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10/20-12:33--とことん「お宝」探し　備前焼まつり　40万点格安販売

　「第２５回備前焼まつり」（同実行委など主催）が２０日、備前市伊部地区で開幕した。２日間の日程で約４０万点の備前焼が格安で販売され、初日から多くの愛好家らが詰め掛けた。 　備前焼伝統産業会館（同市伊部）前で行われた開会式で、県備前焼陶友会の寺崎和男理事長、西岡憲康市長が「世界に誇る備前焼の魅力を存分に楽しんでほしい」とあいさつ。テープカットで開会を祝い、備前焼をＰＲする「ろくろ踊り」が披露された。 　ＪＲ伊部駅周辺には、４カ所の特設売り場が設けられ、同陶友会所属の陶芸家約２００人の花入、茶器などの作品を通常の２割引で販売。会員以外からの出品も合わせると計約４０万点に及び、訪れた人は熱心に品定めをしていた。 　有名作家の作品も入った福袋（１〜３万円、５万円）は、今回も販売開始直後から長蛇の列ができ、ろくろ体験や茶席などのほか、国特別史跡・閑谷学校（同市閑谷）への無料シャトルバスも人気を集めていた。 　会場には臨時駐車場もあるが、主催者では特別増便するＪＲ赤穂線の利用を呼び掛けている。

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