国民健康保険の高額療養費の給付金をだまし取ったとして、大阪地検特捜部は22日、詐欺罪で、大阪府大阪狭山市役所の元主査白馬良嗣容疑者(40)=19日付で懲戒免職=を起訴した。
白馬被告の詐取総額は1億円以上とみられ、特捜部は近く、別の詐欺容疑で再逮捕する方針。柔道整復師(38)は処分保留とした。
起訴状によると、白馬被告らは共謀し、2002年7月から05年4月にかけ、27回にわたり、受給資格がないにもかかわらず、大阪狭山市役所で柔道整復師名義で高額療養費の給付を申請、銀行口座に市から給付金約2300万円を振り込ませ、だまし取った。
白馬被告は、別の患者名義でも虚偽申請し、不正受給を繰り返していた疑いが持たれており、総額は1億円以上にのぼるとみられる。
白馬被告は詐取した金で自宅を新築し、高級外車などを購入したほか、株取引にも手を出していたという。
白馬被告の詐取総額は1億円以上とみられ、特捜部は近く、別の詐欺容疑で再逮捕する方針。柔道整復師(38)は処分保留とした。
起訴状によると、白馬被告らは共謀し、2002年7月から05年4月にかけ、27回にわたり、受給資格がないにもかかわらず、大阪狭山市役所で柔道整復師名義で高額療養費の給付を申請、銀行口座に市から給付金約2300万円を振り込ませ、だまし取った。
白馬被告は、別の患者名義でも虚偽申請し、不正受給を繰り返していた疑いが持たれており、総額は1億円以上にのぼるとみられる。
白馬被告は詐取した金で自宅を新築し、高級外車などを購入したほか、株取引にも手を出していたという。