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■ 2004年7月31日(土) 雲消しゲーム

リヒテンシュタインに滞在中のある日、妻とライン川端を散策中、久しぶりに雲消しゲームにチャレンジしてみました。

雲消しゲームについて私はちょうど10年前に出版された「波動の人間学」において次のように書いています。

セドナまで後50q位になった時、レンタカーの助手席に座っていたN社長が、突然“江本さん、あそこに小さな雲がありますね。よく見てくださいよ。私が今からあの雲を消して見せますから”と言い出した。私とK社長は半信半疑ながら、その雲をじっと見つめていた。

ところが1分くらい立ってから、明らかにその雲の形が変化を見せ、どんどん小さくなってゆき、何と5分後位には完全に消えてしまったのである。

「え!?一体全体これはどういうことなんですか?」と我々はN社長に訊ねた。 N社長は次のように説明してくれた。

「ベティー・シャインさんという方の著書に『スピリチュアル・ヒーリング』と言う本があるのですが、その中で彼女は次のように言っているのです。

『肯定的な態度を志向し、心を広げる(心のエネルギーを高める)と、この現実界の背後にある目に見えぬ広大な世界にある、無尽蔵のエネルギーの貯水池からエネルギーをくみ出すことが出来ます。』

そしてこの能力を試したり、育成したりする方法が述べられていますが、この一つが「雲消しゲーム」なのです。

このゲームの要領(こつ)は、
(1) 一生懸命やらないようにする。のぼせてやるとエネルギーがうまく飛ばない。
(2) エネルギーとしての「レーザー光線」が、自分の心からまっすぐ雲の中に入ってゆくところを想像し、雲の各所に照射する。
(3) 雲は消えました、と過去形で言う。
(4) 同時にエネルギーに対し、“ありがとうございました”と過去形でお礼を言う。
と言う4点に有ります。

面白いことに、実験が成功することを露疑わなければ、必ず成功します。肯定的な態度と成功、否定的な態度と失敗の間には、どう見ても、明確なつながりがあって、この点にきわめて重要な真理がある、とべティーさんは述べておられるのです。

私はその後この体験を繰り返し、“雲消しゲームおじさん”との別名を頂くようにもなりました。とても上手に雲を消すことが出来たのです。しかし、ここ5年ほどは忙しくてやっている暇がありませんでしたので、今回リヒテンシュタインで久しぶりにやってみたのです。

そしてやはり雲は消えてくれました。下記の写真をご覧下さい。



■ 2004年7月28日(水) 京都一倉会セミナー

今朝は時差ぼけのため朝3時半に目が覚めてしまい、結果的に眠れないまま出社しました。当然2週間ぶりの会社ですから、打ち合わせ事項や、目を通さなければならない書類が沢山あります。しかしそれもそこそこにして、11時50分の新幹線で京都へ、今日は一倉会経営者セミナーが組まれていたのです。(誰だこんなスケジュールを組むのは、もう殺人的じゃないか!!・・・・?あ、そうか自分だったか)

一倉会というのはカリスマ的経営コンサルタントであった故一倉定氏を慕う経営者の集まりで、なかなかユニークで素晴らしい人達がそろっておられました。ですから、確かに身体はかなり疲れてはいたのですが、2時間があっという間に過ぎ、私自身皆様からエネルギーをいただいたようで、癒されたような感じとなりました。

そして懇親会が加茂川端のいわゆる「床」料理です。初めての体験でしたので、なんとも風情があり、お料理やお酒もおいしく、また会員の皆様と様々なお話が出来て、ほんとに呼んでいただいて良かったなあと思いました。やはり基本的にxxさんを慕って経営者の方が集まると言うような会はまとまりがあってとても雰囲気が良いものですね。皆さん、一人の尊敬する師を中心にしてとても共鳴していらっしゃいました。

今日の講演のテーマは“想像こそ創造の素”と言うテーマで、リヒテンシュタインで体験したばかりのことを新着映像を交えてお話させて頂きました。“祈り”とか“愛”とか“感謝”とかの言葉が、どの程度経営者の方に受け入られるだろうかと、多少心配していた面もあったのですが、全く違和感が無く、やはり一倉先生の教えの中にも同じようなことがあったのだろうと、推察されました。

とにかく最近この世の中、波動的な考えがとても受け入れられるようになったなと思わされた、京都行きでありました。


■ 2004年7月27日(火) リヒテンシュタインでのこと

コンピューターの調子が悪く、結局日本に帰ってきてからの発信となってしまい、何度もアクセスしてくれた方には大変申し訳ありませんでした。昨日、チューリッヒ空港を飛び立ち、本日午後無事に帰国しましたので、早速帰朝報告をさせていただきたいと思います。

まず、前回の日記(13日付け)に書いたような様々なイベントは、無事に且つ大成功裏に終了しました。この模様は当ホームページの愛・感謝欄に同行した根本事務局長が詳しく報告しておりますのでご覧頂くこととして、ここでは私がこのイベントを通じて感じたことを皆様にお伝えしたいと思います。

最近私が良く使う表現として“想像することが創造に繋がる”と言う表現があります。まさに今回のセレモニーがそうでした。ライン川が私どもの研究所のすぐ側を流れていると聞いた時に、この企画が閃き、世界中から水が集まり、その水を一つにしている光景、そしてその水を皆がライン川に注ぐ光景が想像されました。私の頭の中では現場を見た後だけに、それらのイメージはかなりはっきりと脳裏に刻み込まれました。

