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大江戸線停電 変電所の回路「切」で負荷大に

2007年10月23日21時09分

 都営地下鉄大江戸線が23日朝に停電し、光が丘―国立競技場間で約3時間運休した問題で、都交通局は同日、練馬変電所(練馬区)の送電スイッチがオフになり電力供給が止まっていたことが原因と発表した。近くの中井変電所(新宿区)が自動で電力を供給していたが、通勤ラッシュ時に供給能力をオーバーし、ブレーカーが落ちたという。

 都交通局は、20日未明に練馬変電所を点検した都外郭団体「東京交通サービス」が、手動の送電スイッチをオフにしたまま戻し忘れていた人為ミスとみて調べている。同社の作業員ら6人が約2時間かけ、機械の汚れや表示板の点検をした。20日以降、土・日曜日と月曜日は1変電所で対応できたが、23日は「最も電力を使う始動作業が偶然数駅で重なり、1変電所の供給限界に達した可能性が高い」(都交通局)という。

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