もう3時か、
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もうすっかり秋ですね、ではとっておきの怖い話を

1 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 01:21:39 ID:GRFKuz6q0
聞かせていただけると感謝します。

パソコンから書き込みをされる場合はある程度
書きまとめてから投下されるとありがたいです。

尚、荒らし等が発生した場合は出来るだけスルーでお願いします。

2 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 01:22:41 ID:mYnhKyv30
9月なのに暑すぎる!

3 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 01:30:47 ID:Sb8pQS0DO
今年は暖冬だそうです!

4 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 04:24:27 ID:OB2vyNhXO
おいらの力が及
ばず身勝手な発言をする外野が暴れてしまい、真面目に話をレスして下さった方や暖
かく見守って楽


でいて

れた皆さんには本当にご迷惑をおかけしました。(*'ω')

5 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 08:40:53 ID:c9GEbUEt0
コテハンが叩かれるのは、2ちゃんねるの伝統だから気にするな
って慰めの言葉を掛けようかと思ったけど、
全然気にしてなさそうだから、やめとくわ

6 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 08:46:38 ID:cHyOYgFZO
>>1

7 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 09:03:48 ID:WxzD/kjqO
ぽぽろはもう来るなよ

8 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 09:45:06 ID:TCzGmI2yO
スレ立て乙です!
ウラトガシ降臨待ち

9 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 12:28:31 ID:fUN+fMri0
トウガラシは期待されすぎて、プレッシャーに耐えられず
逐電しましたよ

10 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 12:36:02 ID:ROotPuI9O
携帯とパソコンの見分け方を教えてください

11 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:16:47 ID:WxzD/kjqO
トウガラシは俺が殺した

12 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:25:27 ID:x7rYHkcz0
通報しました

13 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:30:36 ID:APV+2BoBO
>>10
IDのケツ 0ならPC Oなら携帯

14 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:30:37 ID:Sw7yoagJ0
>>10
IDの末尾が0とO。どっちがどっちかは自分のレスみて判断してくれ。

15 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:31:23 ID:Sw7yoagJ0
かぶった上に自分のほうが不親切 orz

16 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:33:10 ID:fMEdma73O
IDの最後見比べるよろし

17 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 13:54:49 ID:rSk0G4k40
>>14-15
貴様の誠意は通じたと思う。

18 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 14:18:15 ID:ROotPuI9O
>>13-17
ありがとうございます
どこに行っても携帯ってのを当てられて…やっとなぞが解けました

19 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 14:29:34 ID:gXVkm6WU0
>>18
それこそオカルトだと思ってた?w

20 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 14:35:50 ID:ROotPuI9O
ちょっとだけ恐かったですね

21 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 14:59:10 ID:V4+IIu6e0
時々末尾がPの人もいるよw

22 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 15:22:37 ID:cMJqkX7z0
教えなければ、ずっとスリルを味わえたのに!

23 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 15:31:08 ID:dbl2ywYgO
可愛いよ>>18
抱いてあげる

24 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 15:42:26 ID:Uw+mo2mPO
やばい可愛いw

25 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 15:44:55 ID:Uw+mo2mPO
あ、携帯なら
http://s.s2ch.net/
これを使うと分かるように

26 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 17:49:56 ID:Q8YqSR3F0
ぽぽろさん
前スレ最後の続きを頼む。

27 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 19:15:01 ID:uGCXI2ef0
ぽぽろは殺す

28 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 19:41:08 ID:7DuzSftHO
>>14-15
君は良い奴だよ!
来い!抱いてやる!


29 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 22:34:11 ID:PNbyPNykO
1乙
記念カキコ!

30 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 22:36:57 ID:PNbyPNykO
1
普段では有り得ない場所や時に意外な者に出くわす事がある
そんな時は用心した方がいい。
彼の体験した話こうだ。
その日、都心の職場から自宅のある東京郊外の駅に着いたのは深夜零時を回った頃だった。
タクシーは既に列が出来ており、彼は家まで30分の道のりを歩く事にした。
東京の外れだから、駅から15分も歩けば、自宅までは街灯も少なく、歩いている人もいない。
夏も終わろうとしているちょうど今ぐらいの時期で、道の暗がりのあちこちから虫の声が聞こえる。
パス通りから住宅街に入る少し手前に交番がある、無人ではなくいつも一人は警官がいる。
住宅街の暗い道を入りしばらく行くと小さな公園がある。
一応遊具はあるのだか、誰も乗る者のいない今は少しうらぶれて見える、街灯も少なく暗い。
その暗い公園に、何か白い物がうずくまっている。
彼は目をこらしてよく見てみた、細い腕がある。
彼は一瞬ギョッとした、深夜の公園に子供がいる。
知らず知らずの内に、彼は子供に近付いて行った。
確かに子供だった、肉感のある生身の男の子。
年の頃は小学一年生くらいだろうか。
地面にしゃがんで、木の枝で砂に何かを書いていた。

31 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 22:38:38 ID:PNbyPNykO
2
今の時代、母子、父子家庭も多く、彼の子供達の通う学校にも、そういう家庭が増えていた。
あるいは母親は深夜まで働いているのか。
部屋に一人でいるのが淋しくて、親がこの道を通るのを待っているのだろうか。
それにしても…
彼は話しかけてみた、が返事はない。
子供はちらりと彼を見上げただけで、また地面に何かを書いている。
わかった、じゃねっ。とその場を立ち去る訳にもいかず、辺りを見回す。
住宅街の中にはコンビニも公衆電話もなかった。
当時、まだ携帯電話が出始めたばかりで、彼はまだそれを持っていなかった。
仕方なく、彼は元来た道を引き返し、通りに面した交番へと小走りで向かった。
事情を話すと、警官が自転車を押して付いてきてくれた。
道々、警官に、次回からそういう事があったら
無理にも立たせて連れてきてくれと嫌味をいわれた。
確かに尤もだと、今さらに気が付いた。
公園に着くと、子供はいなかった。
警官は苦い顔で彼を見ると、割合あっさりと、彼から子供の身なりを聞くと、無線で付近のパトカーに連絡をとってくれた。
無線の会話の中に、例の公園と言う言葉が聞こえた。
今までも同じ事があったのか?

32 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 22:40:31 ID:PNbyPNykO
3
翌朝、彼は昨夜の出来事を、妻に話そうとも思ったが、自分の迂闊な行動を
あの警官の嫌味のように避難されるのもバカらしいので言わずにおいた。
それから数日して、彼の妻は変な事を言い出すようになった。
昼間、居間にいると階下の廊下を誰かが歩く音がする、と。
彼の住まいは、テラスハウスと言う、いわば二階建ての三軒長屋みたいなもので、彼等の部屋はその真ん中。
そして台所と居間が二階にある。
彼はまず、玄関の施錠を尋ねた。
すると妻が言うには、ペタペタとした子供のような足音なのだと言う。
他にも、閉めたはずのトイレのドアが開いていたりして、誰かこの家に、も一人いるような気がして、気味が悪いと。
彼の部屋の両脇とも入居者はいるが、いずれも子供はいない。
彼の家には子供はいるが、昼間は学校に行っている。
彼は、その時はあまり気にしてなかったが、その後妻の方は昼の内に買い物をし、PTAの友達をお茶に誘ったりして、気を紛らしていた。
不思議に、子供達が帰ってくると、それらの事はなくなるのだとも言う。
しかも不振な事や音がするのは階下でだけなのだとも。

33 :本当にあった怖い名無し:2007/09/12(水) 23:05:45 ID:PNbyPNykO
4
それから二週間ばかりして、彼は不注意から駅の階段を五、六段踏み外し、足首を捻挫した。
その日は金曜の夜だったので、土日の内に足首の痛みは軽くなったが、スネの辺りが少しヘコんでいた。
病院に行って、ギプスなぞされるのも避けたかったから、月曜日は休んで、近所の柔道整骨院に行くつもりだった。
施療室に入ると、机に向かって何か書き物をしていた整骨師は、診察台の上に足を出して座った彼の方を振り返ると、足よりも、まず彼の顔を暫く見ていた。
やがて施術も終わり、幸い、足の方はヒビが入ったという事はなく、ギプスも必要ないそうだ。
だが骨が少しヘコんでしまったから、湿布薬とスネにつける小手のようなものを着けてもらった。暫くは定期的に来るようにと言う。
帰り際、整骨師は再び彼の顔を見ると、ボソッと
あんた、死相が出ているよ。
と言った。
歳は七十に近いだろう、しかし昔、講道館柔道の高段者だった整骨師は、でっぷりと太った、如何にも貫禄のある体躯をしていた。
昔、人相見も学んだことがあるそうだ。
いきなり死相が出てると言われれば、やはりいい気持ちはしない。
彼は死相とはどんな相なのかをを聞いてみた。

34 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 00:59:19 ID:p3z0jdFk0
>>33
つづきwkwktktkして待ってます

35 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 03:17:50 ID:dd32OZWhO
>>33
5
彼は試しに聞いてみた、死相とはどんな相かと。
相手の言うに、死相とは顔であり、触覚であり、臭いだそうな。
病気で亡くなる人、
起死念慮に憑かれた者、皆、常の人と少し違うものだと。
人の顔色を確認しながら、体を押したり引っ張ったりしていると分かってしまうものだと。
人相見も達者になると、不慮の事故による死すらも当てる事があるという。
そんなような意味の事を言った。
ただ、あんたはそれらと少し違う、とも。
なんだか、実際より、顔が体に比して小さいように見えると。
しかも首が左に曲がっている、何となく、一見、折れているようだよ。
そう言った。
彼は不愉快に思うよりも、急に、この土地で生まれ、そこで開業している、目の前の老整骨師に聞いてみたくなった。
あの公園の事を、あの子供の事を。

そしてあの晩の一部始終を話し始めた。
一通りの話を聞いた後、整骨師はが話した内容は以下の通りである。
まず、前にあの公園で子供が遊びの最中の事故で、亡くなっているそうだ。
そんな昔の事ではない、ほんの七、八年前の事だそうである。
そしてさらに話を続けた。

36 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 03:56:07 ID:dd32OZWhO
6
さらにこうも話した。
あの辺り一帯、五十年程前までは、所謂、忌み地のようになっていて、公園の先の坂を少し上ると、焼き場があったそうである。
そして更にその上には、結核の隔離病棟があったそうだ。
当時あの公園はなく、一体は昼でも薄暗い森だったそうだ。
さすがの後の講道館の猛者も、子供の頃は夕暮れ以降、あの辺りを通る事は出来なかったそうである。

整骨師は最後にこうも言った。
霊を信じる、信じないは別として、住む世界が違うものが、あまり長いこと一緒にいるのはよくないと。
気になるのならば、一度お祓いに行くのもいいだろう、とも。

越してきて、まだ三年程の彼には始めて聞く事ばかりだった。
現在はあの辺りには家が建ち、病院は大きな総合病院となっている。
しかし、あの公園はネットで隔たれてはいるが、奥にドブ川が流れていて、更にその奥は林。
越してきたばかりの頃、子供とよく散歩に出かけたが
昼でも少し薄暗く、あまり遊んでいる子を見かけたことがない。

37 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 05:06:27 ID:dd32OZWhO
7
家に戻ると、買い物にでも行ったのか、彼の妻はいなかった。
たまの平日の休み、彼はビールでも飲んで、のんびりと過ごす事にする。
昼近くになった頃、本を読んでいると、階下をペタペタと歩く音がした。
妻の言うとおり、歩幅の狭い子供の歩く音。
彼はソッと階段を降りて行った。
一階は、子供達の部屋、そしてトイレと風呂場。
彼は、トイレ、風呂場、そして子供達の部屋のドアを順々に開けていった。
そして、最後に、これは長男が使っている和室の部屋、その引き戸を開けた。
入って左手に押し入れがある、僅かに開いている隙間に指を掛けた時、以前観たホラー映画を思い出した。
ニャ〜オ゛はやめてほしかった。
思い切って開けると中を除いた、やはり誰もいない。
彼は二階に戻り、しばらく何をするともなくボーとしていた。
あれから何度か、夜にあの公園の前を通った。
しかし、あの子を再び見かける事はなかったが、今日のあの話を聞いて、あの道を帰るのが少し憂鬱になっていた。
目を閉じて、半世紀前のこの辺りの風景を思い浮かべてみる。
隣の市の、彼の育った所も似たようなものだ、そんな場所は確かにあったことを思い出す。

38 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 07:05:06 ID:1FZ4Zfd30
凄く怖い…背中がゾクゾクする
しかもここで中断、この時間帯の書き込みといえばウラトガシ?

39 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 08:15:21 ID:25ZYiygBO
もっと短くまとめようぜ
三文字くらいに

40 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 12:03:59 ID:HbEG6tlDO
ムリダ

41 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 13:02:04 ID:alIlgFZr0
>39
3文字かよ!





とりあえずまとめてみたぜっ!

42 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 15:10:17 ID:HUUe0Qyl0
みんなフツーに気づいてるんだろうけど
>>4を縦読みすると
「おば話かしんでくれ」
ってなるのはスルーですか?

ん?スルーしとくべきだった?スマソorz

43 :本当にあった怖い名無し:2007/09/13(木) 15:26:37 ID:aQSszs7mO
>>42
それをいうなら「おばかしんでくれ」だな
皆わかっててスルーしてると思うが?
ちなみに当日の>>4とぽぽろのIDは別

44 :本当にあった怖い名無し:2007/09/14(金) 00:33:26 ID:uCbFl1klO
いろはくんは逃げたの?

45 :本当にあった怖い名無し:2007/09/14(金) 00:48:55 ID:P9GumNgqO
>>44
いろは君の事は、もう忘れろよ、一夏のほろ苦い思い出として。
ぽぽろが、せっかく秋にしてくれたんだしさっ
気持ちを切り替えようぜ
お願いだよ。

46 :J.B ◆LYdNn7V11. :2007/09/14(金) 00:55:13 ID:jxry3xLMO
俺、今日は近所のアパートの共働きやってる家で留守番してる幼女にコブシでケツ掘ってもらって射精しまくりました♪
びんびんになったペニスをシゴいてもらいながらケツ穴にコブシを抜き刺しするアナルSEXって最高ッスよ!!
 
俺、幼女に「お兄ちゃん、ここ?ここがいいの?」って訊かれながら、射精しまくってたら
いつの間にか幼女の親父さんが帰って来てて 俺たまらず「で、で、出る」と言った瞬間、親父さんの顔に顔射しました!
俺はザーメン臭くなった幼女の家を掃除させられてから親父さんにもケツ掘られて殴られました。

47 :本当にあった怖い名無し:2007/09/14(金) 01:05:18 ID:9TX+I38L0
今日は安倍首相が突然辞任表明をしたので、
とても驚いてしまいエッチなホモ画像を見ました。
青いブリーフパンツを履いたマッチョな男性が
キスをして、体を愛撫をして愛し合っていました。
こんな俺でよければ誰かとスチームサウナの中で触り合い舐め合いたいな!
右足にキー付けるから金玉勃起で合図です。




48 :本当にあった怖い名無し:2007/09/14(金) 10:11:04 ID:P9GumNgqO
>>37
8
夕食の後、彼は昼間に聞いた公園の件を話してみた、あの夜の事は伏せたまま。
驚いた事に、妻も子供達も既に知っていた
妻は近所の主婦から、子供達はクラスの友達から。
学校では既に都市伝説化して受け継がれているらしい。
塾帰り、夕方あの公園の前を通ると、風も無いのにブランコが揺れていた、他愛もないものだ。
だが、あの晩の事を思い出して、彼は少し背中が寒くなった。
続けて、病院の事も尋ねて見ようと思ったが、結核と焼き場では少し子供の前では暗すぎる、止めておいた。
しかし、その事故にあった子供の親族は、まだこの土地に住んでいるのだろうか。
その子に兄弟はいるのだろうか、公園の噂は知っているのだろうか。
そういえば、整骨師から、病院と焼き場の話はあまり他言しないように言われていたのを思い出した。
土地に変な噂が立ち、買い手がつかないと、地主が困るそうだ。
元は農村だったこの地域には、大きな地主が幾件かあった。
特に明治から戦前にかけて、外国からの絹の需要の増大に伴い
養蚕が盛んであり、かなりの財産を築いた者も多かった。
そういった者に睨まれると、困る人達が出てくるそうだ。

49 :本当にあった怖い名無し:2007/09/14(金) 20:51:23 ID:9tZHuHco0
つーか、ID:P9GumNgqOは「いろはくん」じゃね?
@文章は比較的しっかりしている。
Aケータイから投稿
B長文で結論がなかなか出ない。

50 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 00:09:09 ID:TiEqhdDk0
いろはくんって何?
このスレ初心者なんで。

51 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 01:05:22 ID:R+VcaMVtO
>>50
もう〜夏スレ〜、は過去ログに落ちた
イロハ君はもう死んだんだよ…。
君は秋のコトだけを考えていればイイんだ。

52 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 01:55:15 ID:wfB5rfci0
>>50
いろはくん=ウラトガシ=トウガラシ
前スレで「人形」を書いてた神だよ
http://gnosis.blog64.fc2.com/blog-entry-1915.html

53 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 02:19:23 ID:R+VcaMVtO
>>48
9
その夜、風呂を出た後、パジャマ代わりのTシャツを被った瞬間、彼は悲鳴をあげた。
背中に電極を押し当てられたような衝撃を感じたから。
足下を見ると、大人の小指くらいの百足が逃げていくところだった。
洗濯物を干している内に入り込んだのだろう。
あんなに小さな百足でも、スズメ蜂二匹くらいに相当するようだと思いながら、彼は百足を罵り詰った。
背中の筋肉が、凝ったようで、真っ直ぐに伸ばせない。
その晩、彼は家の者が寝静まった後も、痛みのために眠れずにいた。
麻酔代わりに、と飲んでいた酒も逆効果だった
血流が早くなり、かえってズキズキと痛み出す。
それでも飲もうとグラスの縁が、唇に触れた瞬間
不意に、玄関の鈴が鳴る。
客が来たらわかるように、よく喫茶店のドアにあるような細いパイプを幾本かぶら下げた
シャラン、シャランと鳴る風鈴のようなアレだ。
彼は背中を曲げたまま、体を硬くした。

ちょうど尿意も催してきた、彼は階段を降り、廊下に降り立つと灯りをつけた。
誰もいない。

54 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 02:23:33 ID:R+VcaMVtO
10
そのままトイレに入り用を足す。
あと少しという所で、ペタリ、ペタリと廊下を歩く音がする。
ドアの前で止まった。
彼ノも止まった。
子供達の部屋が開いた様子は無かったが、彼は一応、名前を呼びかけ、尋ねてみた。
返事はない。
彼はズボンを整え、ドアを半分だけ開けてみた。
首だけ出して、左右を確かめる。
誰もいない。

不意に背後でジャッと水を流す音がする。

いるのか、この中に、俺といっしょに。

途端、彼は外に出てドアをきっちりと閉めた。
急いで玄関に行き、施錠を確かめる。
ふと、下を見ると何か違和感を感じた。
どこが?
だが分からない。
さらに暫く見ていると、自分の靴だけが、左右逆に並べられている。
彼はしゃがみ込んで靴の向きを直した。

55 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 02:25:58 ID:R+VcaMVtO
11
灯りというものは、本来、人間の、闇に対する恐怖を和らげてくれる為のものだ。
だが、時として、恐怖を増大させる事もある。
靴を直す彼の手に、影が差した。
まるで、ダルマさんがコロんだ。のように、その影は一歩大きく、彼の背後に近付いていった。
彼の真後ろまで来たと思われた時、その影の、小さな頭を支える首の部分が、不自然なくらいにガタりと右に倒れた。

彼は、あの公園で見た子供の事を思った。
あの老師と、妻と、子供達の話を思い出した。
つまりは、そういう死だったか。
不本意で哀しい死だったか。

56 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 02:37:40 ID:wfB5rfci0
怖っ

57 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 02:40:17 ID:Do3MBwcH0
すげえ
こえー

58 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 03:54:41 ID:pYDBdqnD0
ああ、神が自演しちょなー
「人形」の続きは書く気なし?

59 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 04:12:50 ID:pYDBdqnD0
わーい自分のID、DQNだww

60 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 04:31:36 ID:kx4vUf0C0
まったけは菌の塊。

61 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 05:23:27 ID:3oSvqCOPO
なにこいつわざわざ上げてまで恥晒してんの
うけるんですけど

62 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 06:44:28 ID:knjHqlNE0
なんだ、もしかして師匠シリーズってやつか

63 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 13:23:32 ID:R+VcaMVtO
やっぱ、どーしても三文字じゃ書けんかった。
おわり
とか
お終い
じゃダメ?

64 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 13:35:01 ID:R+VcaMVtO
>>58
かくよ、ほとぼりさめたら

65 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 15:35:25 ID:V2maeXnKO
>>63 終わりなんですか?!
>>64 待ってますネ(*^^*)

66 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 21:24:42 ID:r63pmh7J0
65を殺す

67 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 21:31:56 ID:3EwOPPx00
66をなめまわす

68 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 23:22:04 ID:irC+vDiB0
>>67を感じさせる

69 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 23:37:23 ID:j53JShgB0
わたし>>68と合体したい。

70 :本当にあった怖い名無し:2007/09/15(土) 23:53:04 ID:N42Kc2rb0
百済ね

71 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 01:52:57 ID:pkGstneYO
つまんね

72 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 06:55:41 ID:9OHBPwYg0
っか、怖い話まだ一つしか出て無いじゃん!

73 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 07:19:08 ID:9OHBPwYg0
ヒマだ!だれかアソボーぜっ

74 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 13:36:23 ID:Blyfx+lH0
完璧あのいろは君だな


75 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 14:18:54 ID:e4vxgJ0zO
そんなことは、どーでもいい
今シーズンの鬼太郎だが、妖怪ポストが出てこないのはナゼ?
鬼太郎に正式にアポとるためには必須じゃね?
今の鬼太郎、人間に近すぎ
(ノд`)

76 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 15:07:47 ID:6kKCm+UWO
ぽぽろさん、たまには違う顔文字をかけよ

77 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 19:13:26 ID:JXzvNuwM0
>>65はぽぽろなの?
怖い話貼ってよ

78 :本当にあった怖い名無し:2007/09/16(日) 19:54:38 ID:nP7NXkHV0
>>65への怖い話

ある山中の近くで起きた怪異である。その山中の近くには荒れ果てた村が広がり人は住んでいない。
だが、その近くでは幽霊の目撃談や鬼火が数多く見られるのだ。
これはある怪異にあった学生達の体験談である。

ーある夜、しとしと雨が降る中で4人の男女グループが車で山中近くを走っていた。いつも使う道が混んでいたため普段使わない裏道を通ることになったのだ。
その道はあの荒れ果てた村に繋がっていた。そして、丁度あの村の入り口にさしかかった途端に運転していた女の人(以下♀)が急ブレーキを掛けた。
みんなは慌てて動揺する。運転していた♀は前方へ指を指した。人だ。何人もの人がぞろぞろ道を渡っていた。それも薄汚れた服やだらりと下がった髪の毛を振り乱した主婦・子ども・作業服の男・女子高生・老人等がぞろぞろ歩いていたのだ。
しかも、誰も傘をささずに歩いていた。その時みんなは「やっぱり誰か住んでいたんだ」と思った。そして、その人達が横切った後にその彼らをつけていくことにした。
その道は未舗装で水溜まりが多かった。それに脇には草が生い茂りとても手入れされているとは思えなかった。
やがて、突然ガタン・ズブと音がして車が止まった。慌てて引き返そうとしたが動かない。タイヤが泥にはまったらしい。それに前の右のタイヤに中サイズの石が食い込んでいる。
運転していた人が何度もアクセルを踏んでいると、助手席の男の人が前を見て目を疑った。

ーその先はあれた岩が広がり、人が歩ける場所ではなかった。彼らの足跡すら見あたらないのだ。そして、後ろを振り返ると、水溜まりに混じってタイヤの跡以外なにもなかった。
仕方がなく岩をどかして板をタイヤに噛ませてなんとか元に戻した。
偶々携帯を持っていた男が写真を撮ると、後でその写真には

・・・・たくさんの人影が写っていたそうです。

79 :本当にあった怖い名無し:2007/09/17(月) 02:01:03 ID:+ToWDMLP0
>>55
ここでおしまいですか?
このままじゃ怖くて夜中トイレに行けないんですけど

80 :本当にあった怖い名無し:2007/09/18(火) 10:48:28 ID:Gb0l8KjkO
12
彼はまた考える、あの時後ろを振り向いたならば何が見えたろうか。
いずれ、あの時、後ろを向いたとしても何も見えなかったのではないか。
怖い、という感じはしなかった。
気味は悪いが、今の所実害はなかったし。

それが、少しづつ変わってきた。
今まで、階下でのみ起こってきたものが、徐々に階上に上がってきたよ

夜中、寝ていると足首を掴まれ、ぐいぐいと引っ張られる。
寝ていると頭を足に向かって押される。

ある日、昼間、彼が一人で寝ていると

彼はうつ伏せで寝るのが好きだった
その方が腰が伸びて気持ちいいのだ。

その背中へ、ドスンと何かが落ちてくる。

驚いて飛び起きる、身体を捻って後ろを振り返る
だが、誰もいない。
痛みだご残り、彼は背中をさする。

食事の後、風呂場にタオルを持って来た妻に指摘され、初めて知る、背中の跡を。
小さな足跡を。

81 :本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 01:38:11 ID:L9WdI/0V0
>>80
別人だろ。

82 :本当にあった怖い名無し:2007/09/19(水) 23:46:45 ID:vXjHtfJ0O
暖かい

83 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 00:07:15 ID:43vhzmE5O
この話、誰か聞いてくれないか
私の生まれた街は小さい街なんだよ
ほんとに
ただ、変な伝説が残っていて、それが、すごく疎ましい、誰か、助けてくれないか。

84 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 00:10:01 ID:z+ekYprA0
>>83
kwsk

85 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 00:43:56 ID:otKYCVclO
>>83
僕待ってる。

86 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 01:25:17 ID:m2p9e43n0
>>83
変な伝説きぼん
明日も仕事だけど寝ないで待ってるよ
>>80
続きが樹に成って毎日8時間しか眠れません

87 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 01:26:33 ID:bcrrZkF30
>>83
2時まで待ってる。
それすぎたら明日。

88 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 01:34:36 ID:43vhzmE5O
あんなぁ、暗い街なんだよ、ここはよ。
祖母はいつもそういう言い方をしていた。
でも、俺は、ここで育って、ここから出ていこうとしている。
ここで大勢の人達と知り合って、沢山の人達と会話をかわしたのね。
俺はこの街、けして嫌いじゃないのよ。
いろんな事教わったからね。
でも、祖母は続けて言うのよ
だけん、アンタ、この街の夜を知らないだろ、ってさ。
今の時代に、夜と、昼間の差なんてあるのか?