それは僅か3ヶ月前のことでしたが、私はその企画を社員に伝え、愛感謝プロジェクトの事務局長の根本泰行君がそれをホームページにアップしてくれた時は、もう本番まで1ヶ月と1週間しかない6月18日のことでした。

しかし、根本君が大変私のイメージをよく理解し、つまり私と同じレベルで想像することが出来たのでしょう、説得力のある企画書を写真(イメージ)付きでホームページに立ち上げてくれました。かなりの容量のものを英文と和文の両方で書いてくれましたので、相当時間的に苦労したものと思いますが、とても良いものを作ってくれたのです(6月18日付事務局からのお知らせご参照下さい)。

つまり、私の想像と根本君の想像力とが共鳴し、まずホームページにその青写真を創造し発表したわけです。その結果1ヶ月少しの時間しかなかったのにもかかわらず、イメージどおりの或いはそれ以上の水が各地から送り届けられ、現地にも直接水を持って参加された方が150名を越すと言うことになったのです。

そしてもちろん、この日世界のいろいろなところで、いろいろなかたちで参加された方々も数多くいらっしゃることでしょう。全てのそれらの方と私どもはイメージ友達と言うことになるわけです。それだけに、自分のイメージをいかに具体的に分かりやすく人々に伝えることが出来るかどうかがとても大切なことになります。そういう意味で今回は私と事務局長の根本君のイメージが共鳴し、それがそのまま皆さんに伝わった結果、素晴らしい成果が得られたと言うことがいえると思います。根本君、その調子でこれからもよろしくお願いします。

最後に昨年のイスラエルの時にも参加してくれて、今回は1週間前から現地入りして、ボランティアとしていろいろ助けてくれたアメリカ・アリゾナ州から見えたルース・ジョイさん、本当に有難うございました。あなたの水への感謝のセレモニーの導き、とても素敵でしたよ。


■ 2004年7月13日(火) 再びリヒテンシュタインにて

昨日日本を発ってまたリヒテンシュタインに来ています。1週間は執筆を兼ねた静養。一緒に飛び立った妻はアムステルダムに行って、娘の家族と共に15日にこちら入りします。

19日には、東京から尾竹君、根本君、木津君が来ます。25日の「水に愛と感謝を捧げるセレモニー」の応援のためです。根本君と木津君は始めてのリヒテンシュタインでラスモス君との業務の打ち合わせも大事な用件です。

今日、事務所に行ったら、すでにセレモニーのために世界各国から20本ほどの水が届いていました。これらの水を一つにして、それに対して愛感謝の思いを捧げ、それを近くのライン川に戻すのです。ホームページを通じてだけのささやかな呼びかけでしたが、こんなにも多くの水が届いていてとても嬉しくなりました。25日にはまだ十日ほどありますので、この分ですと、30本ほどは各地から集まりそうです。

現在集まっている水は、日本が2本、アメリカが15本、カナダ、ポルトガル、フランス、レオン(?)が各1本です。

なお、研究所がもう手狭になってしまいましたので、同じビルの地下1階にある部屋を借りました。冷蔵室などもそちらに移す予定です。来週彼らが来た時にはたっぷりと肉体労働が待っています。


■ 2004年7月10日(土) 龍村仁夫妻との会食

 11月のイベントに是非ガイアシンフォニー第5番を上映したいと思って、その了解を得るために龍村仁事務所に連絡したところ、今日の6時に龍村さんのお住まいの近くのレストランでお会いしましょう、と言うアポイントが取れました。来週の月曜日からまた2週間ほど海外に行くため、今日是非お会いしたいと、2日前にお願いしていたのですが、それが奇跡的に叶いました。しかも、龍村家族と江本夫婦との会食です。

 龍村先輩とゆっくりお話しするのはこれで2回目です。最初は当時私の担当であったPHP研究所の大久保竜也編集員の紹介で、お会いしました。たしか6年くらい前のことだったと思います。龍村先輩は私と違ってアルコール類を一滴も飲まない人ですが、わずか2時間ぐらいの会食時間で私としては完全に波長があってしまいました。というのは、この2時間の間の会話は、お互いが大学時代にやっていたスポーツ、ラグビーの話ばかりだったからです。

 龍村先輩は私より3歳上で京大のラガー、私は横浜市大のラガー、レベル的にははるかに龍村先輩のほうが上であったのですが、共にバックス経験者(ポジションのこと)で話が合い、結局2時間ラグビー談義ばかりをしてしまいました。だから私は龍村さんのことを、龍村先輩と言うのです。

 龍村さんの奥様ゆかりさんは1年ほど前、スーザン・オズボーンさんを連れて、私の事務所に来てくれていましたから、妻も私も存じ上げておりました。その時ゆかり奥様は、おなかが大きく、その年の10月が予定日だったというように記憶しています。私より3つ年上の龍村先輩、僕もこんなに大酒のみでは無かったらなーと思ったことを記憶しています。

