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ページ更新時間：2007年10月23日(火) 07時28分
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■赤ちゃん投げ落とし 母親、育児の悩みを相談
滋賀県大津市のマンションの６階から生後１０か月の男の赤ちゃんを投げ落としたとして、３２歳の母親が逮捕されました。母親は育児に悩んでいたということです。
２１日午後５時ごろ、大津市本堅田のマンションで大谷泰一さんの長男・仁一ちゃん（１０か月）が転落し、意識不明の重体です。
現場では泣き叫びながら仁一ちゃんを抱きかかえる母親の姿がみられましたが、その後、意外な事実が明らかになります。
「男児は、６階の踊り場の部分から母親の手によって芝生の部分に落とされたということなんです」（記者）
警察が母親の薫容疑者から事情を聞いたところ、６階の通路から仁一ちゃんを投げ落としたことを認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
薫容疑者は今年２月ごろから育児に悩んでいて、何度も市の窓口などに相談していたといいます。
「（仁一ちゃんは）アトピーがひどく食事の制限があったり、粉ミルクがうまく飲めない、母乳しか飲まないという相談」（大津市子ども家庭相談室 廣瀬敬司室長）
来月１日からは仁一ちゃんを保育園に通わせる予定だったという薫容疑者。
警察は子育ての悩みが事件の引き金になったとみて調べています。
(10/22 19:56)
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