その1からの続き
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──さぁて。
先に・「日本の核武装・核保有議論」の前提条件として挙げた程度のお話なんか、実のところ、池田勇人内閣時1960~70年代に行われた核武装の是非と部分的核実験禁止条約(PTBT)の扱いを巡る検討時に既に認識し、その後部内で毎年繰り返し再検討し続けていると言われる(
その現状と「日本ののODA戦略の背景」、そして今後の笑裏蔵刀の戦略のあり方を見てみよう。
と、その前に。
いきなり結論言っちゃうが。
今までの(
何故なら。
今までの(
海外の進出先に寄生して中華街と言う名の植民地──国家内国家を作りシロアリのように巣食う習性(としか言いようのない民族的悪癖)を持つ(
これらを認識し、かつ(
・対象国(
・北京主導による(
・大陸及び半島の現状の経済力維持、域内格差是正の限界点を確認した
ことを意味する。
と同時に、これから(
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──この認識につながる2006~2050年の長期経済と予測将来的な人口推移と経済予測を見てみよう。
2040年くらいには(
名目経済規模では確かに(
言うならば、「現在の国内搾取体制がより先鋭化」してしまい、富める者のみ富み栄え、再配分がなされない。
一言で言えば「GDPがいくら高くなろうとも配分が伴わない」のだ。
額面GDPこそ巨大となるがその実、成長率の鈍化もあわせ、各個人の可処分所得及び配分可能な資源を見るに(
また、地球の気候変動に伴う気温上昇率と長江(揚子江)流域の気温変動予測を見る以上、これと同時に起こり得る「感染症の一大パンデミック(pandemic)」──感染爆発に伴う汎発流行を食い止める必要がある。
近年のトリ・インフルエンザ等を見るまでも無く、新種の疾病の一大発生地である(
各国が温室効果ガス削減に勤め地球温暖化の抑制を考慮しているのは、環境保護や海面上昇と言うもの以外に「気温変動に伴う未知の病原体に対する疾病医療対策と耕作放棄した難民流出による社会不安」への対策があるのも忘れてはならない。
シベリアの温暖化で凍土が溶け、一度克服した病気のウィルスの再伝播が危惧されている面なんかはこの代表例だな。
これら病原体はかつてのシルクロードを経由しイラン、シリアを通り変異・伝播・弱毒化していったが、現在は航空機等交通手段の発達により、封じ込めと隔離体制の構築が追いつかないほど新種の疫病が急速に蔓延する場合がある事も忘れてはならないだろう。
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中国東北部の工業と社会資本、すなわち旧滿洲国の遺産を成長過程で食い潰した対象国(
<丶´Д`>の資源、こと安全な飲料水資源の確保を図り、大琉球・小琉球──沖縄とその向こう(
そして、次いで海外の進出先に寄生した自国からの移民が作り上げた国家内国家(中華街)の富の収奪と、国内の極貧層と環境破壊に直面し耕作地を棄て各地に離散するる棄民の捨て場兼、安全な水資源と食料の供給源となる周辺の新たな土地の強奪に力を入れるようになる事が予想出来るだろう。
何故なら、国内資源に不足し自国内で先に上げた変動に対処する為の元手を作り出し入手する事が出来ないでいる(
そして強引な成長ドライブの燃料となっている資源と元手が入手できなければ。対象国(
都市部の急速な発展による都市下層部での労働力需要の増大と農業の衰退、機械化に伴う過剰労働力の発生に伴う農村から都市部への出稼ぎ、そして人口流出は近代化の過程の中でまま起こることだが、中国の場合はその規模・速度共に他に類例を見ないスケールであることは周知の通りである。国内でこの吸収が困難となり出した時点で、これら国内難民の流出先が海外へ向かうことは明らかだろう。
──そして。仮に、この状況下で(
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これまでは福建省などの海外移民の「伝統」があるところから密航することが(
国内搾取による経済格差で痛めつけられ、限定された教育により侮日感情と万能感を刷り込まれた統制されない数億単位の盲流が、共産党崩壊後の大陸の覇権を求め割拠する軍閥の内訌から逃れ安全な水と食料を求める為、最も安価に外貨獲得が出来る商品「兵器と傭兵、奴隷などの人身・麻薬」に加え共産党の統制から外れた大量破壊兵器をバラ撒きつつ周辺諸国に溢れ出す。
