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大阪・西成署のシンドラー社製エレベーターが天井に衝突

2007年10月22日13時51分

 22日午前7時半ごろ、大阪市西成区萩之茶屋2丁目の大阪府警西成署で、1階で当直中の署員がエレベーター付近から「ドーン」という大きな音がしたのに気づいた。署員が7階まで上がると、エレベーターが通常の停止位置から上に約1メートル付近でとまり、天井部分が最上部の緩衝材に衝突していた。当時、エレベーターには誰も乗っていなかった。同署は整備不良の疑いもあるとみて調べている。

写真

事故のあった大阪府警西成署のエレベーター=22日午後0時59分、大阪市西成区で

 調べでは、2基あるエレベーターのうち1基が突然、7階まで急上昇したといい、どの階から昇ったか不明という。その間、誰もエレベーターのボタンを押していなかったという。

 エレベーターはシンドラー社製で95年に設置された。地下1階と7階の間(高低差約33メートル)を昇降し、定員15人、最大積載量1000キロ。

 毎月1回の定期点検のほか、今月20日には、シンドラー社が滑車部分の摩耗具合を調べる臨時点検をしたが、異状は見つからなかったという。

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