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■ 守屋元防衛事務次官は気の弱い男

 守屋がなんやかんやで29日に証人喚問されるそうだ。いやはや、守屋は確かに自業自得だが、守屋だけなぜそんなに攻撃するのかねぇ。ところで今日の日経夕刊を見ると、

「山田洋行の米子会社で元専務が不正支出した疑いがあり、特捜部がアメリカに捜査協力要請して検事を二人派遣した」

 というような記事があった。元専務というのは、日本ミライズの宮崎社長をさしているのは言うまでもない。もともと、山田洋行の専務だった宮崎がアメリカで悪さをしようが何しようが、別に特捜部が出張る案件じゃない。

 ていうか、これロッキードとまるっきり同じじゃないか。これで守屋が証人喚問前に入院して、変なクスリ打たれてパーになるか、死んでしまえばまさにロッキードの再来だ。守屋は小泉政権時に長く事務次官を勤めた男。かなりの情報を持っているので、早々手は出せないはずだが、それを証人喚問するというのだからよほどの事情があると読むべきだろう。

 さて、守屋の証人喚問にいたるには、おもに3つの原因があると勝手に考えている。

1、先日書いたパシフィックコンサツタンツと法務省の癒着を隠すために、防衛省を槍玉にあげるべく法務省が仕掛けた

2、テロ特措法関連でのアメリカの圧力

3、次期戦闘機エンジン関係製造を原因とするアメリカの圧力(山田洋行・日本ミライズ)

 まぁこの辺が深く絡み合っているのだろう。守屋だって喚問の場で全然違うことを言い出すかもしれない。鈴木宗男はつかまっても秘密は黙っていたが、気の弱い守屋のような男は逆にキレて違うことまで全部しゃべるタイプだ。

 証人喚問後、守屋は逮捕されるだろう。逮捕はいいが、その本当の裏側を知りたい。プロの意見を求めます。

カテゴリ : [貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか]  更新時間:2007年10月23日 20:14

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