2007年10月18日(木)
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23時00分更新
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7歳と2歳の兄妹殺害で母親を逮捕
今年8月、出雲市のアパートで幼い兄妹が死んでいるのが見つかった事件で警察は18日、この兄妹の母親を殺人の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは出雲市天神町の会社員、五十殿眞弓容疑者40歳です。 五十殿容疑者は今年8月9日に自宅のアパートで、長男の和矢くん当時7歳と長女の亜弥ちゃん当時2歳を、首をしめるなどして殺害した疑いがもたれています。 五十殿容疑者は、事件発生当時浴室でぼうぜんと座り込んでいて、手首にはカミソリでつけたと見られる傷が数本あり、出雲市内の病院に入院していました。 警察は五十殿容疑者に責任能力があると判断、退院した18日の午前10時過ぎに殺人の疑いで逮捕しました。 五十殿容疑者は容疑を認めており、警察は無理心中を図ったとみて動機などについて取り調べを進めています。
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人権救済条例で抜本的見直し求める
人権侵害の定義が曖昧などと指摘されていた鳥取県の人権救済条例。 見直し検討委員会が求めたのは抜本的な見直しでした。 鳥取県の人権救済条例は差別や虐待など8項目の人権侵害に罰則規定を設けて救済策を講じる内容ですが、人権侵害の定義が曖昧だなどといった問題点が指摘されたため、有識者などで作る委員会が18日、見直しにむけ意見書を取りまとめました。 意見書では人権侵害について、個々のケースについて妥当な救済策を検討することが必要で、広範な問題にひとつの条例で対処するには無理があるとしました。 また罰則規定についても氏名公表された加害者に対し、新たな人権侵害が発生する恐れがあるなどとしています。 その上で子供の人権侵害や差別問題など、3つのテーマに絞った新たな人権救済制度の創設を検討するよう求めています。 検討委員会は意見書を来月2日、平井知事に提出する予定です。
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出雲市で白骨発見7月豪雨で死亡の男性
今月13日、出雲市の神戸川沿いの畑で見つかった白骨化した男性の遺体が、去年の7月豪雨で行方不明になっていた出雲市の男性と判明しました。 遺体で見つかったのは、出雲市佐田町の三島政治さん当時76歳です。 今月13日に出雲市乙立町の神戸川左岸の畑で見つかった白骨化した遺体を、島根県警がDNA鑑定をした結果三島さんと断定されました。 三島さんは去年7月19日の午前2時ごろ、妻と孫を車に乗せて避難所に向かう途中、神戸川に転落したと見られています。 妻と孫は転落したとみられる場所から、約20キロ下流で遺体で見つかっており、三島さんはさらに3キロほど下流の地点で、災害から約1年3か月ぶりに発見されました。 これでこの水害での死者は4人となりました。
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