89 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 01:50:04 ID:43vhzmE5O
あの、もう纏まらなくなってきたから、全部言います
今まで、書き散らかしていたもの
あの、木にぶら下がっていた車、あの車の持ち主は、あの公園の真ん前に住んでました
で、俺、これからもう一回、静岡に行く
人に怖さを伝える時、その時は少しでも、事実を具に伝える事だと思うんだ。
でも、俺は最初の段階で失敗した

場所を明らかにしてしまったよのね。
語るに足るか、この話し

90 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 02:01:15 ID:43vhzmE5O
ごめん、少し落ち着いた
いつも、ここに書き込んでいると、こいつらどこに住んでるんだろうと思うわけ
俺、東京よ、江戸っ子
今は東京の外れにきちゃったけどね
で、まず、あの静岡の話し、話すね
あの後、姉は、良くも悪くもならなかった

91 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 02:12:04 ID:43vhzmE5O
人形、って皆言うよね、人形板に行くと、アレコレ言っているけどさ
人形の怖さはそんなモノではないわさ
いま、ここにある人形、あんた、もらってくれますか

92 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 02:22:35 ID:43vhzmE5O
俺は思う
素戔嗚尊
櫛なだ姫、漢字出てこん
コイツらいったい何なのよ!

夜の神様だというのだが、ウチのババーは

今日は風が吹かないね

93 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 02:55:11 ID:k+dSgPOa0
人形は優しいよ?

94 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 08:37:09 ID:YTbp60fe0
>>92落ち着け

95 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 08:52:36 ID:udUDi2wnO
何事ですか?

96 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 10:06:57 ID:az8v4kd2O
从‘ 。‘)<カオスだな

97 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 10:28:07 ID:ooiWaXQc0
うんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

98 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 11:37:28 ID:43vhzmE5O
井戸に行ったところから話す。
その日、井戸から帰った後、オレは暫く考えていた。
これまでの経緯を、どこからこうなったのかを。
みんな、日常の中を暮らしている、どんなに複雑に見えようとも、だがしかし、日常の域を出ない。
オレ、腹減った、階下に降りて何か作ろうと思った。
いつも母家の人達に頼る訳にはいかない。
義兄達はまだ帰っていなかった。
冷蔵庫の中に、ラベルのないペットボトルが三本ばかりあった。
井戸から汲んだものだろう。
この家では、飲み水も、味噌汁でも、井戸の水を使う。

かつて、オレの家にも井戸があった。
田舎出の父の趣味に合わせたものだった。
東京の、郊外に、井戸のある家。
母はその井戸は頑として使わなかった。
ウチは水にあたる家だと。
実は、姉も、オレも、妹も、子供の頃に溺れている。
川で、海で、池で。
オレはそこで、左耳が聞こえなくなり、妹は片足を失った。
水についてない、水にあたる一族だよ、そう昔から言われていた。
今度もまた水だよ。

99 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 11:52:45 ID:43vhzmE5O
結果を知るものが、未来から過去へ
自分が何処へ運ばれていくのか解らない者が、明日に対する不安。
いずれも、オレにとってはもう過去だ。

インスタントラーメンぐらいなら作れるから。

鍋の水が揺れている、この地域の全体が揺れている。
静かに、しかし確実に揺れている。
一番、揺れているのはどこ?

100 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 12:06:47 ID:43vhzmE5O
母屋の井戸に足をはこんだ
井戸の縁にコップを置く。
カタカタカタ、コップの水に波紋を描き、それでいて、井戸の中は限りなく静が、
ではない。
井戸の縁に耳を着けるとコポコポと音がする。
井戸は普通、こういう事はない。
それは、別な水脈から、質を異にする水が流れ込んでいる事を意味する

101 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 12:14:13 ID:43vhzmE5O
>>93
すべての人形が優しいとは限らないよ
人形のはじまりの一つには、ヨリマシということも含んでいるから。

102 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 20:44:33 ID:+k3MEtRzO
>>101
  ∧_∧
 (0゚・∀・) ドキドキ
oノ∧つ⊂)
( (0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
( (0゚・∀・) テカテカ
oノ∧つ⊂)
( (0゚-∀-) オモイ・・・
∪( ∪ ∪
 と_)_)


待ってますたぉ

103 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 20:45:03 ID:utOKp5Bh0
いろは君発狂?句読点の付け方が怖いよ
本当にお人形だっこしたまま静岡に行ったのかな
木にぶら下がっていた車ってなんだっけ?まったく記憶にない


104 :本当にあった怖い名無し:2007/09/20(木) 20:47:00 ID:xiclxee4O
奴が来る…

http://c-others1.2ch.net/test/-/newsplus/1190195395/1

105 :本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 09:47:35 ID:htTu346IO
いやうらとがしじゃないでしょこのひと

106 :本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 12:59:11 ID:3pz/sGQa0
トウガラシ泥酔説に一票
つソルマック

107 :本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 13:46:41 ID:XPvSKjFb0
つキャベジン

108 :本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 15:23:51 ID:3kMf/lF60
ときどき発狂するんだよ、アイツ。
で、三日くらい、すっと酒飲み続けて泥酔して寝る。



109 :本当にあった怖い名無し:2007/09/21(金) 17:33:07 ID:XHkBlan/0
なるほど、酔っ払ったトウガラシか・・・
泥酔してケータイで投稿してくること自体、何やらうっすら怖いな。


110 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 10:57:15 ID:qdKeCnk+0
いろはクン発狂も怖いが
冷静なおまえらのコメントもなにげに怖い

111 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 11:26:16 ID:sNafIhvX0
ウラトガシ錯乱、失踪で、続きが何時になるかわからんから、
場つなぎにあまり怖くない話をします

勤め先の先輩が実際に体験した話
先輩が高校生のとき、自宅で寝ていて金縛りにかかり
足元からは強い風が吹いているのを感じた
右半身を下にして横になっていたので、目を開けると目の前は襖があり
その襖には、びっしりとお経の文字が浮き出ていた

後半へ続く

112 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 11:41:21 ID:sNafIhvX0
111続き
一週間後、また金縛りにかかり、足元からは強い風
先日と同じ状況だが、今回は仰向けに寝ていた
お経の文字に恐怖を感じていたので、右側は見ないように
目を開けると、天井にはザビエルのような宣教師の格好をした
外国人が浮かんでいた

以上、全然怖くない話 おしまい

113 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 12:10:57 ID:QnryfygpO
よし、やや復調したUT君が短い話をしてやろう。
これは幽霊話ではないが、現実の話だ。
ある日、彼は夜中に目を覚ます、冷や汗で寝間着はビッショリ、手足も小刻みに震えている。
彼は酒を止めてから4日程が経過していた。
ふと耳を澄ますと、耳元で、祭りのお囃子の音が聞こえる。
慌てて彼は家の窓々に取り付いて、外の様子を伺う。
だが周りの家々の窓に灯りはなく、町はひっそりと静かである。
彼は首を傾げながら、再び布団の上に横になる。
30分程、ウトウトして、彼は再び目を覚ます。
体が動かない。
常夜灯に僅かに照らされた天井をみると、黒い、蛭のような虫が、無数に張り付いて蠢いている。
じきに、それは彼を目掛けてポタポタと次々に落ちてくる。
彼は僅かに動く首だけをひねり必死によける。
同時に何度も悲鳴をあげる。

調子こいて飲み過ぎてんじゃネーヨ、オレ!

114 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 13:53:35 ID:LIup3AGI0
怖い話まだぁ?

115 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 18:50:42 ID:+iosWDpM0
UT君、復活おめ
自虐ネタ、楽しく拝見させていただきました
長い話もお願いします

116 :本当にあった怖い名無し:2007/09/22(土) 20:31:25 ID:QnryfygpO
いや、暫くはかなり叩かれるの分かっているから。
暫くは控えめに、ほとぼり冷めたら調子こくよ。

117 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 07:24:26 ID:4bg1RNYI0
で、公園の話。
あれでは余りに申し訳ないから、結果だけを端的にかくね。
結局、あれからいろいろ不可思議な事があった。
オレ、オカ板住人だし、そういった話は大好きだけれども
じゃあ、幽霊っているの。そう聞かれたら腕組んで、ウ〜ン。って感じかな。
まして、霊能者登場。ってなると、殆ど鼻で笑うタイプ。
結局、彼が(ってゆうかオレよ)自称霊能者にご対面したのは、今回も含めて2回目。
一度目は、小学生の頃、そして二度目は今回。
知人を通じて依頼した人だった。
玄関を開けたとき、フツーのおばさんが立っていた、片手に何やら荷物を持って。
テレビにあるように、呪文を唱えながら、背中をバンバン叩かれるのかと思っていたけど
(どういうわけか、あの怪現象はいつのころからか、オレ一人に集中していた)
お茶を一服すると、そのまま階段を降りていった。


118 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 07:49:05 ID:4bg1RNYI0
階段を降りると正面は玄関、彼女はそこで立ち止まり、下駄箱の上を指差して言った。
以下、その霊能おばさんの話をなるべく、そのままに書く。
この石がいけないのだと、彼は元いた場所に戻りたがってると。
だけど、この石に引かれて外に出れない。

その石、それは何年か前に、河に遊びに行ったときに拾ってきたものだった。
形と、色が面白いので、なんとはなしに持ち帰った物だった。
子供の頭位の、緑に、紫と白の線が入った、別に鉱物としてどうこうという物ではない。
玄関に置き、まぁ一種のオブジェみたいにしていた。

なんとなく、悪戯にこの家に来たけれど、やはり彼は公園に戻りたい
けれどこの石に引かれて出れなくなってしまったのだと。
それと、もう一つ、この子と一緒に他のあまり良くない者もついてきてしまったと。
魂の寄集地、とゆうかそういった者を集めてしまう場所があるらしい。
それは、場所であり、時であり、また、人でもあると。
何年経ってもそういった物が残る場所というものがあり、そこで数年前、あの子が亡くなった。
さらにそこにオレが通りかかった。磁石と磁石が引き寄せあうように。
正直言って、オレにはよく理解できなかった。



119 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 08:13:19 ID:/HimX14J0
公園の話って井戸の話とは違うんだっけ?

120 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 08:19:06 ID:4bg1RNYI0
なぜ、オレとあの子とアノ場所が引き合うのか。
これまでにも、夜アノ場所を通った事は幾度もあった。
おばさんは、さらにこうも続けた。
人が入ってはいけない場所はあるが、そこから動かしてはイケナイ、持ち出していけない物もあると。
石などはその最たる物だと。
それを聞いて、オレはこんな話を思い出した。
ある男、彼は休日などにカヌーで川下りをするのが趣味だった。
その日の行程を終え、明日は河口に着く予定だった。
天気の悪い日などは、増水などを考えて川から少し離れた所に野営するのだが
その日は、そんな心配は殆どなかった。
彼は川原に寝袋を敷く事にした、ちょうど表面が平らの、大人が一人寝れそうなベッドのような石があった。
彼はそこに寝袋を敷き、星を見ながら眠りについた。
夜半を過ぎた頃、彼は身体の重苦しさを感じて目をさました。
目の前に男がいた、彼の身体にのしかかり首を絞めていた。
彼は必死にもがいたが、身体が動かない。
周りから無数の手が伸びていて、彼の身体を押さえていた。
夢か現か判然としないまま、彼はそのままの状態で一夜を過ごした。
夜が明け、辺りが明るくなると、男も消え、手も消えた。
昨夜は気がつかなかったが、明るくなって改めて自分が寝ていた石を見ると
文字が彫ってあった、○×年、○○川に於ける被災者、30名余りの名前が書いてあった。


121 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 08:44:30 ID:4bg1RNYI0
かつて、この川も氾濫し、長い歴史の中には多くの犠牲者を出したのだろう。
たしかに、オレが持ち帰った石も今でこそ湖岸整備がなされ、堅牢にはなていたが
その昔は、龍にたとえられるほど荒れる川だった、と聞く。
また、戦時中は、多くの被災者が浮かんだ川だととも。
そんな川原から拾ってきた石に、生者とはまた違った部分で、あの子はは引き付けられ、縛られてしまったのか。
オレにはよくわからない。
翌日、オレはその石を、公園の片隅に置きに行った。花束と、お菓子を添えて。
彼がこの石に、閉じ込められているならば、今はどこにいるのかわからない、彼の両親の家の庭に置くのが一番いいと思ったが。

余談になるが、オレがあちこちのスレに書き散らかした話の内の人家族
彼らは、あの公園の真前に住んでいた。
家が建つまでの数ヶ月、ウチの隣の部屋に住んでいたから、妻もよく知っているし
子供達も同学年同クラスだった。
新居を得て、2年も経たずに彼らは他所に移る事になった。
その後、空き家となったその家に、半年程して新しい家族が越してきた。
だけど、一年程で出て行った。
それから一年、今は別の家族が住んでいる。
今、別の土地に住んでいる俺はその後のことは知らない。


122 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 08:48:29 ID:C0Fx0DWm0
続く

123 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 08:49:41 ID:4bg1RNYI0
つ・づ・か・な・い・YO

124 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 09:56:42 ID:4bg1RNYI0
いっち
人は、いったい幾つ位からの記憶を携えているのだろう。
オカルトとか幽霊とかが好きで、そんな事どもの本を読んだり、調べていたりする。
そんな折り、時々、妙な既視感、というか、心に引っかかるモノを感じる。
まだ、小学校も低学年だったと思う。
今から思えば不思議な光景だったろう、十畳ぐらいの、当時のオレにしてみれば
大きな座敷に、母と、オレが座っている。
そして、その前に何やら巫女さんののような格好をした、母と同年齢位の女の人が座っていた。
表向き、オレの耳を治す為だという。
オレの左耳は生まれつき鼓膜が半分しかなく、加えて川で溺れた事で殆ど聴力を失っていた。
母はそれを確かに苦にしていた。
だが、今のオレにはわかる、それは臀部等の皮膚の表皮を剥ぎ取り、耳に移植するという外科的な手術でしか回復は見込めない。
当時でも母には、それは充分に解っていたはずだ。
目の前に座っている女性は、オレの身体に、頭に両手をかざす。
そして、何か感じますか、と問う。
何も感じない。強いて言えば髪の毛に微かに触れる手のひらか、或いは静電気か。
ただ、その部屋に入った時からずっと耳鳴りがしていた、痛いくらいに。
当時のオレは聴こえよりも、度々起こる左耳のアノ疼くような痛みに悩まされていた。
朝でも、夜中でもお構い無しにやってくる、蟻の行進のような音と共にくる痛み。
このおばさんの超能力で、それも治るんだ、そんな気持ちでいたのではないだろうか。学校が終わると毎日この家に行った。
だが一向に痛みは消えない、オレは相変わらず周りの音を拾おうと、右の耳を前に突き出した格好で歩いていた。
その頃、霊感という言葉があったのかどうか。
ただ、その人に手相を見られた。
そして、母に向かって何やらしゃべっていた、当時のオレにはその内容はよく理解できなかった。

やがて、母はその家には行かなくなり、今度は灸師の所に通うようになった。




125 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 10:59:22 ID:4bg1RNYI0
にーぃ
首に二箇所、背中に左右三箇所で計六箇所
そして足の踝に一箇所ずつ。
これが灸の基本だそうだ。
母は自分でも、そのやり方を教わり、朝と晩にオレに灸を据えた。
何も悪いこともしてないが、オレは毎日、灸を据えられた。
火が皮膚に届く寸前に消し潰すやり方だったが、その後には瘡蓋ができ、膿が下着に張り付いた。
その事に一体、何の意味があるのか、今から思えばオレの病気には何の意味もありはしない。
それは当時の母にもよく解っていたはずだ。
その、灸の先生もオレの手相を見て、母に何か話していた。
母の手相とオレの手相は良く似ているそうだ。
ナントカ線が小指の根元まで突き出ているそうだ。
ただ、オレの手相はそれとは更に違った、ある意味凶相だそうな。
左の手のひらには生命線が二本あり、右の手のひらの生命線は途中で切れている。
むしろ、どの線が何に当たるのかよく解らないと。
言っておくが、現在のオレも、当時の母も、そういう迷信、伝説の類で物事を判断するタイプではない。
だが、当時、なぜ母はそんな事に気を煩わせねばならなならなかったろう。
他に目を向けなければならなかった事があったはずだ。
何故なら、四つ下のオレの妹も、生まれつき足の関節が外れていた。
歩けなかった、確かに毎日、妹を背負って、オレの手を引いて病院に通ってはいた。
母の背中で、ブラブラと揺れる妹の足が妙に印象的だった。
耳は二つあるから、片方が聴こえればナントカなる、見た目も普通だし。
だが、足はそうもいかない。


126 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 11:00:59 ID:4bg1RNYI0
さーんっ
後年、幼い頃の記憶を辿り、母と父の話の端々を繋ぎ合わせてようやくわかった。
オレは、幼い頃、毎年夏になると父の郷里に行っていた。
両親と、姉とオレとで。
その頃妹は既に生まれていたはずだが、妹と一緒に田舎に行った記憶がどうにもない。
両親は一泊か二泊して帰って、オレだけが一月ばかりをそこで過ごす。
姉も田舎の空気が合わないのか、いつも両親と共に帰る。
わかりやすく言えば、僕んちの夏休み、ってところだ。
川で泳いで、畑で取れたスイカを食って。
その家、本家に次ぐ大きな家だった。
オレの父親は、農家の七人兄弟の下から二番目(正確に言えば父のすぐ上に早世した姉がいた)
オレが遊びに行っていてのは、その次男がかまえる家だった。


127 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 12:12:15 ID:/HimX14J0
どれが井戸の話の続きなのかわからなくなった。
っつーか、とんがらしさんの話はどれも宙ぶらりんで途切れてるところが怖いっちゃこわい。
片付けられない人の作った話ってカンジ・・・

128 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 13:43:25 ID:jB3itOVn0
>>127は本当にバカだな〜
今とんがらしが書いている話は、伏線てやつだよ
だから今は宙ぶらりんな感じがするかもだけど
全ての話が複雑に絡み合って、一つの壮大な叙事詩になるんだ
ADHDじゃないよ

129 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 14:22:28 ID:/HimX14J0
>>128
淡々と話だけしてくれたら「壮大な叙事詩」といえるかもしれないけど、
途中で泣きが入ったり弱音を吐いたりするからその都度白けるよね。
精神的に不安定なのかなぁと思ったのですよ。

130 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 15:12:32 ID:N7mSUW07O
いま寝てます
ってか、オマイらなに勝手にハナシふくらませてんのよ…
これ以上オデを追い込んでどーする
もう少し寝るね

131 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 16:15:54 ID:N7mSUW07O
>>126
しぃーっ
その家、元々はその場所にはなく、川の近くに建っていた。
川というのは観光地にもなっている大きな川の支流にあたる。
しかし、支流とは言っても、川幅も広く、流れも早い。
長雨の時などは荒れる。
出水し、氾濫する。
それで戦後、もう少し山側に家を写した。
昔は地方豪族か、江戸になり世上が安定してからは庄屋階級でもあったか。
本家とは、どのような役割分担をして、その土地を治めていたのか。
そもそも何で、荒れる川とわかっているのに、あそこに家を構えたのか。また後に移したのか。
父の話によれば、本家にもあの家にも床柱には、ザクリとかなり深く切り込んだ刀傷があったそうである。
実際、両家の蔵には、戦前まで刀が幾振りも、そして鎧を納めた長櫃がいくつかあったそうである。
しかし、戦時の鉄不足の際、それらは皆、徴収されてしまったそうだ。

それよりも、両家にはそれぞれ、所謂、開かずの間というものがあった。
家を移動する際、建て替えというよりも、元の家の使える材はそのまま利用する、移築というやつっだ。
床柱も、開かずの間の戸も殆どそのまま利用された。
床柱は、傷のある上部を下にした、逆さ柱にして使われた。

132 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 16:18:14 ID:N7mSUW07O
>>127
鋭く切り込むなよ
イテーヨ

133 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 17:55:40 ID:N7mSUW07O
ごっ
日光東照宮のような例を除き、逆さ柱というのは、造る方からも、住む者からも嫌われる。
屋根が持ち上がる、縁起が悪い。
そんな家でオレは毎年の夏を過ごした。
元の家を移築したものだから、梁も柱も黒く飴色に光っている。
藁葺きだから、天井板はない。
門を入り戸を開けると土間があり、上がると囲炉裏がある、今で言う居間みたいなものかな。
その左手、庭に面した縁側を行き幾部屋かを過ぎると、突き当たりを右。
曲がったすぐ左側にセッチン、便所がある。
その先は壁、その手前すぐ右側にその扉はあった。
開かずの間まで移築した。
父はその部屋の事はあまり知らなかった。
幾年目かの夏に、オレは祖父に聞いてみた。
あの部屋には、なんで入ってはいけないのかを。
意外にも、祖父はあっさり答えてくれた。
但し訛りがかなりきついので、子供のオレにはどこまで理解できたのか。
つまり、あの部屋はこの家の最後の砦だと、
今まで、あの部屋でたくさんの人が死んだのだと。

134 :本当にあった怖い名無し:2007/09/23(日) 18:30:45 ID:qmBEBrRe0
とんがらしの文章で秀でているところは、写実的な描写からくる臨場感だと思う
実体験に基づいて書いてるらしいから、尻切れとんぼ感もいたしかたなし、
と納得することにした
無理にオチをつけたら、それまでの雰囲気が台無しになりそうだし
例えば人形の話のオチが、井戸を覗き込む姪が振り返って
「こんどは落とさないでね」とかさ
ところで、うらとがしさん、公園の木に車がぶらさがってる話ですが
どこに行けば読めますか?
文章が残っているなら、ここに貼っていただけるとありがたいです

135 :本当にあった怖い名無し:2007/09/24(月) 14:29:15 ID:5BNjLFoW0
秋ってどうしてもホラーと結びつかないのだが

ホラー映画でも、夏場冬場が多い気がする

136 :本当にあった怖い名無し:2007/09/24(月) 14:32:21 ID:UvoNZ0WWO
>>135

つ『ハロウィン』

137 :本当にあった怖い名無し:2007/09/24(月) 17:44:32 ID:BmZ3JrXQ0
            ___
          /ノ^,  ^ヽ\
         / (・))  (・)) ヽ
        / ⌒(__人__)⌒::: l
   ⊂ ̄ヽ_|   |r┬-|    | このスレまだあったんだ
    <_ノ_ \   `ー'´    /
        ヽ  ̄V ̄ ̄ ⌒,
        /変_人__,ノ /
        /    (__/
       (  (   (
        ヽ__,\_,ヽ
        (_/(_/

138 :本当にあった怖い名無し:2007/09/25(火) 10:45:50 ID:rO4wEnub0
>137
うん。
コピペスレになった。

139 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 06:40:23 ID:fyKMraZ60
コピペでもいいから怖い話して

140 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 07:20:17 ID:K4h4ZQ23O
ぽぽろ〜元気か〜夏はありがとう

141 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 12:47:35 ID:YiHri6mJ0
ぽぽろなら、「山にまつわる怖い・不思議な話」で見かけたよ

142 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 13:21:47 ID:oqYXWIeHO
ぽぽろっちはけっこう色んなスレや掲示板で見かける。 コテ変えてたりするけどトリは何故か一緒。
超能力板の「嘘をつけ」のスレ主、トリがぽぽろと同じだった。。。

143 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 17:43:49 ID:k5kuMSdaO
ぽぽろだよ
http://compassionradio.com/India/Pics/new-india03/14.jpg

144 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 17:54:22 ID:oqYXWIeHO
ぽぽろじゃねーじゃんw

うpされた本人の写真と全然違げーし。。。
それにぽぽろは女子大生なんだと。

145 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 20:25:24 ID:O9Go2cw20
ここにいたのかぽぽろ
http://www.aniani.jp/main/disp.php?dir=.dummy&load=2

146 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 20:39:31 ID:pP+xZ1S/O
ぽぽろ

147 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 20:40:28 ID:pP+xZ1S/O
ぽぽろ?

