これは稀に見るgdgd番組ですね（・∀・）

一連の亀田ボクシングコント騒動により、束の間の小休止を迎えていた大相撲問題。慢性的な八百長疑惑、朝青龍仮病サッカー問題、時津風部屋での弟子死亡事件…閉鎖された世界に対する世間からの風当たりが、再び激しくなってきました。週刊誌で亡くなった弟子の写真が公開されたことをきっかけに、メディアからの厳しい追及が再開されたのです。まぁ今回の時津風部屋に限らず、わかっているだけで10人を超える弟子が謎の死を遂げているとなれば、角界に対して厳しい目が向けられるのも当然でしょうか。

そんな中タイムリーにも、大相撲問題を徹底的に議論する、注目の番組が放映されました。

田原総一朗さん司会で、朝まで激論を交わすことでお馴染みの「朝まで生テレビ」ですが、何と20日放送分のテーマは珍しくも「大相撲」。元力士を含めた各界からの著名なパネラーが集結し大相撲の闇を暴き出すということで、大注目して放映開始を待っていたのです。

しかし、そこに映し出されていたのは、角界の失言王・龍虎さん、頭部への打撃等の影響で上手に話ができなくなった面々、日刊ゲンダイ、実録鬼嫁日記、ちゃんこ屋、ペンネームだけが印象に残る相撲ライター・どす恋花子、そして伝説のヨットマン…とにかく話を進めようにも進められないグダグダパネラー陣。ついには、勢いで「相撲界にはリンチがある！」と龍虎さんが認めてしまうなど、しっちゃかめっちゃか。こんなものを放送して誰が得をしたのか、半笑いで心配になるようなヒドイ展開だったのです。

3時間続いたグダグダぶりはほとんど無益な与太話だったのですが、龍虎さんが暴き出す相撲界の闇は、思わず「(ノ∀｀)アチャー 」と言いたくなる衝撃の内容ですので、早速チェックしていきましょう。

◆誰だよ！このメンバーでやろうって言ったプロデューサーは！

「激論！国技・大相撲に未来はあるか？！」と題された今回の「朝まで生テレビ」。朝生で政治以外の話題が出てくると若干違和感がありますが、まぁたまにはいいでしょう！

パネラー陣も着席し、いよいよ激論開始…なのですが、田原さんも今日のテーマに関してはぶっちゃけどうでもいいのか、軽く力も抜き加減。こういうときは、各パネラーの自由なトークに期待したいところなのですが…

今夜のパネラー陣は、いつにも増して人選ミスの続出。まぁ相撲記者さんとかは、一応1人くらいいないと話も進まないでしょうからいいとして、どこか一難抱えた人物揃いなのです。

