|
|
|
社会|スポーツ| |
文字サイズ:
大|中|標準
|
生活
医師の確保、76%の病院ができず 昨年度、団体協調べ(10/24 00:37)日本病院団体協議会によると、医師を二○○六年度に募集した全国の加盟病院の約76%が、採用予定数を確保できなかったことが分かった。また全体の約16%が○四年以降、医師不足などで診療科が休止に追い込まれた。診療休止は特に産婦人科、小児科、精神科で目立つという。 同協議会は病院経営の実態を探るため八−九月に初めて調査。全国の三割に当たる二千八百三十七病院から回答を得た。 ○六年度に医師を募集した病院のうち「採用予定数より少なかった」が50・3%、「全く採用できなかった」が25・6%を占めた。百床未満の病院では「全く採用できなかった」が44・3%にも上った。病院の○六年度末の常勤医師が、○三年度末より減少したのは31・9%だった。 ○四年度以降に診療科を休止した病院は15・8%。休止した診療科は延べ六百二十二科。産婦人科の七十一施設が最多で、小児科六十七施設、精神科三十四施設と続いた。 同協議会は「当直翌日に手術するような医療が行われているのは日本だけ。医師不足の影響は深刻」と話した。
生活 記事一覧
|
|