ディサベルが送る「萌えハニ学園アドベンチャー」再び。

「より身近な普通の学生」の視点で描かれる『すくぅ〜る・らぶっ！』アナザーストーリーとなる本作は、天才芸術家だった前作主人公とは対照的に「平凡」な少年（少し特殊な能力つき）が主人公。
前作『すくぅ〜る・らぶっ！』と同じ舞台、同じ時間軸でストーリーが展開していき、前作主人公がやりたいことを探している真っ最中、学園の別のクラスでは…というお話が楽しめる。前作キャラクター総登場はもちろんのこと、PS2版で登場したキャラクターも登場。前作では語られなかった学園恋愛物語が紡ぎだされる！

「すくぅ〜る・らぶっ！」の主人公「高翔 璃遠」が自分の将来やりたいことを見つけに一ヶ月という期限付きで紅葉学園にやってきた、あの夏。
同じ時、一ヶ月という期限を課せられたもう一人の青年がいた。
それが今作の主人公「阿倍 晴（あべ はる）」である。　彼には、他人には言えない秘密があった。
彼の家系の男には、不思議な『力』が宿り、その『力』が彼にも宿っているのだ。いわゆる超能力者。しかし、その能力には欠点があった。――『副作用』の存在である。
この『力』の『副作用』は大きく、脳に大きな負担がかかるという大きな欠陥を持っていた。例えば、軽い物を動かしただけで頭痛。重い物を動かすと気絶して、ぶっ倒れる（情けない…）。あり得ないくらい重い物を動かすと何日か昏睡に陥るというものである。
本人曰く「鉛筆一本動かすのに、死ぬほどの頭痛を我慢するよりは、手で運んだ方が早い。」

そんな彼に突然転機が訪れる。　ある日、とっさに軽く『力』を使ったところ、ありえないくらい大きな『副作用』が彼を襲ったのである。
時を同じくして、仕事で留守がちな主人公の父親が半年ぶりに帰宅。父の『力』の一つである占いで主人公の運命がこの一ヶ月の間に大きな変動があると出たという。この後、一ヶ月の間に主人公の秘密である『力』の存在を「本当に信頼できるパートナー」に知ってもらわないと『力』の『副作用』が強まり、下手をすれば死に至るとの父の言葉。

一ヶ月という長いようで短い期間、彼を待ち受けている物語はどのようなものなのでしょう？
平凡でちょっと非凡な主人公が織りなす、「すくぅ〜る・らぶっ！」の続編。
――語られていない物語はまだ存在する。　「萌えハニ学園アドベンチャー」再び。

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【収録内容】
●オリジナル　サウンドドラマ
　ヒロインたちが本編とは違った一面を見せるエピソード
●豪華執筆陣による壁紙集
　相河大誠氏、bomi氏、天之有氏など、豪華執筆陣による壁紙集
●デジタル設定資料集
　影線原稿やラフ・クリンナップイラストなど通常は見られないレアな画像が満載
●出演声優陣によるシステムボイス・アナザーバージョン
　本編DVDに収録されたシステムボイスとは異なったシステムボイス集を収録
●アーベルブランド・ゲームタイトルのデジタルコンテンツなど多数

彩吹　美沙緒（あやぶき　みさお）　CV：草柳順子

紅葉学園2年生。主人公のクラスメイト。メガネっ娘。勉強のよくできる優等生タイプであり、物静かな女の子。
メガネを外し私服に着替えると、ボーカル「MISAO」としてライブハウスでシャウトしているという二面性を持っている。
将来はミュージシャンとしてやっていきたいのだが、親と教師には進学を勧められ、その狭間で密かに葛藤している。
同じ「地味キャラ」ということで主人公とはなぜか気が合い、教室ではよく話す仲。
美沙緒の二面性を知った主人公は秘密を黙っていることを条件にライブハウスで彼女の歌を聞き、その才能に感動する。

「君ならわかってくれるかな？」

茅島　この美（かやしま　このみ）　CV：金田まひる

紅葉学園1年生。紅葉学園から遠く離れた土地から通っている後輩。家は民宿を経営している。
運動神経は良い方であり、所属しているバスケ部では1年生であるのにレギュラー候補である。
交通事故に遭いかけたとき、間一髪のところで主人公に助けてもらい、主人公に一目惚れする。