億単位の人間が、それも資産無く飢えそれでいて力を持った人々が難民となり世界に溢れ出れば、全世界は混乱の坩堝と化す。
真に危機管理を言うのであるならば、かつて覇権国家たるローマ帝国を崩壊させたのと同質の、この「飢え病んだ人々の氾濫」こそ恐れねばならない。
これを見通し、自らの人口の重みで沈む前に(
地縁血縁で結ばれた閥を問わず、共産党指導部、こと太子党全体の利権を維持する為軍備を拡張しつつ、既存の秩序で得られない「盲流」への対策費用を得る為に、冷戦終結後、覇権国家アメリカと地域覇権国家ロシアの一時的衰勢に伴う秩序維持体制のほころびに乗じ、世界各地で起こる戦乱に対し軽火器と地雷等の歩兵携行火器、大量破壊兵器の拡散により混乱を助長。
その混乱に乗じ周辺地域──(
すなわち「自国内の問題の解決の為、大量破壊兵器と拡充した軍備の裏付けを背景として周辺地域に秩序ある形で国内人口の一部を流出し国家内国家を相手国内に形成植民し侵蝕。現地民と強制的に混血させ、(
これが「超限戦」とともに(
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──これら予測し得る変動の前には、「たかが(
何故なら、飽和状態に近いまで今まで移民を受け入れてきた(
あの豊かな北米大陸ですら、既にこの「盲流」を移民として受け入れることは不可能であり、受け入れられない以上必然的に対立するしかないからだ。
この流れに対抗しなかった場合、民主共和以前に(
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さて。
次いで、「ムー」そのものの将来予測を踏まえた(
覇権国家の統治にほころびが生じた場合、同盟国のみならず覇権国家がもたらす交易の恩恵に与っていたものであればあるほど、軍事力のみではカバーできない非正規戦をはじめとする人の血を流す場面に直面する事となる。
これはローマの衰退に始まり大英帝国の崩壊に至るまで、人類史上変わらず繰り返されてきた。
第二次大戦前の我が(
すなわち利害共有し得るシェアリング・パートナーとしての役割を投げ出し「明確な戦略を持たずに国内政争と省益争い、気分で火遊びし続けた結果」、
20世紀を通じこの「自国内の大失態」を演じ続けた(
次いで接地点を見出す為に、可能ならば対象国(
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この実現は、日本単体で行う事は政治的にも経済的にも困難であり、G8はじめとする「自由貿易体制化での利益と繁栄を享受する各国」の共同による封じ込めとともに、繁栄の果実の提供により「更なる豊かさが欲しい」と叫びを上げる(
「自由と繁栄の弧」と同様、これが北西太平洋の地域覇権国家である日本の生存に必須となる外交方針の基盤であり、これを実力を持って裏打ちするに足る体制の確立こそが21世紀後半を見据え日本が持つべき戦略目標となる。
何しろ、流出する最悪の相手は核はじめとする大量破壊兵器の持つ恐怖を教えられず、ただの大威力の恐喝材料として使用に忌避感を抱かない武装難民。
それでいてヒトラーとナチズムに引っ掛け毛沢東シナチズム(Mao
「実力の行使」も視野に入れた抑止の必要性が生ずる可能性は高い。
──そしてこの対策を日本が再度投げ出し、日本国内に引き篭もった場合。
今の自由貿易体制は間違いなく、豊かさを追い求めシロアリのように移動する「億単位の武装流民」の濁流に巻き込まれ崩壊し、今の日本の経済的繁栄は喪われ滅亡へと向けて進むだろう。
仮に封じ込めや人口圧力の低減に失敗した場合も同様。
今までとは比較すること自体間違いなレベルの国家内国家に巣食われ同化される以上、日本人は日本人という名と皮を被った別なものとなるだろう。
いずれにせよ、しくじった場合今の日本国・日本国民・日本人と言う存在や民族と文化の連続性が存続するか自体不明だな。
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取り敢えず2
・「日本のODA戦略の背景」に関してはこんなもん。後は個別レス。
あとこれらは「ムー」な。
荒っぽく、かつ悪めな方向に出したネタだから、枠組み以外は間違っているかもだ。
まぁ議論やら考える際の叩き台にしてくれたまい。
データ踏まえて叩き割っちゃっうくらいが望ましいやね。
続きが出たらまたメモしておこう。
昨日のエントリーの中国云々はこのレスが参考になっています。
今までとは違う角度で考察するのも勉強になる。
学問が足りない。学問が。
by 能登のムジナ
たわけ