148 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:15:03 ID:Yi60yyRtO
皆さんお久しぶりです。
私はもうすっかり夏スレでキャンプ場の話を書いた者です。
覚えておられる方いらっしゃるでしょうか?
久しぶりにオカ板に来ると夏スレが無く戸惑いましたが
秋スレを見つけたので秋の体験談を書こうと思います

149 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:16:01 ID:Yi60yyRtO
これは私が高校1年生の秋頃の話です。
その頃は携帯ではなくPHSが主流だったのですが
我が家の2階は何故か異様に電波が悪くて
2階の自分の部屋でPHSで話すときは
ベッドの頭の上あたりにある小窓にPHSを立てかけるか
小窓から1階の屋根の上に出て会話するかしていました。

150 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:17:36 ID:Yi60yyRtO
当時私は電話が大好きでその日の夜もPHSで会話していました。
すると突然近所で飼われていた犬が2匹すごい勢いで吠えだしました。
それと同時にズリッズリッっと何かを引きずるような音が
小窓の外から聞こえて来ました。
以前隣の家の屋根の上をおじさんが歩いているのを見たことがあったので
泥棒が屋根の上を歩いているところを想像してしまい
ガラッと小窓を開けたのですが何もいません。

151 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:19:00 ID:Yi60yyRtO
それと同時に犬たちも鳴き止みました。
電話の相手には何でもないと言い会話を続けたのですが
しばらくするとまた引きずる音がして犬が吠えだします。
小窓を開けてもやっぱり何もいません。
音と犬の合唱は定期的に起こるけど特に何もないので
気にせずに会話をしていました。
しばらく話して私は電話を切りお風呂に入りました。

152 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:20:28 ID:Yi60yyRtO
お風呂から出てまた別の相手に電話をしようとしたのですが
非常に電波が悪く部屋の中ではかけることができないほどだったので
小窓から屋根に出ることにしました。
私の家は2階が1階より狭くて1階の屋根の上を歩くと
2階の周りを1周できるようになっていました。
小窓から這い出るとちょうど引きずる音が目の前の角を曲がって来るところでした。
音のことなんかすっかり忘れていたので金縛りのようになってしまいました。

153 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:22:18 ID:Yi60yyRtO
ところが音が角を曲がって来ても何も見えません。
なんだこれ?
と思っている間も音は目の前1メートルくらいのところまで迫って来ました。
その瞬間全身が気持ち悪いものに包まれる感覚がありました。
冷めたお湯に浸かった時のような冷たいような生温いような感じです。
しかしその感覚は一瞬で消えました。
私は直感で水人間が私の体を通り過ぎた!
と思いました。

154 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:24:04 ID:Yi60yyRtO
水人間は通り過ぎたのですがスネから下くらいは
ずっと生温い感覚がありました。
引きずる音の先端が後ろの角を曲がったくらいで
やっと足の感覚は消えました。
水人間はかなり長い物を引きずっていたようです。
同時に犬たちも鳴き止んだのですがその時初めて犬が吠えていたことに気づきました。
その瞬間我に返りサッシにスネをガツガツぶつけながら
小窓から部屋に飛び込みました。

155 :今度はキモい話:2007/09/26(水) 23:25:45 ID:Yi60yyRtO
電話代がかなり高額だった私は怒られるのを恐れて親にも言えずに
スーファミの円卓の騎士を朝までに3回クリアしました。
円卓の騎士は小学校の頃友人に借りたもので
未だに返していません。
あまり怖くなかったかもしれませんが水人間に入った感覚を思い出すと
今でもとても気持ち悪いです。


156 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 23:30:04 ID:k5kuMSdaO
http://www.aniani.jp/main/disp.php?dir=.dummy&load=2

157 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 02:20:24 ID:k9vH7FBc0
>>155借りた物は返しなよ。やられた方は、かなり気分悪いよ

158 ::2007/09/27(木) 03:13:53 ID:Kj6QnMSYO
ねぇ、ごっの続きは?

159 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 03:14:34 ID:8j9Y5tKhO
>>148-155
ダラダラとつまんない話書くなよ。
呆れるわ!
もう夏スレでゲップだよ。
そんなに書きたいなら自分でスレ立てろよ!


160 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 08:20:55 ID:uihYDmud0
そんな言い方はないだろう
話は面白かったよ

161 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 10:53:23 ID:o5uJ8CpBO
ゴミみたいな話するな、殺すぞ

162 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 11:13:24 ID:kj9ykfvjO
>>156
ワンクリ注意

163 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 12:55:47 ID:yDUh/gD70
>>161そこまで言うなら、お前怖い話書いて見ろ
>>155より面白くなかったら、お前が死ね

164 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 13:11:57 ID:o5uJ8CpBO
>>163
まずお前が書け
書けなかったら殺す

165 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 13:35:22 ID:pCp0r60N0
殺人予告キターーーー!!!


166 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 15:17:38 ID:JaZwTEuE0
24しますた

167 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 19:01:54 ID:lNYw5F/N0
>>164
もうかいたよ、先輩の金縛りの話
あれが精一杯だよ
どうせ文才も霊感もないよ、ほっとけばか

168 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 19:49:41 ID:jK9Pq0Xt0
>>167
あの話か
つまらんな、処刑決定
殺し行くから待ってろよ、ハハハハハハ

169 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 19:54:04 ID:F6EA878i0
ある地方に友達数人と旅行した時の話。

俺たちが宿泊したそこは特に有名でもない観光地で、もうかなり寂れたところだった。
俺たちの目的はそこの隣にある山への登山だったので、別に寂れてようがなんだろうが一向に構わなかった。
でも夜になって、メシ食って酒飲んでも特にすることもないから街中をウロウロしてたんだけど、
歩いてる人も結構まばらで見るところも無く、やっぱり寂れた街ってのはやだねーwとか言ってた。
しばらくすると、前方から割とキレイな女の人が一人歩いてきた。
暇つぶしにナンパでもするか?と友達と顔を見合わせた途端、その女が猛烈な勢いで嘔吐し始めた。
あまりの勢いだったのであっけに取られてしばらく見てたけど、何だか妙に滑稽に思えてきて俺たち全員で苦笑してしまった。
それでも「大丈夫ですか?」なんて声かけてみたりしたんだが、1分、2分ほどしても一向に吐き止む気配がない。
さすがに心配になって救急車でも呼ぼうかって話になったんだが、不思議なことに俺たち以外の人はこの女性に


170 :本当にあった怖い名無し:2007/09/27(木) 20:47:17 ID:A2kgxNb0O
>>169さん、続きお願いします。気になるので。

171 :本当にあった怖い名無し:2007/09/28(金) 08:42:29 ID:+jy5ZK/F0
>>165は滑落死した登山家の霊魂が、無念をはらすために書いたけど
思いがはれて成仏したんだと思う

172 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 04:19:07 ID:rgBkK01V0
今頃前スレの>>922、井戸の話読んだけど
これ誰も知らないの?コピペじゃなくて
小説の盗作じゃん。
本当のは自分の彼女(妻だったっけな)とかも殺して「井戸=母親」に始末して貰うんだよ。
母親が死ぬまでは、間違いなく井戸に落とせば消えてたんだよね。
いかにも自分の作品みたいに書いてたやつ最低。

173 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 04:29:33 ID:clH0SxCBO
番組ロケで、稲川と女子アナ?が樹海に行った時の抜粋動画を観た。
.
闇の奥から読経の声が近づいてきた時は恐かった。


174 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 12:18:31 ID:7YgBwv3AO
「ごっ」と>>169の続き
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

175 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 14:55:52 ID:DYV5lBfdQ
>172
知ってるよ迷路だろ、面倒臭いから鹿戸してるんじゃねか。

176 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 18:03:59 ID:kNHJGFp30
怖い話して

177 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 19:15:24 ID:a9A/1uxt0
>>176
お前がしろ、殺すぞ

178 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 19:56:12 ID:HWVMeB8D0
>>177
お前、いい加減うぜーよ
消えろ、屑

179 :本当にあった怖い名無し:2007/09/29(土) 23:50:35 ID:mQ/O13fsO
>>172
今更何言ってんの……?

180 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 00:06:33 ID:G+7rIwNQO
スルーしてあげて!

181 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 01:34:20 ID:+QVKqmZP0
>>178
お前が消えろ
刺し殺すぞ

182 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 15:37:23 ID:+QVKqmZP0
    |┃三   人      _________
    |┃   (_ )    /
    |┃ ≡ (__) <  糞スレはここかー!
____.|ミ\__( ・∀・)  \
    |┃=__    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡ )  人 \ ガラッ


183 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 17:01:26 ID:DdGemvRAO
>>172
阿刀田先生お疲れ様です

184 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 17:13:02 ID:gXZ1c34PO
今日の地震の頻度おかしくね?

185 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 19:49:28 ID:+QVKqmZP0
七星龍

186 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 20:32:03 ID:T+LZNWxY0
>>184
地震速報(2ch)見てきたけど
沖縄、千葉、石川、岩手で震度1が一回ずつらしいよ

187 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 21:06:27 ID:+QVKqmZP0
         _,.‐'  ̄ ̄` ゙` '‐.、  
       /           \
      /      _  _      ゙!
      i'    ,r'´ ,,,,..  `\    ゙! 
     i'    i' ミ"      ゙!    ゙!
     |    |≡  ● .   |    |
      i,.    i,п@     ,i'    /
      〉、   \ _ 山 __,/   ,r'、
    __//\      ̄     /\ ヽ,
   彡へu  ゙T' ‐.、____ ,.‐ イ" ⊂、 〈
         ヽ、       /.    リリ
        r"´>、.____ ,.‐'\
        `~´      `) )
                //
    -=iil|||||||||||||||||||||||||〈_ノ

188 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 21:11:14 ID:+QVKqmZP0
         ,,
       ,, ,;;;;;,
      ;,,;;;,;;;;;;;;,,      _ ミミミミミ
        ;;;;;;;;;;;,,   /    (Θ∫ミミ
         ;;;;;;;;;;;;,/  () :=   ミミミ  
           ;;;;│ /\    (Θ∫ミミ
          _ ;;;;;,││    ̄ ミミミミミ
         .r''フ .i,/ ./ ヽ
         | | ,, - ,, !_i  |
         | i"     | .|
         | |     ,| |
         |/,,i-i,,__ /.| |
         .{!       | |
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    ____.|   |.!   t -'' - ,
 ___"==-   !、 ,,-!,  ,/""----、___
"=-   __  ゛ "  ゛‐"  ,-.、__,,―― "
゛ ――"   ゛ー――″""""

189 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 21:18:03 ID:+QVKqmZP0
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      | ゙ヽ.\゙Vri ri | ‖iヾソノ  / |
      |   \,゙' ,,゙''''''゙゙''''''゙゙/ /   |
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             ゙'ヽ-----''゙゙

190 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 21:41:06 ID:lqhKBeNsO
半年で10キロ太ったよ

191 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 21:53:37 ID:Fgbw/ls90
オレも4年前に半年で8キロ太った。その後の1年で5キロ。

死にたい…orz

192 :本当にあった怖い名無し:2007/09/30(日) 23:21:01 ID:VTGRw/PSO
俺、今年入って20`増


肉食バンザイ

193 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 01:53:24 ID:MwLg+LEZO
俺毎年夏が終わったくらいから太りだす
3月くらいにヤバいと思って運動しまくる
太って痩せて繰り返してたら異様にマッチョになった…

194 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 06:14:05 ID:DGuYvUmW0
一年で20キロ太ったことあるぜ。厨房の頃だけどな。成長期を鑑みても15キロ以上は脂肪だろうか

195 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 10:00:31 ID:9YJduxgl0
>>184 預言者?

196 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 20:56:11 ID:Pi2DIB860
優良スレ            普通            クソスレ
  ┝━━━━━━━━━━┿━━━━━━━━━━┥
                          88彡ミ8。   /)
                         8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
                          |(| ∩ ∩|| / /   <ココ!
                         从ゝ__▽_.从 /
                          /||_、_|| /
                         / (___)
                        \(ミl_,_(
                          /.  _ \
                        /_ /  \ _.〉
                      / /   / /
                     (二/     (二)


197 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 22:40:42 ID:Pi2DIB860
 ∧_∧
(´・ω・) クソスレ〜 
O┬O )
◎┴し'-◎ ≡

198 :本当にあった怖い名無し:2007/10/01(月) 22:53:57 ID:Pi2DIB860
             / ̄ ̄ ̄\
  |:\         | ・ ▼ ・ |
 |:::\        |  ● ● |
  \ ::\       | ・   ・ |
    \ ::\      | ・・  ・・ |
     \_\   /::\___/::\
       \\ |::::::::::::::V:::::::::::::::|
      
      ジェイソンが>>1の首を取りにきたようです。

199 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 00:40:13 ID:N1t32Q56O
伝統あるスレが…

200 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 00:46:03 ID:9NDFIHQ90
いろは君続きまだ?

201 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 00:51:57 ID:QVqfXc3zO
ジェイソンはチェーンソーじゃなかった?
ノコだっけ?

202 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 09:41:15 ID:+Yp7HYt3O
糸ノコだったキガス

203 :ふゆo O 〇:2007/10/02(火) 12:26:10 ID:Q3R8eIHUO
高級車の黒光り

ベンツ・キャデラックなどの高級車が黒光りしている様子は周りの風景を鏡のように映し出す。しかし鏡と同様ではなく、歪んだ風景を映し出す。

これはとある方から聞いた話です。そしてその方は黒光りした車を見るのが堪らなく怖いという。

その方は葬儀屋に勤務していた。そして霊感がある彼は仕事柄、様々な霊現象に遭遇することも多かったという。

若い女性の葬儀でのことである。若くして亡くなったとうことで家族の方は相当に悲しんでいたという。通夜が終わり、実家から祭儀場に運ぶために霊柩車に仏さんを積もうとしたときに事件は起こった。急に物凄い寒気に襲われ、何か霊的なものが来ているなあと思った。

しかし、彼にはそんなことは日常茶飯事である。

なるべく気にしないで仕事に集中するように努めた。しかし今回はいつもとどうもおかしい?そしてふと霊柩車のボディーを見ると、何かが映っているではないか。

悲しみに伏せる親族や友人の列に混じって、白い服を着た人たちが映っている。この世のものではないとすぐに分かった。それは白装束に身を包つつみ、一列に並んでおり皆青白い顔をしてニタニタとにや付いていた。

葬式に不釣合いなその不気味な笑顔には心底ぞっとしたという。できるだけ気に留めないよう努めていたが、汗もだらだら垂れてくるし、腰が抜けそうだった。仏さんを車に積むと、早々と助手席に乗り込み霊柩車の車体を見ないようにした。

葬儀会場に着き、仏さんを下ろそうとしたときにもまだ白い人たちはボディーに映っている。しかし振り返り映っていた方向を確認してもやはり何もいない。


204 :ふゆ o O 〇:2007/10/02(火) 12:28:39 ID:Q3R8eIHUO
ニヤついた白い人の列は葬儀が終わるまで見え続けた。それからというもの、葬儀の度に霊柩車にそれは映り続けた。

仕事の度に奴等が映るものだから、彼は精神的にも限界になり、彼は葬儀屋の仕事を辞めてしまった。その後、彼は霊柩車を見ないように心がけていた。またあの白い人たちが見えるのではないか?そんな恐怖に怯えながら・・・・・・

そんなある日、恐ろしいことに気づいた。黒いベンツや黒いタクシーにもそれが映るようになっていることを・・・。黒いベンツや黒いタクシーのボディーに映るそれの姿は相変わらずニタニタと笑い、醜く歪んだ姿である。

そしてさらに恐ろしかったのは、亡者の列がだんだんと近くに見えてきているということ・そしてその列の中に自分が葬儀をあげた仏さんたちの姿があることを・・・

しかも若い人や悲惨な死に方をした仏さんばかりである。自分が葬儀に携わったあの若い女性の姿もあった。
「ああ、成仏していなんだ・・・・」
そう思ったという。やつ等は何のために彼の目の前に現れているのか?

いつかは自分をあの列の中に加えようとしているのではないか?・・・・・そう思ったという。

最後に、彼だけがそれを見ているのではなく他の葬儀屋仲間もそれを見ているという。そして因果関係が有るのか分からないが、見た方は事故にあったり亡くなったりと不幸な目に遭った方もいたという。そういうこともあり、因果を恐れ彼は
「あまり話したくなかった」と言った。




205 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 12:55:42 ID:XRBy1Xkt0
ふゆって何?

206 :記念:2007/10/02(火) 18:52:19 ID:0U1sOb8Z0
                / ̄ ̄\
              /  ヽ_  .\
              ( ●)( ●)  |     ____
              (__人__)      |     /      \
              l` ⌒´    |  / ─    ─  \
             . {         |/  (●)  ( ●)   \
               {       / |      (__人__)      |
          ,-、   ヽ     ノ、\    ` ⌒´     ,/_
         / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/><  ` ー─ ' ┌、 ヽ  ヽ,
        /  L_         ̄  /           _l__( { r-、 .ト
           _,,二)     /            〔― ‐} Ll  | l) )
           >_,フ      /               }二 コ\   Li‐'
        __,,,i‐ノ     l              └―イ   ヽ |
                    l                   i   ヽl
               2007年10月2日 糞スレにて

207 :通報しました:2007/10/02(火) 23:03:14 ID:Q3R8eIHUO
>>177 >>181-182 >>196-198 >>206 の荒らしは全て同じPC厨、一人ではなく全員で通報すれば管理人さんも事の重大さを理解してくれるはず。
【タイトル】
ネットいじめを回避する、投稿監視・削除サービス
【URL】
http://m.news.ameba.jp/entryDetail.do?entryId=7413

208 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 23:30:12 ID:N1t32Q56O
荒らしってなんで荒らすの?
ストレス発散??

209 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 23:41:35 ID:ZRy8isAR0
仕事(オナニー)したから暇になったんだろ

210 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 23:50:28 ID:0sa6jz9DO
>>207
通報するなら「殺すぞ」て書いてる基地害だけでいいだろがボケ

211 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 23:51:38 ID:0U1sOb8Z0
ヒント:糞スレ

212 :本当にあった怖い名無し:2007/10/02(火) 23:54:49 ID:N1t32Q56O
>>211>>208あて?

213 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:07:45 ID:SDfzTkTB0
そう、お前だよお前

214 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:08:34 ID:SDfzTkTB0
      /     \
     /  / ̄⌒ ̄\
     /   / ⌒  ⌒ |   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | /  (・)  (・) |   | てめーなんだよこの糞スレは!!
  /⌒  (6     つ  |   | てめーは精神障害でもあんのか?
 (  |  / ___  |  < 何とか言えよゴルァァァァァァ!
  − \   \_/  /    \__________________
 //  ,,r'´⌒ヽ___/     ,ィ
   /    ヽ       ri/ 彡
  /   i    ト、   __,,,丿)/        ζ           
 |    !     )`Y'''" ヽ,,/      / ̄ ̄ ̄ ̄\        
  ! l   |   く,,   ,,,ィ'"      /.         \ 
  ヽヽ  ゝ    ! ̄!~〜、       /           |    
  ヽ  / ̄""'''⌒ ̄"^'''''ー--、 :::||||||||||||||||||||||||||||||||| 
  Y'´          /    """''''〜--、|||||||||||||||||) 
   (      丿  ,,;;''  ....::::::::::: ::::r''''"" ̄""ヽ   |
   ゝ   ー--、,,,,,___      ::: ::,,,,,ー`''''''⌒''ーイ  ./
     ヽ      \  ̄""'''"" ̄   \____/-、
     ヽ       ヽ  :::::::::::::::::::: /          `ヽ
      ヽ  丿   )       /    ノ   ゝ ヽ ,〉
       ゝ      !      /            ∀
        !     |      /   人     ヽ   ヽ
        |     ,;;}      !ー-、/  ヽ _,,,-ー'''''--ヘ
          |ノ    |      |  /    Y        ヽ
         {     |      |   j      )  >>1     ヽ

215 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:09:40 ID:SDfzTkTB0
糞スレ立てんなっつってんダロ
       ∧         ∧          ∧
        / ヽ      / ヽ_       / .∧
     /   `、   _/   `、⌒ヾ⌒ヽ/  ∧
    /       ̄ ̄/  u (.....ノ(....ノ    / ヽ
    l:::::::::        |       `` u .:(....ノノ
   |::::::::::  -=・=- / ̄ ̄ヽ >>1  ::::::::::::::/`ヽ
   .|:::::::::::::::::  \_(___..ノ  u::::::::::::::::::::(....ノノ
    ヽ:::::::::::::::::::  \/ヽ  u ::::::::::::::::::::::::::::ノ


216 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:11:45 ID:SDfzTkTB0
優良スレ            普通            クソスレ
  ┝━━━━━━━━━━┿━━━━━━━━━━┥
                          88彡ミ8。   /)
                         8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
                          |(| ∩ ∩|| / /   <ココ!
                         从ゝ__▽_.从 /
                          /||_、_|| /
                         / (___)
                        \(ミl_,_(
                          /.  _ \
                        /_ /  \ _.〉
                      / /   / /
                     (二/     (二)


217 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:12:41 ID:SDfzTkTB0
 | 俺の立てたスレなんだ!!!
  | 俺が度々レスするんだ!!!
  | 名スレにするんだ!!!
  | きっと職人さんも来てくれる!!!
  \___________ ____
                       ∨  カタカタ____ ___
                  ∧_∧   ||\   .\  |◎ |
                  (.#`Д´)  ||  | ̄ ̄|  |:[].|
           ∧_∧ . ┌(   つ/ ̄l| / ̄ ̄/ ..| =|
   ∧_∧   ( TДT) |└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」
  ( TДT)  (  つつ   ̄]||__)   | ||       | ||
  (つ  つ  /  / /  ./ ̄\  / ||       / ||
  と_)_)  (___)__)  ◎    ◎ .[___||     .[___||
            ∧
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | >>1よ、もういいんだ・・・・・・・
   | 本当に良く頑張った・・・もう充分じゃないか・・・
   | 楽になっていいんだ・・・
   | 忘れるんだ・・・何事もなかったように・・・・・・

218 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:23:40 ID:6nj3S5j7O
なんか嫉妬っぼい…

219 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:55:55 ID:RJbLsyPZO
>>218
その通りだね^^

>>211>>213-217は哀れで陰湿な嫉妬厨、精神が薄弱すぎるのよ^^^^^^

220 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 00:59:56 ID:RJbLsyPZO
>>210は荒らしと同一人物^^
醜い自演 乙 ー ^^^^

221 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 01:32:30 ID:+Es1LDKxO
なんで嫉妬なんだよwアホかw

222 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 15:43:12 ID:6nj3S5j7O
なんか夏ですねで意外と話が投下されて秋ですねまで続いたから
季節ごとに現れるスレ!?
俺だってこのくらい考えたら思いつくぜ
俺以外がたてたこんなスレにみんな投下するんじゃねー
俺だってみんなに認められる息の長いスレ立ててーよ〜
でもいいアイデアもないからとりあえずこのスレ荒らせー
って感じに見える
そうじゃなかったとしてもそう見える

223 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 21:20:47 ID:2Hhzs3VA0
頭が悪くて気の利いた事も言えないから、実生活では誰からも相手にされず、認められず
どこにも居場所がなくて、不満と不信で一杯って感じがする
で、つまんないのは人のせい

224 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 00:32:58 ID:y7EupJ+r0
ウラトガシの話は興味深いというか、実話と思うとこう言うのは気がひけるが、
想像力に働きかけてくるので、
楽しみにしてるんだよな。
AAはするーだぜ。
他の人たちの話もなかなかに楽しみなんだぜ。


225 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 00:42:53 ID:ICXkoYFVO
>>224
あなたなかなか爽やかさんね
イイヨイイヨー
ナイスガイクールガイ!!

226 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 03:17:59 ID:C8q1TsAn0
>>198
これ、初めて見たけどよくできてるね

227 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 05:50:35 ID:oG8t/BH9O
>>226
AAにしては物凄く簡単なほうだと思うけどw

228 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 20:18:54 ID:fX0nID1V0
これめちゃ怖い…
http://ime.nu/imepita.zz.tc/020070817

229 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 20:31:08 ID:YBzcJ2MzO
↑マジで嫌な嫌がらせだな

230 :本当にあった怖い名無し:2007/10/04(木) 21:58:26 ID:Ow1wfDn+0
>>228 ID:fX0nID1V0
     ↓ ↓ ↓
             )
             (
         ,,        )      )
         ゙ミ;;;;;,_           (
          ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
          i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
          ゙ゞy、、;:..、)  }
           .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
         /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
        ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._  、}
        ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
       /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ 
       ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._  .、)  、}
       ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
      /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
      ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)  、}
      ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′


231 :本当にあった怖い名無し:2007/10/05(金) 10:19:48 ID:hOe/w5prO
>>228
グロ?グロなの??

232 :本当にあった怖い名無し:2007/10/05(金) 10:43:00 ID:WFH91WV/O
ブラクラ

233 :本当にあった怖い名無し:2007/10/05(金) 20:28:15 ID:YnYkBRh/O
暫くこない間に、何となく荒んだスレになっている気がするのはオレだけ?

234 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 01:03:05 ID:H4ImrDJOO
俺もそう思う
夏がなつかしー

235 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 02:04:43 ID:i8r6555NQ
夏は…どっちだ?