←ジャーナリズムを俺が背負う、元日刊ゲンダイ編集部長の二木啓孝さんだ！

これがジャーナリズムの代表となると、ほかのメンバーは相当厳しそうです。

←いつの間にか副大臣の松浪健四郎さん！

何か亀田関連とか相撲関連とかを松浪さんがバッサリ斬っているのを見ると、「お前が言うな！」と言いたくなるのは何故だろう…。

←謎の相撲ライター・どす恋花子さんだ！

うわぁペンネームで出たくねぇｗｗｗ「あれ、どす恋さんですよね？」なんて町で言われたら泣くｗｗｗ

つどす恋花子「カワイイ大相撲！」

←海の向こうからやって来たスポーツライター、ソガル・エルデネさんだ！で、誰？

わざわざ来てもらいましたが、残念ながらカタコトのため、何を言ってるのか最後までわからず。

←相撲以外の格闘技を代表して、ガッツ石松さんが来てくれたッ！

ガッツさんが来たために中盤には何故か亀田問題を議論する脱線タイムもあったぞ！って、ダメじゃんｗｗｗ

ちなみに朝まで生テレビ内での亀田討論動画（ニコニコ動画）　朝まで生テレビ最新情報はランキングから

相撲と全然関係ねぇよｗｗｗｗ

←女性の視点から格闘技を斬る、鬼嫁・北斗晶さんだ！

今夜は北斗さんがやけに美人に見える！

つ北斗晶の鬼嫁キッチン

←元力士、現ちゃんこ屋、要するにただの飲食店店主・琴乃富士さんだ！

微妙に人選がショボいｗｗｗ

←プロレスラーとしてもそんなにお馴染みではない、元十両・維新力さんだ！

ほとんど話に絡めない維新力さんは、当初の予定通り「数合わせ」の役目を見事にこなしたぞ！

←ブラジル出身の元力士、国東ことヴァンデル・ラーモスさんだ！

ゴメン！知らない！あんた誰？

←そして角界の失言王・龍虎さんだ！

八百長疑惑のときも、少し突っ込まれただけで「まあ確かに八百長はあるが…」とか認めちゃう、カワイイおじさんだ！

←最後に登場は、リンチ殺人といえばこの人を置いては語れない、戸塚ヨットスクール校長・戸塚宏さんだ！

コ・イ・ツ・は・呼・ぶ・な！

ヨット：「私は（今回の件は）事故だと思いますね。彼がシゴかれた理由が何かあるはず。彼の側にシゴかれる理由があるんですわ（笑）」

シゴかれる理由があるからOKってオイ！

ヨット：「相撲部屋にいた子がウチにたくさん来るんですよ。昔の軍隊に入れるみたいに、相撲部屋に入れるんですね」

相撲部屋でダメだったらヨットスクールへどうぞ！

ヨット：「今の若者の中には、トンデモない弱いのがたくさん混じってるんですよ」

まるで弱いのが悪いみたいな言い草だなオイ！

ヨット：「（それを見抜いて適切な指導をしろと言うけど）それがね、わからないんですよ。見抜ける人なんて果たしているのかどうか」

だからああなったんだな…納得…(´･ω･｀)

とまぁ、面子を見ただけでもまともな議論にならないことは確実。一応番組は、「かわいがり」は「リンチ」なのかという議論からスタートしたものの、話は一向に噛み合わず。琴乃富士さんが「かわいがりはハードトレーニングであり、リンチではない」と熱弁を振るっていたのですが…

←それをブチ壊したのは、もちろん龍虎さん！

喋れば喋るほどボロを出す龍虎さんは、相撲界を守りたいんだか壊したいんだかわからないほどのボロボロ具合で、何と相撲界には伝統的にリンチがあると認めてしまったのです。

龍虎：「ここ（額）は強いんですよ。だからここを（ビール瓶で）バカーンとやっても大丈夫」

額はOK、後頭部はNGです！

龍虎：「我々の時代は、リンチの場合はビール瓶でやれと（言われた）。そのリンチを耐えて伸びた一握りの人が（強くなるんです）」

あまりにあっさりとリンチの存在を認めた！

←さらに龍虎さんは「ほかの部屋でもビール瓶で叩くのか？」と問われると、力強く「やりますよ！」「ただし、リンチのときですよ」とムチャクチャな回答！

リンチのときならOKなのかよ！

角界のリンチの実態を暴き出す龍虎さんは、日刊ゲンダイから「リンチってのは土俵の上の話でしょ？」と助け舟を出してもらったのに、「土俵の上はかわいがり、リンチは土俵外！」と、稽古とリンチをキッチリ区別してしまいます。

龍虎：「掃除・洗濯サボるとか、人の物を盗むとか、（そういうヤツの）精神を鍛えてやるんだというとき（リンチをするが）、これは親方が居ないときが多いんですよ」

こんなの放映して大丈夫なのか！？

龍虎：「（ビール瓶でやるの？との問いに）やりますよ、バンバンやりますよ！」

誰だよ、こんなのテレビに呼んだやつ！

つビール瓶6本セット

どうやら角界には、「リンチのときはビール瓶」という伝統があるようです！