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ニュース緊急通報ダイヤルにハッキング、SWAT出動させた“でっち上げ”少年19歳の少年が911のシステムに不正侵入し、何の関係もない一家の自宅に特殊部隊を急行させた。2007年10月19日 08時49分 更新
米国の緊急通報ダイヤル911のシステムに不正侵入し、いたずら電話で特殊部隊を出動させた19歳の少年ハッカーが摘発された。禁固18年の実刑を言い渡される可能性があるという。 McAfeeによると、この少年はワシントン州在住で、カリフォルニア州オレンジ郡の緊急通報システムに不正侵入し、自分の電話番号を偽ってでっち上げの通報を行った。 この通報を受け、武装したSWATの特殊部隊が何の関係もない一家の自宅に急行。取り囲んだ家の中には夫婦と2人の幼児がいたが、外の物音を聞いた父親が泥棒だと思ってナイフを持ち、裏庭に出てみると、SWAT部隊が自分に向けて一斉にライフルを構えていたという。 「1つ間違えば無実の人が射殺されるところだった」とオレンジ郡の検察関係者はコメントしている。 少年は、全米で同じようないたずら電話を200件近くもかけていたことが判明。ドラッグ使用、銃撃、兄弟間の撃ち合いなどのでっち上げ話で通報を行っていたという。 [ITmedia] Copyright© 2007 ITmedia, Inc. All Rights Reserved. - PR -第2回 MIJSカンファレンス「Japan」 11/29開催決定!
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