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食品汚染告発の中国人ジャーナリスト無事確認
このニュースのトピックス:食の安全
中国の食品汚染の実態を明らかにした「中国の危ない食品」(草思社)を今月日本で翻訳出版した北京在住の中国人ジャーナリスト、周勍さんが14日に日本から北京に戻った後、一時連絡が取れない状態になっていたが、17日に無事が確認された。関係者が明らかにした。
共産党の第17回党大会が開かれている北京では、開会前から治安当局が陳情者や人権派弁護士を拘束するなどしており、周さんは、中国当局が身柄拘束など過剰な対応を取ることを警戒して友人宅などに身を隠していたという。
「中国の危ない食品」は、工業用添加剤を加えた粗悪な粉ミルクなど食品汚染の実態などを報告している。(共同)