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社会

沖縄戦自決、軍の強制復活へ 教科書各社 「関与」より明確に(10/18 08:01)

 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、日本軍の強制を示す記述を削除した複数の教科書会社が、文部科学省への訂正申請で「軍の強制」の記述を復活させる方針を固めたことが十七日、分かった。各社の執筆者が「日本軍によって」「強いた」などの表現を使った具体的な修正案の作成作業を始めており、早ければ十月末から十一月初めにも文科省に訂正申請をする見通し。

 高校日本史教科書の執筆者らが訂正申請の準備について協議する会合が同日夜、東京都内で開かれ、出席者が会合終了後に明らかにした。

 関係者によると、訂正申請の準備は、記述修正した五社のうち少なくとも四社で進んでいる。執筆者たちは会合後、記者団に対し、「修正前の記述の回復やそれ以上の表現もあり得る」「『日本軍によって』という表現を復活させ、(沖縄戦)体験者の資料を載せる」などと話し、日本軍の強制の明記のほか、集団自決への軍の関与をより明確にする方針で検討していることを示した。

 この問題では渡海紀三朗文科相が、教科書会社からの訂正申請が出た場合に教科書検定審議会の意見を聞く考えを表明しており、記述の修正や回復に前向きな姿勢を示している。教科書会社と文科省が十七、十八の両日、今後の手続きなどについて協議するなどの動きも始まっている。一方、九月末の沖縄県民大会の決議は検定意見の撤回を要求。教科書会社の労働組合が加盟する出版労連も「撤回が筋」として、各社に拙速な訂正申請をしないよう申し入れている。

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