大坊 聡
Profile
大坊 聡
大坊 聡(だいぼうさとし)
東京営業所
2004年入社
観光学部 観光学科卒
根っからの野球好き。幼少期より大学までの15年間、野球を続けてきたことにより、厳しい上下関係のなかで心身ともに鍛えられた。
キャリアステップ
2004年4月〜
入社。 東京営業所 配属
One Day スケジュール
8:00
出社。PCを立ち上げて喫煙ルームにて一服。先輩と週末のトピックスや世の中のニュースを話題にし、コミュニケーションを図る
8:20
ジュースを飲みながら、メールチェック(コーヒーはほとんど飲まない)
8:30
業務開始。昨日のトピックス(出張先の情報・電話での情報入手事項)を関係者へ知らせる
9:30
社内打合せ実施
11:00
午後の出張のための資料準備
12:00
昼休み。食堂へ行き昼食をとる
12:30
移動
14:00
顧客訪問・打合せ
17:00
帰社。必要連絡を行う
18:00
翌日の優先項目をメモに残し帰宅
DIARY
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[仕事内容]
建設機械・重機向けの塗料を営業しています。
写真

これは模型ですが、こういった建設機械の製造に用いる塗料を営業しています。

営業担当、大坊です。体育会系です。ヨロシク!
私が担当しているのは、工業用塗料。なかでも、建設機械や重機メーカー約20社を担当して営業を展開しています。
基本となるミッションは、お客さまごとに売上・利益目標計画を立て、それを達成するための営業プランを考え、遂行することです。
では、具体的にどんな活動をしているかご説明しましょう。


まずベースになるのは、定期的な顧客訪問。
だいたい月1回のペースで訪問するようにしています。訪問先は顧客の工場になるため、東京都内ではなく千葉や茨城など遠方がほとんど。車で数時間かけて行き、商談・打ち合わせを行います。写真 訪問先では、生産台数や塗料不具合の有無を調査したり、何か困っていることや改善してほしいことなどをヒアリングします。そしてもちろん、新商品の推進PRも忘れません。
私の担当も大手企業から中堅・中小企業までさまざま。また、お客さまがお持ちの技術ノウハウもさまざまです。塗料についてあまり熟知されていないところもあれば、「塗料のプロ」のような職人気質の方がいらっしゃるところもあります。いずれにせよ、納得してもらえる説明やデータを準備して伺うことが重要になりますね。いつどんな話になっても大丈夫なように、私のカバンのなかはいつも技術資料でいっぱいです(笑)。

写真 次に、課題の整理。
顧客訪問によって入手した情報を整理し、社内の関係部署へ連絡します。技術的な裏付けデータがほしければ開発部門へ。納品について確認が取りたければ生産部門へ、といった感じです。そして、お客さまへ回答をフィードバック。
塗料という製品はある意味、生もの(実際、品質保証期限は6カ月なんです)なので、納めて終わりではなく管理・使用方法までしっかりアドバイスしないと、望ましい性能が得られません。そのため、普段からこうした細かい対応をマメに行うことが、営業活動における重要なポイントになります。

そして最後に、クレーム対応。
写真 塗料は、それ自体が半製品であるため、同じ製品を納品しても使用方法次第でどうにでもなってしまうという宿命を持っています。そのため塗料メーカーとしては、塗装方法や管理方法についても細かくアドバイスしなければなりません。でも・・・、それでも起こってしまうんですね・・・、不具合すなわちクレームというものが・・・(涙)。
クレームが発生した時には速やかに塗料サンプルを回収し、社内で同じ事象が見られるか再現して検証します。条件と事象の関係性を明らかにしたうえで、検証結果をお客さまに報告し、再発防止のための改善策を講じるようにしています。
商売にクレームはつきものですが、なかには非常に厳しいクレームもあります。まあ、それもこのブログでお話ししていくつもりです。ご期待(?)ください。
[やりがい]
自分を売っている、というところがあります。
少し仕事の説明が長くなってしまいましたが、だいたいわかってもらえたでしょうか。
こうした営業活動を展開しているなかで、特に私がチャレンジしているのは、VOC規制に伴う環境配慮型商品への置換。今は環境保護に関する規制が厳しくなっているため、環境対策商品を数多く手がけている日本ペイントにとっては大きなビジネスチャンスでもあります。塗料の置換に伴う課題をちゃんと解決する説得材料を用意し、商品置換の成約に結びつけたいですね。
また、パワーフロートに代表される高付加価値商品への置換にも力を入れています。パワーフロートは、かく拌を止めても顔料が沈降しにくいという画期的な電着塗料。日本ペイントが持っている技術力をしっかりアピールし、これらの高付加価値商品で市場を席巻したいと考えています。
いずれにせよ営業ですから、新規取引や商品置換を含め、契約が決まるとやはりうれしいですね。足繁く通っていろいろな働きかけを行い、最終的にこちらの提案が受け入れられた時には営業冥利に尽きます。商品と一緒に、私・大坊が受け入れられたという喜びです。そういう意味では、「自分を売っている」とも言えるのでしょうね。
写真
[メッセージ]

「ネタ」を持っていると強いです。

私の場合は、ずっと野球をやっていたのでそれをネタに話をし、50代の野球好き担当者のハートをつかんでいました(笑)。
若い営業担当者という事がプラスに作用し、結構かわいがられましたね(今もかわいがられていますが)。
写真 これを読んでいる皆さんも、何かひとつ、相手の心をつかむことのできる「ネタ」を持っておけば強いのではないでしょうか。それは入社試験の面接においても、社会に出てからも、きっと力を発揮すると思います。
入社試験といえば、私が日本ペイントに内定をもらったのは何と大学卒業間近の1月。あ〜、この話もおもしろいのですが、話し始めると長くなるので、これもまたの機会にとっておきます。お楽しみに! ではまた!
posted at 2007.1.Oct

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