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10月20日のながさきニュース
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長崎新聞
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樺島の「うな太郎」身体測定 体長171センチ、16.7キロ
| 身体測定を受けるオオウナギの「うな太郎」=長崎市野母崎樺島町 |
長崎市野母崎樺島町で十九日、オオウナギが生息する井戸の清掃があり、井戸の主(あるじ)の「うな太郎」を引き上げ、併せて身体測定も実施した。
井戸は、一九二三年に熱帯性オオウナギの生息最北限地として国の天然記念物に指定。「うな太郎」は、現在八代目で推定年齢二十七歳。井戸横の水槽に展示されているオオウナギ「うな次郎」と「うな子」とともに、地元住民らに親しまれている。
井戸の清掃は毎年一回、オオウナギの身体測定も兼ねて実施。市野母崎教育センターの職員らが井戸からうな太郎を引き上げると、見学に訪れた住民から歓声が上がった。身体測定の結果、うな太郎は体長一七一センチ、胴回り四九・七センチ、体重一六・七キロだった。
井戸の管理とオオウナギの世話をしている幕亀太郎さん(83)=同町=は「うな太郎は樺島のシンボルで宝でもある。井戸水の水質悪化が心配だが、これからも元気で過ごしてほしい」と話した。
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