 龍村先輩と私はしかしその後何かの時にちょくちょくとはお会いしてはいましたが、改めてアポイントメントを取ったことがなく、ですからどちらかと言えば、6年ぶりの面談と言うことになるのでしょうか。しかしその約束が決まった日の翌日、つまり昨日、アメリカの私の支援者のキャンベル恭子さんから次のようなメールが入って、私はその共時性にとても驚かせられました。

江本様

 9月のUNでの講演会の件ですが、スザンナさんの仲介でUN Japan Club の渡辺様より、Dr. Kazuko Tatsumuraを紹介していただくことになり、Dr. Tatsumuraに通訳をしていただけることとなりました。

 もしかしたら、江本先生はDr. Tatsumuraを御存知かもしれませんが、気やエネルギーをつか ったヒーリングをなさっているそうです。

 明日、UNへいってお会いすることになっております。  
 (中略)
  よろしくお願いします。

キャンベル恭子

 そして出張先の私に、秘書課長の根本君がこのメールに対して、次のように注釈してくれました。

江本所長、キャンベル恭子様:

 キャンベル様、いろいろと大変お世話になっております。

 私の直観では(95%くらいの確からしさ?)、このDrカズコ・タツムラとは、私自身は直接の面識はありませんが(以下のイベントでお会いしましたが、先方は間違いなく覚えていないと思います)、龍村監督のお姉さんの龍村和子さんではないかと思います。

 龍村和子さんは、毎年7月25日直近の土・日に、富士山の五合目で、「思いやりの日」という行事を主催しています。

 2002年7月28日の行事には、私自身も1参加者として参加しています。この時、スーザン・オズボーンも出演し、歌を歌いました。龍村監督自身もトークで出演しました。

 このイベントの中では、世界各国の平和を祈るフラッグ・セレモニーも必ず行われていますが、こちらは、私の友人達がボランティアで協力しています。

 2002年の行事については、以下の五井平和財団のページに記事が載っています。
  http://www.goipeace.or.jp/japanese/activities/news/2002/06.html

 また、今年の「思いやりの日」は、土日の関係で、7月24日・25日に開催されます。
  http://www.omoiyarinohi.jp/

 また、この「思いやりの日」の事務局の久保隆さんは、4月4日の赤羽でのホゼ・アグエイヤス単独講演会の時に、友人を介して紹介頂いていますので、私は面識があります。

 さらに、私が4年ほど前にハワイに住んでいた頃の友人で、ホノルル在住のOTさんは、龍村和子さんをとてもよく知っている方です。OTさんは中川気功(真氣光)とともに、五井平和財団にも関係していて、そういった繋がりかと思います。

 以下のHPからすると、龍村和子さんも、中川気功(真氣光)の施術者です。
  http://www.shinkiko.com/koneticut.html

 ちなみにOTさんは、所長がホノルルで講演をした時に、「根本さんによろしく」と言って来た女性(所長が私にそのことを伝えてくださいました)です。

*****

 キャンベルさんは、まだご存じないかも知れませんが、11月27日と28日の土日には、仮称ピース・ウォーター・フェスティバルということで、IHM主催で東京にて2日間のイベントを行います。

 そこで、ガイアシンフォニー第5番を上映予定です。この件に関して、江本所長は、7月10日の土曜日に、龍村仁監督と面談予定です(まだ必ずしも確定してはいませんが)。

 第5番に出演しているアーヴィン・ラズロー博士にも連絡を取って、出演交渉を進めていくことになっています。そして、イベント当日には、できれば監督とともにトークをして頂ければと考えています。

 この辺はまだ、最終確定ではないので、そのような状況であることをご理解いただきたいのですが、いずれにしても、いろいろシンクロしているので、書かせて頂きました。

 龍村監督やラズロー博士の件、また江本所長との面談の件は、つい昨日、話が進んだことなのです。

 以上、ご参考まで。

 根本 泰行

 もうびっくりです。で私は確信しました。今日の龍村夫婦との会食は、きっとガイアの上映の問題以上のものを生むに違いないと。

 そして結果はその通りとなりました。11月のイベントには龍村夫婦にも全面的にご協力を頂いて、今までのガイア交響曲に出演されていた方々を、条件が合えば出来る限り紹介していただくことが話し合いの結果決まったのです。

 さて今後これがどのように発展しますやら、皆さん、当ホームページからしばらく目が離せなくなったようです。ご期待下さい。


■ 2004年7月9日(金) 岡山・美作地区真言宗研修セミナー

 昨日の午後の新幹線で、今度は岡山まで3時間30分弱の旅です。岡山駅には今回の主催者の一人で私を講師として招くことに多大のエネルギーを費やしてくれた阿形住職が待ち受けてくれていました。会場は車で1時間半ほどの津山市の文化会館です。彼は一度事前打ち合わせに私のオフィスに来てくれたばかりでなく、1ヶ月ほど前に岡山市で行われたLTCの木本さん主催のセミナーにも来てくれましたから、もうすっかり顔なじみです。

 彼は真言宗華厳寺の若い住職さんでまだ30歳を少し越えたばかりの人ですが、それだけに熱い人で、先輩の重鎮の住職さんを熱心に口説き落として、今日の私の講演会にこぎつけたようです。

