治療を主体にするのではなく、「病気にならない医学」「未病の医学」の実践を掲げるNPO法人日本綜合医学会の北海道総支部設立記念大会が21日午後1時から札幌市中央区北5西7の京王プラザホテル札幌で開かれる。
同医学会は明治時代の陸軍薬剤監で、「食養」を唱えた石塚左玄の思想を受け継ごうと1954年、二木謙三・東京大名誉教授を初代会長に設立された。玄米・野菜・豆類・少量の魚を中心とする日本の伝統食を推奨し、病気予防に軸足を置いた「食医学」を目指している。会員は医師、医療従事者、栄養士、保健師、自然食品の製造・販売関係者、消費者で構成しており、誰でも参加できる。
設立大会では、食品添加物の実態を明らかにしたベストセラー「食品の裏側」の著者で食品ジャーナリストの安部司さんが食品の安心・安全をテーマに記念講演する。
「真の健康は食育と予防医学から」をテーマにがんやメタボリック症候群について考えるパネル討論を予定。パネリストは学校法人「池上学園」の池上公介理事長、医療法人財団「夕張希望の杜」理事長の村上智彦医師、同学会副会長の田沢賢次・富山医科薬科大名誉教授ほか。
午後5時閉会予定。当日券2500円。北海道総支部事務局は財団法人「北海道食と健康財団」内(011・736・3000)。【山田寿彦】
毎日新聞 2007年10月21日