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福岡県山岳連盟の加盟山岳会パーティー8名が平成19年9月25日、標記のルートを登山中、天候不良の中、剣岳主稜線の小窓付近でルートを外し、道迷いの状態になり遭難し、110番で富山県警に救助を要請し26日に救助されました。 遭難事故の内容と原因 1.事故発生月日 平成19年9月25日(火) 2.発生場所 北アルプス 剣岳の北方 小窓付近(標高 2,400m) 3.天候 9月24日(月) 晴れのち曇り 9月25日(火) 小雨、ガスにより視界不良 4.遭難者 8名(57歳、59歳、62歳2名、63歳、65歳、66歳CL、69歳) 5.遭難事故の原因 (1)剣山頂から北方稜線は上級者向きコースにもかかわらず、ルートを熟知していなかった。 (2)池の谷乗越通過以降、ルート上のポイントを確認していなかったため、現在地点がわからなくなり、道迷い状態となる。(2万5000分の1の地形図は持っていたが確実にチェックしていなかった) (3)小窓のコルまで行ったにもかかわらず、三の窓と誤認したため自力での脱出の方法を見つけることが出来なかった。 (4)メンバーの年齢構成から判断してルート選定に無理があった。 以上、福岡県山岳連盟に提出された事故報告書より、抜粋。(事故に至る経過と状況は中略) 福岡県の山岳パーティの事故は、昨年の白馬岳の遭難事故など、ここ数年事故が続いていることから、喫緊の遭難事故防止の取組みが求められる。 各山岳会の自主的取組みとともに、未組織登山者の遭難防止対策も含め、福岡県山岳連盟や勤労者山岳連盟及びプロガイドの組織の垣根を越えた取組みが必要であると考える。 結果的に死亡事故に至らず、全員無事救助され下山したことは、リーダーの判断が正しかったということだろう。上記遭難事故の原因分析を教訓にして、今後福岡から事故が起こらないことを祈る。 by fukuoka-gakuren01 | 2007-10-18 21:39 | 山岳情報(2)
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