を前進させるものだと信じています。
vol.19 中西哲生さん
サッカー解説者 コメンテーター
元Jリーガー
著書に「ベンゲル・ノート」(戸塚啓共著)などがある。
第1回電動車椅子サッカーワールドカップの日本開催おめでとうございます。
日本でこのような大会が開かれることをとても嬉しく思います。
私の国、オランダでも電動車椅子サッカーは、非常に盛んで、オランダ国内でも
とても大きな大会が開かれています。
私もオランダで社会貢献活動の一つとして、車椅子サッカーの大会を支援していました。
サッカーは、「みんなのためにあるもの」であって誰もが楽しめるものです。ですから、車椅子の方でもサッカーを楽しむことができます。それはすべての人にとって素晴らしいことです。日本でもこのワールドカップを機に、車椅子サッカーが盛り上がっていくことを期待しています。
vol.20 セフ・フェルフォーセンさん
名古屋グランパスエイト監督
サッカーは誰でも楽しむ事が出来るスポーツですし、私たちもサッカーを通して多くの事を学ぶ事が出来ました。電動車椅子サッカーをやっている皆さんも、心からサッカーを楽しんで、それが今後の成長のきっかけになればいいのではないでしょうか。サッカーというのは、誰にでも平等にチャンスが与えられるスポーツであり、みんなが楽しめるスポーツだと思います。電動車椅子サッカーワールドカップ大会も大きな大会となれば、そのことが証明されるのではないかと思います。頑張ってください。
vol.21 望月達也さん
ベガルタ仙台 監督
©2007 T.H.C.
電動車椅子サッカーのワールドカップ開催オメデトウございます。
先日僕も、試合を見て、なおかつ電動車椅子を体験させて頂きました。
一見、簡単そうに見えるんだけど、とても難しかった!
しかも、あのせまいコートを縦横無尽に動き回るんだから、ホントにすごい!
というのが素直な感想です。
必ず応援に行きます!優勝をこころより祈っています。
vol.22 本田泰人さん
サッカー解説者
20日(土)20時〜放映。
MXTV 電動車椅子サッカー「第一回FIPFAワールドカップ2007」?夢のゴールをめざしてー出演
みなさん、こんにちは!
スポリングマンです!
世界の国々を周ってきて、思うことは
「やっぱりスポーツって素晴らしいな」
ということでした。
ぼくが観たスポーツはモータースポーツでしたが、
競技者、観客、それを支える人が一体となって生まれる
感動はどんなスポーツでも同じだと思います。
電動車椅子サッカーW杯。
いろんなアイデンティティを持った人が
電動車椅子サッカーでひとつになる瞬間に出会えて最高です!
ありがとう!そしてこれからも応援します!
大会も無事に閉会しましたので、
リレーメッセージも終了させていただきます。
みなさま、応援、どうもありがとうございました!
vol.23 スポリングマンさん
スポーツSNSスポリン代表