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大日本印刷、堺に液晶パネル用カラーフィルター工場

2007年10月19日

 大日本印刷(本社・東京)は、シャープが建設を予定している堺市臨海部の液晶パネル新工場の敷地内に、投資額435億円規模の液晶パネル用カラーフィルターの製造工場を建設する。シャープの工場に供給するためで、11月に着工する。月3万6千シートの生産を計画している。

 大日本印刷によると、敷地は3万2300平方メートルで、工場の延べ床面積は5万7千平方メートル。シャープの操業開始に合わせて10年3月までの稼働を目指し、月産3万6千シートを生産する。従業員は約120人。

 同社はすでにカラーフィルター製造を、北九州市の黒崎工場、三重県の亀山工場で行っている。堺市で新工場が稼働すると、大型液晶パネル向けとしては世界最大の供給能力になる。

 シャープは、新工場の敷地内に大日本印刷のほか、ガラス基板を手がけるコーニング(米国)や関西電力グループが進出すると発表している。

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