昨日はバスで出て、天気がよいので本来ならもう一本、バスを乗り継ぐところをぶらぶらと二十五分ほど歩いて出社した。
こうした通勤はマイカーに比べてどのくらい地球に優しいのだろうか。ずっと気になっていたが岡山国道事務所と県が始めた「スマート通勤おかやま」の専用ホームページにアクセスしてみて分かった。
昨日のようなケースだと二酸化炭素の排出量はマイカーの二分の一、ガソリン消費量は八分の一以下との数字が出た。数年前、何か温暖化防止に役立つことができないかと思ってマイカー通勤をやめたが、確かに低減につながっていた。ホッとした。
今年のノーベル平和賞の受賞者はドキュメンタリー映画「不都合な真実」に出演し世界に温暖化の危機を訴えてきたアル・ゴア前米副大統領と、国際組織「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」。
温暖化は洪水やかんばつを招くだけでなく資源の争奪戦を起こし紛争や戦争の危険性を増大させる。わたしたちは地球号に乗っている。一人一人の行動が大事だ。今年初めに見たゴア氏の映画も省エネルギー型電化製品への買い替え、リサイクル商品の積極利用などを求めていた。
さわやかな秋晴れが続く。少々歩いても汗が吹き出すこともなくなった。温暖化防止の通勤を楽しみながら次に自分ができることを考え実行しなければ。