236 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 08:58:13 ID:D5y+2b5fO
夏はぽぽろもいたし、トンガラシもいたしな。
やっぱり秋にオカルトは合わんのかな?
でもこの四季スレ、せめて1シーズンはもたせたいな。
そして伝説へ・・・。
新たなる夏へ。

237 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 11:32:38 ID:x5I0t7/90
今日は冨樫復活の日だから、ウラトガシもきっと復活してくれるに違いない
信じてるよ、ウラトガシ

238 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 15:33:11 ID:D5y+2b5fO
くるよ、そろそろ
春、夏、秋、冬
始まりは夏からか。

239 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 16:19:13 ID:1C4cYXw/0
富樫復活記念
http://zip.2chan.net/11/src/1189364744801.jpg

240 :本当にあった怖い名無し:2007/10/06(土) 16:42:56 ID:D5y+2b5fO
そ、
甚だしく無知が大杉

241 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 08:46:55 ID:nJiUg4giO
>>237
うけとめた。

242 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:12:45 ID:itWDgvJNO
鏡世界にレスしてあったの持って来た。

そんじゃ貼っつけていくね。

243 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:19:07 ID:itWDgvJNO
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった出来事である。
 ある公園を夜中に通りかかると、真っ白の服を着た子供が一人でブランコに乗っている。こんな夜中にどうしたんだろう、と思って声をかけると「一緒に遊ぼ」と言う。
彼はなんだか怖くなって「ダメだ。おうちに帰りなさい」と答えて帰宅した。あとで近所の人に聞いたところ、
それは数年前にその公園で殺された子供の霊で、「いやだ」と答えると無事に帰れるけど「いいよ」と答えるとブランコの鎖で首を絞められて殺されてしまう、という話だった。

>2へ続く



244 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:20:05 ID:itWDgvJNO
>2
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった出来事である。
 その友人はある日、よく当たると評判の占い師に見てもらった。その占い師は、「あなたは白い松の木に殺される」と言った。それほど信じているわけではなかったが、その友人はなるべく松の木に近づかないように注意していた。
 その友人がある日、虫垂炎にかかった。命に関わるような病気ではないので安心していたが、手術室に運ばれる途中で、白衣の医師が声をかけてきた。
「よろしく。私が執刀医の松木です」

>3へ続く



245 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:20:52 ID:itWDgvJNO
>3
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった出来事である。
 神戸の六甲山中に、よく怪奇現象が起きるというトンネルがある。その噂を聞いた男は、どんなことが起きるのか確認してやろうと仲間数人で夜中に車でそのトンネルまで行った。
いよいよトンネルに入る、ということでみんな緊張したが、中に入ってしばらく走っていても何も起こらない。そして、何も起こらないままトンネルを抜けてしまった。みんなは、拍子抜けして帰宅した。
 ところが翌日、別の友人に聞いたところ、そのトンネルは阪神大震災の時に土砂崩れがあって今も通行禁止になっているはず、という。あわてて確認に行ったら、そのトンネルは入り口からすぐのところで土砂が崩れ、車はおろか人間さえ通行できない状態だった。

>4へ続く



246 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:23:34 ID:itWDgvJNO
>4
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった出来事である。
 ある夜、彼女はこんな夢を見た。会社で残業をした帰り、駅からの寂しい道を歩いていると、後ろに黒ずくめの男が歩いている。
その男は彼女の後をついてきているような気がする。何度か道を曲がっても、やはり男はついてくる。怖くなって近くの電話ボックスに飛び込み、家に電話して母親に迎えに来てくれるように言った。
しかし母親は「馬鹿なこと言ってないで早く帰ってきなさい」と答えるだけ。あきらめて電話ボックスを出ると目の前にその男がいて、彼女はナイフで刺されてしまう。ここで目が覚めた。
 その翌日、彼女が駅からの道を歩いていると、後をつけてくる男がいる。彼女は怖くなって電話ボックスに飛び込もうとするが、夢のことを思い出して、電話ボックスには入らずにそのまま家まで走って帰った。玄関を入る寸前、どこからともなく男の声が聞こえてきた。
「夢と違うことするんじゃねえよ」

>5へ続く



247 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:25:16 ID:itWDgvJNO
>5
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった出来事である。
 その友人は、バイクの後ろに彼女を乗せて夜の山道を走っていた。曲がりくねった道を猛スピードで走っていくと、カーブを曲がったとたん、目の前に道路標識があらわれた。
ポールが折れ曲がって、標識の部分が水平になってちょうど彼の首のあたりに来るようになっている。
彼はあわてて首をすくめると、その標識の下を通過したが、しばらく走って後ろを見ると乗っているのは彼女の胴体だけだ。
首は、さっきの標識で切断されてしまったらしい。
 びっくりして引き返すと、標識の近くにヘルメットが転がっていた。持ち上げてみると、中には彼女の首が入っている。その首はまだ生きていて、きょとんとした目で彼の方を見ると、こうつぶやいた。
「ねえ、あたし、どうしちゃったの?」

>6へ続く



248 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:27:13 ID:itWDgvJNO
>6
 これは、私の友人が体験した話で、本当にあった怖い来事である。
 彼はホームページを持っていて、そこで雑文を書いているのだが、しばしば架空の怪談をでっちあげて「本当にあった出来事である」と称し、読者を怖がらせて喜んでいた。ある日、彼はこんな話をでっちあげた。
 ある公園を夜中に通りかかると、真っ白の服を着た子供が一人でブランコに乗っている。こんな夜中にどうしたんだろう、と思って声をかけると「一緒に遊ぼ」と言う。
彼はなんだか怖くなって「ダメだ。おうちに帰りなさい」と答えて帰宅した。
あとで近所の人に聞いたところ、それは数年前にその公園で殺された子供の霊で、「いやだ」と答えると無事に帰れるけど「いいよ」と答えるとブランコの鎖で首を絞められて殺されてしまう、という話だった。
 なぜかこの話は受けて、たちまち広がってしまう。彼は、自分のでっちあげた話がさも真実のように語られるのを聞いてほくそ笑んでいた。
 そしてある日、残業をした帰り道、彼が公園を通りかかると真っ白の服を着た子供がブランコに乗っていた。彼はつい声をかけてしまったが、その子供は「一緒に遊ぼ」と言う。
あれ、おれが作った話にそっくりだな、でもそんなことはないだろ、と思って気軽に「いいよ」と答えたら、翌朝ブランコの鎖で首を絞められて死んだ姿で発見された。
 みんなは、ウソの怪談ばかりでっちあげていたからバチがあたったんだな、と話していたという。

《終》

249 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 11:29:28 ID:itWDgvJNO
これもあったんで貼っておきます。

【皆の迷惑になるしつこい荒らしが発生した時の通報場所を掲示しました。】

スレ進行の妨げや、皆の気分を害する迷惑な荒らしは なるべく放置せず、大勢で通報すれば管理人・削除人さんも事の重大さを理解してくれるはずです。
掲示板や特定のスレッドに来ては そこを荒らし、迷惑行為を行う人物は「特別重要人物としてブラックリスト入りし、常に監視下に置かれる」そうです。

以下が通報先となります。
↓↓↓
騙り荒らしへの対処の方法について
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakukb/1109237074/

【タイトル】
ネットいじめを回避する、投稿監視・削除サービス
【URL】
http://m.news.ameba.jp/entryDetail.do?entryId=7413

occult:オカルト[重要削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku2ch/1149634730/

occult:オカルト[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1164191881/

オカルト板自治&削除議論スレッド
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1150523835/

あらし報告・規制議論(仮)板削除議論
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1090199312/

occult:オカルト[スレッド削除]
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250 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 14:17:14 ID:ivl7TOp30
今起きた

251 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 17:20:48 ID:DCKprUoU0
うらとがしさん、乙です
開かずの間の続きもお願いします

252 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 19:29:55 ID:itWDgvJNO
嘘なら良かった話…


 目が覚めると、そこは見知らぬ部屋の中だった。
 後頭部がずきずきと痛む。手をあてようとして、おれは両腕が縛られているのに気がついた。
 腕だけではない。足も縛られていて、身動きさえままならない。さらに猿ぐつわまでかまされている。そんな状態で、おれは床の上に転がっていた。
 回らない頭を無理に動かして、あたりを見回す。家具の少ない殺風景な部屋だ。小さなテーブルの上にはジュースやビールの缶が乱雑に並び、その口からは煙草の吸い殻がはみ出している。
その横にあるのは漫画雑誌の山、ビニール製のゴミ袋、古ぼけたテレビ。部屋の端には汚いベッドが置かれ、窓にかかったカーテンはくすんでいる。どうやらワンルームマンションの一室のようだ。部屋にいるのはおれ一人。
 なぜおれはこんなところにいるんだ。しばらく考えて、ようやく記憶がよみがえってきた。昨夜、いや、どれくらいの間寝ていたのかわからないので昨夜とは限らないが、夜道を歩いていたおれは突然頭を殴られたのだ。
反射的に振り返ろうとした途端、第二撃が来た。薄れゆく意識の中で、おれは殴った者の顔をかいま見た。田渕。行きつけの飲み屋で何度か見た程度で、話はほとんどしたことはない。倒れ伏したおれの耳に、田渕のささやく声が妙に大きく響いてきた。悪く思うなよ。
身代金を取ったら、ちゃんと返してやるからな。その言葉を聞きながら、おれは気絶した。


253 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 19:31:51 ID:itWDgvJNO
 なんてことだ。おれは田渕に誘拐されたのか。すると、ここは田渕の部屋だろう。
 しかし、よりにもよってこんなときにおれ自身が人質になるとは。運命の皮肉と言うべきか、まったく間抜けな話である。
なぜなら、おれも今、ある男を誘拐している最中で、おれの部屋には同じように人質の男が縛られて転がっているのだ。
 動機は単純なものだ。要するに金である。ギャンブルにのめり込んでサラ金から借金を重ね、返済の期日も迫ってどうしようもなくなったおれは、半ば衝動的に誘拐を実行に移した。
人質は、飲み屋で知り合った渕上という男である。一人暮らしだが、田舎の両親がけっこう資産家だという話だった。
 ところが、誘拐したのはいいが具体的な計画が何もない。脅迫電話のかけ方や身代金の受け渡し方法など、考えていなかったのだ。
頭をひねってみたが、逮捕されずに身代金を受け取る方法などそう簡単に思いつくものではない。ちょっと気分を変えようかと思い、縛った渕上を部屋に残して夜の街の散歩に出掛けたところ、田渕に誘拐されてしまった、というわけである。
誘拐犯が誘拐されるなど、笑い話にもなりはしない。

 その散歩の途中、おれは誘拐というものについて少々考察を巡らせていた。
 誘拐においては、利害の対立する当事者が三者いる。犯人と人質の家族と警察だ。そして、利害の対立するポイントも三点あって、身代金を受け取れるかどうか、犯人が逮捕されるかどうか、人質が無事戻るかどうか、である。


254 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 19:33:38 ID:itWDgvJNO
 まず、犯人にとっては、身代金を受け取って逮捕されずに逃げおおせる、という結果がもっとも望ましい。この場合、人質の生死は大して重要な問題ではない。
いやむしろ、逮捕される可能性を考えれば、重要な証人になりうる人質は殺してしまった方がいいだろう。
もちろん、人質を殺すかどうかで罪の重さも変わってくるわけだが、それは逮捕されれば、の話だ。逮捕されたときのことを考えていたら誘拐などできはしない。
 次に、警察にとっては、もちろん犯人逮捕がもっとも望ましい。身代金を取られたとしても犯人を逮捕すれば戻ってくるだろうし、万一犯人が使い込んだりして戻ってこなかったとしてもそれは裁判で決着をつけることだ。
警察の領分ではない。問題は人質の生死だが、あまり大きな声では言えないが、実はこれはどうでもいいことなのだ。もちろん、殺されるよりは助かった方がいいのは確かだが、それが最優先されることはない。
 もっとも望ましい結末は、犯人が逮捕され人質も無事に戻る、というもの。もっとも望ましくない結末は、犯人に逃げられ人質も殺される、というもの。これは明白だろう。では、その中間はどうか。
犯人には逃げられたが人質は無事だった、という場合と、犯人は逮捕できたが人質は殺された、という場合だ。これは、世論の批判の矛先がどこへ向けられるかを考えればわかるだろう。たとえ人質は助かっても、犯人に逃げられては警察は批判される。
犯人逮捕こそ、警察の使命なのだから。たとえ人質が殺されたとしても、犯人さえ逮捕できれば批判の大部分は犯人に向けられるので大丈夫である。


255 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 19:35:12 ID:itWDgvJNO
 もちろん、人質の生命より犯人逮捕の方が重要だ、などとはおもてだって言えはしないが。
 では最後に、人質の家族にとってはどうか。これはもちろん、人質の生命がもっとも重要だろう。
 だが、一般論としてはそのとおりだが、おれが誘拐した渕上の場合は少々事情が異なる。この男はどうしようもないろくでなしで、両親からも愛想を尽かされているのだ。周囲の評判も最低である。
こいつが死んでくれれば、両親としても厄介払いができたと胸を撫で下ろすのではないだろうか。それどころか、すでにこの世にいない、というだけの理由で、「あの人にもけっこういいところがありました」などと誉めてくれる人も出てくるかもしれない。
要するに、死んだ方がいい人間、ということだ。
 待てよ。だとすると、渕上の両親はちゃんと身代金を払ってくれるだろうか。心配だ。

 いや、渕上の身代金など心配している場合ではない。今は、ややこしいことに、このおれが田渕に誘拐されて人質になっているのだ。しかも、両親から愛想を尽かされている点ではおれも渕上と似たり寄ったりである。
やばいことになってきた。田渕はおれを殺すつもりだろうか。
 しかし、その田渕はなかなか姿を見せなかった。時計がないのでよくわからないが、おれが気絶から覚めてから半日以上は経っているようだ。
おれを置き去りにしたまま、田渕はどこへ行ったのか。身代金の受け取りに失敗して逮捕されたのだろうか。ならば、警察がおれを救出に来てもいいはずだが。まさか、このままこの部屋の中で餓死、などという結末にはならないだろうな。
おれは不安と焦燥に駆られながらも、どうすることもできなかった。おれが誘拐した渕上、やつも今頃は同じようなことを考えているだろうか。



256 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 19:36:34 ID:itWDgvJNO
 それからさらに半日ほど、おれはずっと縛られたまま転がっていた。トイレはどうしたのか、などという屈辱的な質問はしないでくれ。
不安と疲労と空腹で意識が朦朧とし始めたとき、ようやく事態に進展があった。ドアの鍵が開く音が聞こえたのだ。
 田渕が帰ってきたか、と思いきや、無言で上がり込んできたのは大勢の男たちだった。スーツにネクタイを締めた者や、制服姿の者もいる。警察だ!どうやら命だけは助かったようだ。
警官のうちの一人がおれの前にしゃがみ込み、猿轡をはずしてくれた。他の者は部屋のあちこちを調べ回っているようだ。
「もう大丈夫です」
 その警官は言った。おれはかすれ声で答える。
「ああ……すると、田渕は……逮捕されたんですね」
「ええまあ、逮捕というか保護というか……」
 警官は口を濁す。
「実を言うと、田渕はある男に誘拐・監禁されていたんです。で、その男の部屋に行って田渕を保護したまではよかったのですが、田渕が言うには、おれも別の男を誘拐して部屋に監禁しているところだ、と。
そして、その言葉に従って田渕の部屋に来てみれば、本当に人質……つまり、あなたが監禁されているじゃないですか。
いったい何がどうなっているんだか。頭が混乱しそうですよ。田渕を誘拐した男も、今はどこにいるのか行方不明だし」
 なんとなく、いやな予感がした。おれは、その警官に聞いてみた。
「その、田渕を誘拐した男、というのは、一体誰ですか?」
「え? ああ、その犯人は、渕上という男です」
 やっぱりそうだったか。
 この警官に、渕上は私が誘拐して部屋に監禁しています、と言えば信じるだろうか。信じないだろうな。

《終》



257 :本当にあった怖い名無し:2007/10/08(月) 22:29:23 ID:cIXbDiURO
解説お願いします…

258 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 02:03:38 ID:XYRKhk6M0
犯人は上田

259 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 02:29:27 ID:KnxAyDF9O
偶然が重なった

これで解決

260 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 07:06:11 ID:mV1paj3E0
この該当スレが、まだ732までしかいってないのがオカルト
http://gnosis.blog64.fc2.com/blog-entry-1968.html

261 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 07:13:00 ID:GY83bIwFO
この話のどこを怖がればいいのか三行で教えてくれ

262 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 08:51:02 ID:Dg1s675uO
>>256
不可能じゃ…

263 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 12:43:54 ID:Ok324Hzj0
はい、次の人

264 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 13:54:45 ID:2KHyOa+kO
誰か、チャイムが鳴り続ける話知らない?
夏にどっかで見たと思うんだけど

265 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 05:41:06 ID:wZ/o37Mc0
チャイムが鳴り続ける話って定番だよ
もうちょっとkwsk

266 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 07:32:41 ID:cxKpWYXrO
>>265
赤い服の女が執拗に近所中のチャイム鳴らしてるやつ。
オチ見てないんだ。

267 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 09:32:37 ID:lG5KfiNo0
いろはクン?の人形って話、さっき初めて読んだ初心者ですが
文章もさることながら、事実に基づいてる感がありありとしててコワ…
話中に出てくる神社とかググったら普通に出てきて、白けるどころか寒気がした。こええ

268 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 13:49:09 ID:YwLerVZnO
>>262
確かに。時系列考えるとどう考えても無理

>>266
テレビのほんとにあった怖い話にもあったと思う

269 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 14:24:56 ID:ezAc3FhW0
チャイムって学校のチャイムかと思ってた。
ピンポンダッシュなのね。

270 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 17:12:02 ID:cxKpWYXrO
>>268
テレビで見たんじゃないんだけど、もしかしたらそれのパクリだったのかも


>>269
ごめん、インターフォンの方

271 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 17:15:56 ID:ezAc3FhW0
自分の家を探してる、ってやつ?


272 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 18:24:14 ID:r3YapOU/Q
セコムしてますか?

273 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 21:34:10 ID:cxKpWYXrO
>>271
自分の家を探してるのかどうかは分かんないんだけど、
なんか近所中のインターフォンを押しまくってる赤い服の女を毎日見るっていうカンジ

274 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 22:07:48 ID:l2ELcbuJO
オレもその話テレビで見た気がする。
しかもオレもオチ覚えてない。
あの子何者だったのだっけ?

275 :本当にあった怖い名無し:2007/10/10(水) 23:37:28 ID:cxKpWYXrO
テレビの話だったのね…
orz
誰かオチ知らないの?
女の人は人間じゃないのかな

276 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 00:02:30 ID:6Rd2taxl0
>>267
秀逸だよね
続きはいつになるのやら


277 :268:2007/10/11(木) 05:09:49 ID:InzvhOcmO
赤い服の女がインターホンを鳴らし続ける話を探してあげようと思ったけど、
いやはや、どこで見たかわからなくなっちゃったわ…;
ほん怖の話自体、読者投稿のものを漫画・小説・ドラマ化したものだから、
結構どこかで見かけたことがある話が多いんだよね
探してみたけどどこで見たのかわからないので…取り敢えずほん怖の
方の情報だけ書いておくね。ググッてみたけど携帯ではこれが限界、スマソ;

夏の特別編 2005.08.23.OA
『黒髪の女』
松浦亜弥
ニコニコ動画にあるみたいだから、見てみるといいかも ^ ^

278 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 06:56:30 ID:6h0HM3No0
赤い服、女、チャイムでぐぐったら怖い話が複数出てきたけど
近所中のチャイムをならす話は見当たらなかった
オチがわかった人、報告よろ

279 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 07:36:10 ID:CmTBmy41O
>>277
ありがとう!
早速見てみるわ
わざわざ探させちゃってスマソ

280 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 17:49:15 ID:InzvhOcmO
>>274>>275>>278
オチわかるけど教えちゃっていいのかな?ニコニコにもあがってるみたいだし…
というより、あまり怖い話でもないから映像の方がゾクッと出来ると思う;^ ^

>>279
どういたしまして^ ^

281 :本当にあった怖い名無し:2007/10/11(木) 19:22:57 ID:tWN3fLHk0
278ですが、オチだけでなく話の粗筋も教えて欲しいです

282 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 01:48:50 ID:q5T+Vch2O
>>281
ただいま、思い出しながら纏めています。物凄く難しいです…;
もう暫らくお待ちくださいm(;_ _)m

283 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 06:48:28 ID:KDJ7jj720
待ってまーす

284 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 15:49:27 ID:W/jJLHs5O
つまらん話だな、死ね

285 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 15:54:35 ID:brH+htMTO
いやだ

286 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 16:03:16 ID:LJXNSkkk0
ウラトガシらしきカキコをハケーン

287 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 18:27:13 ID:28g3Rlrt0
一昨日は、バタリヤン2を見ました。

288 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 21:28:07 ID:k4cJY8GOO
>>284
今日はPCでなく、携帯から荒らしでちゅか?ボクちゃんww

289 :本当にあった怖い名無し:2007/10/12(金) 23:37:10 ID:EzPMgl550
面白かった?

290 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 01:11:30 ID:fo4rqX6t0
ウラトガシはどこにいるんかな
良スレカムバック

291 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:01:54 ID:VjDGmnStO
とある話を紹介します。

 会社というのは、怪談の宝庫だ。どこの会社にも、七不思議と言われるものがあるだろう。今日は、私の会社の七不思議を紹介しよう。もしかすると、あなたの会社にも似たような話があるかもしれない……。


その1 鏡の中

 旧館の西北端に、あまり利用されていない階段がある。窓もなく、陰気な階段だ。
 その階段の、2階と3階の間の踊り場には、2メートル近い大きな鏡が取り付けられていた。
 いつから囁かれたかは定かではないが、この鏡には不気味な噂があった。深夜の12時、一人でこの鏡の前に立つと、背後に若い男の姿が映るという。その男は、先輩のイジメに耐えきれずに自殺した新入社員の霊だと言われている。
 先日私は、珍しく深夜まで残業をしていた。11時を過ぎても仕事は片づく様子はない。泊まり込みを覚悟し、休憩を取ろうとして近所のコンビニへ夜食を買いに行った帰りのこと、私は普段は使わない例の階段を通った。裏門から私のデスクへは、ここを通るのが近道なのだ。
 階段を登り始めて、私は鏡の噂を思い出した。腕時計を見ると、11時58分。ちょうどいい機会だ、噂の真偽を確かめてやろう。私は腕時計を見ながら、ゆっくりと階段を登っていった。
 そして、12時ちょうど。私は鏡の前に立っていた。鏡には、一人の男の姿が映っている。若くて背が高い、ハンサムな男だ。私が手を上げると、その男も手を上げる。……なんだ、自分が映っているだけか。やはり、単なる噂だったのだ。
 私はデスクに戻って仕事を続けた。
 仕事はなかなかはかどらなかったが、午前3時を過ぎた頃、眠気に耐えられなくなり仮眠を取ることにした。2時間ぐらいのはずだったが起きたのは8時前だった。やれやれ、今日もまた遅くなりそうだ……私はまた、近所のコンビニへ朝食を買いに行った。
 その帰り、再び例の階段を登った。踊り場を通った私は首をかしげた。鏡がない。昨夜は確かにあったはずなのに……。
 私が踊り場に立ち尽くしていると、総務の川口が通りかかった。出勤してきたところらしい。私は川口に、ここにあった鏡はどうしたのか尋ねた。川口は答えた。
「鏡? そこにあった鏡は、ひびがはいったので取り外したきりになってますよ。ええ、もうだいぶ前……3年くらい前のことですが」



292 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:02:52 ID:VjDGmnStO
その2 トイレの太郎さん

 旧館2階の男子便所、その一番奥の個室には、「太郎さん」という幽霊が出ると言われている。噂によるとその男は、先輩のイジメに耐えきれずに自殺した新入社員の霊だということだ。
 この「太郎さん」を目撃した者は多い。しかし奇妙なことに、その姿は証言者によって違うのだ。ある者は背広を着てネクタイを締めていたと言い、ある者はGパンにTシャツだったと言い、ある者はパンツ一枚の姿だったと言う。
ある者は痩せて背が高かったと言い、ある者は相撲取りのように太っていたと言う。
 なぜこんなに証言が食い違うのか? 「太郎さん」の真の姿を確かめるべく、私はある夜、問題のトイレへと向かった。
 照明は薄暗い。一番奥の個室のドアだけが閉じている。その個室の前に立つと、私はおそるおそるノックした。中から陰気な声が響く。
「どうぞ〜」
 私は思いきってドアを開けた。その中には、想像を絶する光景があった。
 背広を着た男、Gパンをはいた男、痩せた男、太った男……何人もの男が、狭い個室の中で押し合いへし合いしていた。人数を数えてみる。一人、二人……どうやら、十人いるようだ。なるほど、十人トイレ、ということか。



293 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:03:30 ID:VjDGmnStO
その3 燕の巣

 通用門の軒先に、かなり昔から燕の巣がある。私が入社したときにはすでにあったから、10年以上はたっているだろう。
 この巣には、毎年燕がやってくる。雛がさえずる声が聞こえ、親燕がひっきりなしに餌を運ぶ姿も見える。しかし、奇妙なことに、雛が巣立つ姿を見た者は誰もいないのだ。気付いたときには、巣は空になっている。
 今年も、燕はやってきた。しばらくして雛が産まれたらしく、けたたましいさえずりが聞こえるようになった。
 そんなある日の昼休み、私の同僚の田端が脚立を持ち出してきた。聞くと、例の燕の巣の中を確かめるのだと言う。数人が見守る中、田端は脚立に登ると巣の中をのぞき込んだ。声も出さず、じっとしている。
 田端は黙って降りてきた。青い顔をしている。何を聞いても答えない。そのまま田端は脚立をかかえて戻っていった。
 翌日から田端は会社に出てこなくなった。2週間ほどたった頃、田端が会社を辞めた、という話を聞いた。
 今年も、燕の姿はいつの間にか消えていた。もう誰も、巣の中をのぞこうとはしない。




294 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:04:12 ID:VjDGmnStO
その4 落ちる女

 新館3階北側の窓。小雨の降る夜には、この窓から「落ちる女」が見えるという。噂によるとその女は、先輩のイジメに耐えきれずに自殺した新入社員の霊だということだ。
 屋上から飛び降り自殺したのは十年前。それ以来、何度となくこの女の幽霊は「落ち続けて」きたらしい。
 その日、私は珍しく残業をしていた。外は雨。フロアはすでに人影もまばらである。私のデスクの横には、「落ちる女」が見えると言われている窓があった。
 そして、たまたまパソコンのディスプレイから目を離して窓の外を眺めたとき……私は見てしまった。「落ちる女」だ。同時に悲鳴と、何かが地面に落ちたような音がする。私はあわてて、近くにいた同僚の堀江に声をかけた。
「ああ、落ちる女だろ? 放っておけよ、別に害があるわけじゃなし」
 堀江はそう言うが、私は初めて見るのだ。気になったので、窓を開けて下を見る。……さっきの幽霊は、地面に倒れていた。なるほど、落ちて消え失せるのではなく、落ちたあとまで再現してくれるのか。面白そうなので見に行こうと、私は階段へと走った。
 倒れている幽霊は、どこかで見たことがある顔をしていた。血まみれの腕がかすかに動いている。駆け寄ると、その女は消えそうな声で言った。
「たす……けて……たす……け……」
 とても幽霊には見えない。すごいリアリティーだ。さらにその幽霊は助けを呼んでいたが、しばらくして動かなくなった。なるほど、こういう風に死んだわけか。なかなか興味深いものを見せてもらった。
 そして翌朝。幽霊は、まだその場所にいた。もちろん、ぴくりとも動かない。通勤してきた社員たちも、何事もなかったかのようにその横を通り過ぎる。みんな幽霊だと知っているようだ。
 翌日も、その翌日も、幽霊はいた。だんだんと腐敗が進行しているような感じで、異臭もする。ずいぶん芸の細かい幽霊だ。
 その後もずっと、幽霊はそこにいた。半年ほどたった今は、ほとんど骨だけになっている。それだけになっている。それにしても、いつまでいるつもりなのだろう。もうみんな、飽きてるんだけど。



295 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:05:05 ID:VjDGmnStO
その5 ゴミ箱に潜むもの

