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佐世保の医療訴訟で病院側争う構え

胆のうの摘出手術のあと死亡したのは医師の過失が原因だとして佐世保市立総合病院の女性患者の遺族が、損害賠償を求めている裁判の第一回口頭弁論が開かれ、病院側は、請求棄却を求める答弁書を出して争う構えを見せました。
訴えを起こしたのは、佐世保市内に住む男性です。訴えによりますと原告の男性の妻は、2000年に佐世保市立総合病院で胆のうの摘出手術を受けたあと、2年後に胆のうガンで亡くなりました。原告の男性は、担当の医師がガンの告知を怠ったことから化学療法などの有効な治療を受けることができなかったなどが死亡の原因だと主張し、病院側に対しおよそ4千万円の損害賠償を求めているものです。第一回口頭弁論はきょう長崎地裁佐世保支部で開かれ被告の病院側は、請求棄却を求める答弁書を提出し争う構えを見せました。第二回の口頭弁論は12月17日に開かれます。


県の来年度予算編成方針はさらなる「削減」

県は、来年度の予算編成の方針についてきょう各部局に示しました。6年後には財政再建団体に陥る可能性もある厳しい財政状況の中で、建設事業費などを前年度に比べ13パーセント削減するなど、より厳しい内容となっています。県は、2012年度には財源調整のための基金がマイナス88億円と枯渇する可能性があります。こうした中、より厳しい来年度の予算編成方針を発表しました。それによりますと、県単独の各種団体への補助金や道路の維持・補修などの県単独事業については(普通建設単独事業)前年度より10パーセント以上の削減を基本方針としていて、国の概算要求基準と合わせると予算編成時点で13パーセントの削減となります。また、物品調達に絡む「預け」や「書き換え」の再発防止策の一環として、今回初めて消耗品などの事務費の予算を職員一人当たり3万4千円という基準を設け、各部署が、他の所属に頼らない自立した運営ができるような措置を講じました。県は、さらに人件費の抑制や経費節減など県独自の構造改革を進め、財政の健全性を維持したいとしています。


九州一周駅伝4日目

秋の九州路を駆け抜ける九州一周駅伝、4日目のきょうは熊本市から水俣市までの7区間で健脚を競い、長崎は日間3位でゴールし累計でも3位をキープしています。きょうは午前9時熊本市の西日本新聞熊本総局前を一斉にスタート。熊本市から水俣市までの7区間、95、4キロで争われました。レースの序盤長崎は首位の福岡や佐賀、宮崎と激しいトップ争いを展開しますがここから福岡が抜け出し2区のランナーにトップでタスキを渡し、長崎も2位と続きます。しかしその後も福岡が6区で区間新をマークするなど2位以下との差を大きく広げ独走態勢に。結局、安定した走りを見せた福岡が2位宮崎に7分3秒の差をつけ4時間48分46秒でゴールしました。2位は6区で区間新記録を出した宮崎、長崎は3位で、4日間の累計でも福岡が首位を守っています。


時津で車3台が絡む事故

きょう正午前西彼杵郡時津町で車3台が絡む多重事故があり3人が重軽傷を負いました。事故が起きたのは西彼杵郡時津町の国道206号線です。警察によりますときょう正午前時津町方向に走ってきた61歳の男性が運転する普通乗用車が突然反対車線に飛び出して、トラックに衝突、そのはずみでトラックの横を走っていたタクシーも事故に巻き込まれました。この事故でトラックを運転していた55歳の男性が股関節を脱臼するなど3人が重軽傷を負いました。この事故の影響で現場付近はおよそ一時間半にわたって最大3・5キロの渋滞が起きました。警察は普通車の男性が前をよく見ていなかった事が事故原因ではないかと見ています。