 同宗派の美作地区研修会は、今年で21回目で毎回1,000名もの檀家さんが集まるという大行事だそうで、それだけに組織がしっかりとしたものであると思いますから、私のような者を呼ぶと言うことに、いろいろと大変であったろうことは想像に難くありません。昨夜のホテルでの長老を含めた懇親会の席上での会話から、今回の研修会は今までに無い革新的な企画で行われるものであると言うことを知り、また責任を強く感じたのでした。

 本当に1,000名の檀家さんでぎっしりと埋まった文化会館での私の話は、結果的に大好評で終わることが出来ました。終わった後の幹部さんたちの表情にも、ほっとしたような顔が見られ、特に阿形さんが本当に嬉しそうな顔をしてくれましたので、私も連日のハードスケジュールによる疲れがいっぺんに吹っ飛んだような感じとなりました。11月には天台宗の教学部長さんたちを前にしての、緊張すべきセミナーが控えていますが、もう心配はなさそうです。


私たちは十日町での講演を終えてすぐに新幹線で東京に戻りました。4時から表記の会合を召集していたからです。

このイベントは私がかねてから考えていた、同じ志を持つものの大同一致を目指したもので私はそのために次のような呼びかけ文を関係先に送付しました。

関係各位                               平成16年6月吉日
                                      株式会社 アイ・エイチ・エム
                                      代表取締役 江本 勝

いよいよ本格的な夏を向かえましたが、皆様方におかれましてはますますご活躍のこととお喜び申し上げます。また日ごろより私が提唱する波動・水・理論につきましては深いご理解とご支援を頂き、誠に有難うございます。

さて、私がちょうど5年前の1999年6月に出版した「水からの伝言」は、お聞き及びの方も有るかと思いますが、その後も順調に世界に進展し続け、現在19ヶ国語において出版発行されており、その勢いはなお止まりません。

それに伴い私は、この4年間に実に27の国から招かれ、100を超えるそれぞれの主要な都市において、講演活動を行って参りました。この間に私の講演会に来ていただいた方は恐らく3万名を軽く超えるものと思います。そして、それぞれの地での素晴らしい人々との出会いは、私に新たなる気づきと、智慧そして使命感をもたらす事となりました。

特に例の9・11事件の後、世界の心ある人の平和を求めるパワーはとても強いものがあり、そのキーワードを”水“に求める人々が多くなってきました。まるで、その渇望を癒すかのように私の「水からの伝言」がタイムリーに登場し、私はいつの間にか、”水による平和の伝道者“という肩書きまで頂戴するようになってしまったのです。

当初は、私なんかとてもその器ではないと思い、ただ単に水の結晶写真の結果について、皆様に報告をして歩くという活動でしたが、あの9月11日の事件をテレビのライブで見てしまったその瞬間から、“平和へのミッショナリー”としての自覚をはっきりと持ちました。

以来、私の各地におけるパワーポイントによるスライドのシナリオは、平和を求めるためのそれへとはっきりとシフト変換しました。そしてそれは、単に講演活動だけでなく、“世界の水に愛と感謝をささげよう”プロジェクトを中心として、各地における“水への祈り”のセレモニー開催という具体的な活動をも包含するようになって来ました。

おかげさまで、私のそのような姿勢は多くの人々の更なる共鳴を得て、世界のあちこちに「100匹目の猿」現象を起こしつつあると私は思っています。特に今年の4月から5月にかけて行われた初めてのアメリカ横断セミナーツアーは大成功に終わり、結果としてこの9月17日に国連本部のスタッフのためのセミナーが彼らからの要請により、開催されることになり、ますますミッショナリーとしての自覚を認識し、身の引き締まる思いをしているところであります。 

以上のような私の最近の状況から、私はいよいよ日本においてもそのような活動を開始し、この日本の皆様の支援を得て、世界で最初に原子爆弾を投与された国として永遠なる世界平和を求めての集会を開催し世界に発信すべき時が来たと考えるようになりました。

そこでご提案です。この際、貴方様をはじめとするこの地球と人類の安寧を求めて、献身的な活動を永年続けてこられた方およびその団体組織が、この際一致団結して一同に集い、多くの市民の方々の参加を得て、上記目的に沿った大デリゲーションをしようではありませんかというご提案です。

別紙のようにそのための企画案を作成しました。まずこれをご覧ください。そしてその趣旨にご賛同頂ける場合には下記に予定している、その大会のための準備委員会に是非ご出席をお願いしたいのです。もちろんご多忙のことでもありましょうし、あまり日もありません。貴方様のご都合が悪ければ、その意を汲む代理の方で結構です。どうぞよろしくご検討のほどお願い申し上げます。

「ウォーター・ピースフェスティバル」準備委員会
日時: 2004年7月7日 午後4時〜
場所: 株式会社IHM 会議室(台東区柳橋1−1−11イーストサイドビル)
内容: 1.趣旨説明
     2.運営方法検討
     3.内容検討
     4.今後の予定
     5.その他(懇親会)

運営方法として基本的には事務局を弊社に置き、弊社がとりまとめをしていきますが、あくまで主催は『ウォーター・ピースフェスティバル準備委員会』という形にしたいと考えております。これを土台に今後の平和活動に対する組織作りをスタートしたいとも考えておりますので、組織にとらわれることなくご参加いただければ幸いです。

また、別紙のような弊社で依頼しております出演、参加予定の著名・有名人がおりますが、皆様方の中でも該当する著名・有名人の方がいらっしゃいましたらご推薦いただきますようよろしくお願いいたします。                                    以上