 社員食堂の横に、コンビニもどきの店ができたのはつい最近のことだ。だから、この噂も新しい。私が聞いたのは数日前だ。
 その店の前に、大きなゴミ箱がある。燃えるゴミ用と燃えないゴミ用の二つだ。このゴミ箱に、得体の知れない怪物が潜んでいる、というのだ。
 夕方、私は缶コーヒーを買って店の前で飲んでいた。同じように、店の前にたむろしている社員が数人。その中の一人の男が、空になったコーラの缶をゴミ箱に向けて投げた。
話に夢中になっているらしく、ろくにゴミ箱の方を見もしない。案の定、その缶は燃えるゴミ用の方に落ちていった。
 その瞬間。ものすごい勢いで、燃えないゴミ用のゴミ箱から、毛むくじゃらの手が出てきた。猿の手のように見えたが、指は四本しかない。その手は、燃えないゴミ用のゴミ箱に落ちる寸前の缶をしっかりとつかむと、燃えないゴミ用のゴミ箱の中に引っ込んだ。
 驚いてあたりを見回すが、目撃者は私だけのようだ。なるほど、こういう怪物だったのか。
 もう一度試してみよう。私は、飲み終わったコーヒーの缶を持って、ゴミ箱に近づいていった。燃えるゴミ用の方に、缶を投げ込む。
 やはり、毛むくじゃらの手が出てきた。私の投げた缶をつかむと、燃えないゴミ用のゴミ箱の中に消えていく。しかし、さっきとはちょっと違っていた。その手は引っ込む前に、私の頭を一発殴っていったのだ。
「す、すいませんでした」
 私は思わず、ゴミ箱に向かって頭を下げていた。




296 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:06:09 ID:VjDGmnStO
その6 弔いの席

 私の課の庶務担当の女性が自殺したのは初夏のことである。自宅のバスルームで、自らの頚動脈を剃刀で切ったのだ。彼女はこの春に入社したばかりで、噂では先輩のイジメに耐えきれずに自殺したのだという。
 彼女がいなくなると課の業務に支障をきたすわけだが、そう簡単に正社員が補充できるわけではない。とりあえずの手段として、人材派遣会社から女性を一人派遣してもらうことにした。
 数日して、その女性……塩崎さんがやって来た。塩崎さんの席は、もちろん、自殺した彼女の席である。デスクの上に供えてあった花は片付けられている。無用な不安を与えることもあるまいと、前任者が自殺したことは塩崎さんには教えていなかった。
 塩崎さんは、明るくて元気がよく、仕事もよくできた。社員たちともすぐに仲良くなった。その塩崎さんの様子がおかしくなったのは、来てから半月ほどたってからである。
 ある日の昼休み。塩崎さんは食堂から戻ると自分の席に座り、鞄から赤い毛糸を取り出して一心不乱に編み物を始めた。編み物が趣味とは聞いていなかったので少し意外だったが、まあ、恋人へのプレゼントでも編んでいるのだろうと思っていた。
 しかし、それから段々とおかしくなってきたのだ。昼休みだけでなく、勤務時間になっても編み物を続けている。何かに取り憑かれたように、一心不乱に編み針を動かしているのだ。彼女が赤い毛糸で編んでいるものは、次第に長くなっていった。
 私は、意を決して塩崎さんに何を編んでいるのか聞いてみた。塩崎さんは、私の方を見もせずに答えた。
「はい、マフラーを編んでいるんです」
 この季節にマフラー? そう思ったが、それを口に出すことはできなかった。塩崎さんが、続けてこう言ったからだ。
「……このマフラーをつけていれば、傷口が隠せるでしょう?」



《終》

297 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:14:33 ID:VjDGmnStO
今度はこたつに纏わる話を紹介。

 本格的な寒さが到来する前に、こたつを購入した。
 このところ金欠気味なので、新品を買う余裕はない。たまたま近所の中学校で開かれていたフリーマーケットで中古品を入手したのだ。
 中古とは言え、新品同様である。しかも、驚くほど安かった。
 買う前に一瞬、不安が頭をかすめる。中古車や中古バイクなどが異常に安い価格で売られていたら、それは事故で人を殺しているからだ、というのはよく聞く話である。だが私はその不安を頭から追い出した。まさかこたつが人を轢くわけじゃなし、気にすることはないだろう。
 しかし、それは大きな間違いだったのだ。

 その夜、私は買ったばかりのこたつに入りつつパソコンに向かっていた。
 テレホーダイタイムになるとさまざまなホームページを巡りつつ日記を読んだり伝言板に書き込んだりするのが日課になっている。暖かいこたつに入り、冷たいビールを飲みつつホームページ巡りをするのはとても快適だった。
そして、私はいつの間にかこたつで眠ってしまったらしい……。
 ……何かが足に触れる感触がして目がさめた。猫? いや、猫など飼っていない。ゴキブリかとも思ったが、もっと大きいものだ。私は、こたつの中をのぞき込んだ。ヒーターの明かりがまるで血のように赤い。

>続く

298 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:15:52 ID:VjDGmnStO
>続き

 そいつが、そこにいた。
 皮膚はどす黒く、体はミイラのようにひからびている。やせこけた頬に、頭髪のほとんど残っていない頭。目だけが異様に大きい。
 それは、二才くらいの子供のミイラだった。ゆっくりと手を動かし、私の足をつかもうとしている。水気のない唇がかすかに動き、そのミイラはつぶやいていた。
「……あつい……あついよ……みず……」
 私は情けない悲鳴をあげるとこたつから飛び出した。そのまま布団に飛び込む。布団を頭からかぶり、一睡もできずに朝まで震えていた。

 夜が明けてみると、さっきの出来事は夢のような気がしてきた。
 布団から出ると、おそるおそるこたつの中をのぞき込む。……何もいなかった。一体、昨夜見た子供のミイラは何だったのだろう? 私は考えた。
 小さな子供がこたつの中で寝てしまい、脱水症状を起こす、という事故を聞いたことがある。もしかするとあれは、母親がパチンコにでも行っている間にこたつで寝てしまい、そのまま死んでしまった子供の幽霊なのかもしれない。
新品同様のこたつが破格の値段で売られていたわけがわかったような気がした。

 当然ながらもうこのこたつを使う気はしなかった。
 捨てようか、とも考えたが、たたりが怖い。やはり、他人に押しつけるのが一番だろう。私は、ネット上で知り合った何人かの知人に「こたつを無料で譲ります」というメールを出した。「欲しい」という返事が返ってくるとすぐに、その知人あてに宅配便で送りつけた。
 それ以来、私の部屋には子供のミイラは出現しなくなった。一安心である。

 しかし、ひとつ気になることがある。
 私がこたつを送りつけた知人……その知人のホームページがそれ以来まったく更新されなくなったのだ。さりげなく近況を尋ねるメールを出してみたが、返事はない。
 私は、少し罪悪感を感じた。

299 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 02:32:33 ID:fo4rqX6t0
おお、よいね一

300 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 10:14:19 ID:m1d8kPg+0
おはよー、もうすっかり秋ですね
怒涛の連投お疲れさまです
会社の7不思議が6までしか紹介されていないのは
7つ知ると恐ろしいことが起きるから?

301 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:18:10 ID:MhEJziYfO
会社の話、おもしろいねー

洒落怖スレにも投稿しておいでよ? 絶対まとめサイト載るよ

302 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:29:53 ID:VjDGmnStO
>>300
………、どうしてもと言うなら……

では >>296 の続きを…


303 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:31:32 ID:VjDGmnStO
【最終話】

 太陽が中天に輝く快晴の空。さわやかな風が頬をなでる。駅前の商店街は昼下がりのけだるさに包まれていた。しかし、平和な外観にだまされてはいけない。今、この町はゾンビに支配されているのだ。
 私はあたりに注意を払いながら、銀行に入っていった。自動ドアが開くと、中にいた者たち、客も、銀行員も、一斉にこちらを向く。まずい。こいつらは全員ゾンビだ。
ゾンビたちは両手を前に突き出し、異様なうめき声を上げながらこちらに近づいてくる。私はきびすを返して逃げ出した。
 商店街を走る。通行人たちが私に気づき、やはりうめき声をあげながら追いかけてくる。こいつらもゾンビだ。
 私はJRの線路をくぐる地下道に駆け込んだ。必死で走る。もうすぐ出口だ。なんとか逃げ切れる。と思ったとき、出口に人影が見えた。あいつらもゾンビだ。まずい。はさまれた。
 私は、なすすべもなくその場に立ちすくんでいた。ゾンビたちは両側から徐々に近づいてくる。もはやこれまでか。最後の救いを求めてあたりを見まわす。すると、コンクリートがむき出しの壁に妙なものがあるのに気が付いた。
ボタンだ。灰色の、一円玉ほどの大きさのプラスチックのボタン。中心には黒い文字で『RESET』と書かれている。なんだこれは、と考える前に、私はそのボタンを押していた。



304 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:33:02 ID:VjDGmnStO
 布団の中で目が覚めた。体中にびっしょりと汗をかいている。
「夢か……」
 私は思わずつぶやいた。設定の奇抜さは別として、細部は妙にリアリティがある夢だった。しかし、リセットボタンを押すと目が覚めるとは、なかなか親切な悪夢である。
 などと一人で苦笑しながら枕元の時計を見た私は愕然とした。すでに八時半を過ぎている。今日は九時から、事業部長も出席する重要な会議があるというのに。これでは完全に遅刻である。あわてて服を着替え、顔も洗わずに飛び出す。
 家から駅までの道、駅から会社までの道を必死で走ったが当然間に合わなかった。そっと会議室の扉を開けると、すでに会議はたけなわだった。
足音を殺して入っていく私の方を、刺すような視線でにらんだのが数人、残りは私のことなど無視している。私は身が縮む思いで、隅の方の席に腰を下ろした。
 案の定、会議が終わると課長の叱責が待っていた。私は課長のデスクの前に立ち、神妙な顔でそれを聞いている。こんな重要な会議に遅刻するとは何事だ。だいたい、普段から君はたるんでる。
前にもあんなことがあった。こんなこともあった。少しは成長したらどうなんだ。課長の言葉は果てしなく続き、次第に私も我慢しきれなくなってきた。
 ふと課長のデスクを見ると、ちょうど私の右手のすぐ前あたりに見覚えのあるものがあった。灰色の小さなボタン。『RESET』と書かれている。
…??、これは先ほど、夢に出てきたリセットボタンではないのか? 昨日まで、いや、ついさっきまで、ここにはボタンなどなかったのに。
 などと悩むのもそこそこに、私はそのボタンを押していた。



305 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:34:54 ID:VjDGmnStO
 気が付くと私は、自分の家の布団の中にいた。反射的に時計を見る。まだ七時過ぎ。大丈夫、会議には十分に間に合う時間だ。
 顔を洗いながら私は考えていた。すると、今の出来事も夢だったのか。しかし、夢にしては現実味がありすぎた。
全力疾走したときの苦しさ、会議でのリアリティのある会話、課長の叱責、とても夢とは思えない。だが、あのリセットボタンは……。
 悩んでいても結論が出るはずもなかったので、あきらめて私は会社に向かった。遅刻せずに会議に出席し、いくつか気の利いた発言もして、終わった後に課長にほめられた。まったく、リセットボタンさまさまである。

 そして。
 その後もリセットボタンは、ことあるごとに私の目の前に現れた。仕事上で小さな失敗をしてしまったとき、友だちと些細なことでケンカをしてしまったとき。ボタンは、気が付いたら私の目の前にある。
デスクの上、トイレの壁、駅のホーム。しかし私は押さなかった。押したければいつでも押せる、という安心感もあったし、まだまだボタンを押すほどせっぱ詰まった状況じゃないな、とも思ったからだ。
押さなければ押さないで、失敗もけっこう取り返しがつくものである。そして押さずにいると、やがてボタンはいつの間にか消えていた。
 誰もがしり込みするような困難な、しかし成功すれば成果も大きい仕事を、自ら志願しておこなったこともあった。いざとなればリセットボタンを押せばいい、と思ったからだ。
志願したときも、そしてその仕事の最中もボタンは何度か私の前に現れた。しかし私は結局ボタンを押さず、開き直ったのが功を奏したのか結局その仕事を成功させていた。社内での私の評価は一気に上がった。
 誰もが高嶺の花と思っていたあの人に、思い切って愛を告白したこともあった。やはり、いざとなればリセットボタンを押せばいい、と思ったからだ。しかし意外にも告白は受け入れられ、私たちはつき合うようになった。



306 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:37:16 ID:VjDGmnStO
 その後の私の人生は成功続きだった。いざとなればリセットボタンを押せばいい、と思うだけでこうも大胆に積極的になれるのである。
もちろん、小さな失敗はいくつかあり、ボタンも何度も出現したが、一度も押さなかった。私は、この人生をけっこう楽しんでいたのだ。

 そしてある日、私はとある地方の客先へ出張へ行くことになった。重要な商談である。
 相手先との約束の時間には十分余裕を見ていた。しかし、新幹線が事故で遅れたために結局ぎりぎりになってしまったのだ。駅を小走りに走り出る。ちらと横を見ると、階段の脇に例のリセットボタンがあった。
なあに、まだまだボタンを押すほどの事態ではない。そう考えて私は早足で歩く。商店街を抜け、人通りのない細い道に差し掛かったとき、それは起きた。
 突然、横の道から車が飛び出てきた。為すすべもなくはね飛ばされ、私の体は宙に舞った。地面に叩きつけられ、激痛が全身を襲う。どこをやられたのか、道路に大量の血が流れ出す。
 車からは中年の男が出てきた。道路に横たわってうめいている私の姿を見て、かなり動転している。「もう終わりだ」「これでは会社もクビに」「なぜこんなことが」などと言いつつおろおろとするばかりである。
早く救急車を呼んでくれ。そう言おうと思ったが、激痛で声が出せなかった。他には人も車も通らない。早く。早く助けてくれ。こんなことで死にたくはない。
 うめきながら顔を上げると、三メートルほど先の電柱にボタンがあった。
「例のリセットボタンだ!」


307 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 11:45:53 ID:VjDGmnStO
「そうだ、今こそボタンを押すときだ」
私は激痛をこらえながら体の向きを変える。足もやられたのか、立てないので這って電柱に近づいていく。
 やっと電柱の根本までたどり着いた。もう少しだ。私は上体を起こし、右手を伸ばしてボタンを押そうとした。

 そのとき……

 横からさっと手が伸びて、私より先にボタンを押していた。驚いて見上げると、車を運転していた男だ。
 男はボタンを押すと、明らかに安堵した表情を浮かべた。そして次の瞬間、男の姿はかき消すように消えていた。電柱のリセットボタンも消えていた。

 だめだ。もはやこれまでだ。

 私の意識は、次第に薄れていった……。



こうして私は尊い「命」を失いました。。。。



2007年10月12日の出来事である。



享年 29 歳
「私は事故により他界しました…」


…《糸冬》…

308 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 12:04:58 ID:8QmDyrtjO
世にも奇妙な物語でありそうだw

309 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 12:14:41 ID:eoRIMqbWO
はげど!つか見たい!

310 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 13:58:55 ID:KhqxVmqs0
はい、つまらん

311 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 14:08:27 ID:VjDGmnStO
>>310のように皆の迷惑になるしつこい荒らしがいるので通報場所を掲示しました。

スレ進行の妨げや、皆の気分を害する迷惑な荒らしは なるべく放置せず、大勢で通報すれば管理人・削除人さんも事の重大さを理解してくれるはずです。
掲示板や特定のスレッドに来ては そこを荒らし、迷惑行為を行う人物は「特別重要人物としてブラックリスト入りし、常に監視下に置かれる」そうです。

以下が通報先となります。
↓↓↓
【タイトル】
ネットいじめを回避する、投稿監視・削除サービス
【URL】
http://m.news.ameba.jp/entryDetail.do?entryId=7413

occult:オカルト[重要削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku2ch/1149634730/

occult:オカルト[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1164191881/

オカルト板自治&削除議論スレッド
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1150523835/

あらし報告・規制議論(仮)板削除議論
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1090199312/

occult:オカルト[スレッド削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1185722984/

312 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 14:10:42 ID:/kaD4b4j0
おもしろかったよー乙!

313 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 14:17:42 ID:kC4/xNqN0
凄く面白かったんですけど
>>301らめー、ウラトガシは何処にもやらん!

314 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 14:22:33 ID:2f+hiOtK0
「テレホーダイタイム」って、昭和何年のはなしだよwww

315 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 15:51:56 ID:KhqxVmqs0
つまんねえなw

316 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 15:59:20 ID:/3ceYP9HO
>>315
お前が一番つまんねえよカス

317 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 17:23:38 ID:H8ti9iQeO
>>290
ほんとはつくった怖いはなし
あの鉄塔のハナシ、なんとなくウラトガっぽい気がするんだけど
ちがうかな?

318 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 17:53:17 ID:KhqxVmqs0
>>316
殺すぞお前

319 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 18:03:16 ID:r45HYtRlO
>>318

 ま た お 前 か



320 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 18:24:27 ID:DgqQstnBO
>>291-298

新入社員が皆いじめられて自殺している。

どんだけDQN会社なんだw

321 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 20:48:24 ID:3UicU7zh0
KhqxVmqs0はストレート過ぎてつまんないんだよね
荒らすにしても、もうちょっと頭つかって面白いこと言ってくれないかな

322 :本当にあった怖い名無し:2007/10/13(土) 21:10:10 ID:KhqxVmqs0
これなんなんでしょうか?
http://kuroimori.sakura.ne.jp/Inverte/DSCN1888.JPG

323 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 00:37:31 ID:dhgP8rq/0
>>322 君ってびっくりする程頭悪いね、君の名前考えたよ
キ印君と精薄君、どっちでも好きな方を名乗ってね
クズカゴ君でもいいかな

324 :290:2007/10/14(日) 00:57:58 ID:QAi3xm4h0
>>317

ありがとう

オレ高橋葉介好きで
怪談の繰り返すモチーフとか
成仏できない存在の悲哀
そりゃもう残酷なほどの、
恐ろしさが好きでね

しかしリセットボタンよ、
俺はまた不条理という奴が
身に染みて好きなんだよ。
よくやった
まあここがクソスレと化しても
根気強く探すわ。自由にやりゃイイのさ。

317感謝する

325 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 03:31:32 ID:9otC/KmX0
>>323
( ´,_ゝ`)プッ

326 :トンガラシ:2007/10/14(日) 05:11:41 ID:DqIO7PNkO
ほたる

327 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 07:52:24 ID:FAzIey9q0
ok

328 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:25:12 ID:FhrOj/BCO
遅くなってすみません。
チャイム・赤い服・長い髪がキーワードのお話、
ほん怖の「黒髪の女」を、どうにか纏めてみました。
ネタバレ・長文の苦手な方はスルーしてください。
なにぶん素人なもので、しょうもない文章になってしまいました;
見苦しい&読みづらい点も多々あるかとは思いますが、大目にみて下さいね;
また、思い出しながら書きましたので、テレビと違ってしまっていたら、
ごめんなさい…m(;_ _)m



329 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:26:59 ID:FhrOj/BCO

「黒髪の女」



高校3年の夏休みが明けて間もないころ、ちょっとした事故で足を骨折してしまった
詩織(松浦)は、しばらく学校を休むことになった。父は単身赴任中、
母の左枝子(市毛)は仕事があるため、詩織は一人で留守番をしていた。
受験勉強にいそしむ詩織。そのとき、微かにインターホンの音を聞いた詩織が窓の外に目をやると、
斜め前の家の玄関先に、赤いコートに身を包んだ、腰まである長い黒髪の女性が立っていた。
あくる日、詩織は再びインターホンの音を耳にする。
窓を開けて見てみると、昨日とは別の家の前にあの女性が立っていた。
その女性は何度も何度もインターホンを鳴らしているようだった。
一度は窓を閉めたものの、あまりにもしつこく鳴らし続けている為、
その音に苛立った詩織はすぐに窓を開けて見てみるが、すでにそこに女性の姿はなかった。

つづく



330 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:28:29 ID:FhrOj/BCO



冷蔵庫から麦茶を取り出す詩織。
すると今度は向かいの家のインターホンが立て続けに鳴り響く。
玄関を開けて見てみると、やはりあの女性が立っている。
あまりの煩さに辟易した詩織は、文句を言うことを決意する。
「あのー?!すいませーん!!いい加減にしてください!!
そんなに鳴らしても出ないんだったら、お家の人いないんじゃないんですかぁ!?」
女性の動きが止まる。が、こちらを振り返ることもなく、微動だにせず、
玄関先にジッとたたずんでいる。ドアを閉め、鍵をかける詩織。
一度は部屋に戻ろうとした詩織だったが、なんとなく気になり
もう一度玄関に戻ってみると…玄関の磨りガラスにピッタリと手と顔をつけ、
目と口を大きく開け覗き込む、あの女性の不気味な姿が目に飛び込んでくる。
すぐにその姿は消えるが、その直後今度は自宅のインターホンが鳴り響く。
「ピンポーン。ピンポーン。ピンポーン。ピンポーン。ピンポーン。ピンポーン…〜」

つづく



331 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:31:24 ID:FhrOj/BCO



夜になり、母親に昼間の不気味な女性のことを話してみるものの、
「どうせ、訪問販売かなんかでしょ。」
と、まったく相手にしてもらえない詩織。
翌日、どうしてもあの女性のことが気になる詩織は、
玄関のドアを開け、キョロキョロと外の様子を伺ってみる。
誰もいない。だがその時、突然「ヒューッ!」と強い風が吹き抜ける。
悪い予感を感じたのか、詩織は家中の窓とドアに鍵をかける。
夜になり、自室で熱心に受験勉強に励む詩織。
すると、ドアの開く音がする。怖くなり母親を呼んではみたが、
すぐに「なんでもない」と返す。
寝る前に洗面所で歯を磨く詩織。
すると今度は後ろの浴室のドアに人影が…。詩織が振り向くと姿は消える。
おそるおそるドアを開けてみると、長い黒髪が大量に落ちている。
眠りにつく詩織。だが、夢に前日の玄関での不気味な顔が出できて飛び起きてしまう。

つづく



332 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:33:16 ID:FhrOj/BCO



翌日、あまり眠れなかったせいか、テレビをつけつつもボーッとしている詩織。
すると電話が鳴る。母親からだった。
母親「仕事が手間取りそう。夕食適当に食べててくれない?」
詩織「………わかった。」
夜になり、またしても受験勉強中の詩織。
すると、前日と同じようにドアの開く音がする。
おそるおそるドアを開け、外を確認してみるが誰もいない。
ドアを閉め、戻ろうとするがまたすぐにドアが開く。
身の危険を感じ、とっさにベッドに潜り込む詩織。余りの恐怖についに怒鳴ってしまう。
「いい加減にしてよ!!あたしが何したっていうの?!」
そして、ふと横を見ると目の前にあの女性の姿が…。
「きゃあああああああああっ!!!!!!!!!!」

つづく



333 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:36:48 ID:FhrOj/BCO



ベッドから飛び起き、尻もちをつきながら後ずさる詩織。
長い黒髪を振り乱し、這いつくばりながらジリジリと女が追い掛けてくる。
「………い、いや………。来ないで…………!!!!!!」
なんとか廊下まで逃げるも、それ以上はもう動けない。
腕を伸ばし、尚も執拗に追ってくる女。
『ズルッ…ズルッ…ズルッ…ズルッ…ズルッ…』
女の指が詩織を捉えようとしたその時…
廊下の明かりがつき、母親が帰ってくる。女の姿はもう無かった。
二階に上がってくる母親。「お母さーーーーん!!!!!!」
泣きながら母親に抱きつく。

〜そして回想シーン〜

足の怪我も治り、普通の学生生活に戻る詩織。

『あれから、あの女性が私の前に現れることはありませんでした。
その後、私達家族も引っ越したのでその後のことはわかりません。
あの女性はなぜ私のところに現れたのでしょうか?
そしてまた、彼女は今でもどこかの家のチャイムを鳴らし続けているのでしょうか…?』

おわり



334 :おまけ:2007/10/14(日) 23:39:45 ID:FhrOj/BCO
スタジオに戻り「心霊鑑定」が始まりました。
この時の霊能者の方は、下ヨシ子さんでした。下さん曰く、この黒髪の女性は
「男性に裏切られて自殺した女性の霊」だそうで、
「強い執念を持った人の霊は蛇の姿となって現れ、
嘘ばかりついていた人の霊は狐の姿となって現れる」とのことでした。
「なぜ詩織の前に現れたのですか?」との問いには
たまたま波長が合ってしまった、とのこと。
また、この女性は自分を裏切った男性をいまでも恨んでいて、
チャイムを鳴らし探し続けていたところに、詩織が文句を言ってしまった為、
霊からの「邪魔するな」との警告、だったようです。(確かそんな感じです)

長文・乱文失礼しました;


335 :本当にあった怖い名無し:2007/10/14(日) 23:42:48 ID:QOKHZ1LgO
>>334
とんでもない、スーパー乙です。
わざわざ長文ありがとうございました。

336 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 01:26:18 ID:SGyKmo3c0
あれ?赤い服の女がチャイムを鳴らし続ける話はどうなったの?

