|
[リマ 21日 ロイター] ペルーで21日に国勢調査が行われ、ガルシア大統領は全国民に10時間自宅に待機するよう命じ、商店やショッピングモールなども営業を中断した。
この調査では、学生ボランティア50万人が各世帯を個別訪問し、収入や学歴、職業、宗教、婚姻区分について回答を集める。待機命令に違反した人への罰則は定められていないものの、外出した人は警察により自宅に「誘導」されるという。
ガルシア大統領は、全人口2720万人のうち半数が貧困状態にあるとした2005年の当局の調査が不正確であり、新たな調査が必要であると主張。
同大統領は2011年までに貧困層の割合を人口の30%に引き下げると明言しており、元国家統計情報局長は今回の調査には政治的な意図があると批判している。
この調査では、学生ボランティア50万人が各世帯を個別訪問し、収入や学歴、職業、宗教、婚姻区分について回答を集める。待機命令に違反した人への罰則は定められていないものの、外出した人は警察により自宅に「誘導」されるという。
ガルシア大統領は、全人口2720万人のうち半数が貧困状態にあるとした2005年の当局の調査が不正確であり、新たな調査が必要であると主張。
同大統領は2011年までに貧困層の割合を人口の30%に引き下げると明言しており、元国家統計情報局長は今回の調査には政治的な意図があると批判している。