ウォーター・ピースフェスティバル(仮称)案
日時: 2004年11月27日(土) 28日(日)
場所: 明治神宮外苑 日本青年館
使用スペース
27日・・大ホール(1360名)国際ホール(300名)中ホール(300名)301号室(90名)302号室(63名)303号室(18名)304号室(24名)
28日・・中ホールのみ除いて同じ

(大ホール企画)
27日(土)
午前10時30分〜12時30分
映画「私たちはいったい何を知っているというの」
(原題:What The Bleep Do We Know!?)上映
1時30分〜2時45分 オープニングセレモニー
・ 主催者挨拶
・ 水の詩(うた)発表・全員で合唱
・ 踊り(阿波踊り同好会など)
・ 太鼓(呼魂太鼓)
・ フラッグセレモニー
・ その他
3時00分〜6時00分 特別講演
           「100匹の猿現象の科学」
            ルパート・シェルドレイク博士(予定)
7時00分〜8時00分 10分間の平和へのメッセージ(1)
            ・各界著名人による平和へのメッセージ・パフォーマンス  10名

28日(日)
午前10時30分〜12時30分・・・映画「ガイア交響曲」(予定)
1時30分〜3時00分・・・水の映像とトーク 音楽コーナー
3時30分〜5時00分・・・10分間の平和へのメッセージ(2)
              各界著名人 8名
5時10分〜6時10分・・・「水が伝える平和のメッセージ」
6時10分〜6時40分・・・グランドフィナーレ

出演依頼候補(敬称略)
ルパート・シェルドレイク(イギリス)、船井幸雄、比嘉照夫、七田真、高木善行、中西研二、帯津敬一、榎木孝明、桐島洋子、加藤登紀子、池田良子、中野ジョージ、松任谷由美、美内すずえ、オノヨーコ、ヘーゼル・ハーダ(オーストラリア)、ジョルジョ・ベネディティ(イタリア)、コンラッド・ハルビック(ドイツ)、ペイト・グレイグ(アメリカ)、ラスモス・ガウプ(オーストリア:リヒテンシュタイン研究所 主任研究員)、ホピ族、チェロキー族代表、ほか。               以上