337 :トンガラシ:2007/10/15(月) 01:31:37 ID:lIGwoarmO
ホタル、見たことある人いるかな。
どこかのホテルのイベントではなく、田の畦道に仄かに漂う蛍。
そんな風にとぶホタル、もしそれを見かけたならば、そこは余程水がキレイなんだろう、自慢していい。
ただ、蛍の灯りは何色だったか、緑、だよね。
黒い体に、赤い背を持つ蛍、源氏と平家があるそうで。
大きいのが源氏。
小さいのが平家。
だけど、源平関係なく、赤い灯りを放つホタルはいなかったろうか。
牛乳瓶の中に、僅かにすくった田の水を入れ、その中にまだ青い稲本を入れる。
捕まえるというでもなしに、手で掬うようにとらまえたホタルを入れる。
それを蚊帳の中で飽かずに眺めながら、そして何時しか眠る。
でも眠れない夜はあって、そんな時に緑の灯りの中、赤い光があることに気付く。
赤いホタルはここから出られん。
開かずの間、祖父から聞いた話の中ではこうだった。

338 :336:2007/10/15(月) 07:23:09 ID:AaiZKjt20
うわっ、ごめんなさい。大変失礼いたしました
直前にリロったんですけど表示されなくて。荒らしじゃありません
ウラトガシさん、ありがとうございました


339 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 16:03:40 ID:IVva3ulvO
死ね

340 :328-334:2007/10/15(月) 20:45:34 ID:gsNkz8bzO
>>335>>338
つたない文章ですが書いたかいがありました^ ^

>>338
私はウラトガシさんじゃないですよ〜。こんな長文初めて書きましたし、
あの人の文章はもっと上手いですからね;^ ^

341 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 20:50:19 ID:gsNkz8bzO
書き忘れてしまった

>>338
ぜんぜん気にしてませんよ〜^ ^

342 :本当にあった怖い名無し:2007/10/15(月) 21:37:20 ID:+sNL0WNr0
消えろ

343 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 02:09:26 ID:TOOgK6yW0
脳内アボーンだぜ!

寝しなに蛍を思った
生まれてー度も見たことがない
緑の蛍、赤い蛍
いつか自然のままの蛍を
見に行ってみたい。

344 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 02:13:52 ID:TOOgK6yW0
赤い服の人
見たさァー!!(TVで)
再現カキコでリアルに思い出したよゥ
ウワァァァン(n・O・)

グッジョブ!!!

345 :338:2007/10/16(火) 02:16:20 ID:0v+5tY6e0
>>341
読み応えありましたよ
今度はオリジナルもお願いします



346 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 08:55:04 ID:+Z5B/5ZtO
 眞弓は一瞬責めるような蔑むような冷たい瞳を私の方に向けたが、言葉を発することなくテーブルの上に静かに顔を伏せた。
 かすかに寝息が聞こえる。手を伸ばして軽く頬を叩いてみても反応はない。ビールに仕込んだ睡眠薬が効いたようだ。計算通りなら、丸一日は目を覚まさないはずである。
 眞弓を抱き上げて寝室に運び、会社の制服に着替えさせる。その後ガレージへ連れていき、車の助手席に乗せてシートベルトをしめる。午前1時過ぎ。誰にも目撃されてはいない。
私は車を運転し、眞弓の勤める大手食品メーカーの工場へ向かった。車で10分ほどの距離である。

 私が眞弓と結婚したのは3年前のことだ。
 大学時代の友人の結婚式で出会ったのがつきあうきっかけだった。平凡な1年半の交際ののち、平凡な結婚式を挙げた。眞弓は長い黒髪と大きな瞳を持つ小柄な女性で、おとなしい平凡な娘だった。
やはり平凡な私には、お似合いの相手だったろう。結婚して3年が過ぎたが、子供を産んでいないその体も表情もいまだに少女の面影をとどめていた。
共に仕事を持ち、家事を分担し、休日には二人で少し遠出をする。そんな平凡な幸福が永遠に続く、と思っていたのだが……。
 ある日ふと足を向けた駅前のスナックで、私はユキに出会った。
 ユキはそのスナックではたらいていた女だ。
茶色の髪をした、肉付きのよい、ハーフを思わせるような美人だった。よくしゃべり、よく笑う女で、幾たびかそのスナックに通ううちに、私はユキに惹かれ、深みにはまっていった。
 はじめてユキとベッドを共にしたのは3日前。ユキはベッドの中でも大胆だった。余韻に浸りながらユキを抱き寄せ、私は、愛してる、とささやいた。ユキは微笑みながら、かすかにうなづいた。
 その夜、帰宅して眞弓の顔を見るのが怖かった。すでに眠っていることを期待していたのだが、眞弓は起きていた。ドアを開けた私を、無言で迎え入れる。その目には、普段にはない表情が宿っていた…刺すような冷たい瞳だ。
 

347 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 08:55:58 ID:+Z5B/5ZtO
 気付いている、眞弓は気付いている。それを悟ったとき、私は眞弓の殺害を決意していた。

 車は工場へ着いた。

 正門は国道に面していて、この時間でも交通量が多い。私は脇道へそれ、工場の塀に沿って進む。適当なところで車を塀に寄せて止めた。車を踏み台にして、塀を乗り越えるのだ。
小柄な眞弓を運ぶのは、それほど苦にはならなかった。
 眞弓を抱き、工場の建物に向かう。窓の少ないコンクリートの壁にぽつんと扉が穿たれている。私は眞弓のIDカードを使ってその扉を開けた。IDカードは眞弓のポケットに入れる。内側からはカードなしでも扉が開くので帰り道には必要ない。
 私は、薄暗い廊下を冷凍倉庫へと歩いていった。大まかな位置は、あらかじめ眞弓から聞き出してある。
 冷凍倉庫の重い扉を開けると、中からは肌を刺す冷気が溢れてくる。広大な倉庫で、加工前の食材が並んでいる。段ボール箱に詰められた野菜、トレーに載った魚介類、天井から吊された豚や鶏。
豚などは四肢の形状をとどめており、霜がついて肉の色は見えないものの、あまり気持ちのよい光景ではない。私は急ぎ足で、倉庫の一番奥へと向かった。段ボール箱の隙間、発見しにくい場所に眞弓を横たえる。このまま放置しておけば、まもなく凍死するだろう。
 警備員の巡回に出会うこともなく、私は無事車に戻った。眞弓の死体が発見されるのは、いつになるだろうか。陳腐なアリバイ工作などをする気はなかった。工作がばれた場合、かえって疑われる羽目になるからだ。
幸い、私と眞弓の夫婦仲はよいと周囲には思われている。偽装をするより、何も知らない、で押し通す方がよい。
 これで、時間を気にすることなくユキに会うことができる。しかし、結婚するにはしばらく時間をおいた方がよだろう。車を走らせながら思い浮かべるのはユキの顔だ。

348 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 08:59:14 ID:+Z5B/5ZtO
そして頭の片隅で、眞弓の捜索願を出す時期を思案していた。

 翌々日の金曜日の夕方、捜索願を出すために警察署へ行った。係員の対応はおざなりで、やはり犯罪性がないかぎり真剣に探す気はないのだろう。
もちろん私も犯罪性があるなどと言いはしなかった。その日はまっすぐに帰宅し、家でおとなしく酒を飲んでいた。眞弓が発見されたとの報はまだない。
 土曜日。近所のスーパーへ車で出かける。私も、普段はけっこう料理はしていたのだが、眞弓がいなくなり一人になると料理をしようという気がなくなってしまった。
もっぱら冷凍食品を主体に買い込む。その際、眞弓が勤める食品メーカーのものを無意識に選んでしまったのは、鎮魂の意味でもあったのだろうか。
 昼食は、買ってきた冷凍のピザをさっそく使うことにした。箱から出し、透明のフィルムを破る。オーブンの中に敷いたアルミホイルの上に載せようとしてピザの上に黒い線があるのを見つけた。つまみあげてみると、髪の毛だ。かなり長い。
クレームをつけようかとも思ったが、このピザは眞弓の会社の製品だ。今ここで無用のトラブルを巻き起こすわけにもいかないだろう。その髪の毛をゴミ箱に捨てると、私はピザを調理した。
 夕食。同じく冷凍のピラフを使うことにした。袋を開けたとき、それはすぐに目についた。白くて平たいものが一番上に載っていたのだ。
つまみ上げて眺める。「爪だ」、大きさから見ると小指の爪のようだ。根元にかすかに血の跡があるのを見つけると、あわててゴミ箱の中に捨てた。これも、眞弓の会社の製品だった。
 さすがに不安を感じた。冷凍食品はあまり使ったことがなかったが、こんなことは初めてである。しかも、1日に2回も。私は一人で夜を過ごすことに耐えられなくなり、ユキの店へ向かった。



349 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 08:59:55 ID:+Z5B/5ZtO
 ユキはいつもどおり迎えてくれた。私は無理して笑顔を作る。ユキが作ってくれた水割りを飲んでも、酔いはなかなかまわってこない。これからは心置きなくユキに会えるというのに、私の心は晴れない。不安感が私の胸を苛んでいるからだ。
私は思わず、ユキの手を握っていた。問いかけるような目で私の顔をのぞき込むユキに、私はささやいた。結婚しよう。
 ユキは予想外の反応を見せた。笑い出したのだ。それは本気で言ってるの。単なる遊びよ。結婚なんて、考えもしなかったわ。

 どこをどう歩いてきたのか記憶にない。気がついたとき、私は自宅でウイスキーのストレートをあおっていた。  私は馬鹿だ。取り返しのつかないことをしてしまった。一時の気の迷いで、眞弓を殺してしまったのだ。
涙を流しながら、私は浴びるように飲んだ。そして、気がついたときは朝になっていた。
 頭を振って立ち上がる。喉が乾ききっていた。冷蔵庫から烏龍茶のペットボトルを取り出し、そのまま口に付けて飲む。食欲はまったくなかったが、条件反射のように冷凍庫を開けていた。
昨日買ってきた冷凍のラザニアの袋を取り出す。ふと不安感が頭をよぎったが、その原因を思い出せないまま封を切った。うっすらと霜の降りたラザニアの上に、親指大のものが載っている。
何気なくつまみ上げて顔の前に持ってきたが、正体に気付き悲鳴をあげて放り出した。それは、文字通り親指だった。第一関節で切り取られた親指がラザニアの上に載っていたのだ。
 不安感の正体を思い出した。髪の毛、爪、そして親指。冷凍食品の中にこんなものが紛れ込むなど、常識では考えられない。しかもすべて、眞弓の会社の製品だ。
 眞弓の会社の製品。まさか。私は、先ほど放り出した親指をおそるおそる観察した。指の腹、やや左寄りのところに、1センチほどの傷がある。眞弓の左親指にも、同じ位置に包丁で切った傷があった。間違いない。眞弓の指だ。
 私の手は、のろのろと冷蔵庫の扉に伸びていった。自分の手ではないかのように、現実感が希薄になっている。私の手は冷凍のハンバーグを取り出し、のろのろと封を切る。やはり、あった。
今度は耳たぶだ。その形もピアスの穴の位置も見覚えがあった。

350 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 09:02:06 ID:+Z5B/5ZtO
 冷凍庫の中を眺めたが、そこはもう空だった。ゴミ箱の中から、昨日捨てた髪の毛と爪を取り出す。親指、耳たぶと並べて眺める。
 眞弓。お前は、ここに帰ってこようとしているのか。私に会いに。
 私は車に乗り、スーパーに向かった。

 レジの女性が向ける奇異の目も気にせず、眞弓の会社の冷凍食品を大量に買い込んできた。家に着くとそのままキッチンに座り込み、もどかしく袋から取り出す。
 まず手に取ったのは焼きおにぎりだ。封を切ると、おにぎりの間に3センチほどのピンク色の肉片がはさまっていた。内臓の一部だろうか。これも眞弓だ。
 次に開けた白身魚フライの袋からは臼歯が出てきた。餃子からは足の小指が。あらびき肉シューマイからは灰色の物体、おそらく大脳の一部が。

 そして、10個入りのたこやきの袋を手に取る。中にはたこやきが9個と、そして、眼球が1個入っていた。全体がかすかに青味がかった中で、茶色の虹彩が美しい。間違いなく眞弓の眼球だった。



351 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 09:04:31 ID:+Z5B/5ZtO
 私は、取り憑かれたように冷凍食品の袋を開け続けた。 取り出された眞弓の破片を並べていく。眞弓の姿がなかなか見えてこないのがもどかしかった。
 袋はすべて開けてしまった。しかし まだまだ足りない、10分の1も集まっていないだろう。またスーパーへ買いに行かなければ。

 眞弓。
 私は、床に並べられた眞弓に話しかける。
 やはりお前は帰ってくるのか。この家に。私の元に。
 馬鹿な私を、お前を殺した私を、許してくれるのか。
 いや。許すわけがない。許せるはずがない。
 帰ってくるのは復讐のためだ。そうだろう、眞弓?

 その言葉に答えるかのように、眼球がころりと転がり、私の顔を見た‥‥‥
 冷たい瞳だった。



…《糸冬》…

352 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 13:01:52 ID:8AfXz9YE0
昨年の秋、ウミホタルを飼いました
水槽に投入した直後から青く幻想的な光をはなち、それは美しい光景でした
ウミホタルは危険を感じた時だけ発光するのですが、
なぜか毎晩、灯りを消すとウミホタルの青い光を見ることができました
しかし、光は日を追うごとに弱くなり、1週間後にはふやけたチアシードの様になって水流を漂っていました
家の水槽環境が悪くて、常時発光していたわけか

353 :本当にあった怖い名無し:2007/10/16(火) 22:36:24 ID:ELYUBsul0
>>337の続きまだ?
陰鬱な語りで、恐怖のどん底に落として欲しい

354 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:03:50 ID:yPl1olzTO
 日本の古代史には謎が多い。それらの謎を解明する決定打になるものは何かといえば、俗に「天皇陵」と呼ばれているものの調査研究であろう。
 天皇陵については、誤解している人もいるかもしれないので説明しておこう。伊沢元彦氏は、『逆説の日本史1・古代黎明編』で次のように書いている。

 まず第一に、「これは確かに○○天皇陵だ」と確実に明言できる古墳はきわめて少ないこと。
 第二に、天皇陵の比定(これが○○天皇の陵だと決めること)は、明治時代に国が当時の学問水準で強圧的におこなったもので、今日の水準で見ればかなりの疑問点があること。
 第三に、それにもわらず国(宮内庁)は天皇陵に対する発掘調査どころか、考古学者の立ち入りすら一切拒否していること。

 たとえば、最大の古墳である仁徳天皇陵も、本当に仁徳天皇の墓かどうかはわからないのだ。宮内庁が隠しているからである。すなわち、隠匿天皇陵である。
 さらにおかしなことがある。同じく伊沢元彦氏によると、

 宮内庁は天皇全員について「天皇陵」を既に比定している。だから宮内庁の立場からすれば、比定した古墳以外には「天皇陵」は存在しないはずだ。

 そう、存在しないはず……なのだが、その他に「陵墓参考地」などというものがある。これは「天皇の墓ではないかと見られる」古墳のことで、全国に二百カ所ほどある。つまり、二百参考地というわけだ。
 でも、これはどう考えてもおかしい。

355 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:04:59 ID:yPl1olzTO
すべての天皇について天皇陵が決まっているのなら、その他に「天皇の墓かもしれない」古墳があるわけがないではないか。つまり、本当は、宮内庁自身も自信がないのである。
 なのになぜ、宮内庁は考古学者の立ち入りを認めようとしないのか。これを考えてみよう。
 まず考えられるのは、「皇室の尊厳を守る」ということであろう。

 天皇陵は、皇室の先祖たちの墓である。その墓を発掘して荒らしたりすると、先祖の霊に申し訳ない、ということだ。これは、宮内庁の顧問たちの間では常識になっているのだろうか。つまり、顧問先祖である。
 でも、こんなことを常識にされては困る。
 もし、宮内庁の比定が間違っていたらどうするのだろう。たとえば、本当は桓武天皇陵なのに、それを文武天皇陵としてまつっていたら、桓武天皇は怒るだろう。おカンムりというやつだ。
持統天皇など、泣き出してしまうかもしれない。そうなったら勝ち目はない。なにしろ、泣く子と持統には勝てないのだ。
 だから、宮内庁が本当に「皇室の尊厳」を大切にするのなら、徹底的に調査をおこない、どれが誰の墳墓かをはっきりさせた上でまつらなければならないのだ。



356 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:06:01 ID:yPl1olzTO
 では、宮内庁は、「役所の先例」にこだわっているのだろうか。

 これもありそうな話だが、天皇家は代々神道を信奉しているはずで、クリスチャンではない。洗礼にこだわる必要はないだろう。
 それでは、本当の理由は何か。これは噂に過ぎないのだが、

 (前略)あえて噂のまま記してみよう。
 それは、「天皇陵を発掘すると天皇家と朝鮮半島の関係が明らかになるから、反対しているのだ」という見方である。
 もっと具体的に言えば、「天皇家の祖先が朝鮮半島から渡来したことの証拠が出てくる恐れがあるからだ」、ということだ。

 たしかに、朝鮮半島からトライを決めた可能性はある。しかし、万一そうだったとしても隠す必要があるのだろうか。
 いや、もし宮内庁が、あくまで「天皇家は神の家系である」ことにこだわるのなら、隠す必要があるのかもしれない。しかし、天皇家の生活費は我々の税金でまかなわれているわけで、決して「神の家計」ではないのだ。
 憲法を遵守すべき公務員の中に、そのような「過去の亡霊」にしばられている者がいないことを私は祈る。しかし、万が一そのような者がいたら、古くて遅いモデムを最新式に買い換えればよいだろう。
そうすれば、「過去のボーレート」にしばられずにすむのだから。

357 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:27:03 ID:yPl1olzTO
【赤ん坊の笑い声が・・・】

 今日のフロアはめずらしく静かだった。
 仕事の手を休め、さりげなくまわりを見る。普段なら、通路を歩く者の足音やパソコンのキーを叩く音、窓際のテーブルで打ち合わせなどをしている者の話し声などが聞こえてくるのだが、私のまわりは静寂に包まれている。
いつも流れているはずのクラシックのBGMさえ聞こえない。
 では、人がいないのかというと、そんなことはない。いつもと同じくらいの人数の社員が、忙しく仕事をしている。にもかかわらず、異様に静かなのだ。
 いや、まあ、たまにはこんな日もあるさ、と、浮かびかけた疑問を頭から振り払い、再び仕事にかかる。
 その時。
 どこからか、赤ん坊の笑い声が聞こえてきた。
 私はぎょっとして、思わずあたりを見回す。他の者は平然と仕事を続けている。空耳だったのか、そう思ってパソコンに向かったが、赤ん坊の笑い声は再び聞こえてきた。
背筋に寒気が走る・・・



358 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:28:49 ID:yPl1olzTO
 誰だよ、会社に赤ん坊なんか連れてきたのは。
 今年の新入社員は、ずいぶん若いなあ。
 産むんなら病院へ行けって。会社で産まれちゃ迷惑だ。
 などとギャグでごまかそうとしたが、恐怖は去らない。そして三度、赤ん坊の笑い声。
 私はたまらず、隣の席の同僚に声をかけた。

「聞こえたろ? 今の」
 同僚は怪訝そうな顔を向ける。

「今のって?」

「赤ん坊の笑い声だよ。聞こえただろ?」

「なに言ってるんだ。赤ん坊がいるわけないだろう」

「でも確かに聞こえ……」

 ふと気がつくと、まわりの席の数人が私の方を見つめている。今の会話を聞いていたのだろう。

「赤ん坊の声なんか聞こえたか?」

「いや、何も聞こえませんでしたけど」

「そうだよなあ」
 そんなことをささやきあっている。

「……い、いや、空耳だろう、きっと」

 私はそうつぶやいて会話をうち切ると再びパソコンに向かった。そこへまた、赤ん坊の笑い声。周囲の者は何も反応しない。すると、この声は私にしか聞こえないのか。

359 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:31:04 ID:yPl1olzTO
私は必死で恐怖を覆い隠す。

 この赤ん坊の笑い声のせいで、意識して忘れようとしていたことを思い出してしまった。眞弓のことだ。
 私の恋人……だった眞弓。私が捨てた眞弓。その眞弓は、つい一月前まで、このフロアの通路をはさんで反対側の席に座っていた。
 そう、今から一月前、私は眞弓から妊娠の事実を告げられたのだ。それを聞いて、私は逃げた。卑怯にも逃げてしまった。眞弓を捨てて・・・

そしてその翌日、眞弓は交通事故に遭った。胎児は死亡、眞弓は重体。
今日に至るも、眞弓は意識を回復していない、との話である。
 眞弓は自殺を図ったのだろうか。そんな疑問が頭をかすめたが、誰にも聞くことはできなかった。
私と眞弓の関係は、誰にも知られていない。だったら……そう、だったら、このまま何も知らないふりをしていればいいのだ。何もなかったことにしてしまえばいいのだ。
一度逃げてしまった私だ、こうなれば、とことん卑怯者になってやろうじゃないか。そんな自嘲的なことを考え、そして私は眞弓のことを忘れた。忘れようとした。

だが赤ん坊の笑い声はまだ聞こえる・・・

360 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:33:42 ID:yPl1olzTO
どこからともなく聞こえてくる。
 いや。どこからともなく、ではない。ある方向から聞こえてくるようだ。私は意を決して立ち上がり、声が聞こえてくる方向へゆっくりと歩いていった。笑い声は、だんだんと大きくなってくる。
 あった。これだ。眞弓の席の隣に置いてある、この古ぼけたレーザープリンターだ。赤ん坊の笑い声はここから聞こえてくるのだ。
しばらく見ていると、やがてプリンターは紙を吐き出し始めた。
どこかで紙詰まりでも起こしているのだろうか、赤ん坊の笑い声のような奇妙な音を響かせながら。
 私は安堵のため息をついた。なるほど、そういうことか。まさに、幽霊の正体見たり枯れプリンター、だな。字余り。ははは。
 プリンターの前に立っている私を見て、通りかかった社員が声をかけてきた。
「そのプリンター、最近調子悪いんですよね。変な音はするし、文字化けばかりでまともに印刷できないし・・・、修理に出した方がいいかなあ」
「まるで赤ん坊の声みたいな音がするからなあ」
「えーっ、そうですか?」
 などと会話をしつつ、出てきた紙を手にとってながめる。印刷されていたのは、数字の羅列だった。01011110101011001011001000・・・。
そんな数字が一面に並んでいる。なるほど、こりゃあ修理が必要だな、ははは。
それにしても、赤ん坊だと思ったら二進法だったとは。ダジャレにしても、かなり苦しいぞ、ははは・・・。。。

 

361 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 17:34:40 ID:yPl1olzTO
私は笑いをかみ殺しながら自分のデスクに戻った。
 これで安心して仕事ができる。相変わらず赤ん坊の笑い声は聞こえるが、正体がわかったからにはもう怖くないぞ。そう考えてパソコンに向かった。
しばらくそのまま仕事を続ける。

が、しかし・・・
また新たな疑問が浮かんできた。
 どうして私にだけ、赤ん坊の笑い声に聞こえるのだ?

 他の者には、単なる作動不良の音にしか聞こえないというのに。
 そう考えると、再び恐怖がじわじわと頭をもたげてくる。
 その時、またプリンターから赤ん坊の笑い声が聞こえた。
 そして、それに重なるようにして女性の笑い声も。
 眞弓だ。
 これは、眞弓の笑い声だ。
 プリンターが紙を吐き出したが、印刷されているものを見に行く勇気はなかった・・・。


…《糸冬》…



362 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 21:31:45 ID:pPfQ45Dl0
\___って言う夢を見たんだ_____________________/
             O モワモワ
            o

     |´  U   ,-  ̄○ ̄|            |      
    .|         ──.'´ /. / .__...--ヽ    |   
    |   -´ ̄` -_ \   / / /ヽ、      |  ,-─ヽ,  
      |  |  --_`ヽ、     / / ○  U    |/./ヘ |      
     .| レ´ ,.- `ヽ、ヽ、) (/ /    .|      .| /|  | .|   
   ,- ._|   .ヽ○   .、. ヾ `'´ヽ_ .--- ̄___   .| |, 、ヽ  | 
   |   .ヽ、  \  __  .,  ヽ_-  ̄ ̄ ̄ ̄   .| 丶 .|   | 
   .| ´`ヽ,.`、    ̄_--/     ̄         .| ,L__ノ   /
   |  .´ |.ヽ --─ ̄  (___)     ┐     .|    /
    |   /∧ ヽ  ┌   | | ∪    /        |   イ´
    .ヽ、 ´ `ヽ.|   \_∪___/       | `'´ |、_,--- 、
     `ヽ、  .| U    \_/  /        .|     ̄ ̄─


363 :本当にあった怖い名無し:2007/10/17(水) 23:54:56 ID:XKPfsYB9O
>>357-361乙!いい?話をありがとう!

