今回開発したのは、「車載用全方位モニタシステム」「車載用無線カメラシステム」「車載用高感度カメラ」の3点。
「車載用全方位モニタシステム」は、車両の前後左右に取り付けた4台のカメラで撮影した映像を各々上方からの視点映像に変換、ひとつの映像に合成するシステム。その際、4台のカメラによる各映像のつなぎ目部分のずれを自動調整、つなぎ目の気にならない見やすい映像を実現した。
また、「車載用無線カメラシステム」では、車載用カメラとモニタの間を無線化。車内のケーブル引き回し作業や設置費用を軽減し、取付けを容易にした。「車載用高感度カメラ」では、同社従来1.6ルクスだった最低被写体照度を0.2ルクスまで広げ、夜間の駐車で威力を発揮する。
同社では、これらの技術は業務用大型車両での活用を想定しているが、今後は一般乗用車への展開も考えていくとしている。
これらの技術は、10月27日(土)から11月11日(日)まで幕張メッセで一般公開される第40回東京モーターショー2007の三洋電機ブースで参考出品される。
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0710news-j/1017-1.html