これに対して、実に30名余の方が出席してくださり、次のような進行で会議が進み、皆さんでこのイベントを成功させようと言うことで決定しました。

2004年7月7日午後4時から

ピース・ウォーター・フェスティバル準備委員会 第1回会合

概 要

  • 尾竹常務(IHM)
    • 呼びかけに対し52団体が趣旨に賛同してくれて、24団体が来てくださっている。
    • 今日の流れの説明。
  • 葉坂室長(IHM)
    • 今月から赴任したばかりの新任。仙台で会社をやっている。
    • 5月23日にイベントを企画し、高円宮妃殿下が来られた。
    • IHMは、愛・感謝の提案をしている。
    • 私は皆さんと近い立場でもある。
    • 以下スライドによる説明が始まる(アメリカ講演ツアー、結晶をモチーフにした映画の予告編など)。
    • 江本勝の決意について。
  • 江本所長(IHM総合研究所)
    • 7月22日は自分の61歳の誕生日。
    • 「水からの伝言」は、文学的な手法であって、科学ではない。
    • 1999年7月25日の琵琶湖、2000年8月25日の幣立神宮、2003年7月25日のイスラエル・ガリラヤ湖、今回のアメリカ講演の大成功。
    • 「100匹目の猿」現象が起こっている。
    • 私たちはマスコミなどによりネガティブなものを見せられるが、「幸せな人は一杯いるんですよ」という名護さんの話(ガイアシンフォニー第5番)。
    • 日本人が行うべき。東方の3博士、アインシュタインの日本人への期待など。
    • 「だいわ」「やまと」など、大きく和すること。
    • 神道、振動、そういう智慧を世界の人々に惜しみなく分け与える。
    • 大麻の技術、大麻の応用加工。
    • 世界のどこに行っても、日本人は受け入れられる。
    • 七田先生の3万5千人の子供達。これから世界中で活躍するであろう。
    • 聖徳太子の「和を以て、貴しと為す」。
    • なんでこんなに儲からない会社を18年もやっていたのか。今まで皆のせいにして来たけど、よく考えたら、皆が悪いんではなくて、自分が儲けるのが好きではなかった、ということ。
    • 月刊「波動」については、6000名の方が購読してくださっている。この月刊誌をこの運動のためにご利用いただくのも良いのではないかと考えている。
    • 良い情報をポジティブに出していく。共通の広場として活用できればよいのではないか。
    • 広告はやめる。広告は別の媒体を使う。
    • PR誌は別に作る。
    • 全員が共通の仲間なんだと思っている。
    • NPOを作りたい。地方のNPOの人達ともよく会うが、とても頑張っている。NPOが資本主義に変わるであろう。NPOの名称も皆と一緒に考えたい。
    • 11月27日と28日の日本青年館は既に借りてある。
    • 当初、ルパート・シェルドレイク先生を考えていたが、スケジュールが都合つかないということなので、ライアル・ワトソン先生に声をかけたいと思う。
    • 今回の開催のギャランティーはIHMがする。
    • ご理解ご検討をお願いしたい。
  • 七田眞先生(オフィス七田)
    • 波動に共鳴するのは、右脳の働きである。
    • 心の教育、愛の教育、波動の教育を行っているので、気持ちよく受け入れられている。知の教育ならば、ここまで広がらないであろう。
    • 子供達は波動のことがよく分かる。胎児だともっとよく分かる。
    • 3ヶ月から4ヶ月の赤ちゃんは、波動言語で話す。テレパシー。
    • この頃は羊水の綺麗なお母さんは少ない。でも胎児に話しかけて、「羊水を綺麗にしてね」と頼むと、綺麗にしてくれる。羊水美人。
    • お母さんの病気を治す力もある。生まれるときも、スーポンと生まれてくる、ことができる.
    • こちらのリンゴの木に愛を送るととても良くなるが、あちらのリンゴの木を無視、あるいは悪い言葉を送るととても悪くなる。
    • 普通の水道水をそのまま調べると、やや酸性で黄色になる。子供達が1分間愛を入れると、アルカリ性に変わり、青色になる。
    • 7月は七田の月。皆で地球の空が綺麗になるイメージを持つことにしている。横浜工業大学が大気の汚染を調べると、実際に綺麗になっているが、彼らはその理由を知らない。
    • 昨年7月は二重の虹がたくさん出た。
    • この頃の子供さんは綺麗な心の子が多い。生まれる前から光の使者であり、愛の使者である。
    • 親が子供に教わる。
    • 子供達は波動で本を読む。
  • 飛谷ユミ子先生(七田チャイルドアカデミー)
    • 波動速読の話。本をパラパラめくって内容を理解することができる。
    • 白紙の本にタイトルを付けて、速読をさせると、そのタイトルに書かれた問題が解ける。
    • 料理した豆を発芽させることができる子供達がいる。
  • 中澤英雄先生(東京大学)
    • ドイツ語を教えているがこれは左脳の勉強。
    • 五井平和財団では、世界平和の祈りをピースポールなどによって広めている。ごく単純に世界の平和を祈ることを勧めている。
    • 自分の学問と平和運動の二足のわらじ。
    • 龍村監督や村上和雄先生も五井平和財団の評議員。文化の面から日本を変えていこう、少しでもポジティブな方向に行けばいいなあ、と思っている。
  • 龍敬子先生(龍敬子ギャラリー)
    • 江本先生も私も、守りの本尊は大日如来。
    • 青山学院でクリスチャンの教育も受けている。水伝3の中の幣立神宮とヤハウエの文字見せに感動した。
    • 龍神の絵を見せた水の結晶に、龍神の姿と龍神の目が出たことに驚いた。
    • 私は見えなかった世界を絵にした。江本先生は見えなかった世界を結晶写真で見えるようにした。
  • フミ・ジョーンズさん
    • 江本先生は偉大なる天命を持っている方です。
    • 世界が一つになるように、地球が一つになるように、日本人が活躍することが本当に嬉しい。
  • 尾竹常務
    • ご案内に大体の構想を書いたが、単なるイベントの打ち合わせではなくて、今後志を同じにする活動団体を立ち上げる構想の下、意志の確認をしていきたい。
    • この活動の同意をして頂く中で何かあれば…。
  • 村田幸彦先生(バイタルウェーブ)
    • バイタルウエーブという会社とサトルエネルギー学会の理事という二足のわらじ。
    • 今回の趣旨に賛成だけれども、現実の世界と平和の世界を繋げることが大事ではないか。
    • 水の世界にも、燃やせる水や、洗剤なしに洗うことのできる水が登場している。
    • 皆自分の技術が最高と言っているが、現在、結集しつつある。
    • 汚泥が出ない、すなわち有機物が完全に分解できる水処理というのがある。
    • 現実を見ていく部分もひつようなのではないだろうか。
  • 尾竹常務
    • 52団体が賛同してくれているが、今後様々なセクションで協力をしてもらう。
    • 実際の運営は社長室室長の葉坂が窓口となる。(事務局)
  • 七田眞先生
    • アメリカの脳関係の学会などでは、著名な先生方が多数参加する。講師の先生もお金を払って参加する、という形態がある。
  • 江本所長
    • 「波動」という看板を下ろしていく。波動はもうよいではないか。中心は、「心」。
  • 井上祐宏さん(波動医学研究会・風水環境科学研究所)
    • 率直な意見として、映画の予告編は素晴らしい。
    • ガイアシンフォニー第5番も、最初はたるかったが、よいのではないか。
    • 月刊「波動」の名前を変えるというのは、大英断だと思う。
    • 趣旨に賛同する。
  • 尾竹常務
    • 今ご提案いただけるものがあれば、聞かせていただきたい。
  • 江本所長
    • ライアル・ワトソンにアプローチしているが、この先生はどうですか、というのがあれば、お願いします。
  • 宮崎さん(十字の漢方)
    • 5月22日に名古屋でコンサートをしてもらった喜納昌吉さんはどうですか。今での客層とは異なったところから人を集めることができる。
  • 井上祐宏さん
    • ガイアシンフォニーに過去に出た人はどうですか。佐藤初女さん、アーヴィン・ラズローさん、ラブロックさんなど。
  • 高林純子さん(いやしの村)
    • 中西さんの会では、スーザン・オズボーンさんが出てくれましたが、どうでしょうか。
  • 嘉峰海さん(嘉峰海クリエーション)
    • 牛島正人さんというボイス・トレーナーの方はどうでしょうか。この人はスーザン・オズボーンさんの日本の歌のCDのプロデューサーです。
    • ミネハハさんという歌を歌う方がいます。彼女は水の歌をたくさん歌っています。
  • 佐倉直海さん(光フォーラム)
    • 窪塚洋介君の手術が先月、だいたい終わりました。彼は江本先生と出会って今のようにいろいろな本当のことが言えるようになった。
  • 江本所長
    • 窪塚君の復帰のステージとして、出てもらったらよいのではないか。
  • 鈴木さん(サトルエネルギー学会)
    • 現実にこうして命がけでやっていらっしゃるのを見て感動している。
    • 名称は、ウォーター・ピースではなくて、逆の順番のピース・ウォーター・フェスティバルがよいであろう。
    • 水はあらゆる物質の中心にある。一番波動を転写させやすい。
    • 水・意識・心をリンクさせて世界に向けて情報発信していくのがよいのではないか。
    • 「水」というキーワードで行くのがよいのではないか。みんな分かりやすい「水」に絞って話すのがよいのではないか。
  • ドイツから来たパトリックさん(五井平和財団)
    • ミュンヘン大学のマヤタッシュ教授が、3週間前の政治学関係の学会で、政治学の将来にとって、江本先生の教えが重要であり、学生は皆江本博士の教えを聞くべきである、と述べた。
    • 現在、世界の大学という場でこのようなことが起きている。
  • 飛谷ユミ子先生
    • ジェームス・トワイマンが8月に来日して、「インディゴ」という映画を上映する。
  • 尾竹常務
    • 実行委員をやってもよいという方がいらっしゃったら、挙手してください。