364 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 00:37:32 ID:aevHTiaXO
つまらん話しだな

365 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 06:19:40 ID:r18DFoWq0
不実な男達の話、シリーズ化決定

366 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 06:23:37 ID:AhNf2vjSO
【1】

八〇九 駅の近くに住む人が、家の前に自転車を止められるので困っていた。「自転車を止めないでください」「ここは自転車置き場ではありません」などの貼り紙を貼ったがまったく効果がない。
ところが、ある人の進言を受けて「ここは自転車捨て場です」という貼り紙を貼ったら、とたんに自転車がなくなった、という話。


八一〇 落語の起源は戦国時代に武将に仕えた御伽衆だと言われている。その代表が豊臣秀吉に仕えた曽呂利新左衛門である。
 頭の回転が抜群だった新左衛門、今日も秀吉を心地よい進言をしたとのことで喜ばせた。秀吉から「ほうびのものをつかわすから何でも申せ」と言われた新左衛門、こう答えたという。
「この広間の畳に、端の方から一畳目は米一粒、二畳目は二倍の二粒、三畳目はその倍の四粒、というように、二倍二倍と米を置き、広間の百畳分全部をいただきたい」
 秀吉はせいぜい米俵一俵か二俵くらいだと思い、にこにこしながら「欲がないやつだ」と承知した。
ところがあとで勘定方の家来に計算させたところ、四畳までで十五粒、八畳で二百五十五粒、十六畳でも米一升(四万六千粒)くらいであるがその後急激に増えて三十二畳で千八百俵、百畳ともなると5.5×1023俵という膨大な量になることがわかった。
これは、これまで人間が作った米全てを集めてもまだ足りないくらいの量である。秀吉は青くなり、新左衛門に謝ってほうびを別のものに替えてもらったという。


八一一 ボーッとテレビを見ていると、どこかの大草原で鹿が走っている画面の下の方に「ミュージカル」という字幕が出ていた。こんなところでミュージカルをやっているのか、と驚いてよく見ると、それは「ミュールジカ」だった。



367 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 08:16:29 ID:AhNf2vjSO
【2】

八一二 中国の笑い話。
 子供に『論語』の素読を教えている先生がいた。授業の最中に急に眠くなってうとうとしてしまい、子供に起こされてはっと気がつき、あわてて「わしは夢に周公を見ていた」と言い訳をした。
 翌日、今度は子供が居眠りをした。先生が鞭で机を叩くと、子供は目を覚まして「わたしも夢に周公を見ていたのです」と答えた。
「それでは聞くが、周公はお前に何と言われた?」
「はい、昨日先生には会わなかったとおっしゃいました」


八一三 もう一つ、中国の笑い話。

 ある貴人が二階から、下にいる少年を読んで言った。
「お前は人をだますのがうまいそうだが、わしをうまくだまして下に降ろすことができるかね」
 すると少年は答えた。
「二階にいらっしゃるあなたをだまして下に降ろすなんて、そんなことができるわけがありません。もしあなたが下にいらっしゃるのでしたら、だまして二階にお上げすることはできますけど」
 貴人が降りてきて「よし、それじゃやってみろ。さあ、どうやってわしを二階に上げる?」と言うと、少年は答えた。
「ほら、あなたをだまして下へ降ろしたでしょう」



368 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 08:17:52 ID:AhNf2vjSO
【3】

八一四 科学用語の中には、逆さ読みによって名付けられているものがある。
 電気抵抗をあらわすオーム(Ohm)に対して、その反対の電気の通りやすさをあらわすコンダクタンスの単位はモー(Mho)である。いるか座のα星はスアロキン、β星はロタネブと呼ばれる。その理由は長らく不明だったのだが、ようやく判明した。
発見者であるイタリアの天文学者ピアッジが、助手のニコラウス・ベナトル(Nicholaus Venator)の名前を逆に綴って名付けたのだ。吸血鬼ドラキュラ(Dracula)はアルカード(Alucard)伯爵という偽名を使うことがあるが、これは科学用語ではない。
 この前、道を歩いていたら、腹に「ばからし」と書かれた観光バスを見つけて驚いたのだが、これももちろん科学用語とは関係ない。



369 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 08:19:15 ID:AhNf2vjSO
【4】

 電車のつり革につかまるとき、たいていの人は窓の方を向いてつかまっている。この時よく見てみると、一つおきのつり革につかまっていることが多い。
隣のつり革につかまると、隣の人と体が触れあって窮屈そうである。なぜつり革の間隔はこんなに狭いのだろう。もう少し広くした方がつかまりやすいと思うのだが。
 実はこれ、つかまり方が間違っているのである。電車の製造規格で定められた「正しいつかまり方」というのは、体を電車の進行方向に向け、つまり窓が体の横に来るようにしてつかまるのだ、という。
確かにこのように前の人の背中を見るようにしてつかまるとあの間隔でも狭くはないと思うが、電車の中で人がずらっと一列に並んでいる姿を想像すると何だかおかしくなってしまう。




370 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 08:20:55 ID:AhNf2vjSO
【5】

二葉亭四迷、という名前を見てふと「落語家のような名前だな」と思ったら、弟子の名前をいろいろ思いついた。
 二葉亭小四迷、二葉亭迷雀、二葉亭迷々、二葉亭迷楽、二葉亭迷太郎、二葉亭三迷、二葉亭十六迷。最後のは「ししめい」と読む。


《最後》

 名勝地・日光で一番の観光名所といえばやはり東照宮だろうが、その隣にある二荒山(ふたらさん)神社となると少々知名度が低い。しかしこの神社の「ふたら」という名前が、実は日光という地名の起源なのだ。
 平安時代の初期、この地に神宮寺を建てたのは勝道上人だと伝えられるが、はじめは「補陀落(ふだらく)」という地名で呼ばれていた。これは梵語のPotalaka(ポタラカ)の音を写したもので、ポタラカとは観音菩薩が住むといわれる伝説の山のことだ。
ちなみに日本では、和歌山県那智山の南にあたるところがそのポタラカであるとする信仰があって、補陀落山と呼ばれている。
 この補陀落がやがて「二荒」という当て字をされ、さらにそれを弘法大師が音読みして「にこう」、これに日光菩薩にかけた「日光」という漢字を当てて今の地名となったということだ。


《終わり》

371 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 08:49:10 ID:aj+Ac0rS0
ちっとも怖くないけど面白かったです
で、これ書いた人はうえださんなの?
第三者なの?トンガラシがうえださんなの?


372 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 09:00:44 ID:M3vLXzvt0
他スレの「リョウメンスクナ」「鉄塔」はウラトガシさん?違うかな?
面白いし続きが気になる話ばかり。

373 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 11:29:38 ID:AhNf2vjSO
>>371-372
ありがとうございます。
他スレは自分では書かないのに痛い論評評価する人が多くて 書く気が失せてしまうんですよね。
続編のある話でもヤジがあるとわざと結末を出さないまま放置とか・・・。

途中で話が固まったままの前スレ1000の話も多分そうだと思う、
1000近くなると999とかその前後で無駄なレス潰しの邪魔が入り、嫌気がさして未完結のままレスした人は去ったんだと思う。
(気になるからあの話の続きを知ってる人いたらレスお願いします。)
ここもたまに変な人が来るけど他よりマシだから、これからはこのスレに話を書いていこうと思う。
と言う事です、宜しく。

374 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 12:21:23 ID:HhZWdFH60
秋はまかせた。
縁があったら他スレで会おう、トン。

375 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 12:24:52 ID:D0AOFBDL0
こちらこそ、よろしくお願いします

376 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 13:12:15 ID:AhNf2vjSO
>>374
いえ、そんな。。。
みんなで出し合って楽しみましょうよ・・・。

>>375
宜しくです、そして皆さんも。

って 前から投稿はしてたんだけどね。。。。。。

では。

377 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 13:53:13 ID:AhNf2vjSO
ほんのり実怖話をご紹介します。

【投稿者】ぷにぷにさん
ヾ('ω')ゞ

小さい頃に、当時小学校で私はバドミントン部に所属していました。
たまたま部活の世話をしていた(コーチもマネージャーも部員の父母がボランティアでしていてくださいました)父母のスポーツレクリエーションかなにかがあり、夜に学校へ行きました。

その小学校は県内でも有数の古歴史のある小学校でお約束の7不思議があり、私たちは学級新聞はそのネタで行こうと思っていた矢先のことだったのでなにも考えずただラッキーくらいにしか思っていませんでした。

そしてPM8時に悪友数人で学校の玄関に集まり、どうやって学校内に進入しようかと悩んでいました。
すると学校内から玄関に向かって一人のお姉さん(おばさん?)が私たちの方へ駆け寄ってきて、「あんたら、なにしてんの!ばかたれ!」みたいなことを言って去って行きました。

私たちはしらけてしまい、かあちゃんたちのバレーでも見にいくかって事になりました。
小学校の体育館からは渡り廊下を通って学校内に入ることができるのを思い出した私は、校内に入れる!と思って皆にいいました。

学校に行けるよ!って(笑)そのまま、私たちは渡り廊下のほうへ歩いて行きました。
ドアに手をかけると鍵がかかていました。

あれって思って自分の母になんで鍵がかかってるの?と聞いてみると「最初からかかっていたよ」っていいます。
「さっき、学校のなかにおばちゃんおったで」というと、「おかしいな?あんた、それはゆめなんじゃないの?」といいますけれども全員で同じ夢を見るわけがありません。

よくよく考えてみると彼女は頭を揺らさずに玄関まで走っていきました。

そう彼女が幽霊というものだったのです。

友達とはたまにそのネタで大盛り上がリします。


    終わり

378 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 19:17:18 ID:AhNf2vjSO
【竹藪1】

これは、ある方が昔住んでいた家の近くにあった竹藪での出来事です。

その竹藪は、背丈が十数メートルもあり、近所ではよく知れた恐怖スポットなのです。

誰かの所有地なのでご紹介はできませんが。

それで、コンクリートの塀があったんです。

ボールで遊んでいるとよく中に入ってしまい、持ち主の方には黙って取りに入ったりしていました(ゴメンナサイ…)。

ある日、中に入ったボールを取ろうと、塀をよじ登り中に入ったときのことです。

昼間なのに薄暗く、竹と竹の間隔は非常に狭かったので、何とかしてボールを取ろうと悪戦苦闘していました。

すると、竹藪の中から…  キィ…  キィ…  と、金属が擦れ合うような音が聞こえてきたんです。
目を凝らしてみると、誰も通れないような竹藪の中に車椅子がポツンと置いてあったんです。

それは、動いているのか分かりませんでしたが、確かにキィという音を出していました。

不思議な感覚になった私は、頭を振ってしっかりし、ボールも取らずに一目散にそこから逃げました。



379 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 19:18:00 ID:AhNf2vjSO
【竹藪2】

しばらくしたある夜。

またその竹藪の前を通ろうとしたとき、 キィ… キィ… と、音が聞こえたんです。
そこはもう好奇心には勝てず中を覗いてみました。

すると、案の定奥には車椅子があり、キィという音を発していました。

しかし、前とは違う点が二つ。

一つは向きが逆になっていたこと。

もう一つは、押し手が握るグリップが二本ともそっくり折れていた事です。

薄暗い竹藪の中でなぜそこまで見えたのか。

月でした。

その日はほぼ満月で、竹藪の中の影も薄かったのだと、思っています。

いよいよ、言い知れぬ焦燥感と恐怖感に駆られた私は、脱兎のごとくそこから離れ振り返りもせず家へと帰りました。

……あの車椅子が誰の物だったか。結局今も分からないままですが、私はもうあそこへは戻りたくありません…



   《終わり》

380 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 19:58:28 ID:AhNf2vjSO
[呪いの実体]

私は小学校を卒業して、私立の中学校に行くようになった。
私立といっても、金を払いさえすれば、いつもテストで赤点を取っていた私でも入れるような私立だった。
私の周りの親戚は皆頭が良くて、皆私立や名門学校に通っていた。
しかし私たち兄弟といったら皆絵に描いたような馬鹿で、親は親戚の集まりの時いつも嫌味を言われていた。
それに母がうんざりしたらしく、「お前、中学は私立に行きなさいよ」といわれた。お金は出すから、と言われたが、
もちろん私は嫌だった。仲の良い友達と同じ中学校に行きたかったのに…。
うちはそれほど金持ちというわけでもないのに、なぜ無理して金を出してまで私立に言って見栄をはらなくちゃならないのか。
しかし反対は押し切れず、私はそのまま私立に入れられた。
周りはもちろん知らない奴しかいなくて、教師も皆感じ悪かった。
よく見て見れば、私以外の生徒もほとんど馬鹿そうな、金出して入った奴ばかりだった。
ガラの悪そうなのも何人かいて、私は本当にこんな学校来たくなかったと思った。


381 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 19:59:33 ID:AhNf2vjSO
入学式の時、私のとなりに男子がいた。
しかし私はそれに気づかずに、その男子の足を踏んでしまった。
「いてぇっ!」と大げさに男子は声を出したんで、私は慌てて「ごめん」とあやまった。
しかし、私は元々声が小さいので、その男子には聞こえなかったらしく
「足踏んどいてあやまりもしねぇのかよ、ブス!」と言われた。
それからというもの、目を付けられてしまったらしく、毎日毎日、
私に嫌味を言ってくるようになった。「お前キモいよ」と私のところにわざわざ来て指差して言ったり、
私の机の上に置いてある物を床に落として踏んづけたり、
最初は我慢していたが次第に我慢できなくなり、私は放課後誰もいなくなった時そいつの教科書を破いたり、
上履きのヒモをぶち切ったり、陰湿な事をするようになっていた。

そしてある日、また、散々その男子にこびられた日にそいつの机を蹴り飛ばして倒した時のことだった。
引き出しから、その男子の写真が出てきた。カメラ目線で満面の笑みでピース。
私にはその姿が憎らしくて仕方無かった。しかし次の瞬間思いつく。
「呪いに、この写真を使ってやろう」そう思った。


382 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:01:05 ID:AhNf2vjSO
前に一度、「あいつに呪いをかけてやろう」と思った事があった。
しかしパソコンで呪いの事について調べて見ると
「呪うのに必要なのはその呪いたい人間の体の一部か、その人間だけが映っている写真」と書いてあった。
体の一部は入手不可能だった。あいつは私が近づいただけで「キモい」だの「死ね」だの言ってくるんだから。
写真だって、入手する機会がない。呪い作戦は私の中で完璧にあきらめていたことだった。でもこの写真があればできる…。
私は喜んでその写真を持ち帰って、調べたとうりに呪いを実行した。
別に本当にあいつに呪いが掛けられるわけでなくても、行えるだけで私の気分はすっきりしていた。
そして呪いをかけても何にも起こらず、一週間ほどたった。

だがある日のこと・・・



383 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:02:44 ID:AhNf2vjSO
私が早めに登校するとあいつがいた。教室にはあいつ以外来ていなかった。
教室に入るなり目が合ってしまったので、私は心の中で「死ね」と思った。
すると私がそらすより先にあいつが目をそらした。
なぜだか、その日は嘘みたいに、そいつに悪口を一つも言われなかった。
そして次の日、あいつは学校に来てなかった。しかしクラスがあいつの話をしている。
「アイツ万引きしたんでしょ?親が泣いて店長に土下座したんだってw」そういう会話が耳に入った。
さらに次の日、そいつは普通に学校に登校してきた。
しかし教室に入ってきた途端、私の隣の席の男子が「泥棒が来たぞ、皆自分の物隠せ!盗まれるぞ!」と大声で言い
、皆も笑いながら「隠せー」だのなんだの言って自分の荷物を手に取った。
それからというものそいつは散々クラスでいじめられるようになった。


384 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:03:29 ID:AhNf2vjSO
机に死ねだのキモスだの赤いマジックで描いたり、上履きに砂とか画鋲入れたり、
授業中皆でよってたかって消しゴム投げつけたりと、典型的ないじめがそいつに起こった。

それを見ていて、今まで私は「いじめはよくない、いじめにあっている子がいたら助けたい」
という考えを持っていたのだが、私はそれを見て「面白い、もっとやれ、もっとやれ!」と思っていた。
呪いが効いたんだ、ざまぁみろ!あははははは…
それから何日も経ったが、そいつへのいじめは相変わらず続いていた。
一転して、今までまるで相手にされてなかった私には友達がたくさん出来ていた。

そんな時、わたしは例の男子に放課後呼び出された。
「何だよ」よびだしたそいつに、私はキツくいう。
「あやまるから…もうやめてくれよ」
ボソッとつぶやいた。
「はぁ?」
意味が分からず、そう聞き返した。


385 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:04:54 ID:AhNf2vjSO
「俺が嫌味言ったりしたのはあやまるから、もうやめてくれ!」
そいつは泣きそうになってそう言った。
「何言ってんの、大体私が何したってんだよ」
私はこいつがいじめられている様子を楽しそうに傍観していただけで、実際には加担はしていない。
「お前だろ!?お前があの夜出てきてから、いじめられるようになった!」
そいつが言うに、夜寝ている時、金縛りにあったらしい。恐る恐る目を開けると、
私がのしかかっていて、二カッと不気味に笑っていたらしい。生霊?

呪いが効いたのでは無く、自分の生霊がこの事態を引き起こしたんだ。
それまで楽しんでいた私だったが、それを聞かされた途、自分で自分が怖くなった。
いじめは段々エスカレートしていった。私は次第にそれを見て、前は楽しんでいたのに、今は怖くて見られなくなってしまった。


386 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:08:46 ID:AhNf2vjSO
そしてついに事件が起きた。

そいつが自殺した。

修学旅行で、川に突き飛ばされたので、我慢の限界が来たと遺書につづっていた。
どうしよう、そう思う、 修学旅行の集合写真に写ったあいつの姿が、この世にいる最期の姿となった。すると…
「おおい!心霊写真だぜこれ!」男子が騒ぎ出した。
「どれどれ!?」「あの泥棒の肩のところ!」
私は急いでその写真を見た。確かに、自殺したあいつの肩に、爪をたてた手がしがみついていた。
「この幽霊に、地獄に引きずりこまれちゃったんじゃね!?」「やだ!怖い〜!」

ごめん・・・
その幽霊、私かもしれない・・・・。



    《糸冬》





この話は投稿された実話集からご紹介させて戴きました。

387 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 20:38:34 ID:9NWfeYN50
糞スレ倒壊 ___
       /::::::::::::::::\
      /:::::─三三─\
    /:::::::::(○)三(○).\
/⌒)⌒)⌒.:::::::::: (__人__) :::::: \   /⌒)⌒)⌒)
| / / /..    ` ⌒´    | (⌒)/ / / /,,-''ヽ、
| :::::::::::(⌒)          /  ゝ ::::::.,,-''"    \
|     ノ           \  /_,-'"        \
ヽ    /             ヽ /\           \ ドォーン
 |    |        __   //\\           \ ガガアガーン
             /|[]::::::|_ / \/\\         /
           ./| ̄ ̄ ̄ ̄ //\ \/  \      //    ___
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          |  |:::l//\ \/  \/\_, -― 、  ''"⌒ヽ,_
                (⌒ヽ、_,ノ⌒Y"    Y     .....⌒)
            (⌒ヽー゙ ....::(   ..::.......  .__人.....::::::::::::::::::::

388 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 22:59:50 ID:AhNf2vjSO
個人的に洒落にならんかった話を紹介。

【1】
高校時代、クラスメイトの女の子が狂った。
授業中に突然奇声をあげたり、見えない何かに怯えたり、いきなり暴れ出したりって具合に。
原因はわからない。胎児して躁鬱になったとか、薬に手を出したとかの話はあったけんだけど、どれも噂の域は越えてはいなかった。
と言うのも、狂った彼女はすぐに学校を辞めて家族と引っ越していったからね。教師も詳しい説明なんかしてくれなかったし。
精神病院に入院した・してるって噂も聞いたけど、それも事実かどうか分からない。

彼女には特別仲の良い子って居なかった。って言っても嫌われてるって訳ではなかったんだけど。
入学直後から彼氏以外の人間は眼中ありません!みたいな子だったから、女子同士の交流はあまりなかったんだよね。
(彼氏も同じ学校・学年で、休み時間はいつも二人でずっとベタベタしてたし)
仲良くなってもせいぜい学校生活の中のみのことであって、放課後や休日に遊ぶ女は、少なくともうちの学校には居なかったんじゃないかな。
私のいたグループとの交流が、彼女にとって最大の女子との関わりだったと思う。
だからこその私の恐怖体験。



389 :本当にあった怖い名無し:2007/10/18(木) 23:02:02 ID:AhNf2vjSO
個人的に洒落にならんかった話を紹介。

【2】
彼女が狂い始めた時、その子の彼氏が私たちのグループへ相談に来た。
彼女の手帳を持って。
彼からしたら、私たちが一番彼女と仲良く見えていたようだから相談相手に選んだんだろうけど
正直言うと、グループ内の誰も彼女の携帯番号やメアドレスも知らないような仲だったから困った・・・。

それでも彼は本気で彼女のことを心配してたし、私たちも何か力になれるなら、手帳に狂った原因が書いてあるのなら、
その原因を取り除けば何とかなるのなら、ってことで皆で中を見てみた。そして絶句。


「まだ終わってないよ」
「あたしを捜してる」
「見つかれば殺される」
「隠れなくちゃ」

「〇〇くん(彼氏の名前)、愛してる、見捨てないで」
「死にたくない」
「どこに隠れても無駄」
「あたしは殺される」
「誰か助けて」


そんな言葉が、スケジュール欄アドレス欄メモ欄関係なく
びっしりと書き込まれていた。


    《終》




390 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 00:56:14 ID:Fx6MhymZ0
>>373
たぶんヤジってる奴より待ってた奴のが
多いぜ
興味が広がっていく書かれ方してるから
有意義な時間過ごさせてもらってるよ
ぽぽろさんもどうしたのか気にしてるんだが
ロムが多いけどー読者としてみなさんよろ
荒らしにまけず良スレ続けまひょ

391 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 02:51:13 ID:vfXo2/wq0
私が通った小学校には、回旋塔という遊具がありました。
支柱の天辺から、鉄製の円盤が鎖で繋がれた円錐型をしており
円盤に掴まって回転速度を上げ、遠心力によって振り回されるという物です。

小学校入学時、他県から引っ越してきたばかりで慣れない環境に
戸惑っていた私に、最初に話しかけてきたのはMでした。
教室の窓から校庭を指差し、「回旋塔の横に片足の兵隊さんがいるよね」と。
戦後○十年経ち、見渡した校庭には兵隊などいる訳がないのですが、
「回旋塔」を知らなかった為、彼女が何処を見ているのか分からず
「うん」と返事をしてしまいたした。
自宅に戻ってから、同じ学校に転入した兄に「回旋塔」について
尋ね、兵隊などいない事も確認しましたが、一度肯定してしまった話でもあり、
Mもその話を二度と口にしなかった為、蒸し返す事なく、記憶の片隅に留めるままにしていました。
Mは2年生の途中で、別の学校へ転校していきました。

392 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 02:54:57 ID:vfXo2/wq0
回旋塔は低学年は使用を禁止されていましたが、2年生にもなると
教師の目を盗んででも遊びたがる人気の高い遊具の一つでした。
一人が円盤の中に入り、支柱を軸にして円盤を引き寄せ、大きく
傾げて高速回転させる「円盤乗り」も禁止されていましたが、
危険が大きい程魅力的でもあり、時には円盤を握っていた指を離して
怪我をする事はあっても大事には至らなかったようです。

5年生の冬休み明け、回旋塔は鎖で固定され使用禁止になっていました。
担任の説明によると、冬休み中に同学年の男子数名が、回旋塔で円盤乗りをし、投げ出されて大怪我をしたと。
負傷したSは円盤の上に乗った状態で接続部に指を挟まれ、手指
のほとんどを切断、残った指もちぎれかけていたとの事でした。

後日担任から、噂に対する厳重注意がありました。
Sが事故を起こした時、回旋塔の上にもう一人顔面が焼け爛れた
兵隊が乗っていたという。

Sが学校に戻ってきたのは学年が変わってからでした。指は全て
縫合されたものの、自在に動くまでは戻らないようでした。

393 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 12:20:58 ID:lh4mR2o4O
[まさかの展開]

それは私がまだ中学生の時でした。
当時美術部だった私は、写生会に行った時に顧問の
若い女の先生と話をしていたのです。
その頃は霊が見えなかった私は、他人の心霊体験に
興味津々で、そのときも私は先生に聞いたのです。
「先生は心霊体験したことないん?」と。
すると先生はいわゆる“みえる人”らしく、
少し考えてから、私に話をしてくれました。


もう6年前からですが、先生の家に一人の幽霊がいるのです。
初めてその霊に会った時は、さほど気にしなかったそうです。
普段から見えるので、「あ、いるな」程度。
中学生くらいの女の子で、ワンピースをはいていて、
廊下の奥の方でうつむいて立っていました。
同じ日に、座敷で座っているのと、
階段の踊り場のところで座ってじっと下を見ているのを目撃しました。
先生もさすがに何度も見るので多少怖くなり、
母親に容姿などを話してみたそうです。
すると、母は以外な顔をしてこう言いました。


394 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 12:29:32 ID:lh4mR2o4O
「それ、この家を建てたときの設計士さんの娘さんだ。
 設計中に事故で亡くなって、亡くなるちょうどちょっと前に 建ててる段階のこの家をみにきたから」
それから、少女の霊を時々先生は見るそうです。 その設計士さんに言おうと思ったらしいのですが、 なかなか連絡が取れないんだそうです。
私はその話を聞いて心臓が止まりそうになりました。
怖かったわけでもないんです、ただ直感で思いました。 その少女は6年前交通事故で亡くなった姉だと。
その連絡が取れない設計士は5年前に自殺した父だと。 私は何より姉が成仏していないことがショックでした。
早く迎えに行ってあげなければいけないと思いました。

先生に事情を説明して、私は翌日すぐに先生の家に行きました。
母親はついて行こうとしたのですが、どうしても 断れない仕事があり、私にすべてを託して見送りました。
家に着くと、先生が迎えてくれました。 先生がよく姉の霊をみるという座敷に通されました。
日があまり当たらなくて、薄暗い部屋でした。 こんな寂しいところに姉は一人でずっといたのかと思うと、気付かなかった自分にとても腹が立ちました。

先生は私を一人にしてくれました。 私は必死に姉に語りかけました。
「長い間一人ぼっちにしてごめんね、気がつかなくてごめんね。  もう迎えに来たよ。一人ぼっちじゃないよ。
 さあ、私と帰ろう。家へ帰ろう」 途中から私は泣いていました。
姉は私をどう思っているのだろうか? 優しかった姉に何とひどい仕打ちをしてしまったのかと。

しばらく泣いていると、誰かが私の肩を優しくたたきました。

振り返ると、全く知らない恐ろしい顔をした少女が立っていました。
少女はニンマリ笑ってつぶやきました。
「‥‥つれてってくれるの?」

未だ少女が私の後ろにいることより、
本当の姉が成仏したかどうかが心配です。


   《糸冬》



395 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 12:55:30 ID:qMZg8kLS0
>>372
「鉄塔」を読みたいんですが、ぐぐっても見つかりません
何処に行けば読めますか?教えてください


396 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 12:58:28 ID:6gLeoORn0
本当はつくったった怖い話

397 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 13:00:01 ID:vEfq8zeO0
本当はつくったった怖い話
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/occult/1190980696/-100#tag94
37〜88のあたり

398 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 17:40:38 ID:lh4mR2o4O
【死ぬ瞬間の顔】

これも友人から聞いた話。幽霊とかじゃないけど、ゾクッとした。

「人が死ぬ瞬間の顔って、なんというか壮絶な顔というか、物凄い
物を想像しちゃいますけど、実際には違うんですよね」
という会話を聞いたそうだ。友人の先輩が行き付けの居酒屋での事だった。
話を聞いていると、隣の客はどうも私鉄に勤務する運転手の様だったらしい。
「飛び込み自殺なら覚悟の事でしょうから、たいてい目をつぶってたり、下を見たままで顔は見えないんですけど、事故で転落した人の場合にはね、はっきりと 顔が見えるんですよ。迫ってくる電車をキッと睨むんです」
話によると、そういう人は最初はそれこそ物凄い顔をしてるんだけど、最後の瞬間 に(ああ、自分はもう助からないんだ)と瞬時に分かって、何ともいえない無表情になるのだそうだ。

