VMware用仮想マシンのダウンロード

Ubuntu 7.04 - 2008年10月までサポート

Ubuntu 6.06 LTS - 2009年6月までサポート



利用方法

実用に耐える速度で動作させるには、少なくとも512MBytes以上のRAMを搭載したPCが必要です。

VMware Playerのインストール

Windowsの場合

VMwareのWebサイトより、Windows用のVMware Playerをダウンロード、インストールします。

Ubuntuの場合

vmware-playerパッケージをインストールします。scim-bridgeパッケージがインストールされていない場合はインストールし、再起動します。

仮想マシンのダウンロードと展開

上記のzipファイルのうちいずれかをダウンロードし、展開します。

なお、7.04の仮想マシン用ディスクイメージファイルは2GBytesを超える大きさのため、一部の展開用ソフトウェアで正常に展開できないことがあります。展開中にエラーが発生した場合や正常に起動しない場合は、別の展開用アプリケーションで展開し直して下さい。

仮想マシンの起動

展開したファイルのうち、拡張子がvmxとなっているファイルをVMware Playerで開きます。

初回起動時のみ、言語、タイムゾーン、およびユーザーアカウントを設定するダイアログが表示されます。画面の指示に従って選択・入力します。

ログイン画面が表示されたら、設定したユーザーアカウントでログインします。

パッケージのアップデートと追加

ログイン後、まずは以下のコマンドでパッケージのアップデートを行います。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

なお、配布するzipファイルのサイズを小さくするため、仮想マシンにはOpenOffice.orgやEvolutionなどのアプリケーションが入っていません。基本的なアプリケーションをまとめて追加するには、以下のコマンドを実行します。

sudo apt-get install ubuntu-desktop ubuntu-desktop-ja



ネットワークに接続できなくなった場合の対処法

仮想マシン内のカーネルが更新されると、次回起動時からネットワークに接続できなくなることがあります。そのような場合、次の手順で改善することができます。

  1. カーネルモジュールを作成しなおすため、以下のコマンドを実行する。
    sudo vmware-config-tools.pl
  2. 作りなおしたモジュールを有効にし、ネットワークインターフェースの再設定を行うため、以下のコマンドを実行する。
    sudo -s
    /etc/init.d/networking stop
    rmmod pcnet32
    rmmod vmxnet
    depmod -a
    modprobe vmxnet
    /etc/init.d/networking start



仮想マシンのRAM容量設定

初期状態では、仮想マシンが256MBytesのRAMを利用するよう設定されています。これをカスタマイズするには、vmxファイルをエディタなどで開き次の行を編集します。

memsize = "256"