「一目惚れなんです、センパイ」

小松原　亜衣理（こまつばら　あいり）　CV：長崎みなみ

前作主人公の担任。今作主人公の隣のクラスの担任。コンピュータ・グラフィック・クラブ（通称グラクラ）の顧問。
極めてざっくばらんな性格だが、わけ隔てなく接する教育方針からか、学生からは男女を問わず人気が高い。
人気の高さなど少しも気にかけておらず、放任主義を貫きながら、上司の苦言を聞き流し学生からの告白を退ける毎日。
男まさりな口調、鼻っ柱も思いっきり強いが、内面には女の子のような弱さも抱えており、時には落ち込むことも…。
目標はグラクラが単独で予算を勝ち取ること。

「さあ、グラクラに入部してみないかね？」

舞城　樹里（まいしろ　じゅり）　CV：高槻つばさ

普通自動車免許所持。
通常、在学中の免許取得は認められないのだが、家業が自動車修理工場なので学園の許可を受けている。
将来はレーサーになりたいと思っているが、なかなか周囲の人に言い出せない。

「いいかい、この車のスゴイところはね」

杉原　心音（すぎはら　ここね）　CV：青山ゆかり

主人公と同じクラス。
優等生。ただし、詰めが甘い。詰めの甘さをフォローするのが主人公の役割。
幼なじみの関係。お隣さん。窓越しにいつでも会話。

「まったく、しっかりしなさいよ！」

本多　昴（ほんだ　すばる）　CV：杉原茉莉

樹里の友人で、アルバイトの傍ら峠で走り屋をしている。
両親もそんな娘を咎めるどころか積極的に応援する重度のモーターレース好き。
女性とは思えないほどアグレッシブな攻め方をするため、地元では「スクリューボール」と呼ばれ恐れられているらしい。
誰もがうらやむ巨乳の持ち主で、服装にもあまり気を使わないが、実際はまだ処女で男性経験もゼロ。しかし年下好き。

上田　真衣（うえだ　まい）　CV：山内花梨

紅葉学園三年生。紅葉学園バスケ部を創設した功労者。
しかし今のところ交流試合での成績は芳しくない。運動神経は抜群で、水泳も陸上競技もこなす。
「できないのは空を飛ぶ事だけ」などと囁かれている。口癖は「ガッツが足りない！」「根性見せろ！」
あまりに熱い（暑苦しい？）性格のため、美人にもかかわらず今まで男性経験はゼロ。
むしろ恋愛関係はスポーツの敵だと思い込んでいる節すらある。
運動神経は抜群だが学業の方は低空飛行気味らしい。

阿倍　明日香（あべ　あすか）　CV：東かりん

主人公の1こ下の妹。紅葉学園1年生。超ブラコンな妹。
特技は兄自慢。たとえ相手が嫌がろうが自分の兄を自慢しまくる。
お隣さんである心音を「心音お姉ちゃん」と呼び、家族同然の付き合いをしている。
亜衣理が顧問を務めるCGクラブ、通称グラクラに所属している。亜衣理曰く「期待の大型新人」。
晴が『力』を使用し、副作用で倒れるのを止めたいのが本音であるが、兄の性格上、止められないのを理解している。

藤原　美空（ふじわら　みく）　CV：香澄りょう

主人公晴の友人（悪友）である藤原大地の妹。
兄のように体格に恵まれているわけではなく、外見は似ていない。似ている点は、はっきりとした言動をする点。
やや頼りにならない兄を支えるしっかりもの。「お兄ちゃんは私がいないとだめなんだから。」が口癖。
ややブラコン気味だが、兄みたいなマッチョはタイプじゃない。どこかに儚さを感じる守ってあげたい属性。
この美、明日香とは同じクラスであり友人関係にある。やや、体が悪いらしい。

【主人公】
阿倍　晴（あべ　はる）　

紅葉学園2年生。前作主人公とは異なり、何かに秀でているという能力がない。
特徴の無いのが特徴と周囲から言われている。性格は、普段はわりとのんびりとしている。
自称「平穏を愛する男」。しかし、いざというときには、必要以上に頑張る「隠れ熱血系」。
前作主人公とは違い、ひねくれていない性格。信念「約束をやぶらない。」
家族構成は、父母妹の4人家族。母は海外で仕事（実はすごい母親）。親子の仲は良好。
家事は妹及び幼なじみが担当。