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生活
全国80国公私立大病院 医療事故公表で指針(10/20 00:33)全国八十の国公私立大学でつくる全国医学部長病院長会議は十九日、大学病院で起きた医療事故の公表についての指針を定めたと発表した。四十二の国立大病院は同様の指針を○五年三月に先行導入していたが、今回新たに三十八の公・私立大病院にも呼び掛け、統一基準をまとめた。 国立大病院での指針導入以降、それまで各病院が独自の判断で公表していたため、病院間の公表事例の偏りが解消されたという。「事故の公表を促すことにもなり、結果的に再発防止につながる」(同会議事務局)として公・私立大病院にも参加を促した。 指針は過失の有無や患者の状況によって三段階に分かれる。病院側の過失で患者が死亡、あるいは重い症状で後遺症がある場合は、記者会見や大学病院ホームページで「発生後、速やかに公表する」としている。 一方、病院側の過失で重い症状になったが治療後に回復したか、症状は軽くても重大な過失がある場合は「調査後に事故の概要や原因、改善策を公表する」と規定した。 病院側に過失がないケースや、過失があっても症状が軽い場合は「各病院の基準により判断する」としている。
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