医師の集団退職など混乱が続いていた白石市の公立刈田総合病院に関し、管理・運営する白石市外二町組合(管理者・風間康静白石市長)は22日、岡崎肇院長が退任し、後任として院長職務代行に現副院長で外科診療部長の大橋洋一氏を充てる人事を内示した。
同病院では、別の副院長2人を含む4人の医師が9月末までに相次いで退職。県の監査で医療用麻薬帳簿の管理がずさんと指摘されるなど問題が続いていた。
内示された人事では、岡崎氏は退任して11月1日付で顧問に就任する。菅野松吉事務部長も10月31日付で退任し、後任には遠藤篤志・同市財政課長氏が出向で就任する予定。【豊田英夫】
毎日新聞 2007年10月23日