コレ聞いてさ、妙に説得力が出たんだけどな、そう言って先輩は友人にコピー用紙を 見せてくれたそうだ。
友人と先輩は大学の写真部だったのだが、心霊写真に凝っていた先輩が見せてくれたのは水中カメラマンの写真だった。
先輩によると、行方不明になった水中カメラマンの最後の写真なのだそうだ。捜索によって発見されたカメラを遺族が現像した物、というふれ込みらしいその写真には、男の顔のアップが写っていた。

「な、確かに無表情だと思わねえか?」と先輩が言う。男の顔は穏やかというか、無表情なのだが、だからと言ってコレが男の死ぬ瞬間とは言えないじゃないか?証拠も無いし。
友人がそう反論すると先輩が言った。
「ま、オレもそう思ったんだけどよ。この写真の次に写ってたらしい写真に、サメのアップが写ってたというウワサが有るんだってよ」

勿論そのサメの写真は先輩も持っていなかったのだが、ウワサによると男のアップの次の ショットには男の顔の後ろに大きなサメの顔が写っていたらしいのだ。

それで、電車事故の話を偶然聞いて、説得力があると思えたらしい。

    《糸冬》



399 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:05:04 ID:lh4mR2o4O
ある小学校に、一年中赤いマフラーをつけている少女がいた。
ある日、同じクラスの少年がその少女に、「おい、何でいつもマフラー着けてるんだ?」
と聞いた。すると少女は、「あなたが私と同じ中学校に行ったら、教えてあげる。」と言った。

少女と少年は2人とも受験をせず、同じ中学校に入った。同じクラスだった。
ある日、少年が少女に、「約束どおり教えてくれよ。何でいつもマフラー着けてるんだ?」と聞いた。すると少女は、「あなたが私と同じ高校に行ったら、教えてあげる」と言った。

少女は偏差値が高い学校に入り、少年も彼女に理由を聞くためだけに受験し、同じ高校に入った。
同じクラスだった。

入学式の日、少年が少女に、「お前、何でいつもマフラー着けてるんだよ?」と聞いた。すると彼女は、「あなたが私と同じ大学に行ったら、教えてあげる」と言った。

2人は偏差値の高い同じ大学に入った。同じ学科だった。
いつしか2人は付き合い始めた。仲が良く、ほとんど公認のカップルだった。
2人は大学を卒業し、同じ会社に就職した。
やがて結婚し、同じ家で暮らすようになった。
ある日、男は女に、ふと、何の気なしに、「なあ、お前、何でいつもマフラー着けてるんだっけ?」と聞いた。すると女性は、「そうね。そろそろ教えてあげる」と言った。そして、始めてマフラーを外した。

すると・・・

彼女の首が、ごろん、と床に落ちた。
男は戦慄し、その場に凍りついた。
「あなたも、私と同じにしてあげる」と床に落ちた首が言った。そして、赤いマフラーを持った体が動いた。
次の瞬間、男の首には赤いマフラーが巻かれ、「それ」が物凄い力で引っ張られた。
男の首が千切れた。
ごろん、と床に落ちるはずの首が、落ちなかった。。。
彼の首に青いマフラーが巻かれて、分かれた体と首をつなぎ止めていた。

それからも、もちろん今も、赤いマフラーをいつも着けている女性と、青いマフラーをいつも着けている男性は、同じ家で、いつもと変わらず暮らしている。


    《糸冬》

400 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:13:22 ID:lh4mR2o4O
私の住んでいる所はベットタウンといわれている人口密集地帯なのですが、早朝マラソンをしている人をよく見かけます。
2階のベランダからその走る姿をコーヒーを飲みながら眺めていると一日が始まるという感じがしていました。
毎朝だいたい同じ顔ぶれなので、暮らしていくうちに顔を覚えていきましたが、怖い体験はその決まった時間にマラソンをしている一人の男性についての話です。

最初、決まった時間に走る彼を見て、
「毎朝エライなぁ」
と感心していたのですが、何回か彼を見かけているうち、私はその彼のおかしな部分に気づきました。
汗をかかない。呼吸をしてない。足音がしない。この3つでした。
ベランダから少し距離もあるので勘違いかと思ったのですが、他のランナーと比べることができるのでおかしいことは確かでした。
もしかして幽霊かとも思いましたが、見かけはマラソンをしている丸刈りで健康そうな青年だったので恐怖より不思議な感じでした。
きっと、彼は走り方を研究して、そうなっているのだとも考えていました。
でも、私は気になってしかたがなくなり、近くにいって確かめようと思いました。
彼の走る決まった時間を見計らって、ゴミ捨てをするフリをして、待ち伏せしたんです。



401 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:13:58 ID:lh4mR2o4O
やはり定刻に彼が向こうから走ってくるのが見えました。
かなりドキドキしました。でも、私の勘違いだろうと楽観的な部分もありました。
だんだんと近づいてきたときに、彼の両手首がキラキラと光っているのがわかりました。
なんだろう?と最初思いましたが、それよりも3つの気になることがあったので気にしませんでした。

目を合わしたくなかった私は、30mくらいに彼が近づいてきたとき、ゴミ集積所を片付けるフリをして背中を向けました。
音だけである程度確かめられると思ったからです。それにやはり怖かったし…
通り過ぎるだろうと思ったタイミングに何の気配も音をしなかったので、正直パニック状態に陥りました。冷や汗が出て膝が震えました。
彼の通り過ぎた後の背中も見ることができないくらいでした。

しばらくその場で時間を置き、気持ちを落ち着かせ、ゆっくり辺りを見回しました。
彼はすでに走り去った後で誰もいませんでした。
何が起こったか整理がつかず、しばらくその場でボーとしてしまいました。
家に帰ろうとしたとき、さっきの彼と同じ方向から走ってくるおじさんがいました。
額から汗が光り、胸を上下させて苦しそうに走っているのが見えて、少しホッとしました。
横を通り過ぎるとき、私は軽く会釈をしました。

会釈して顔を下げた瞬間、そのおじさんの両足首にキラキラと透明の糸が巻かれているのが見えたのです。
彼の手首に見えたキラキラと光ったものがフラッシュバックし、ドキッとして、反射的に走り去ったおじさんを見るために振り返りました。
首、両手首にも同じ透明の糸が見えていました。
そして、何よりの恐怖は、そのおじさんの走る先、遠く路地のつき当たりで、体を奇妙にクネクネと曲げ、その糸をたぐりよせる仕草をする彼の姿が見えてしまったことでした。

それ以来、彼もそのおじさんもどうしたのかわかりません。
朝はカーテンを開けない生活を続けています。



    《糸冬》




402 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:22:12 ID:lh4mR2o4O
   【千羽鶴】

入院中の病人のお見舞いに、よく千羽鶴を折って糸で通し贈ったりする。

しかし、これは本当はやってはいけない行為なのだそうだ。

鶴が病人の魂を西へ、つまり西方浄土へ連れて行ってしまうらしいのである。

私が小学校五年の時、クラスメラスメイトに宮○薫さんという人がいた。

彼女は夏休みが終わって二学期が始まっても学校に出て来なかった。

夏休み中に白血病を発病し、入院したのである。

宮○さんはおとなしい人で、あまり存在感がなく病弱でよく学校を休んだ。

みんなで千羽鶴を折り、病床の宮○さんに贈ろうということになった。

父兄やほかのクラスにも協力してもらい手のひらに乗るほどの鶴を八百羽ほど折り、糸に通して完成した。

試しに教室の隅に提げてみたが、赤からオレンジ色、オレンジ色から黄色、というように見事なグラデーションをみせ、立派な千羽鶴が完成した。



403 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:23:29 ID:lh4mR2o4O
担任はそれを病院に持って行き、宮○さんの病室の窓辺に掛けた。

宮○さん本人もご両親もとてもよろこんでくれてクラスの皆さんに是非差し上げてくださいとご両親から鉛筆を1ダースづつ私たちは貰った。
しかし二ヶ月後、薬石効なく宮○さんは息を引き取ってしまった。

告別式の前日の夕方、生前宮○さんが書いた作文の原稿やら写生した画用紙やらを整理して仏前に供えようと担任は職員室から教室へ足を向けた。

もう児童は皆、家に帰ってしまい校内には誰の姿も無く、ひっそりと静まりかえっている。

教室の引き戸を開けた担任は見た。

否、見てしまった。

教室の隅から隅までおびただしただしい数の千羽鶴が天井からぶら下がっているのを。

そして折鶴の色はみな黒であった。

どの席の机もびっしりと千羽鶴は覆っていた。

一輪の白菊が挿してある花瓶が載った、宮○さんの席の机を除いては。

告別式が終わってしばらくした後、担任は父兄との会合で以上の話を語ったのである。

担任はその後次第に社会との接点を失い私が中学三年生の時、担任の訃報を聞いたのであった・・・・・。


    《糸冬》




404 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 18:26:19 ID:4r1Z9rIz0
>>396-397
ありがとうございました

405 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 19:51:05 ID:ulvNnp3b0
タイトルを、もうすかっかり糞スレですね。に変えたら?

406 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 20:00:42 ID:AsZpMCTZO
>>400>ベットタウン
ベット何処の国の言葉だ?きっちり説明しろやハゲ

407 :本当にあった怖い名無し:2007/10/19(金) 20:38:14 ID:lh4mR2o4O
林間学校の経験がある方も多いと思いますのでこの話を紹介したいと思います。

とある方が中2の時した体験、H県の北部での出来事。

たいていどこの中学にもある(野外授業)林間学校学校。
僕は何組か分かれて、そしてクラス単位で建物で寝るほう、もう1つはバンガロー。
二泊2日なので、途中入れ替わる。
僕が最初に宿泊したのは建物のほう、鉄筋3階立て。
中に入ると異様な雰囲気がする。まあ気のせいだろうとグループで荷物を置きに3階の部屋に入った。
そこには2階建てベッドがいくつかあり、部屋の面積にすると部屋のスケール感があり不思議に思った。体育系のがっしりとした先生が、早くジャージに着替えて出て来いと言う罵声がしたので。遅れたらビンタなので皆急いで外に出た。

(それからの事は略〜)

くだびれて俺達は建物に入り自分達の部屋に戻った。そして食事も終え再び部屋に戻った。
今度も部屋の異様なスケール感に気づいた。
それは天井が普通の建物より高かった事、何であんなに高いんだ?と思った。
そして眠りにつこうと思いベッドに入ったが、なかなか寝付けない。
尿意も感じたのでトイレに行くことにした。トイレは建物の中央階段もそばにある。僕は部屋のドアを開けた。
すると心臓のこどうのような音が小さく聞こえた、歩き出すと、その音がだんだん大きくなる、最初は誰かがいたずらで壁でも蹴っているのかな?と思い気にしなかった。
でもトイレ近くになるとその音は、建物が揺すれる程度まで大きな音になった。もう僕は恐れ一目散に部屋の戻った。
翌日そのことを友人に話してたでも信じてもらえないし体験してないというのでやっぱ気のせいかな? と思っていました。

それから数日が過ぎ別の友達がいうには、あの林間学校の部屋のベッドはもとは3段ベッドで、過去にベッドの3段部分から子供が落ちてしまい死んでたそうでした。僕も謎がとけました。
キャンプファイヤーの時の写真が卒業アルバムに乗っているが、炎が横に大きく広がった写真だった。
あらためてあの林間学校は呪われているのだなと思った。

終わり

408 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 05:16:32 ID:ZXswetD6O
>>406
はげはおまえだどはげ
はなたれせーがくがいつからこくごのせんせいになったの?

漢字に直して、句読点を打ってみよ。

409 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 06:21:50 ID:gNtHl201O
>>406
和製英語だからそこまでこだわる必要ない
もともと英語でベッドタウン自体がない

410 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 10:15:01 ID:KnJalAV30
>>405
糞はおまえだ。
最近、急に冷えてきたが、そろそろ冬がくる。


411 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:42:35 ID:7JlUpLSyO
皆さんおはようございます。
ありきたりの話でも再び読んでみるとドキドキゾクゾクする話ってありますよね?

これからレスする話は私自身がそう感じたものをご紹介します。

山岳部員

透は山岳部所属。
友人3人と山登りに来たが、仲間たちとはぐれてしまう。

最悪なことに天気は崩れ、やがて暴風雨となった。
透は奇跡的に仲間と再会するが、下山は無理なので、途中で見つけた粗末な山小屋に避難することにした。

山小屋は12畳くらいの広さだ。
真正面にトイレのドアがあり、入り口のドアの脇に大きなガラス窓がはまっている。
部屋の真ん中にぶら下がっている大きな裸電球のほか、部屋には何もない。

やがて夜になったが、嵐はますますひどくなっているようで、とても外には出られない。
どうやらここで一晩を過ごすしかないようだ。

透の服はびしょ濡れだった。
小屋はすきま風がひどく、ひゅうひゅうと冷たい風が流れてくる。
夜が完全にふけると恐ろしいほど気温が下がった。
このまま寝たら風邪をひくだろう。
肺炎を誘発したり、最悪死んでしまうかもしれない。
透はガタガタ震えながら、必死で眠るまいと努力する。



412 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:43:39 ID:7JlUpLSyO
幸一がある提案をする。
部屋の四隅に一人ずつが寝る。
一人が右隣りの隅へ歩いていき、そこに寝ている者を起こす。
起こされた者はまた右隣りの者を起こしにいく。
そうすると必ず誰かが目を覚ましていることになるのだ。

電気が消された。
だがもともと透はひどく怖がりなので、疲れているのに眠れない。
余計なことを考えているうち誰かに身体を揺らされた。
左隣の弘明だろう。透は大輔を起こしにいく。
それを二度ほど繰り返してから、透はある事実に気づいて絶叫する。

このローテーションは5人いないと無理だ。部屋の四隅に一人づついる。
一人目が二人目の場所へ移動し、二人目が三人目の場所へ移動し、三人目が四人目の場所へ移動する。
四人目が一人目の場所へ行ったときには、一人目は二人目の場所へずれているから、そこは空白でなければならない筈だ。

透は幽霊がいる!幽霊がいる!と言って大騒ぎを始める。
ところが、仲間は落ち着いたものだった。幽霊なんかはいないと相手にしようとしない。

そのうちに寒さのせいだろう「トイレに行きたい」と幸一が言うと、その言葉で尿意をもよおされたか、三人がドアをあけ、互いに譲り合いながら用を足す。


413 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:44:31 ID:7JlUpLSyO
透はひとり離れて部屋の隅で考えを巡らせる。

自分を起こしたのは弘明だったのだろうか?あるいは、彼が起こしたのは本当に大輔か?
肉の感触はあった。だが幽霊はいなくてはならない。

そう考えるうち、透は、このうちの誰かが幽霊なのではないか・・・と思い始める。
実はもう死んでいて・・・。透は身を震わせる。

そういえば自分は仲間とはぐれていたのだ。ばらばらになった四人を探し出したのは大輔だ。
だがあの嵐の中、そんなことが起こりうるだろうか?
四人が再び合流するなどという可能性は・・ ・。三人ならまだしも。

四人は電球をつけて、車座になって座る。黄色い明かりが四人の顔を照らし出す。
しばらくの沈黙を破って幸一が口を開く。
「この中に・・・死んだ人間がいるな?」

弘明が大笑いを始める。
馬鹿げた話だと一蹴して相手にしようとしない。
だが幸一は平然として、そう言うのはお前が死人だからだろう、と言う。

弘明が腹を立てる。
温厚な大輔がまあまあと二人をなだめる。
嵐の中、自分が見つけたのは、間違いなく生きている三人だったと断言する。
透がはっと顔を上げる。
三人を見つけたのは必ず大輔だった・・・あの状況で?
そんなことが普通の人間にできるだろうか。
可能だったのは、大輔がもう死んでいるからではないのか・・・?



414 : ◆dvKg.xcuQc :2007/10/20(土) 11:47:11 ID:7JlUpLSyO
そう考え出すと、誰もが怪しい。

冷笑的な弘明は怪しい。
変に落ち着いている幸一も怪しい。
大輔も怪しい。透は言う。

何とか幽霊であることを――あるいは、ないことを――証明する手段はないものかと。

幽霊は手が冷たい筈だ、と大輔が言う。幸一は鼻で笑う。
全員の手足が冷え切っているさ、と。
お互いに触りあったがみな氷のように冷たい。

顔色を見ようにも、黄色い光の下だし、だいいち光がもっと強くても、全員の顔色は決まって青白いだろう。
肉の感触は当てにならない。
いま握った手は明らかに弾力があったし、それはさっきゆり起こしたとき、あるいはゆり起こされたときに明白な筈だった。
それ以外に証明の方法は?大輔がぼそりと言う。

「そう言えば、死んだ人間は、鏡に写らないっていうよね?」

それを聞いて弘明がけたけた笑う。幸一が彼をにらみつける。

「たしか、トイレに小さな鏡があったな」

と幸一。

「いいぜ俺は。写るかどうか確かめても」

苛立った口調で弘明が言う。

「だいたい、お前らはみんな怪しいんだ。俺は、俺が生身の人間だってことを知ってる。俺は幽霊じゃない。確かなのはそれだけだ」



415 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:48:46 ID:7JlUpLSyO
幸一が鼻で笑う。

「どうだか」

二人がつかみあいの喧嘩を始める。
仲介に入った透を、弘明が弾き飛ばす。

「大体な!お前が一番怪しいんだよ!」

透はぞっとする。三人の視線が、いっせいに透の身に注がれる。

「そうだ」

幸一が落ち着いた声で言う。

「一番怪しいのは透だ」

「何で?」

声が震える。

「何でそんなことを?」

「さっきみんながトイレに行った・・・遅れて一人で入ったのはお前だ」
「それが・・・?」

唾を飲み込む。



416 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:49:35 ID:7JlUpLSyO

「お前は誰とも一緒に入ろうとしなかった。何故だ・・・?トイレには鏡があるからだ。お前は、お前の姿が鏡に写らないことを、他の誰にも知られたくなかったんだ」

「そんな馬鹿な!」

透は笑おうとしたが、うまくいかなかった。


「じゃあ何で、一緒に行かなかった?」

「・・・狭いし、考えごとを・・・」

「怖くなかったのか?俺だって怖かったのに」

と弘明。

「そうだ・・・人一倍怖がりの君がね」

と大輔。

三人の目が、透に注がれていた。
嘘だ、と透は思った。

自分は生きてる・・・
それは自分が知っている。・・・だが本当か・・・?
本当に自分は生きているのだろうか・・・?



417 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 11:50:27 ID:7JlUpLSyO

仲間とはぐれたときのことを考えた。
大輔が見つけてくれるまで自分は何をしていたのか?覚えがない。
自分は死ぬのだ、と絶望にかられなかったか?
その時、本当に死んでいたのではないか?
自分では気づかないだけで・・・

崖から落ちるか、あるいは雷に打たれて、死んでいるのではないか?
この手の冷たさは、気温のせいか?
ずっと肌寒いのは何故だ?
お前は自分が生きていると、本当に言い切れるのか・・・?

どーんと雷がなり、後ろの窓ガラスがびりびりと震えた。
三人の凍るような視線に耐えられず、透は振り返った。
電球の明かりを反射して、窓ガラスは部屋全体を写し出していた。
鏡のように。そして透は絶叫した。

三人の目線の意味に気づいたから。
凍るような視線・・・

ガラスに写っていたのは、透だけだった。。。。


    《糸冬》




418 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 12:01:37 ID:6/sTHbTb0
これは怖い

419 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 12:10:18 ID:6/sTHbTb0
朝晩の冷え込みが厳しくなって来ましたね。
街に出るとコートやマフラーをした人達もちらほら。
もうすぐ冬なんだなと。
冬になったらこの秋スレはどうするんでしょうね?
まだ半分も埋まってないし。

420 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 12:41:20 ID:eT1Lyhya0
もういいだろこんな糞スレ

421 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 13:51:27 ID:QLQwqHwJ0
元凶がどの口で言うかな
お前の発言て、通り魔みたいで気持ち悪いんだよ

422 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 14:00:19 ID:eT1Lyhya0
>>421
殺し行くぞお前

423 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 14:40:44 ID:ZXswetD6O
>>422
このスレ、こんなカンジでいいんでない?
この分では、意外と早く来そうな冬があるし、あと500レス切ったよ。
ところで、
お前ら、トラバサミ、その実物を見たことはあるか?
あの狸とか、キツネとかを捕る。
その仕掛け方、或いはその場所。
季節や環境によって、まるで違う。
何より始末にわるいのは、時として畜生以外のものがあるそうだ。

この話、冬に相応しい。

424 : ◆dvKg.xcuQc :2007/10/20(土) 17:18:51 ID:7JlUpLSyO
皆さんこんばんは。

今回の話は神隠しなのか超常現象なのか……
ちょっとした不思議な話をご紹介致します。


会社の後輩に聞いた、その子の友人(Aさんとしますね)が小学生の時。

積極的だったAさんは、休み時間に校庭で皆とドッジボールをして、チャイムが鳴ったので1番に教室にかけ込んで行った。

クラスの子全員で遊んでいたので、当然自分が1番だと思って教室の扉を開くと、全員が着席をしていて、担任の先生が、(すでに授業が始まってる様子だった)心配そうに、

「Aさん、何処いってたの?皆心配してさがしたんだよ?」

と言う。

Aさんはワケが分からずに、

「え、でもチャイムが鳴ったので校庭から教室に戻りました・・」

と答えたけど、実はその時Aさんは1日行方不明の状態で、この日も家に帰ってこなければ捜索願をだそうとしていたそうです。

結局原因は謎のまま時は過ぎて、Aさんが大きくなって看護婦さんになってから夜勤が終わって、1人で車を運転して家に帰ろうとしていたとき、真夜中で周りにあまり車が走っていない、
いつも通るトンネルを通りぬけたら途端に、目の前に海が広がっていて、海沿いの道路に出ていた。



425 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 17:20:30 ID:7JlUpLSyO
Aさんは神戸在住で、山方面に向かって走っているのに、突然の海に驚き、場所を聞こうと近くのコンビニに入って確認したところ、そこは日本海沿いの町だった。

仕方なくコンビニで地図を買って、半泣きで一晩かけて自宅まで戻ったそうです。

ちなみに、Aさんは地図を買ったコンビニのレシートを取ってあって、どう考えても仕事が終わってからレシートにあるコンビニまで、レシートに記載された時間には行けるはずがなかったそうです。

それから、Aさんは仕事を辞めて、オーストラリアに留学したそうです。

私の後輩はずっとAさんと手紙のやり取りをしていたそうで、それがある日突然連絡が取れなくなってしまって、心配した後輩がAさんの彼氏に連絡を取ったところ、
彼氏にも音信不通になってしまったので実家に問い合わせてみたら、オーストラリアで行方不明になってしまったそうだとのことでした。

Aさんの家族は、オーストラリアの警察も行方不明だけじゃ捜査できないと取り合ってくれず、直接現地に赴いて周辺を調べて見たけれど、
元々積極的で明るいAさんは、周囲の人にも好かれていて、計画的な事件に巻き込まれる可能性は考えられないとのこと。

残るは突発的事件に巻き込まれた可能性だけだけど、住んでいた部屋の様子を見ても、「ふと」いなくなったようなカンジで、強盗とか出先で・・とか言ったカンジではなかったそうです。

結局Aさんは今も帰ってきてないそうなんですが、その彼氏も私の後輩も、元々がそんな過去を持ってる子なので、いつか「ふと」帰ってきそうな気がするそうです・・。

私、これ会社で聞いたときさぶ肌立ちました・・。

マジ話みたいなのであまし転載しないで下さいね・・。


    《糸冬》




426 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 17:46:56 ID:eT1Lyhya0
黒い部屋
http://www.fresh-tube.net/reg_2.php

427 : ◆dvKg.xcuQc :2007/10/20(土) 19:02:22 ID:7JlUpLSyO
>>426のクリック詐欺(アクセスした時点で登録完了、¥50000支払えとの文面)を見て思い出した話があったよ。

都市伝説的なものですけどね。(笑) では↓

【裏バイト】

人体実験・・・いや、投薬ボランティアは3泊4日で7万5000円。
1週間で14、5万円ぐらいでした。

マグロ漁船は1年間で300〜350万円。

昔は倍ぐらいもらえたそうですが、今は不況と漁獲量の減少で給料も下がったそうです。
少し前の「東スポ」で読んだのですが、最近は経験のある上に賃金の安い外国人労働者を使うケースも多いと書いてありました。

他に「都市伝説」系らしきものとしては、山の遭難での捜索費。

民間の捜索隊に協力を仰ぐと、夏場は1人当たりの日当3万円。冬場は5万円。
その他に食事代などの雑費、保険料までかかるとの事。
ヘリコプターを使うとチャーター料が1時間(1日じゃないよ)70万円だって!!

更に翌日も続けるとなると、ヘリの待機費が1泊37万円。

長野で起きたケースでは、3日目で民間の捜索隊30名〜50名。
ヘリも2台飛ばしての大捜索で、捜索費合計は1787万円!!

それに対し、海難事故の場合は全て無料。
基本的に海の上での捜索は海上保安庁の管轄で、公的機関なため無料。
地元の漁業組合も無料で捜索の手伝いをする事が暗黙の了解となっているので、こちらへの負担もないそうです。

ググればググるほど色々と出てくるものですね。
《終わり》

428 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 19:26:23 ID:tHVBwgJy0
>>426
一応串入れて踏んでみたが、こんなの未だに引っかかる人いるのかねえ?
団塊連中なら焦って支払いそうだが・・

429 :本当にあった怖い名無し:2007/10/20(土) 21:15:54 ID:QkoOpWrw0
>>390
同意。
私もロム専、一読者です。良スレですね、面白いと思います。
書き込みされてる方々、いつも有難うございます。
ぽぽろさんも投下してくれてると嬉しいけどコテはややこしいことになるから、
密かに名無し投下になるのかな。

430 :本当にあった怖い名無し:2007/10/21(日) 02:49:08 ID:s8r5cSsoO
怖い話が聞きたいかい。
なぜに?

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