挙手してくれた人
・ 井上祐宏さん(波動医学研究所)
・ 鈴木さん(サトルエネルギー研究所)
・ 望月さん(IHMネットデザイン)
・ 宮崎さん(十字の漢方)
・ 田中さん(アイランド)
・ 龍敬子さん(龍敬子ギャラリー)
・ 七田眞さん(オフィス七田)
・ 馬場淑子さん(リメンバーワン)

終了

懇親会
以上

この中で、超ご多忙にもかかわらず、七田眞先生がわざわざ島根県からご出席いただき、しかも実行委員まで進んで引き受けていただいたことは、思いがけず、感激いたしました。16日に具体的に第1回の実行委員会が開催されいろいろなことが決まってゆくと思いますが、その都度当ホームページでも発表してゆきますので、どうぞご期待下さい。

まお、このイベントに何らかの形で参加ご希望の方は、大歓迎ですのでメールなりお電話でお問い合わせ下さい。


■ 2004年7月7日(水)−1 十日町全国雪サミット

昨日の午後から新潟県十日町入りしました。今日から第7回全国雪サミットが当地で行われ、私は朝の10時から基調講演の講師として招かれていたからです。例によって妻と二人で近くの温泉つき宿舎でゆっくりしようということで、現地の人に予約してもらったホテルに行くと、そこは何と一年半前に私が地元の理容業組合とEMグループに招かれて2日間に渡りセミナーを行った会場でした。その時は私一人で投宿したのですが、東電と鹿島建設が開発したゴルフ場・温泉つきのリゾートホテルで、私がとても気に入って、妻に一度一緒に行こうよ、といっていた所でした。

結婚して36年にもなりますが、安かったので初めて檜造りの家族風呂なるものにゆっくりと入って、これまたお値段の割にとてもおいしい食事を済ませた後、妻がカラオケルームを見つけて“久しぶりにお父さんの歌が聞きたくなった”ということで、ショータイムとなりました。

ところがこれが余り楽しくなかった。自分でもそう思ったのですが妻が“お父さん歌が下手になった”と言うのです。ウーム、これはどうしたことか、声がぜんぜん出ません。やはりカラオケもしょっちゅう行っていないと駄目なのだなと、思わされたのです。飲み屋さんにも最近は余り行かなくなったし、カラオケもこうなってしまって、なんだか寂しくなってしまいました。でも私には講演というステージがあります。それも最近は国の内外で、年に100回ほどもその機会があります。ですからあまり何でもかんでも欲張っていてはいけません。江本勝よ。今後の人生を講演というステージに賭けよ、という神(さん)のお告げと思って、脱カラオケ宣言でもしましょうか。

さて翌日行われた全国雪サミット、国や多くの市町村が後援する由緒ある大会です。このような晴れ舞台で基調講演が行われるなんて、最高に幸せな男です。このような機会を与えてくれた雪の結晶さんに大感謝しつつ、そのメッセージを皆で考えていきましょうと提言して、参加された全国の豪雪地帯の皆様250名余の大きな共感の拍手を頂くことが出来ました。

カラオケルームではこんなに一杯の人からの拍手は貰えません。そう、脱カラオケ宣言をします。


 1週間ぶりの出社で、朝から会議や来客をこなした後、新宿紀伊国屋シアターで行われた、ガイヤ交響曲第5番の試写会に出掛けました。時差ボケがひどかったので(短い滞在のほうがなかなか時差ボケが抜けないのです)、途中寝てしまうことを恐れ、何度も同道の妻にその時はひじ鉄で起こしてもらうように頼んでいたのですが、結局2時間半、その心配は全くありませんでした。

