10月14日(日)に開催された那覇市で開催された大綱挽きに20万5千人が集まったと報道されています。
でもこの数字は県民大会11万人と同様のアサヒった数字です。
おめでたいお祭りの参加者の人数ですので、同じアサヒった数字でも今回は罪はないでしょうが。
実際に参加したものとしての実感ですが、1万人から多くても2万人でしょう。
道路の幅は歩道を含めてもおよそ40mです。
綱の長さは200mです。
人ごみの長さは綱より若干長い程度で、綱のおいてある国道58号以外にはほとんど人ごみは無かったです。
なので人ごみの面積はおおよそ40mX200mX1.1倍=8800平米です。
人ごみの密度ですが、連結部近くの綱の周囲こそ1平米あたり3名近くいたかもしれませんが、数メートル離れると2名以下だったと感じました。
なので人ごみの平均密度を大雑把に1平米あたり2名と仮定すると、参加者数は1万7600人となります。
綱の端の方の人ごみ密度は連結部より薄かったので、1万7600人よりは少ないと思います。
なので私の見積もりでは、1万5~6千人といったところではないでしょうか。
ちなみにもし20万5千人が1平米あたり1人の密度で久茂地交差点から北方向に
58号線を埋め尽くすと、人ごみは浦添市の城間付近まで達するでしょう。
20万5千人とはそういう数字なのです。
お祭りの参加者数にケチを付けてしまいましたが、お祭り自体はとてもすばらしく一般の人も参加できますので、参加する機会があればぜひ綱を引いてみられることをお勧めします。
なお論議を呼んでいる沖縄の県民大会の参加者数ですが、主催者発表の11万人を別の例えで表しますと東京ドームと新横浜の日産スタジアムを同時に満席にするくらいのとんでもない人数です。
でも実際の会場の人ごみの面積は、160m四方のおよそ25600平米です。
実際に参加(偵察)した私の実感でも航空写真でもそのくらいの面積です。
人ごみの密度ですが、座っている人も多く、会場の後ろの方はかなり余裕がありましたので平均すると1平米あたりせいぜい1.5人といった感じでしょう。
なので県民大会の場合は、私の見積もりでは3万5千からせいぜい4万人といった感じです。
こちらの嘘は悪質で罪深い嘘です。
こういうことを繰り返していると、沖縄の団体が発表する数字はそのうち誰も信じてくれなくなるでしょう。
何事も事実は自分の目で確かめるに限ります。
コメントを書く場合はログインしてください。