『20歳までに5000冊』企画　日誌

■[日記] 23:10

私って、このブログを読んでる人に「SFファン」だと思われてるんだろうか？なんと表現したら良いのか分からないけど、狭い意味での「ファン」っていうか。「好き」というよりは「信者」みたいな、そんなニュアンス？私の中では「ファン」であることと「好き」であることって、若干の違いがあって、その違いは私にとっては大きな違い。私は「SF好き」だけど、「SFファン」じゃないんだよね、自分の中で。私はどんなジャンルのファンでもない。だから、「SFファンとして」みたいな言葉って一回も使ったことない。SFファンとして読むことなんてしたことないと思うんだけどな。私はいつも私として読んでいる。かなり大袈裟だけど、生まれてからその瞬間までを生きてきた自分として読んでいる。私はそうすることでしか本が読めないし、そうすることが私にできる最も誠実な読み方だと思う。私はファンになるのではなくて、フィルターをかけることを選んだし、たまたま今はSFフィルターが身につけたいだけで、SFファンかと言ったら、それは絶対に違う。今日、「SFファンとして云々」みたいなことを言われて、戸惑ったし、傷ついたし、悔しかったし、悲しくなった。

あと、私が腐女子になったのは道を踏み外したからじゃないし、腐女子にならなかったら精神的に崩壊してた。私はSFファンである以前に腐女子だよ。そこは譲らない。怒ってもおかしくないのに、同人誌の即売会にわざわざいらっしゃって、サイン会までしてくださる作家さんを前にして泣きそうなほど感激した。その直後だっただけに、「踏み外した」と言われたことは本当に本当に本当にショックだった。

要するに、SFが好きなことは確かだから、文脈によっては「SFファン」だと言われることは構わないんだけど、いかなるジャンルにおいても「○○ファンとして」みたいなことを言う「○○ファン」にはならない、というのが私の定めた掟なの。腐女子は私の魂の属性（笑）だから「腐女子として」というのは違和感がないんだけどね。

そんなわけで、ここをどうするか考えてる。突然消えたら、ごめんなさい。