◇心停止した人を蘇生させるAED(自動体外式除細動器)が一般に広まりつつあるが、問題は1台30万~40万円かかる費用。そこで東京都板橋区が妙案を取り入れた。
◇医療機器開発も手がける地元の飯田電子設計がAEDボックスを開発。下部に3社の広告を3年間計60万円で掲載し、上部の電子掲示板には区からの情報などを流して注目度を高める。
◇購入・設置費用は飯田電子設計が持ち、区は無料で設置できる「全国でも初の試み」とか。広告主は社会貢献もアピールできる「板橋方式」。一石二鳥で全国に広まるか。【鈴木泰広】
毎日新聞 2007年10月22日 19時10分 (最終更新時間 10月22日 19時28分)