 やはり龍村さんの映画はいつも思うことですが、強いヒューマニズムの魂に溢れたものですので、その魂を信条としている私の心をいつもきっちりと掴んで離しません。特に今回は奥様の献身的な出演(?)があって、最後のシーンには妻ともども大いに泣かされました。皆さんもぜひご覧になってください。

 それが終わって、今度は池袋のサンシャインのプラネタリウムに行きました。プラネタリウムの企画デザイナーの方が、「水は答えを知っている」というテーマで、私どもの水の結晶の写真を満天に輝く星空に投影して見せてくれているということで、今日はかねてからそれを鑑賞に行くと約束をした日でした。

 ちょうど7月16日号の「週刊朝日」がそのことをグラビアで紹介してくれていますので、どのようなことであったのかを、その文章から引用させていただきましょう。

 頭上に広がる満天の星空に浮かび上がるのは、「水の結晶」。まるでガラス細工のアクセサリーのように微細で可憐な輝きを放っている。
  東京・池袋のプラネタリウム「サンシャイン スターライトドーム“満天”」。星空を投影する通常プログラムのほかに、午後7時から1時間上映しているヒ−リングプログラムが話題を呼んでいる。(以下略)

 イヤー!!良かった、良かった、美しかった、感激でした。このように自分たちの作品が大きな光の像で天空に浮かび上がって、優しく見下ろす姿を見て、まるで人事のように改めてその神秘的な美しさを感じるのでした。“誰があの写真を撮ったのだろう?”なーんて。

今度こそ寝てしまうかもしれないと思っていた私、ぜんぜん心配無用でした。でもおかげさまで、今回の時差ボケはしばらく続きそうです。


■ 2004年7月4日(日) 山口式霊氣セミナー

 昨日リヒテンシュタインから無事帰国しました。しかし草鞋を脱ぐ暇もなくと言った感じで、今日は大井町のキュリアンで行われた山口式霊氣セミナーの講師として、行ってきました。

 主催者の山口忠夫さんは、波動インストラクターの資格を持った人で京都の出身です。5年ほど前から山口家に代々伝わっていた直伝霊氣をお母様より引継ぎ、弟子を集められるようになり、この前は京都会場で、今日が東京会場で同会発足の5周年記念講演会を行われたのです。

 霊気と言うのはご存知の方も多いと思いますが、日本生まれのヒーリング手法ではあるのですが、外国で大きく育ち、日本に逆輸入したかたちで最近国内でも大きく広がってきたものです。このようなケースは他にも沢山あり、僕の結晶写真もどちらかと言うとそれに近いものと言えます。

 この裏には日本人は新しいものをすぐには認めたがらないと言う習性があるのではないか、と言う人がよくいます。或いは島国根性がなかなかなくならない、出る釘は打たれる国、などとも言われます。でもそれだけに1度この国を出て海外で揉まれて評価を得たものは、もう定着すると言う傾向にありますから、そこはドライに考えて、自信のある新しい技術を持ったり開発したりする人は、インターネットを駆使してどんどん海外に発信をしてゆくべきであると私は思います。急がば回れかもしれません。

 山口さんの場合は、弟子が海外に出て行って山口式霊氣を海外で普及した結果、今度は山口さん自身が、オランダやドイツ、イギリスから呼ばれてワークショップをやることが最近決まったそうです。本当に良いものは彼らは素直に評価してくれます。どうか皆さんも視点を海外に向けてお考えになられたらいかがでしょうか。特に日本に古来から伝わる技術や考え方、作法をお持ちの方にはお勧めしておきます。


■ 2004年7月1日(木) リヒテンシュタインにて
  28日の朝7時に家を出て、18時間後の同日6時、私はリヒテンシュタインの研究所に着きました。慣れてはいるものの、やはり60を過ぎるとこの長時間の移動はかなり応えます。

 今回の出張の目的はドイツのミュンヘンから近いところに井戸を持つ、あるミネラルウオーター販売会社との業務提携契約のためです。本来ならマネージャーのラスモス君に任せても良いのですが、こちらに研究所を設立してからの初めての契約ですから、私が直接に立ち会うことにしたのです。

 30日に往復6時間の時間をかけて臨んだその契約は、とても気持ちよくスムースに移行し成立しました。幸先の良いスタートです。事前にラスモス君が充分に根回しをしていたからです。良い人材をヨーロッパの地で得たものです。これでしばらく研究所の運営は安泰で、本格的な研究体制が取れることでしょう。

 さて、また明日は6時にホテルを出てミュンヘン空港からウイーン経由、関空、そして羽田への長い帰路の旅です。そしてその翌日はもうセミナーが入っていて体内時計が普通の人だったらおかしくなってしまうでしょうに、何とかなってしまうから不思議です。やはり強い使命感が支えてくれるのでしょう。

今回も日本に帰ってから沢山の予定が待っています。そしてまた12日にはこちらに参ります。25日の愛・感謝デー・プロジェクトを今回はここリヒテンシュタインのライン川で行うからです。アーいそがしや、いそがしや。

では、また日本に帰ってから御目文字いたします。



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